★16.《ネタバレ》 熱演するパチーノに引き込まれました。正義を貫くということで「セルピコ」に通じるものがありましたね。黒人のゲイが自殺してしまったのは可哀想でした。ヘリに乗って子供のようにわめいてるパチーノが良かった。なかなかあのようなパチーノを見ることは出来ないです。 【ギニュー】さん 7点(2005-02-06 23:37:49) |
15.自分的には魅力的なキャラクターが揃っているものの、なんかどうもスッキリしないのでこの点数です。ストーリーが意外に単純だったせいか、はたまたゲイの黒人の悲しい事件の後にヘリのエピソードに急に変わるあたりが馴染めなかったのか・・。いずれにしても、この点数が限界です。あ。マニアックだけど、『ダイ・ハード3』のマクレーン刑事の上司役の人が出てますね。 |
14.ジャスティス!アル・パチーノにはふさわしくない言葉。マフィア映画で根付いたキャラクターはこういう真面目な役をやった時、足枷となってしまう。 【モチキチ】さん 4点(2004-10-03 03:55:19) |
13.交換条件で判事の弁護を引き受けるわけだが(この時点で清濁併せ呑む人物と思える)、材料が無くなっので弁護を降りたとも受け取れ(純粋な正義感と言えるのか?)、交換条件の囚人が射殺されずに生き残っていたら果たしてどうなっていたのか?が気になる。ちょっとセルピコに似ているが、腑に落ちない部分が残る。 |
12.《ネタバレ》 私は性悪説である。本作でアル・パチーノ演じる弁護士アーサーは、基本的に性善説に立ち、金にもならない人々の弁護に奔走しているわけだが、彼は何を求めていたのだろうか? 原題からすると、”真実の追究”より”社会的正義の妥当性”を求めているようにも感じる。もちろん両者が一致することもあるだろうが、現実の裁判でもどちらを優先するかという命題は重要だ。本作でもそのテーマをいくつかのエピソードに交えて訴えている。事務的な裁判制度に対する皮肉も込められ、なかなか秀逸な脚本だ。たとえば同僚のジェイが弁護した少年のエピソード。これは「少年の性悪説的真実」と「妥当性」との葛藤の結果が悪い方に出てしまった例だし、女装の黒人アギーのエピソードでは、黒人に対する偏見や裁判制度の非人道的面を訴えかけている(この件の結末は悲しいねえ)。もちろん映画の本筋であるフレミング判事の件では、真実と妥当性が一致した結果が出てくるわけだが、アーサーはこのとき、依頼人である判事よりも被害者女性の真実を優先させたわけである。クライマックスの熱弁を振るうシーンは、皆さんお書きの通り、溜飲が下がる思いである。ところで、映画のキャストを観ていると、なかなか凝っているね。窓の外で食事をしたり、法廷で銃をぶっ放す変わり者のレイフォード判事(ジャック・ウォーデン)は「十二人の怒れる男」で野球に行きたがっていた第7番陪審員だし、ジェイ(ジェフリー・タンバー)はTVシリーズ「ヒルストリート・ブルース」で判事役をやっている。出世がどうのこうのと罵られたバロウズ検事(クレイグ・T・ネルソン)は「ポルターガイスト」シリーズで有名だが、その後の作品で、軍人役や上院議員(エドワード・ケネディの役もあった!)などでちゃんと”出世”している(笑)。それにしても(←口癖(笑))時代の差を感じるのは、エロジジイ(ドミニク・チアネーズの好演!)が冒頭の交通事故シーンで自動車電話をかけていたところ!(今ならみんな携帯電話持ってるもんなあ) 彼のやったカール役は要所要所で重要なポイントだからお見逃しなく(微笑)。ところで、私は「そのうちジェイは死ぬだろうな」と思って観ていたが(←ちょっと最近のアメリカ映画に毒されてるね(苦笑))、アーサーが「彼は立ち直るよ」と言っていたのが正しかったようだねえ。ズラには笑ったよ(蛇足ながら彼は今禿げてる)。 【オオカミ】さん 8点(2004-05-22 13:06:49) |
