159.面白い発想の映画。ただ、ちょっと暴力的すぎるかな。まあ、この手の映画であれば仕方がないか。 ラストは、とても切なくて、ちょっと「マルコビッチの穴」のラストを思い出した。 とにかく面白く見ました。 【love】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-03-01 13:57:48) |
158.ドキュメンタリー風のテイストで作ったことはセンスが良い。現実感がでてくる。SFながらテーマ性も、南アを舞台にしたり人種差別問題想起させたりと優れている。解り易いくらい。ただ人が撃たれた時に木っ端微塵にする演出は少し・・・。良い作品でした。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2011-02-28 19:38:17) |
157.《ネタバレ》 序盤、とにかく主人公が好きになれない。こいつが主人公なの?? と頭を整理する隙もなく、ドキュメントチックなカットを織り込む、どうにもごちゃごちゃしたテンポに不快。 これまでの宇宙的映画の概念がそうさせるのか、エイリアンと人間の距離感にも大疑問。 結果、グロいし何これ・・・ 途中観るのを止めようかと思うほどの嫌悪感。 ところがどっこい、中盤から怒涛のラッシュ! 奇想天外でイカれた主人公の活躍に意標を衝かれのめり込む。 次第に主人公の行動に目が離せなくなり、終盤には既に彼のファン。 怖いものみたさで、二作目を期待せずにはいられない。 【ゆめや】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-02-24 22:03:09) |
156.公開時に見た時も感動しましたが、今回WOWOWで見て再度感動しました。 ボクはアクション映画ではなく、とても人間の内面を描いた作品だと感じます。 性別であったり、人種であったり、社会との関係性であったりする中で発生する差別、もしくは『侮蔑』。それらが積み上げられ、成り立ち続けるボクらの生活や感情を見せてくれます。 ヴィガスは差別者から被差別者、そして被差別者を庇護した際に受ける暴力を鮮やかに演じてくれます。ボクは彼の行動にひとつも疑問を持てなかったです。すばらしい! 【reitengo】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2011-02-23 09:13:14) (良:1票) |
155.設定は奇抜で面白いが映画の展開は平凡。特に引き込まれる部分もなく最後の投げっぱなしジャーマン的な幕引きはどうかと思う。 【ぬーとん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-02-19 16:53:52) |
154.人間と非人間の境での主人公の心境の変化は平凡だが、パニックホラーでないエイリアンもので、植民地主義下の差別・暴力を想像させる構造が面白い 【楊秀清】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-19 16:41:05) |
★153.最後の戦いがちょっと長いかな~とは思ったが、全体としてはまずまず楽しめた。ただ、これはエイリアンに職を与えていれば万事うまく行った話じゃないかな?。エイリアンの身体能力は人間の比ではないので(しかも報酬はキャットフードでOK)彼らを労働力と考える企業は多々あったと思う。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-14 20:09:37) |
152.《ネタバレ》 ドキュメンタリー風の演出がおもしろかった。 いちばんまともに思えるのがエイリアンの子供と感じられるくらい、出てくる人間がどいつもこいつもクズばかりというのは皮肉な演出。主人公自身も最初はどうしようもない最低のクズ野郎だったのが、エイリアンとふれあうことで「人間性」に目覚めるのも皮肉。最後は3年後を信じてああなってしまったのかと考えるとある意味哀れでもある。 続編ができる可能性もあるようだし、監督自身はその後を描く気があるようだが、これはこれでこのまま完結という形でも好いような気もする。 【オオカミ】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-02-12 23:14:02) (良:1票) |
151.エイリアンが難民として扱われている設定がよい。今まで観たことのない世界観があって、ただ怖いエイリアンでなく、人間味があり、地球に溶けこんで生活していることろが気に入った。 【たこちゅう】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-02-10 22:13:05) (良:1票) |
150.《ネタバレ》 異星人に侵略されそうなんだけど、なぜかスラム化してしまっている設定が、ドキュメンタリータッチで描かれているのが面白いですね。。。暗に難民キャンプが抱える問題を指摘しているのかはわかりませんが、説教くささはなく娯楽性がうまく噛み合っている映画ですね。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-07 18:23:46) (良:1票) |
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149.《ネタバレ》 期待値が高すぎたか・・・というのが正直な印象です。エイリアンを「難民」として描くアイデアはすばらしい。ただ、そのアイデアがうまく生かしきれていない。この設定で、しかも「南アフリカ」が舞台とあれば、もうちょっと「共生」への方向性が描かれてもよかったように思いました。実は、エイリアンの故郷の星は、戦争か環境破壊か何らかの事情で帰れないという設定なんだと思い込んでいました(親子の「帰れない」という会話もそんな風に解釈してた)。そんな設定のほうが、彼らがなぜあれだけの兵器と技術を持ちながら、地球での「隔離」や「差別」を受け入れてしまっていたのかが説得力あった気がするのですが・・。そう思ってたので、ラストにさっそうと帰って行く親子に拍子抜けしてしまいました(実はまだ帰ったと決まったわけではないのですが・・・)。また、ナイジェリア人たちの位置づけも、もう少し複雑な立ち位置になるのかなと思ったが、単なる悪役に終わってしまった。そんなわけで、設定やら予告編やらを見て、私自身が勝手に期待して、勝手にずっこけたわけで、この映画が悪いのではないと思います。要するに、新しい視点でよくできたB級SFでした。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-17 00:52:16) |
