129.「ブラックレイン」に対する僕の評価は、松田優作に尽きる。<僕みたいに>昔から松田優作が好きで、遊戯シリーズ等に思い入れがある人間でなくても、その圧倒的存在感にはおそらく痺れるのではないかとは思うが。この作品は、癌を患った彼が自らの病気を伏せて撮影に望み、病魔と闘いながらも魂魄の演技をし続けたことがエピソードとして伝えられる。結果的に彼の映画としての遺作となるこの作品で、日本人の役者がハリウッド映画で通用すること、それを自身の命を賭けた最後の仕事としたと言えるわけだ。そんな彼の想いを抜きにしてこの映画を観ることはできない。作品というのは、純粋な客体として絶対的に存在することは不可能だ、と僕は思っている。作品は、個人が観るという行為を通して初めて作品として個人に認識されるのであって、個人が観るという行為には、当然個人的な視点や歴史、或いは偏見が主観的に加わる。つまり作品とは常に鑑賞者と1対1の関係としてあり、評価というのはその関係性から立ちのぼる自身の思いとしてしか現われざるを得ないのである。「ブラックレイン」という作品には、松田優作という役者馬鹿の生き様がオーバーラップしており、そんな彼に対する感情を抜きにして作品を評価しなければならないということは原理的に不可能なのだ。僕はこの映画をストーリーや設定、演出や映像など、映画のあらゆる評価軸を越えて、松田優作の歴史そのものとして評価するのである。 |
128.途中でうどんが食べたくなる映画。←(笑)に投票してくれた人、ごめん。これ、中島らものネタなんです。 【マックロウ】さん 5点(2004-06-18 15:00:42) (笑:1票) |
127.アメリカではヒットしなかったのでは? 東洋の神秘だけでは無理。指詰め、パチンコ・・・。 主役ダグラスは、冒頭のみカッコ良いが後はほぼ負け犬。 アメリカ人には受けないのでは? 大阪が舞台で、その時は結構話題になっていた記憶があるが・・・。 近くに住んでいるためか、親近感が沸く。 あの場面は阪急電車・梅田駅ターミナルの阪急百貨店か? 日常を知っていると面白い使い方だ。 日本人向けの台詞、描写で、日本人には(わたしには)、結構面白い。 日本人配役 GOOD。高倉健、松田優作、若山富三郎、神山繁、ガッツ石松、 安岡力也 等 一級品。音楽もよく楽しめた。 【ご自由さん】さん 6点(2004-06-17 13:25:35) |
126.まあなんとなくですけどヴィンセントって名前が3を思い出しますね。 【tetsu78】さん 6点(2004-06-14 01:41:40) |
125.もうだれか書いてるかもしれないけど、日本での舞台を東京じゃなくて、大阪にしたというのが、日本人から見てかっこいい。 【あすぺん】さん 8点(2004-06-13 23:03:38) |
124.スコット監督、ダグラス、高倉健、松田優作、ガルシア・・コレだけのメンバーで正直ちょっと残念。 【★ピカリン★】さん 5点(2004-06-13 15:34:11) |
123.やっぱり、松田優作が強烈に印象に残ってるなぁ、アンディガルシア、マイケルダグラス、高倉健の方がはるかに出番が多いのにもかかわらず。 あとは、若山富三郎。マジもんのヤクザかと思うぐらい顔つきが凄かった。 【夏目】さん 6点(2004-06-12 00:36:29) |
122.松田優作凄過ぎっ 高倉健もイイなー 日本が世界に誇れるアクターですね。 【かずのすけ】さん 8点(2004-06-08 20:20:48) |
121.《ネタバレ》 多少おかしなところはあっても良く出来ていると思います。ラストシーンはそのまま持って帰ってほしかったなぁ。 【アルテマ温泉】さん 6点(2004-06-06 00:05:39) |
120.大阪をこんなふうに取れるのはリドリー・スコットくらいでしょう。松田優作の存在感も凄すぎました。 【PAD】さん 7点(2004-06-02 10:25:44) |
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【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2004-04-14 11:54:21) |
118.松田優作がそんなに存在感あったかな…?凄い人なのかどうかがよく分からない・・。それよりもヤクザの首領の爺さんの方が演技良かったように思いました。・・単に喋り方の問題でしょうか?? 【亜空間】さん 5点(2004-04-05 21:42:20) |
117.大阪の街をブレードランナーの舞台のように見せる映像。ネオンとあふれかえる人。光と影。日本であるとか、他国であるとか、そんな領域でおさまらないスケール感がこの作品にはあります。故松田優作が魅せる狂人のハイテンションぶりには、「こやつ人間か?」の疑問も浮かびます。そんな点でも、無国籍めいたムードが漂っているのでしょう。その分、浮いてしまう役者さんも多数いますが。寡黙な高倉健は典型的な描かれ方で面白味に欠けます。アメリカ刑事とのほのかな友情という流れも読めてしまいます。それでも観てしまうのは、松田優作。この人の圧倒的な存在感ゆえ。1人の出演者でもつ映画。俳優の力を誇示する、まさに貴重な作品です。 【映画小僧】さん 7点(2004-03-29 12:03:51) |
116.《ネタバレ》 尋常と思えない松田さんの演技、すごいッス!工場のシーンもリアル。本当にどこかの工場を借りたのかな?本当にあんな感じなんだよね。この映画で「ガイジン」でなく「外国人」と言おうと決意させられた。 【吉澤】さん 6点(2004-03-23 22:26:50) |
115.当時ロケ地として予定されていたお寺が撮影を拒否した話を聞いて、「何で頭固いんだよ」と怒っていた私ですが、今は「よくぞ断った」と思うようになりました。 それはともかく、リドリースコットと日本人実力俳優陣の組み合わせはいまだに感慨深いものがあります。 この映画のテーマ(組曲)はハンス・ジマーの中で一番好きです。 【番茶】さん 7点(2004-03-19 22:17:17) |
114.うーやっぱ松田優作さんはうめーや でもそのせいでか主役のマイケル・ダグラス他の印象が薄く感じましたな 【ヴァッハ】さん 6点(2004-03-04 21:40:26) |
【ボバン】さん 4点(2004-03-04 01:28:13) |
112.健さんには8点!パチパチパンチがいたね。力也ごついね。 【ケンジ】さん 5点(2004-02-21 00:28:09) |
111.優作さん頑張ってます!でも、優作ファンであるから見れたかも?って思います。イマイチ、マイケルダグラスに覇気がない…アメリカ人ってもっと我強いだろうって… |
110.高倉健もいいとこなしで道化もいいとこ。マイケル・ダグラスの引き立て役でしかない。 意味不明な漢字の張り紙をべたべた貼りまくるのはよせって。 日本にエキゾチックな雰囲気を期待してたら、意外に近代化してるんでコリャイカンと無理やり貼ったに違いない。 日本=芸者・フジヤマという認識から抜け出せない勘違いは目を覆うばかり。 |