20.《ネタバレ》 時間軸が終始前後していく展開でちょっと複雑なんですが、でもよくできたシナリオで面白かったです。 ああいうドンデンを持ってこられたら、そりゃあ先は読めませんよ。 しっかしスパイ同士は恋愛するべきではありませんね。本作見てるとそう思う。 とにかく疑心暗鬼になっちゃうもん。何から何まで裏があるんじゃないかという気がしてくる。 どうでもいいけど、欧米ではハゲてる人はモテると聞きましたが、気にしてる人は気にするんですね。 【あろえりーな】さん [地上波(字幕)] 6点(2016-08-03 21:29:47) |
19.《ネタバレ》 「フィクサー」もそうだったんですが、まあこの監督、見せ方なり整理が下手すぎです。誰がどの方向に行っているのかというベクトルがあまりにもごちゃごちゃしているので、それが裏返ったときの爽快感も半減するというもの。それに、こういう振り回し・振り回され系の役に、オーウェンはまだしも、ジュリア・ロバーツは明らかに不適切なのでは?彼女にはもっと年相応の役というのがあるはずですよ。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-08-01 01:51:44) |
18.両企業が秘密のためにペンタゴン並みの攻防をするなどとてもおもしろい設定ですがせっかくの大物たちがもったいない。もっとぎゃふん!と言わされたい。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-01-27 11:14:32) |
17.《ネタバレ》 えらく時間軸の動きが多く ちょっとせっかくのリズムを乱しているかのような とはいいつつ ライバル企業間でのスパイ合戦には 手に汗握りました お歳を重ねても美しいジュリアと 多くの巧みな演者達 ある種の見応えを感じたのも 事実でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-06-01 22:52:07) |
16.ジュリア・ロバーツを私は素敵に年齢を重ねてられるなぁ、と思ったのですが。 公開当時に機内で観てからの再鑑賞なのですが、当時も今回も、頻繁な時間の往来が効果的な演出を担ってはおらず、むしろ混乱させるだけでは?と感じました。 製作者側の期待分は楽しめていなかったかも、とちょっぴり申し訳なかったです。 改めて述べると白々しさがあるかもしれませんが、とても良い映画です。 【こね】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-05-21 22:56:15) |
15.《ネタバレ》 難しかったー! 難しかった、ホンマに。 観た後で解説読みまくりやったし。 ラストは何となく分かって「してやられた感」があるし、 恋愛も絡んでおもしろいんやけど、やっぱややこしくて分かりにくかったなあ。 スパイやのに盗聴されてんのは そんなんで勤まんのか?って思った。 過去の話がいっぱい出てきすぎや。 【らんまる】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-04 11:18:57) |
14.《ネタバレ》 ○ストーリーは面白いのだろうが、見せ方があまりうまくないような。時間軸がこちゃごちゃしすぎである。○主演二人のどちらかが騙して終わるのだろうと思っていたら二人とも騙されていたというのはミスリードという意味で成功だが、その伏線が薄い。○好きなジュリア・ロバーツだが、演技に力がなくなったような気がした。ファンだけに残念。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-05-08 20:10:09) |
13.《ネタバレ》 途中の話がもう少し分かりやすくて面白ければ、実はユージャルサスペクツ並みの名作になっていたかも知れませんね 設定とか構成とかは凄くいい アホ設定なのかシリアスな物か途中混乱する感じがなんとも言えなくいいです 【マーガレット81】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-14 17:34:40) |
