【なますて】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-04-20 11:03:15) |
64.今見直してみると、北野作品の作風に慣れてしまったことが大きく、さすがに粗の方に目が行ってしまったりもしますが、当時は素直に相当な衝撃を受けたもんです。それまでの映画にはなかったものを強烈に感じさせてくれた作品。 【MARK25】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-02-02 20:55:44) |
63.「ビートたけしが撮った映画」くらいの予備知識しかなかったので 観終わったときには放心状態。しばらくTVの向こうのたけしが怖くてしかたなかった(笑) 痛いし暗いけど好きな映画です。 【ぎぶそん】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-01-24 13:37:47) |
62.《ネタバレ》 へんにふざけて笑わせるシーンが少なく、ユーモアが心地良い。一つ一つのシーンに引き込まれる緊張感がある。妹がヤク中毒になって薬を必死で探し、その姿を我妻が悲しい表情でみているラストシーンがなんとも切ない。 【Syuhei】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-10-28 01:59:56) |
61.《ネタバレ》 北野武の初監督作品ですが、強烈なバイオレンスで見てられないシーンも多くて、あまり良くなかった。主人公と関係ない通行人とか殺してしまうあたりとかはかなりひでえと思った。 2018追記 なぜかまた観たくなってしまい観賞。多分3度目。見るたびに印象が変わって全編かっこいいと思える映画でした。学生時代に観てあまり魅力は感じなかったからやはり大人になって観ないとダメなのかな 【ラスウェル】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-05-06 19:37:22) |
★60.たけしの映画の中では一番好き。最初に観たってのもあるけど。初めて観たときの暴力的な衝撃度は今だに頭を離れへん。暴力的な臨場感、そして妹の存在は主人公の物悲しさを表現していて、観ててかなり物悲しくなる。白竜の存在の恐怖感も味わえる。バイオレンス映画で味わいたい気分をちゃんと味あわせてくれる。すごいエグイ事してるわけでもないんやけど、やっぱかなりバイオレンスやな~って思ってまう。雰囲気やと思う。題名から雰囲気に飲み込まれてしまってる感もある。 【なにわ君】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-01-17 10:17:22) (良:1票) |
59.あの今にも狂いだしそうなビートのマッドアクトが素晴らしい。白竜と対等するその様 は、もはや道の人同士にしかみえない。この絵の説得力はもちろん、淡々とした雰囲気がたまらん。フリードキンの『LA大捜査線』を参考にしたというが、あの渇いた感じはとても似ている。 【カイル・枕クラン】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-08 00:08:46) (良:1票) |
58.《ネタバレ》 いわずと知れたデビュー作であるため、この作品をどう作るかでその後の北野武のゆくえが決まることとなったのだった。私が最も重要視したいのは、「野沢尚が脚本のクレジットされるのをいやがった」という点である。それくらい勝手に変えちゃった、ということである。もう最初っから、デビュー作にして「今までと全然違う自分のやつをつくる」という意思が明確にあったのだ。結果、誰もが驚くシュールな仕上がり、セリフを軽視した独特な作品が出来上がった。「今までのどの邦画とも違う」と誰しも驚愕することとなる。「黒沢と同じところから登ってもだめ」という彼が、言葉を駆使して商売する芸人でありながら、最も言葉に頼らない作品を作る。そのアンバランスさが面白い。女性を物扱いする芸風は、花火のころには多少の改善が見られたが、ここではまんま。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-20 14:31:50) (良:1票) |
57.唯一監督本人が脚本を書いていないせいか、他の作品と比べるとちょっと異質かも。でも最初の延々と歩くシーンからいきなり「これぞ北野武」的なものを感じさせてくれます。でも最後の展開がちょっとありきたりに思えたのが残念。エンドロールもTVの2時間ドラマみたい。 【とかげ12号】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2005-10-26 20:38:42) |
