76.予備知識がなかったから、よく分からなかった。 |
75.出来事を追うので精一杯の映画。アリを知らない人は展開について行けず、アリを知っている人には物足りない。そんな気がします。僕は後者。個人的にはアリ本人が主演している分だけ、「アリ ザ・グレーテスト」の方が好きです。 【flyhigh】さん 4点(2005-02-13 22:44:39) |
★74.熱いドラマでした。マイケル・マンの描く男のドラマは好きですね。ウィル・スミスの肉体が凄かった! 【ギニュー】さん 7点(2005-01-24 21:04:06) |
73.アリ側からの一方的過ぎる描き方はあまり頂けません。対戦者達があまりにも可哀想。それと、映像のつながりの悪さと中弛みも気になりました。 【クロ】さん 3点(2005-01-06 10:17:52) |
72.映画として面白いかと問われれば、それほど面白くはないと答えるだろう。 さすがにロッキーのような面白さはないだろう、現実のボクサーのありのまま姿を追い求めたものだから。 ただ、映画の質は高かったと思う。 つまらないと言っている人、同様楽しめない理由としては、アリのことをよくは分かっていないので、その辺の背景や宗教、徴兵制を含めたボクサーアリの知識を知っている人は楽しめたと思う。 そして2時間30分は観る者には長いようでも、アリの人生を語るには短すぎた。 本来なら10時間位かけてやるべき内容をこの短い時間に詰め込みすぎた感は否定できない。 それでも「民衆の王者」として人から愛され、自らは人が望む姿を追わずに自分の生き様を貫いた男としての生き方には感銘を受けた。 徴兵訴訟中の戦いたくても戦えない苛立ちやもどかしさのようなものも充分伝わってきた。 自信満々に語っているのは、他人を言い聞かせるのと同時に自分にも言い聞かせているような感じも受けた。 ジェイミーフォックスやジョンボイトの脇役も光り、アリとの関係もなかなか良かったと思われるがもう少し掘り下げても良い感じがする、特にフォックスとの関係は。 女性関係の甘さなどは描かれてはいたが、人間らしい弱さも少し加味できれば人間としてアリがもう少し近くに感じられたかもしれない。 |
71.ウィル・スミスの映画に終わらず、マイケル・マン節全開の仕上がりだったのがうれしい限りです。実はこれ、当初はバリー・ソネンフェルドが監督する予定だったとか。でもでも男のドラマはやっぱりマイケル・マンですよ。マンって苗字の時点で男らしいじゃないですか。冒頭30分のかっこよさはもう完璧でした。記者会見でチャンピオンを挑発しまくる若きアリ。この時点でアリの人格の約7割は表現できたと私は見なします。そして試合前の緊迫感溢れる静からリングの動への転換は、まさにマンの真骨頂。チャンピオンを鮮やかに倒すファイト、そして大番狂わせに沸き上がる観衆。カットを細かく割れば勢いが出ると信じてる最近の監督はもうダメダメですね。こんな風に流れで見せるファイトこそが真のアクションなんです。冴えわたるボディブローカメラ(私の命名)、編集と音楽の完全なる一致にはエモーションを刺激されまくりです。スポーツ映画としてはこれ以上ないほど素晴らしい名シーンでした。そしてその後の展開はスポーツ映画というより伝記映画へと入っていきますが、日本人にはあまりピンと来ないのが残念でした。アリをあまり知らない私にはちょいとキツイ部分もいくつかありました。ま、日本で長嶋茂雄やアントニオ猪木の映画を作る場合、やっぱり彼ら自身やその生きた社会(まだ死んでません!)を知ってることを前提として作られるでしょうから、これは仕方のないことですけど。そんな中でもグっときたのは、レポーターのハワード・コーセルとアリの友情でした。2人は本当に信頼し合っている間柄でありながら、仕事の場では決して馴れ合わず、お互いに辛辣なことを言い合うんですね。これぞプロの姿であり、頑丈な男の友情を見せつけられましたね。「インサイダー」よりも熱かったです。やたら評価が低いようですが、私は普段のマイケル・マン作品に劣る出来だとは思いませんでした。 【ザ・チャンバラ】さん 8点(2004-10-04 00:49:47) |
70.とても、静かな映画だと思いました。 アリの暴言は、それは、なかなかのもの。BGMも、激しい。 それでも、とても、静かな映画だと思いました。 饒舌じゃない。 主人公のアリの描き方が、少し離れたところから撮っているような、印象を受けました。 アリがどう思い、どう感じ、どう考えてるということは、一切説明しない。 映画が饒舌じゃない。 言葉で表すかわりに、主人公の視点で、観客にさまざまな情景を見せる。 そして、言葉で説明するかわりに、彼の、目を映す。 いろいろ説明されるのに食傷している私には、この描写の仕方は、とても心地よいものでした。 そして、そのせいか、女性関係だらしなくて、挑発的なアリが、とても、真摯な人のように思えてしまいました。 【mogu】さん 8点(2004-09-30 01:48:06) |
|
