【アキラ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-25 23:39:28) |
47.傲慢男とその家族の再生を描いたハッピーエンドな話なのですけど、死ぬか生きるかの目にあい、記憶まで無くさなきゃ人間変われないものだとしたら、なんかチカラが抜けるというかやりきれなくなっちまいますね。なぜかこだわっていた「リッツ」がクラッカーのことじゃなくて、浮気の場所だったホテルの名前だったっていうのがちょっとムカついたかな。奥さんも浮気してたわけだけど、旦那があんな状態になっても逃げ出さなかったということは愛は冷めてなかったんでしょうね。アネット・ベニングがいい感じでした。怪我の功名、雨降って地固まるというところですね、それにしては大きすぎる犠牲だったけど。今日までは無事に生きてこられても明日はどうなるかわからない、イザというときのためにやっぱり蓄えは必要だとも感じた。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-05 23:38:31) |
46.感動しました。仕事をすることについて考えさせられました。よく新聞でも、談合や賄賂など、自分の仕事が原因で逮捕されたりする人の記事をみます。あそこまで出世したのに捕まるとは、なんてバカなやつ!と思って、いつもニュースを見ています。ヘンリーは、記憶を失って初めて、自分がやっていた仕事の闇の部分を知り、いかに嫌な人間であったかに打ちのめされます。娘は、祖父から聞いた父ヘンリーの少年時代のエピソードから、父が勤勉だからダメだったと言っています。本当は良い人間だったろうに。僕自身も弁護士が一般的に立派な職業であるとは思っていますが、本当の自分を失ってまで、尊敬できる仕事をしてきたのか?というヘンリーの後悔を目の当たりにすると、立派な職業の尺度って、なんなんだろなと思ってしまいます。仕事をとるか家族をとるかという図式ではなく、これまでの人生を振り返り、結果として、家族への時間を取り戻す決断をしたヘンリーに、大変、感動しました。 |
45.「責任」「責任」「責任」と言われ続けて育ってきた娘は、何て神経の細い、存在感の薄い、びくびく怯える子供に見えたことか。「僕もだよ」と言って、娘を安心させるためにハリソンが自分のジュースをこぼすシーンは最高! この映画のすごいところは、1人の人間に2つの人生を重複させ、負傷前に一度もバックすることなく、現時点の演技のみでそれを表現させていること。回復したハリソンに周囲の人々が戸惑うだけで、彼が以前はどれほどエゴイスティックな仕事人間だったかよくわかるというもの。手紙の色を使った伏線、リッツの絵、ふぐの話。脚本の中に、重要なアイテムがほどよく散りばめられており、決してフィルムを巻き戻さず、現時点のストーリー展開が基本という姿勢が、とても硬派だと思った。リハビリ効果が恐ろしくスピーディなどリアリティに欠ける部分はあっても、それが何だと思えるくらい描かれている家族愛が素晴らしい。アメリカで心が通わず冷え切った家庭が増えているのは、「アメリカン・ビューティ」(これにもアネットが出演)でもよく知られるところ。「心の旅」はそうした家庭にとってはおとぎ噺であり、切ない希望なのだろう。 【tony】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-04-03 00:07:01) |
44.《ネタバレ》 ハッピーエンドのお話で素直によかったなあと観終わった後に思いました。仕事人間の主人公が、事故をきっかけに何が自分にとって大事かを発見してゆく、ありがちな話ですが、それだけに逆に安心して観れました。無難な作品だと思います。 【ぽじっこ】さん 7点(2005-01-10 18:21:47) |
43.あんな簡単に回復されると思われちゃあリハビリやる人も大変だなあ。リハビリ神話って、日本だけじゃないのか。◆最初の性格の方が、愛すべき人間だった。どうやって、生活するんだろ、この一家。 【みんな嫌い】さん 5点(2004-05-25 11:41:17) |
★42.悪くはないんだけど…少しハリソンがやることにイマイチ感情移入出来なかった!!もっと地味な俳優がやればそれなりに思えたかも…話し的に もう少し随所にキーワード的なものが欲しかった…少し退屈にも思えた!いい話しですけど |
41.何を見ても、ヒーローとしてのハリソンがちっともいいとは思えない私は、こういう人間くさい役とストーリーのほうが好き。妻役にアネット・ベニングを配したことが成功して、なかなか味わい深い作品になっていると思います。これがマイク・ニコルズ作品と改めて認識して、ちょっとびっくり。こんなに素直な作風の映画も撮ったんですねえ。 【おばちゃん】さん 7点(2004-05-21 22:06:13) |
40.《ネタバレ》 リハビリの進行過程をこれで良しとするかは個人差だろう。自分は音がないのが気になった。効果音も足りない気がすると共に、まったくないのではないが例えば「卒業」「イルカの日」などを手がけたニコルズの気に染む音楽が出来なかったのか?この手の話の内容では音楽などがうまくいけばかなりの効果があったような気がしてならない。 |
