7.《ネタバレ》 W・アレン映画にしては珍しいコスチュームもので、ロシア軍とナポレオン軍の合戦シーンまであります(もっともTVのお笑いバラエティでやってるレベルですが)。だけども実際にはこの映画はアレンがスタンダップ・トーク芸を見せたくて撮った様なもので、のべつくまなく喋り続けです。私はこのアレンの芸は嫌いじゃないですけど、耐性のない人には堪らないでしょうね。そのアレンにしゃべくりで返すD・キートンが、ヘタなコメディ演技ですべりまくっていてちょっと無残でした。ギャグもヘタな下ネタのオン・パレードで全体的に学生の自主映画みたいな感じです。この映画のつぎに撮ったのが『アニー・ホール』とはある意味で凄すぎです。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2012-10-27 12:20:36) |
6.言いたいことと話の展開に関係性が無い。 何だか表現したいことはあるのにどうしてよいかわからない素人的作品。 【カラバ侯爵】さん [ビデオ(字幕)] 0点(2007-09-24 15:11:32) |
5.なんだか全体的に中途半端な感じのする作品だった。この次に『アニーホール』を撮るわけだから、大転換ですね。 |
4.この手のアレンは全然合わず笑えない。これは根本的にユーモアやブラックジョークが生活、習慣、宗教等とまるで違うからどうしようもないのかな。 【亜流派 十五郎】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-04-03 23:29:55) |
★3.アレン監督作品の中では珍しく金が掛かってそうな作品。 あんなに大量な爆弾を爆発させたりするような映画を創っているとは思わなかった。 まあ、大砲に隠れた後のオチはお約束みたいなものでしたが。 この映画を観ている間も観た後も結局何を言っているのかは確かによくは分からない。 テーマが「神の存在・不存在」なのか「殺人という不道徳」を扱っているのか…。 「人生の幸福」についても語っているし悩まされる。 もっとも描きたかったのは、題名通り「愛と死」なんだろうけどねえ。 色々詰め込ませようとして散漫になってしまったのかとも考えられる。 一応、アレンがラストで概括的にまとめているのでそれが一番参考になるかな。 「人間は結局、精神と肉体であり、死は終末ではないが、要はくさらずに生きる事。愛について重要なのは量ではなく質だ。」ということらしい。 受けた印象としては、「死」については意識することも、恐れることもせずに精神と肉体の満足が得られるような人生を生きろ、どうせ最後には皆死ぬのだからというようなメッセージかなと個人的には感じた。 なかなか哲学的なものとアレン特有のユーモア(黒人の指揮官、戦場での応援、ホットドッグ等)を交えた面白い作品にはなっているとは思う。 しかし個人的には死神とアレンがクルクル踊りながら終わるラストのバカバカしさがやっぱり好きだな。 |
2.ストーリーとしてもつまらないし、何が表現したいのかもさっぱり理解できなかった。 【Olias】さん 2点(2004-11-13 02:07:56) |
1.《ネタバレ》 なんていうか、アレンの世界をそのまま表したような映画かな。キートンとのバカっぷりがうまく配合されていい感じになってます。こんなやつが戦争に行ってもいいんかぃ!って気分になれるかな(笑 |