12.トニー・ギルロイの脚本作品は大好きだし、「フィクサー」では監督としての才能も評価したのですが、本作はイマイチでした。プロの男達の泥臭いドラマをやらせると傑作を作ってくる人ですが、オシャレな男女の軽いドラマをやる才能はないようです。。。とは言っても、本作は決して適当な作りではありません。コメディという新境地に挑むに当たって、自身がもっとも得意とするエージェントものを題材とすることで保険をかけてきた判断は正解であり、エージェントものとしての質は悪くありません。二転三転する物語はよく練られているし、オチも綺麗に落ちています。「驚愕のドンデン返し!」を謳った映画は他にも多くありますが、本作のように観客をうまくミスリードしながら綺麗に落とす映画は貴重ですらあります。脚本家としてやるべき仕事はきちんと出来ているのです。しかしコメディには人を笑わせるセンスが必要であり、この人にはそれが致命的に欠けていました。面白くしようとしていることはわかるものの、ポール・ジャマッティが出ている場面しか笑えるところがないというのは問題です。また、時系列の往復を繰り返したために物語が複雑になりすぎてしまい、コメディ映画に求められる温度感とズレたこともマイナスでした。「フィクサー」のような重厚なサスペンスならともかく、本作のような軽いコメディにおいて観客に過度の集中力を要求する構成はやりすぎでしょう。また、「プルーフ・オブ・ライフ」の頃から女性を描くことを不得意としていたギルロイですが、本作においてもその弱点は克服されていません。女性経験豊富なクライブ・オーウェンを何年間も夢中にさせるほどジュリア・ロバーツが魅力的に描かれていないし、ここでの説得力が欠けたために、騙し騙されのコンゲームとしての面白さが半減しました。プロの監督に任せれば光る可能性もあった脚本だけに、この出来は残念です。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 5点(2010-07-26 20:06:48) |
11.《ネタバレ》 ジュリア・ロバーツには自分はあまり興味がないのですが、確かに彼女一時の輝きがなくなってきましたね。本作でもなんか惰性で演技している様な雰囲気で、この映画違う女優をキャスティングした方が良かったのでは。それにしても、こういうどんでん返しありのコン・ゲーム系映画は最近あまりに多くて食傷気味ですよ。スプリット・スクリーンを多用したりして工夫しているのは判りますが、テンポの速い展開や何度も繰り返す過去へのカットバックも、トリックやプロットのボロを隠す効果しかないのでは。 ポール・ジアマッティがどんどん怪優になってゆくのが、怖い…。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-07-08 00:56:12) |
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10.企業スパイの話しでスパイ同士の恋愛感情もうまく絡んでいて、ストーリー的には結構面白かった。でも、演出がちょっと残念な部分がある。 ラストの演出をもう少し変えれば、後味がもう少し良くなったと思えるのが残念。 【ぬーとん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-04 23:06:58) |
9.《ネタバレ》 オープニングのおっさん二人の取っ組み合いは最高、予備知識全くなしで観ました。ジュリア・ロバーツが出てればシリアス路線であるはずない、しかし相手役は骨太なクライヴ・オーウェン、取っ組み合いのポール・ジアマッティとトム・ウィルキンソンはコメディもイケるし・・・予測不可能でしたが、観ていくうちに思ったけどコレって主演二人の設定からして完全にギャグでしょ。 ジュリアといえばラブコメ、オーウェンといえばスパイとか犯罪映画が印象的で、そういった映画へのオマージュ、パロディともとれるし、皮肉ったコメディにも思える。なかなかイキな映画だと思った。 脇役も名前は知らなくてもそれぞれキチンと識別できるという個性のある俳優たちで、その点は手抜かりなしという感じだけれども、現在と過去が入り乱れるところなんですが、ちょっと戻る回数が多すぎです。ローマとNYのデパートで同じこと繰り返してるのには混乱気味になりました。 思いもしなかった方向から矢が飛んできたようなオチもいいし、ナゾの新製品はちょっと意地悪く、これもギャグっぽい。 日本もアンチエイジング商品が氾濫し、健康産業界は凄いことになっていると思われる今だからこその映画かな?ところで40代になったとはいえ、ジュリアの顔、表情がなんだか不自然で気になりました、少し年上のクライヴ・オーウェンは気にならなかったのに。 んーやはり、年取ると女は劣化したと言われ、男は渋くなったと言ってもらえるのか・・・なんか悔しいけど羨ましいワ、アンチエイジング、やらないよりやったほうがいいに決まってるわよネ。 監督のトニー・ギルロイの経歴を見た、ジェイソン・ボーンシリーズの脚本を手掛けているじゃないですか!!その他のも「あ~」と納得。本作は「パロディ」と勝手に決めました。ブラック・コメディですね。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-27 18:11:04) |