11.《ネタバレ》 ラスト、キレてしまった主人公を見て、これじゃ彼がキチガイ扱いされてかえって罪を犯した判事に有利な判決が出ちゃうんじゃないかと心配になりました。結局有罪になったみたいだけど・・・あれで良かったのか?(汗)でも後味は悪くないし扱っている内容自体が重い割にユーモアも含まれていて、テンポ良く話が展開するので見やすかったのは良い印象でした。人間魚雷みたいなアーサー(アル・パチーノ)を始めとして、登場人物にも個性と魅力があります。 【しぎこ】さん 7点(2004-05-17 16:55:58) |
10.《ネタバレ》 法廷物はずっと同じ場所で話が進むので単調かなーと思ってたけど、最後のシーンは凄いですね。悩んだ末判事を弁護していたパチーノがだんだん涙目になって、最後に涙をこぼしながら叫ぶところは拍手です。言うまでも無いだろうけど、凄かったのでやはり。単純なストーリーだと言われるかもしれないけれど、でも正義が行われるのが本来の形だと思う。 【パレロコ】さん 6点(2004-02-17 23:45:02) |
9.アルパチーノがでてる割には重みがない。 代わりに爽快感がありストーリーは単純。 単純な割にはつまらないとは感じない。 これがアルパチーノじゃなく他の味のない俳優 を使ったら駄作に終わっただろう。 【+ЯФФК+】さん 7点(2004-01-10 13:56:09) |
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8.ん~?もう一度みてみようかなあ・・・見直しました。最高です。パチーノは当然だが、二人の判事の演技が素晴らしい。ラストはスカッとしました。5点から9点に変更します。 |
7.アルパチーノは演技過剰なところがあると思うけど、これはそれがすごくいい味を出してると思います。いや~クライマックスでは胸が熱くなったな~。ちょっと、崩れた弁護士が体現するアメリカの良心。地味な映画だけど、僕は大好きです。 【ひろみつ】さん 9点(2003-10-31 02:11:09) |
6.アルパチーノはこうでなくては!と思います。筋書きは単純。でもこれこそジャスティスです。 【みんみん】さん 8点(2003-04-05 20:46:09) |
5.これだけやってオスカーを獲得できなかったA・パチーノが可哀相なくらい大熱演。基本的にこの映画は脚本とパチーノの芝居だけで見せ続けると言っても過言ではなく、ノーマン・ジュイソン監督の演出も少し大袈裟な気がしてストーリーに乗れなかった。とは言え、積もり積もったフラストレーションを一気に発散させたかのようなラストシーンは、こちらとしてもずっと胸の中でムズムズしてたものを取っ払ってくれたような爽快感があり、作り手の狙いは的を得ている。ジャスティス[=正義]の観念の盲点を鋭くえぐった、なかなかの力作サスペンス。 【チャーリー】さん 8点(2002-04-02 19:24:05) |
4.私も法関係の話はあまり好きじゃーないのですが、これは気に入りました。70年、80年って感じがグットきました。 【yozi】さん 8点(2002-03-31 19:50:43) |
3.この映画のアル・パチーノはあんなりかっこよくないなぁ、、、メガネも似合ってないしね、、、弁護士の話ってどうも好かん、、 【あろえりーな】さん 3点(2002-03-12 11:43:01) |
2.《ネタバレ》 「今日、検事側は、被告を有罪に出来ません。そう、私が有罪にする!被告ヘンリー(中略)は、即刻刑務所に入れられるべきケダモノだ!有罪だ!こんな野郎が釈放されたら、我が国の裁判制度は、どっか間違ってるって事になるぜ~!有罪だ!有罪!」と、もうラストでは、溜まりに溜まった怒りを爆発させたアル・パチーノが、最高でした。裁判物ではありますが、ストーリーは単純で、私は、好きです。結局、裁判どころではなくなりますが、被告は有罪になり、ストレス発散にいい映画だと思います。結末がわかっていても面白い作品ですね。 |
1.本当は10点にしたいんだけど、断腸の思いで9点。 |