39.リハビリの過程とか、家族関係の改善とか、物事そう上手く行くもんかね・・・と、やや捻くれた目線で観つつも、終ってみると実にハートウォーミングな映画だったなあ・・・と素直に感動してしまった。 【Fuzz】さん 7点(2004-03-08 18:11:07) |
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38.なかなか良く出来た映画だと思うけどそれ以上の感動は無かったと思う。(映画館) 【zero828】さん 6点(2004-03-04 21:43:14) |
37.《ネタバレ》 ハリソン・フォード扮する主人公が、事件後初めて口にするあの言葉を、見たり聞いたり(もちろん両方の意味で)する度に、この映画を思い出します。アネット・ベニングを初めて観たのもこの映画でした。この女優、おすぎさんは嫌いなようですけど、私は好きです。ラストの場面で、彼女が泣くと、私も一緒に泣いてしまいます。なぜか、感情がストレートに伝わってくるんです。 この作品特に傑作というわけでもないし、ひとつ欠点があるんです。彼女はなんで昔の彼氏のラブレターなんて残してあるんですか。少しわざとらしい演出ですよね。それでも、個人的にとても好きな映画。最近DVDも出ましたから、これからも何度も観ることになるでしょう。 【とらおとめ】さん 9点(2004-02-15 22:23:23) (良:1票) |
36.素直に面白かったと言える作品でした。 ハリソンふんする弁護士もきっと子供の頃は事件後の様な純粋な心を持っていたのだと思うと、年をとる事、大人になることの意味を考えさせられます。 やっぱり家族は大事にしなきゃね。 【ちょび】さん 8点(2004-02-09 15:36:02) |
35.それまでの地位や名誉を失った時、どれだけの人間が自分の側にいてくれるか?利害抜きで付き合ってくれる人がどれだけいるか?この映画だけの問題ではないと思う。例えばの話、定年退職後、会社から離れた自分をそれでも慕って家に来てくれる部下はいるか?腹を割って付き合っていける同僚はいるか?そして仕事人間だった自分がいざ家に戻った時、それまで無下にしていた家族は暖かく迎えてくれるか?砂上の楼閣に奢る者の末路は切ないもんです。やっぱマイホームパパが最高ですよ。ちなみにこの作品の脚本家、若かったです。執筆当時は大学生だったとか。 【ひのと】さん 5点(2003-12-31 20:14:31) |
34.懐かしい…。ハリソン好きの親と見た覚えがあります。なかなか感動した映画でした。 【あしたかこ】さん 7点(2003-12-19 13:06:46) |
【虎尾】さん 8点(2003-12-12 23:04:13) |
32.ハリソン・フォードって、ふっと力を抜いた時に、ただの呆けたおっさんに見える事があります。特にインタビューに答えている時なんか。なのでこの映画のハリソンって、素に近いんじゃないか、なんて思ってしまったり。本当の幸せってなんだろう?って映画なのですが、結末に至って、それで本当に幸せなの?って聞き返したくなるような物語。デートムービーの安全牌だと思って選んだ映画は、大抵において失敗するという教訓を私に残してくれた映画でもあります。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 5点(2003-12-03 14:56:34) |
31.みなさんのレビューを読んでいるとなかなか好評ですねぇ。でも、なぜか全くシーンが思い出せないんだよなぁ、これは。元々あまりハリソンが好きではないこともあるのだが、こういった人間ドラマをやるほどの演技力はないと当時感じたように思う。スターとしての輝きのある人なのだから、それを殺す必要もないと思うのだが・・・。(ファンのみなさん、すみません) 【恭人】さん 5点(2003-11-26 16:39:57) |
30.ハリソン・フォードが記憶が戻っていく過程の中の一つ一つのイベントが、単に家族愛こそという話をより惹きつける。彼を囲う嫁も娘も犬も介護士も良かった。ラストシーンはどうしても犬に目が行ってしまう。いい話だった。 【スルフィスタ】さん 8点(2003-11-21 15:42:33) |
29.これは、受傷からの立ち直りの記録でもなければ、家族の交流をテーマにしたものでもありません。1人の人生における「喪失」と「再生」の表現に挑戦した作品なのです。それに気付いたときに、この映画が一気に輝いて見えました。突っ込みが甘い部分とか、駆け足の部分もなくはないのですが、少なくとも、無駄な場面、無駄な台詞はほとんどありません。伏線が全部裏返るラスト15分にもぞくぞくしました。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 8点(2003-10-18 03:36:58) |