8.《ネタバレ》 時間を頻繁に昔に持っていったりするのが、観ててつらい。懸命に話についていこうと思うのだが、またかと思ってしまう。もっと整理できたはず。でもスパイの哀しさみたいのは伝わった。感情を出さない強い人間は孤独なのだなぁ。ラストは何となく分かった。あんなに頻繁に会うんだもの。でも外に出られないのが辛いね。会うとしてもホテルの部屋だけ。する事と言ったら、そんなにないんじゃないか?そう思うと、自分はスパイなんて器用な稼業じゃなくて良かったと思う。あのコピーのシーンで使えなかったおばちゃんが、実は主人公たちをはめた一人だったというのは意外! 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-28 21:29:41) |
7.最初は眠い目をこすりながら見ていたので途中で何がなんだかわからなくなり半分くらい見たところではじめから見直した。見直してみると話は意外にわかりやすくて、盗もうとしている情報がなんだか間抜けで笑えた。スパイ映画につきもののどんでん返しはあまり期待していなかったが意外によかった。 【HK】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-13 23:17:11) |
6.《ネタバレ》 スローモーションでしっかり見せるむさいおっさん2人の取っ組み合いで掴みはOK。おっさんの一方はジアマッティというキャスティングが実はネタバレぎりぎり。それでも騙された。久しぶりに清清しく騙された。途中、時系列の移動と繰り返される同じ台詞に頭が混乱しかけたがクライマックスのドキドキとオーラスのどんでん返しが素晴らしいのでまあいいかと。恋愛というのは得てして相手を疑い、一方で信用し、それでもどこか心配で、でもやっぱり信頼し、という葛藤と駆け引きがぐるんぐるんと回っているもの。主人公二人が騙しのプロってところでこの恋愛につきものの葛藤と駆け引きを人一倍大きく見せてゆく。ここを面白おかしく描きながらも手を抜かずに見せているのが最後に効いてくる。(超ネタバレ→)主人公たちがしてやったりというエンディングではなく、してやられるエンディングなのにどこか清清しいのは、そのせいでもあろう。もちろんそのトリックの、騙した相手を賞賛したいほどの完璧さがあってこその清清しさでもあるが。あと、主演二人が常にクローズアップされた作品の中で、けして目立たない脇役陣が実に良かったってことに最後のネタバレシーンで気付かされる。ここは脚本の妙。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-08-18 16:16:59) |
5.《ネタバレ》 痛快さはありませんでしたがこっちもラストは騙されたしそこそこおもしろかったです。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-05-31 20:04:07) |
4.《ネタバレ》 ジュリア・ロバーツはスター「だった」…と悲しい思いをしてしまった映画。ジュリアのビジュアルの劣化のせいで、映画の楽しさから悲しい現実にぐっと引き戻されてしまいます。年齢を重ねた女性なりの役をやればいいのに、いまだに「いいオンナ」の役は片腹痛いや。一瞬だけ見えた下っ腹の出っ張り具合に気づいてしまったとき、思わず落涙しそうになりました。 と、ジュリアの悪口ばかり言ってしまいましたが映画としては悪くない。タイトル通り、観客もだまされまくり、誰が誰をだましているのかもわからないような楽しさはあります。スパイ映画かと思いきや恋愛ドラマの側面もあり。演出はわかりやすいが凡庸。とくにアッと目を引くシーンはありませんでした。 【ケルタ】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-05-30 12:15:33) |
