★300.《ネタバレ》 よくわからない映画でした。 物語が動き出す30分まで退屈な時間が過ぎます。最後は机に立ってブラックパワー・サリュートです。 【東京ロッキー】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-10-28 10:17:04) 《新規》 |
299.《ネタバレ》 終盤にニールが死んでしまう展開は、正直あまり好きではないけれど、 逆にこの展開だからこそ、ズシンと心に響くのかもしれない。 ”物事にはいろんな見方がある”というのがキーティングの教えの一つだったが、 ラストシーンで座ったままだった一部の生徒の存在が、キーティングの考え方を絶対的なものとはせず、 この映画をまた味わい深いものにしている。 印象的だったのは、内向的だったトッドが自身の内面をさらけ出すシーンと キーティングがマーロン・ブランドのものまねをしていたシーン。 これだけでも、この映画を観た価値はあったと言える。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-12 11:34:53) |
298.《ネタバレ》 結構見入ってた。力を感じた。詩を数字で評価するなんて愚かというところには共感する。 いいよなー。こういう先生。こういう先生の下で育った生徒が、こういう先生になっていくんだろうな〜 【へまち】さん [DVD(字幕)] 8点(2024-07-29 22:40:48) |
297.《ネタバレ》 学園ドラマ。金八先生の米国版。温かい眼差しを注ぐ教師役にロビン・ウィリアムズ。生徒役には、まだあどけない表情のイーサン・ホーク。死んだ生徒の厳格なオヤジさんは、なんだかイニエスタみてえだよな。全体的に冗長。期待に反して凡作やな。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2024-02-05 01:42:40) |
296.《ネタバレ》 年頃の息子を寮に預けました→いつの間にか同年代の男同士で夜な夜な集まって詩を読み会うのが趣味になってました→自分が親の立場なら、心配するよなぁ…。 【SIN】さん [地上波(吹替)] 6点(2023-12-20 12:13:24) |
295.《ネタバレ》 Golden 50'sそしてPax Americana、南部での公民権運動の混乱 は始まっていたがそれに対する北部白人の関心は薄く、やがて大統領が暗殺され、 ベトナム戦争で地獄を見ることになるなどまだ知る由もないそんな古き良き時代 の中で、ドラッグもいじめも同性愛もない至って健全な白人上流階級の子息が送 る高校生活を通した青春物語。この映画を観た年配白人層はさぞや郷愁を書きた てられたことでしょう。社会は全く変わってしまいました。 嘗ての日本の青春スポコンドラマと違って、押しつけがましさがなく後味も悪く ありませんでした。惜しむらくは日本人として欧米の詩人たちに馴染みが薄く今 一つ親しみを共有することができませんでした。 それにしても教え子たちを良い大学に進学させる為の詰め込み教育に熱心な先生 たちや、子供の人生を自分の思い通りにしようと過度に干渉する親たちには嫌悪 感を感じるものの、翻って6年一貫教育の進学校の男子校に通った自分に当てはめ てみるとこの真逆で、進学校であるにも関わらず無味乾燥とした熱意を感じない 授業を行う先生たちと放任主義と言えば聞こえは良いがほったらかし状態だった親 の自分への態度は、今思うと果たしてどちらが良かったのやらという感じではあり ます。 【キムリン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-11-05 17:08:03) |
294.《ネタバレ》 “Dead Poets Society”『死んだ詩人たち結社=死せる詩人の会』。劇中に出てくる古典的な詩人の作品を朗読するサークルの名称。邦題はキーティングのセリフで、詩人ホラティウスの句“カルペ・ディエム=その日を摘め=いまを生きろ”から。ほおぉ~~。感動的な邦題を適当に付けたわけじゃないんですねぇ。 本作が'89年公開で、舞台は'59年だから30年前。アメリカの話だけど、全寮制の学校には行ってないけど、どこか学生時代を懐かしむことが出来ました。当時の私はきっともっと、流行りものや恋愛、趣味の世界に興味津々だったハズだし、実際そうだったんだけど、学校の生活やクラスメートから受けた影響、心の奥に残る教師の教えなんかもあって。そういった、今じゃ普段考えることも少なくなっていることが、ワサワサっと呼び起こされた気分でした。呼び起こすトリガーが、映画の合間合間に出てくる学校の風景、学生時代に観える風景の美しさでしょうね。 息子の将来の安泰のために、進むべき道をすべて決める。息子を医師にする。結論から入るその考え方こそ『完成度と重要性から導かれる面積の大きさ=その作品の評価』というプリチャード博士の考えを逆算したものと言えるでしょう。父にとってはニールの個の人格より、息子とは自分の所有物であり将来の自分のステータスである。