148.《ネタバレ》 エイリアン映画という印象は薄い。 文化の違う人種間の諍いという設定でも成立しそう。 この手の映画でいつも感じるが、宇宙船を作れるような高度な文明を持った生物があんな原始的かつ野蛮なワケがないと思う。 司令船の燃料となる液体をかぶったら変身していくとか、まあ理屈を求めたらダメなとこだろうけどちょっと無理があり過ぎる感がある。(そのような方法で生殖しているというような伏線があったのならまだよかったが) 20年かかってあれだけ集めたというけど、地球人と協力したらもっと短期間で脱出できたでしょうにね。 個人的にはスプラッター的な部分を含め、ちょっとキツかったかな・・・ 【banz】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-01-15 22:50:56) |
147.《ネタバレ》 前情報無しで観ましたがこんな展開になっていくとはと意外性がとてもありました。観ていて先が気になるストーリー。ただ主人公が結構自分勝手っぽいので好感は得られませんでした。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-10 13:09:52) |
146.ぶっとんだ世界観設定、明確なキャラクター設定、そして何より勢いのあるストーリーでグイグイ引っ張られる。映像は若干チープだけど別に気になるほどではない。丁寧さはないけれど、伏線やドラマもきちんと計算して貼ってあり、中だるみも無駄もなく、ある意味完璧な娯楽映画。とにかく自分が助かりたい一心で動く、人間味あふれる主人公にむしろ好感が持てる。観て損はしない、良作です。 【ブラック武藤】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-08 23:05:59) (良:2票) |
145.稀に見る面白さでした。随所にセンスの良さを感じました。例えば人間たちの破裂っぷりとかです。ちょっとやりすぎにも感じる演出が、この映画の突き抜けたエンタメ感を表わしていて良かったです。自分的には、失敗に終わっても良いから第10地区も是非やって欲しいです。観たいです。 【sava1100】さん [DVD(吹替)] 10点(2011-01-08 12:18:07) |
144.前評判につられて観たがそれほどでもという映画。南アフリカということでテーマ性を感じさせるような錯覚に陥るが、米国のアリゾナ州あたりの田舎町を舞台にしても話は成り立つ。すなわち、単に娯楽SFB級映画なのである。しかし、そのような目で観ると、この後どうなるのだろうと思わせるまとめどころの見えない展開には厭させずに最後までみてしまう。その意味では、崇高なテーマを持った映画ではないと割切れば、一応一度は観られる映画。ただ、二回目も観たいと思わないでしょうし、十年後、二十年後にここでの評価点なみの評価が維持できているかといえば、疑問な映画。アカデミー賞などノミネートされず、マニアックファンの隠れ映画となっていたはずの映画。惜しい。 【ダルコダヒルコ】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-31 16:43:26) |
143.確かにお話の細部には突っ込みどころが満載だけど、もし宇宙人が地球に住みついたら?というアイデア一発でなかなか興味深い映画になった。 「いくらいい奴らでも何年も自国に住みつかれて我慢できるか?」とか「害はなくても人間から見て超グロい奴らを受け入れられるか?」とか、意地の悪いブラックな質問を投げかけられているようだ。宇宙人と地球人の関係を白人と有色人種におきかえてみると南アが舞台となった理由も納得がいく。 アイデア一発の映画だと思うので続編が出たらこけそうだが、怖いもの見たさで見てしまうだろうな。 【ぷろぐれめたる】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-12-26 17:29:43) |
142.《ネタバレ》 新しい視点から、エイリアンを見つめなおした映画。エイリアンにも感情があるという点で、ほかの単なる地球征服を狙うエイリアンが登場する映画と一線をかくしていた。エイリアンに変身しつつあるヴィカスが、ラボでエイリアンの仲間が実験に使われ愕然としているクリストファーを見て、自分の置かれた状況と重ね合わせ、人類の邪魔者としてのはかない存在というものに気づく。最初、エイリアンに対して無慈悲であった彼の心情の変化を見ていくのもおもしろい。しかし、人類はヴィカスの臓器を商品としての価値としか思わない。なんとも、人間というのは愚かで単純な生き物なのだなと感じた。そんな感じでなかなかおもしろかったと思う。映画的には8点。ただ、ナイジェリア人の悪役を「肉を食べたら最強になれる」と考える野蛮人扱いしているような気がしてならず、そこに黒人への差別を感じたので、人道的にマイナス1点。 【SkyLight】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-12-24 02:40:32) |
141.《ネタバレ》 ドキュメント風にみせる前半、アメコミ的バトルの後半。ラストはちょっとええ話やったりエンターテイメントしてる。 |
140.大雑把に言うと様々なショートストーリーのぎゅうぎゅう詰めのような感覚。 しかし、それが不自然でないのが不思議。やっぱり監督の力量ですね。 ニール・ブロムカンプ監督、今後を期待したい監督の一人です。 【せかいのこども】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-11 21:11:07) |