★3.《ネタバレ》 全貌が終盤まで明らかにならないため、先が読めなく、ストーリーに集中せざるを得ない。中盤まではテンポよく、軽妙な作品に仕上がっており、ストーリーのスジだけ追っていれば、しっかりしたオチもあるので、それなりに楽しめるサスペンスになっている。しかし、脚本家として有名なトニー・ギルロイは、監督としては、やや才能のなさを露呈したところがある。既存の映画のアイディアを借用しながら、健闘しているようにはみえるが、ラストでのすっきりしない種明かしは、観客にモヤモヤ感を与える。肝心のジュリアとクライヴの関係ばかりではなく、黒幕の仕掛けた罠の描き方が物足りない。「空になった工場」「偽の天才科学者」などの描き方が上手くないので、ダマされたというよりも、拍子抜けに近い気持ちになる。 時間軸のズラし方も、「ドバイ→NY→ローマ→NY→あと1回どこか→NY」程度に留めておけばよいものの、調子に乗って、何度も何度も繰り返せば、観客はイライラしてくると思わないのだろうか。 回数を減らせばプラス効果があったのに、かえってマイナス効果が大きくなった。 また、肝心のジュリアとクライヴのエモーショナルな関係が描ききれていないことが最大の欠点になっている。このミッションに必要なのは、“信頼”と“愛”ということをもっとアピールした方がよいのではないか。どちらかが裏切れば、簡単に大金を独り占めできるようなシチュエーションにしないとこの手の作品は盛り上がらない。 “信頼”と“猜疑心”の狭間で二人がもっと揺れないと観客はノレない。 脚本家としては、それらをしっかりと描いていたように思えるが、監督としては、抽象的な部分を画面に描けなかったように思える。 ラストでは「女が男を待っているシーン」があったが、これも違うような気がした。 あのシーンは「女が男を待っている」のではなくて、「男が女を待たない」と意味がない。裏切ったと見せかけたのは女であり、一見裏切られたと思われるのは男である。「男が誰かを待っており、諦めて帰ろうかという瞬間に女が現れる」ようなシーンを描いて欲しかったところである。そのときになって、女が裏切ったのはフェイクだと観客は気付くだろう。女が待っているシーンを描いた瞬間に、あれはフェイクだと分かってしまう。こういうシーン一つだけでも、トニー・ギルロイとはやや相性が悪いと感じてしまうところだ。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-05-16 11:31:59) (良:1票) |
2.どこにも書いていませんが、この映画ってコメディですよね?登場人物の素性自体が冗談みたいですし、スクリーンから「笑ってくれ」光線がビシバシ出ていました。かなりブラックですが、笑う準備をしながら見ていれば、結構笑えるかも。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-05-05 17:47:09) |
1.《ネタバレ》 老舗で業界トップシェアを誇るB&R(バケット&ランドル)社と新進気鋭のエクイックロム社。同業同士、常に互いの動向を注視、ライバル視していた。そんな中、B&R社が驚くべき“新製品”を開発したという情報をキャッチ。さっそくエクイックロム社は、元MI6で口達者なスパイのレイを使って機密情報を探らせるが、B&R社の方では、元CIAスパイのクレアを雇い、攻防を繰り広げる・・という話。 スパイといっても命の攻防はなく、産業スパイという設定。お互いライバル会社がそれぞれ雇ったスパイが、クライヴ・オーウェンとジュリア・ロバーツ。なんか自分としては随分久しぶりのジュリアは「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」は観てないので「オーシャンズ12」以来かもw クライヴ・オーウェンは濃い風貌がニコラス・ケイジと同系ですよね。欧米の人ってあーゆー濃い顔が好みみたいらしいです^^; 映画冒頭ではいきなりトム・ウィルキンソンとポール・ジアマッティが掴みあって投げて殴って空振りで地面叩いて・・と何が起きたのか全く説明もないのですが、このシーンで同業ライバル社同士が憎み合うほど敵視しているということを示したかったのでしょう。 新製品が一体何なのかも最後近くで出てきますが、コピーしたり写真で撮ったりのその情報は、亀の甲(ベンゼン環)の図のみ。化学で習った程度の自分はそれだけでホホウなんて思ったりしたんですが、よくよく考えれば一枚の図だけでそう簡単に作れるんですかね?作れると大騒ぎするなら、先端の開発研究者なら一目で真贋だって分かりそうなものですよねw ここが展開や落ちを予測できなかった自分の悔しさの裏返しで、逆切れして突っ込みたい所でふ。いやけっしてストーリーがよく分からなかったとかじゃ・・ムニャムニャ・・ それにしても、ジュリアの目力がかつてのそれではなく、表情が乏しく人工的で、やっぱりアンチエイジングかなんかしてるんだろうなぁと、見入ってしまいましたよ。。 他国での興行では観客層は比較的高めで78%が30歳以上との記事もあり、世代交代というか、かつて出演料女優No1を誇った過去も風化してきてるような寂しさも感じましたけど^^; 【尻軽娘♪】さん [試写会(字幕)] 6点(2009-04-16 01:06:38) |