という考えを変える事ができなかった。 キーティングは「プリチャードを破り捨てろ」と。「カルペ・ディエム」と。「父親を説得しろ」と。 だけどニールはまだ子供で、父にもキーティングにも嘘をついて演劇を続けるしか無かった。その結果の悲劇。 最後に父親がニールの演劇の才能を認めたりなんて無いし、キーティングを見送る際は全員が立ち上がる訳では無い。 この映画は、観るものにそんな共感の強制や、新鮮な感動を押し売りしたいのではなく、学校を出て社会に入っていった大人たちが、改めて学生時代を振り返り、当時の自分だったらどうだったかを考える。そんな作品なんだろうなと、思いました。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-07-20 22:34:34) |
293.全寮制学校では学問のみならず、親が教えるべき生き方も教えるものだという点で、型破りなキーティング先生以外にそれを見る事がなく、彼の教えに独り善がりな部分を感じてしまい、今一つ惹き込まれませんでした。ロビン・ウィリアムズ安定の善い人ぶりは安心して観れるものの、印象薄いところが物足りません。 |
292.《ネタバレ》 本来、学校の先生は形式通りのステレオタイプが理想的だけど、本作のように勉強しかとりえがないエリート養成学校のお坊ちゃんたちには、キーティングのように型破りな教師の方が面白いかもしれませんね。だって、学校を卒業した後の途方もなく長い人生で重要になってくるのは、勉強以外のことだから。・・って、それは学校の教壇で教えられるようなことじゃないから、キーティング、その人そのものが、彼らにとって良き人生の教科書なんだよね。彼自身が、それをわかってる。 そうそう、忘れてはならないのが、本作の映像美。校舎内の光と影、色づく木々を照らす陽光、池の水面に映る風景、、それはまさに、芸術性の高いものでした。実は、ティーンエイジャーがごった返す学校の風景は毎度チープな演出をされがちですが、そこは手抜きをすることなく、これほど「学校」の風景を美しく撮った映画も珍しいですよ。ご存知、映像美には定評のあるピーター・ウィアー監督ならでは、ですね。 一つの大きな出来事として、ニールは死んだ。自殺とか殺されたとか、それは別にして、映画としてあるのは、死という明確な事実の提示。そもそも、原題からして死にまつわる映画です。そこから対比的に "生きること" を鮮明に描き出すなら、死の描写は絶対に避けて通れない。 必死に生きるか、必死に死ぬか。 それは、どちらも命懸けだろうけど、必死にいまを生きること (それはつまりこれからを生きていくこと) を宣誓した生徒たちの、旅立ちでも巣立ちでもなく、これは力強い「船出」の物語。 立ち上がる者、そうではない者、、そのどちらも、生きていくなら乗らざるをえない、人生という果てしなく長い航海の始まりです。 【タケノコ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-10-13 12:32:47) |
291.《ネタバレ》 ラストのカタルシスがニールが自殺した悲しみを超えてこない。白人しか出てないのも時代背景を考えれば仕方ないが自分的には大きなマイナス。ほとんど忘れてたけどクリストの恋愛も中途半端だったような。しかしロビンウィリアムスは素晴らしい。 【なす】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-07-31 11:52:46) |
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290.《ネタバレ》 男達のやり取り、最後の机上シーンが印象的。 もう少し物語の波が欲しい。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-05-28 13:27:32) |
289.Dr.House好きの僕にとっては、ニールの顔が出てくるたびに気が散って仕方が無かった。ニールを演じるロバート・ショーン・レナードはDr.Houseで主人公の親友を演じる重要な役回りでとても印象的なのだ。知らずに観たのだが若き日のレナードはやはりレナードですぐに分かったし、Dr.Houseと同じように知的でまじめな役を好演している。最終的には悲劇となってしまうし、生徒たちは机の上に立って励ましてくれるが、もっと校長たちをぎゃふんと言わせたかった。机の上に立ったのが全員ではなくソサエティの面々だけだったというのもちょっとショック。好み30/50、演出10/15、脚本13/15、演技5/10、技術6/10、合計64/100→6/10点 |
288.《ネタバレ》 最後のシーン。全員が机に立たなかった。讃えてたのは一部じゃん…。あれじゃあキャプテンの一風変わった教育のせいにされても仕方がない。 まあクラス全員が立っても暑苦しい学園ドラマになっちゃうけどさ。 教育は紙一重。難しい。ニールが死んだのは間違いなく父親のせいだけどね。 |