68.マイケル・マン監督の映画に出てくる「男たち」は、常に寡黙でありながら雄弁で、饒舌でありながら静謐だ。何ものかに挑む時、彼らは黙々と行動する。ただ黙って闘い、殺し、愛し、勝利し、敗北し、死んでいくのだ。命を賭けるものがあるなら、「男たち」は迷うことなく“死”へと突き進む。安っぽいヒロイズムや、無鉄砲さとはあくまで無縁の、「運命に挑み、その結果を受け入れる者」としての孤高と諦観を漂わせて。 アリもまた、そんな“マイケル・マン的「男たち」”のひとりとして、マンの世界(マン・ダム!)に召還された。この、蝶のように舞い蜂のように刺す天才ボクサーは、一方で「ほら吹きクレイ」と呼ばれるほど挑発的な言動を繰り返す。試合前のインタビューで、試合中も相手ボクサーに対して、“暴言”を吐き続けるアリ。そこに、黒人である彼の、アメリカの白人社会へのレジスタンスが込められていることは、間違いない(そんなアリの最大の理解者が、白人のスポーツキャスターであったこと。それもまた、アメリカの一面であることを示すあたりの心憎さ!)。が、この映画は、そんな「社会派」風の、あるいは「ヒューマン・ドラマ」風の側面以上に、アリというひたすら饒舌な男のなかにある“寡黙さ”を、ほとんどそれだけを映し出そうとした。ボクシングと言葉によって「アメリカ」に闘いを挑み続けた男の、内なるストイシズム。そこにこそ彼の、真の偉大さがあったのだと。 だからこの映画が、ボクシングを描きながらどこまでも「静か」なのは当然だろう。これはボクサーたちの闘いを通じて、さらには、ひとりの黒人青年によるアメリカへの闘いを通じて、自らの「運命」と対峙し続けた偉大な魂の記録なのだから。そして、偉大な魂とは、常に孤独で、寡黙で、静謐なものなのだ。 繰り返そう。マイケル・マンの映画の「男たち」は、たとえどんなに“反社会的(アウトサイダー)”であろうとも、孤高を生きる者たちだ。本作もまた、そんなマンならではの世界観が昇華された、偉大な映画だとぼくは信じて疑わない。…皆さんの評価があまりにも低いこともあるので、あえて満点を献上する次第です。 【やましんの巻】さん 10点(2004-09-15 13:27:53) (良:1票) |
67.ちょっと途中でだれてしまった。ウィル・スミスを始めとして役者は頑張っていると思うが、要の物語がいまいち。見終わった後、何も心に残るものはなかった。 【ポンクー】さん 4点(2004-09-10 19:39:51) |
|
66.悪い映画ではないのだけれど、わざわざ映画にしなくてもドキュメンタリーフィルムでつないだほうが面白そう。 【かじちゃんパパ】さん 5点(2004-09-10 12:59:59) |
【ムート】さん 6点(2004-08-15 18:18:01) |
|
63.ウィルスミスはメチャ頑張ってたと思います。ちょっとした表情とか、動作とかよく研究してますね。もちろんアリじゃないですが(笑)映画はドキュメンタリーを観てるようでした。意識して作ったんでしょうか?娯楽性に乏しく、淡々と進んでいくストーリー。スゴくドラマチックな人生を送った人なのに、映画でそれが伝わらないのは残念です。脚色して作るのもダメだし、この映画のようにマジメに作るのもダメ…ノンフィクションってホントに作るのが難しいですね 【カフカ】さん 5点(2004-06-19 00:15:15) |
62.ウィル・スミスがアリに見えない。なんとなく弱々しい。終了! 【T橋.COM】さん 3点(2004-05-28 06:53:26) |
61.キンシャサの奇跡がメインの今作に続き、次回作のメイン、ウィル・スミスVS春一番の対決が今から楽しみです。 【永遠】さん 5点(2004-04-04 09:58:26) |
60.ウィル・スミスもジョン・ボイトもマリオ・ヴァン・ピープルズ(マルコムX)もいい演技してると思うんだけどなあ。特に、マルコムXは、デンゼル・ワシントン版よりもこっちのほうが好き。ドラマチックなはずのモハメド・アリの半生が、抑揚のない、ダレダレな展開になってしまったのは、やはり脚本と演出の問題か・・。 【ころりさん】さん 5点(2004-03-29 22:16:49) |
59.淡々と進んでいく感じがしてどうも盛り上がりに欠けました。クライマックスだけはとてもいいようには感じました。 【アルテマ温泉】さん 4点(2004-03-17 13:38:00) |
58.はじめの一歩好きなので参考にみたけれど・・・いかんせん盛り上がりに欠けるような・・・ビッグマウスだったっていうのも知ってたけど・・・ウィル・スミス、がんばって役作りしたんだけどね 【ヴァッハ】さん [DVD(字幕)] 3点(2004-03-07 00:51:42) |
57.退屈で全くもってり上がりに欠ける。ずっと陰鬱なムード。歯切れの良いアリの陽性がまったく描けていない。最初からアルツハイマーでロクに喋れなくなった老後のアリが出ているような感じ。アリのドキュメンタリー映像を見た方が1000倍面白いだろう。脚色無しでもアリ自体がエンターテイメントの固まりのようなカリスマ的存在だったわけで、それと比較するのも確かに酷かもしれないが、それにしたって酷すぎだ。 |