56.気がめいった。でそ、そうさせる影響力はすごい。 |
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55.静かな間を置いて唐突に描かれる暴力描写。今ではすっかり定着した北野武のこの暴力描写は、それまでのバイオレンス映画には無い身近な怖さを再現することに成功している。当時、バイオレンスでありながら、なかなか撃たないので一発の重みがある、なんて評を読んで見に行ったわけですが、最後の方はけっこうドンパチしてて、今にして思えば北野色よりも奥山色が強い作品だなぁと思う。もともと奥山×深作の予定だった映画なのであたりまえといえばあたりまえなんですが、その中で北野色をしっかり垣間見せたのは、監督・北野の手腕として評価できると思う。でもあのオチはガク-ッときました。アレさえ無ければねぇ。まさに蛇足。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-04-11 16:19:12) |
54.見ていて本当に怖かった。これはリアル(現実的)な映画なのだろうか? そう思いたくない自分がいるが、世の中は想像以上に怖いのだろう。 【buyobu】さん 5点(2005-03-17 22:57:24) (良:1票) |
53.我妻とキヨハルと、副社長と我妻の部下。この対照的な二組がものすごく印象に残った。我妻もみんな死んで、最期に「みんな気違いだ」っていったところに印象の原因があるんだと思う。気違いといわれるほどに自らの思う道を進み、全てを失い、自らの命まで失った二人。そして「うまくやって」見事成功を手中に収めた二人。対比すれば、明らかに後者のような人々のほうがより高い確率で、優雅な余裕をもった暮らしを送れるのだろう。しかし、どちらがカッコいいといえるだろうか。どちらが充実した生を送れたと思えるだろうか。俺は、己の考えをどこまでも貫くような気違いたちに、軍配をあげたい。 |
52.北野映画に対しては感性が刺激される。喜怒哀楽の怒と哀を痛切に漂わせる作品。 【エイビー】さん 8点(2004-11-27 01:56:59) (良:1票) |
51.ビンタのとこは笑ってしまったなぁ。まだ、荒削りなところがあるけど、いいもの持ってるってのが感じられる作品。パワーというか勢いを感じるなぁ。 【夏目】さん 8点(2004-08-31 11:36:56) |
50.《ネタバレ》 我妻諒介の『暴力には暴力を』というやり方は嫌いではない。だからダーティー・ハリーも大好きなのです。この作品の中のシーンのように浮浪者を襲ったり、あるいは親父狩りしたり、夜中に花火をして騒音をまき散らしたり、屁のような爆音を轟かせてバイクを走らせたりと『ケツを拭く紙の価値もない人間』が横行しています。そういうヤツにはついつい『目には目を~』という気持ちにもなります。 終始暗いムードで、台詞もボソボソ。とても見づらい映像なのです。しかし、生々しい殺害シーンは緊迫感と同時に恐ろしいまでにリアリティーが有る。ラストは更に生々しく、妹を楽にさせるシーン、自ら撃たれるシーンには恐怖のあまり息をのむ。 菊池はああなってしまうのですね。リアルだ・・・。 【おはようジングル】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-08-25 17:26:39) |
49.《ネタバレ》 妹を撃つときの切ない表情。胸にググッときました。監督としても役者としても、たけしさん最高。万歳。 【カルーア】さん 8点(2004-08-17 22:45:33) |
48.AVをはじめとして、あらゆるところでタイトルがパクられてた。それぐらい衝撃があったってことだろう。狙い以上の反響だったんじゃないかな。 【マックロウ】さん 6点(2004-06-11 14:06:02) |
47.ラストの武VS白竜の描写はかっちょいいの一言!冷たく燃える青い炎を感じましたな。終わり方もまた後味が悪く、俺は好きやわな~。一本目からこんな映画を撮っちゃうんだから、武はすごいわ。 【ふくちゃん】さん 7点(2004-03-16 14:30:34) |
46.美しい映画です。同僚の刑事と逃亡者がつかみ合うシーンのスローモーションと音楽は特筆ものでしょう。以後の北野作品における海を見ているような感覚でした。最後の方の銃撃戦も殊更美しい。この人は本当はずっと白黒映画を撮ってきてたんじゃないかと勘ぐりたくなるくらいに、陰影の素晴らしい映像でした。ラストは蛇足です。そういえば、我妻が辞職した後美術館を訪れるあたりは、スコセッシの『タクシードライバー』のような感じでした。影響受けたんでしょうか? 【藤村】さん 8点(2004-03-01 18:11:32) (良:1票) |