287.《ネタバレ》 教育者かくあるべしとは思わないが、中にはこんな教師がいてもいいだろう。あくまでワン・オブ・ゼムとして。 何事も視点を変えてみることの意義を説くキーティング。それは生きるうえで大切なこと。そして自分の感性を信じることが大事、と詩作を通じて彼は語る。・・・ハイ、私も映画を観るうえで実践しています。 1950年代の雰囲気を醸し出すためには、ピンナップだけでなく映画・音楽関連等、他の小道具も欲しかった。また、若きE・ホークが繊細なトッド役を好演だが、優秀な兄を持つ弟の葛藤を掘り下げてもよかったのでは? ニールが前途に絶望して自殺するくだりは、彼のナルシズムと父親の厳格な教育観、時代背景を考慮すれば必然性があるのだろう。キーティングが学校を去らねばならないラストシーンに向けた動機づけと解釈する。父親が演劇を観に来た時点で、「ばくはつ五郎」サッカー少年の父を連想し容認するかと思われたが、結果は正反対。 生徒が机の上に立ち、キーティングを見送るシーンは、やりそうな予感があった。初めに誰かが立つ、歌う、あるいは一歩前進する。その後追随者が一人、また一人と次々に現れる・・・古くは「カサブランカ」「第十七捕虜収容所」「青春の旅情」「バルジ大作戦(ドイツ側の合唱)」等、多くの映画で使われ手垢のついた手法だが、わかっていても好きなシーンだ。本作では立つ生徒、座ったままの生徒それぞれがいていい。各々考えがあり、教師との相性もあるだろうから。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-05-29 15:49:17) |
286.《ネタバレ》 自由で創造性に富んだ才能を育てるには、やはりその基礎というべき教養を身につけなければならない。しかし基礎教養は若い者にとって退屈だ。 だから教育者は、いろいろ工夫しながら教養の面白さを伝えなければならない。教養なんて無くても感性豊かに育てば自ずと創造性も発揮されるみたいな感性至上主義は日本だけの話。残念ながらイギリスのような階級社会では、教養が無い者はエリートとして認められない。創造性を発揮したくともその機会は大きく減じられるだろう。 この映画の中の教養の象徴は、詩とシェイクスピアだ。イギリスのエリートビジネスマンと会食などすればわかることだが、彼らは会話の中でさりげなくシェイクスピアのセリフやエリオットやブレイクの詩の断片を喋ったりする。日本のように古典を知らなくても金儲けだけできれば良いというような者は明らかに馬鹿にされる社会なのだ。そうした背景を知らないと、この映画の真髄は理解できない。 この映画はそうした教養に対する愛憎まみれの者たちの物語である。「いまを生きる」と言いながら、愛する詩は「いま」の詩ではなく、「死せる詩人」たちの過去の教養に属する詩を崇拝する教師と生徒。息子が演じるシェイクスピアの演劇に明らかに魅了されながらも、演劇を憎む父親。 教養が重んじられ、その力が有効である国の持つ葛藤がここには溢れかえっている。 【こころはタマゴ】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-12-08 20:54:10) |
285.生徒の学年がいまいちよく分からないが、彼らが一風変わった転任教師の教えを理解していく様子が感じ取れない。退屈な物語だが一人の生徒の死からちょっぴり感動のラストまでは眠気も覚めた。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2015-08-23 21:01:46) |
284.《ネタバレ》 佳作だとは思いますが、中途半端に終わった感じがして、モヤモヤした気持ちが後に残りました。キーティング先生はスケープゴートにされてしまいましたが、あの学校の環境を考えると、彼に責任があるとされても仕方がない気がします。もちろん彼は良い先生だと思うのですが、もう少し上手く立ち回ることができなかったのでしょうか。卒業生であればなおさらです。ラストも、机の上に立った生徒は3分の1くらいなのが痛々しかったです。 【川本知佳】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-10-05 22:02:38) |
283.もっともっといい映画を期待してしまった。 ロビンウィリアムズの映画ならレナードの朝やグッドウィルハンティングのほうが好き。 |
282.先生、生徒とも魅力的な演技だった。自殺までするかなと思わないでもないが、それが若さというものなんだろう。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-11 16:43:17) |
281.青春の終わりを思わせる内容。 主観的な、でもちょっと矛盾を抱えた出来事を超えて大人になっていき、いずれそういったことはもう二度と無い、それが青春か。 思ったよりも地味な映画だが、分かりやすい感情が印象的。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-03-15 23:32:49) |