86.全体を通して、白い雪が印象的だった。ブルース・ウィリスに似すぎなピーター・ストーメアのアブない感じがいい。ストーリー的にはそれほどでも、という感じ。 |
85.なんとも不思議な・・・。こういうタイプの、地味でストーリーにもキャストにも雰囲気にも華のない作品は明らかに苦手なんですけど、予想外に面白味を感じました。ブシェミのラストにはさすがにハッとしてしまいました。あの場面はリアルじゃなくて滑稽に見えたから助かった。身重の女性警官と、芸術家のハゲた旦那さんも好感が持てた。6.5くらいでしょうか。 【るいるい】さん 6点(2003-11-22 12:20:07) |
★84.期待しすぎた。期待してなけりゃ絶対面白かった… |
83.ブシェミが粉々に~!!あのシーンは衝撃でした。なんとも言えないキャラのオンパレードで、あの田舎町の雪の世界に妙にマッチして、とても楽しめた映画でしたね。婦人警官の旦那、良い味だしてます。 【カズレー】さん 9点(2003-11-11 18:05:16) |
82.雪、雪、雪、とにかく画面いっぱい真っ白になるくらいの雪のせいで、字幕(白い字)が見にくい! その白い世界が赤く染まっていくところが必見。ちなみにこの映画は、ノース・ダコタ州ファーゴが舞台になっているが、このダコタ州は、日本の約半分の国土を待ちながら、人口は65万人にしかいない! それなのに、牛が200万頭もいるらしい!! アメリカやねぇ~。 【花守湖】さん 8点(2003-11-01 13:52:17) |
81.この映画を観ていて思ったんですが、ブシェーミって我が家の旦那にそっくりなのね・・・びっくりです(日本人ですが)。情けない役が妙にハマっていて最高!旦那も固まってました。 【きすけ】さん 7点(2003-10-31 20:55:04) (笑:5票) |
80.話の本筋ではない、脇を固めたキャラクターたちの存在が面白い。はじめに「事実に忠実に再現した」とキャプションが付いているが、このキャラクターたちまではどうだったのか?頭が少しイカてしまった東洋系の学友、2人と夜を共にした、いかにもな田舎娘、必要なカットだとは思えないレジを打つ娘の存在など、演出と構成の妙が光る。そしてフランシス・マクドーマンド。上手いね、実に上手い。これほど自然体で演じながら、しかし確かに存在感を見る者に残せるというのは、ただものじゃない。事件の残酷さ、悲惨さへの感想は横においておくとして、いち映画として見た場合のこのリズム感、淡々としていても飽きさせないで最後まで見させてしまう手法は、単純に言ってスゴイ。誰にも出来そうな錯覚を抱くが、なかなかどうして難しいものだと思う。 【給食係】さん 8点(2003-10-31 00:24:03) |
79.コーエンブラザーズ独特のブラックなユーモアは効いているが、ストーリーにはあまりインパクトがなく、淡白な印象のまま終わってしまった。個人的には作風のシニカルさを受け入れられなかったのかもしれない。 【鉄腕麗人】さん 4点(2003-10-29 14:08:32) |
78.雪・風景の「白」だけが目立っている感じであまり印象に残る内容ではなかったと思う。 【ディーゼル】さん 5点(2003-10-28 19:42:29) |
77.《ネタバレ》 女警官のヒロインぶりが凄かったが、彼女たち夫婦の幸せな生活が殺人事件と対極に感じられて、その幸せさが際立つ。だから彼女が言う「人生はもっと価値がある」というストレートな言葉が胸に響く。 【紅蓮天国】さん 8点(2003-10-13 08:07:48) |
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76.《ネタバレ》 ブシェミ最高!!「説明できないけど変な顔!」というところで笑ってしまいました。これが実話なんてアメリカはやっぱり病んでると思いました。 【ジョナサン★】さん 7点(2003-10-11 22:40:39) |
75.なんかグロテスクであまり好きじゃなかったけど、婦警さんのほのぼのした感じと雪景色で何とか中和した感じ。 【fujico】さん 6点(2003-09-28 15:25:14) |
74.いかにもコーエン兄弟らしい作風で、しかも実話を基にしているというところが緊張感をより一層高めている。さらにブシェミやメイシーなど俳優陣も個性派ぞろいの芸達者で、一味も二味も違うブラックに富んだ犯罪ドラマとなっている。馬鹿な企てが悲惨極まりない思わぬ方向へ展開するくだりは余りにも哀れ。いったい何人が死んだのか…。ところでミネソタ州のファーゴという田舎町。この映画ですっかり有名になってしまったが、住民はイイ気分じゃないだろうね。 【光りやまねこ】さん 7点(2003-09-20 20:28:22) |
73.片田舎の真っ白な雪景色が徐々に真っ赤に染まっていく。飛び出した足、平然としている犯人、このワンシーンの強烈ですさまじい恐怖。これを出すためだけの単調な間合い、シンプルな物語、間抜けな登場人物達ではなかろうか。 【亜流派 十五郎】さん 9点(2003-08-17 12:59:37) |
72.ブシェーミがけつをだしながらぶん投げられるところが情けなくて笑った。最後はミンチにされているし... 奴はこういうしょーもなーーい役がもろにはまる。 【もらい泣き】さん 7点(2003-08-07 12:01:48) |
71.日常転がっている衝動の罠に引きづり込まれていく登場人物達の悲劇。全ての登場人物の名演、台詞の妙、雪景色や鮮血等々の映像美、映画の武器が最大限に生かされたサスペンス映画の最高峰であると確信します。 【チャターBOX】さん 10点(2003-07-14 15:33:11) |
70.20世紀アメリカ文学は「犯罪」を抜きにしては語れません。例えばW.フォークナーの『八月の光』では、陰惨な事件が題材として扱われてますが、素朴な妊婦の話が交互に描かれることで、生と死、光と陰の対比が浮き彫りにされます。さてやはり「犯罪」が頻繁に登場するコーエン兄弟の映画ですが、特に本作、壮絶な現実の事件の顛末を描いて、どうして何とか止められなかったのかと嫌な気分になります。でもその一方で、シラジラしい程幻想的な光景や、妊婦役のF.マクドーマンドのユーモアと生命感が、この映画の独特のバランスを支えていて、印象深い作品になってます。 【鱗歌】さん 9点(2003-07-12 23:14:43) |
69.ストーリーも面白かったけど、雪面を白いキャンバスに見立て、その上に物語を配置して描かれた映像が良かったです。実話が元になっているというのが凄いですね。さすが病んだ大国アメリカ。 【tantan】さん 7点(2003-07-08 16:57:35) |
【Any】さん 8点(2003-07-06 22:35:18) |
67.警官の日常生活が淡々と描かれるので、よけい犯罪の異常性が際立ってくる仕掛けになっているといえる。医者なんかもそうだけれど、ランチを食べた後に、死体をみたり、手術で血だらけになったりするのって、神経のどこかを麻痺させて生きていくような感じがする。そう思うと犯罪者も、警官も紙一重だし、医者と患者も紙一重、そういえば、レクター博士も医者で、彼女は警官だったっけ。 【大木眠魚】さん 8点(2003-07-03 01:33:15) |