11.《ネタバレ》 ビューティフルマインドのバッドエンディングバージョンって感じ。デップがどうしても憎めないので作品としてはキャストミスな気がするけど、でもデップでなければ見に行っていないので製作側としては成功なんでしょうか。 【コジコジ3】さん 4点(2004-10-25 17:45:52) |
10.たぶんこの映画、途中で寝ちゃった人は相当多いと思うし、事実私が観に行った回でもかなり大勢寝ていたようだ。しかしボロボロのガウン姿で頭ボーボーの不精ヒゲがこんなに似合うハリウッドスターもそうそういないだろうという個人的愛情と、タシュモア湖畔の美しい情景、ジョニデの住む古いキャビンのインテリアの素晴らしさにうっとりと見とれることが出来れば話は別である。私は基本的にジョニデに甘く、アメリカ北部からカナダにかけての晩秋の風景には死ぬほどヨワい。洋画を見る時の関心のかなりの部分をインテリアの素晴らしさが占めており、この作品でジョニデが横たわるカウチや家具装飾品の数々は過去に見たあらゆる映画の中でも特筆に値すると断言する。こういったアイテムに非常に細やかな配慮が行き届いている上に、押しつけがましくなくさりげない照明の凝り方とか、カメラワークに質の高さを感じさせられる作品。どうということのないストーリーはあまり気にせず、近頃珍しいアナログな映像感覚を堪能すべき。正直「最近のスティーブン・キングって何だかちょっとなあ」と思っている方、「ジョニデとブラピ、どっちが才能あると思う?」と訊かれて2秒以上答えに詰まる方に声を大にしてお勧めできる作品ではない。この程度のストーリーでいかにもいい加減なテレビまがいの映像を沢山見せられていると何となく見逃しがちな内容ではあるが、こういう丁寧な映像作りって最近のハリウッドでは非常に珍しいし、明らかに映像としての格が違うとだけは言っておく。ただのBではない。 【anemone】さん 8点(2004-10-25 02:02:31) |
9.小説だったらフェアだけれど、映画だったらフェアじゃない。ジョニー・デップは大変魅力的だけれども、ただそれだけだ。ジョン・タトゥーロはいい役者だが、今回は明らかに変な人を演じさせられていて、消化不良の感がある。ぼくも六本木ソルジャーさんと同じく、初日の夕方に見てたら地震がきて、鑑賞中三度くらい揺れを感じ、はっきり言って映画どころではなかった。 |
8.《ネタバレ》 スティーブン・キング原作に加え、ジョニー・デップが脚本に惚れ込んで出演を決めたと言うので結構期待して観ました。ぼっさぼっさ頭のジョニーはなかなか好演でしたし、例の黒いハットのおじさんの妙な嫌らしさは印象に残りましたが、ストーリー自体はインパクトに欠けると言うのが正直な所。このストーリーは普通の2重人格の話とは少々違う。2重人格の場合は、普通他の人格が行動している間の記憶が無いだけなのだけど、この主人公は自らが作り出した幻影がやったと思いこむところが重要。そこがこの映画の「怖さ」みたいなものなんだと思うけれど、実はこれとほぼ同じ筋書きのドラマがつい去年放送されたばっかりなのですよね(共犯者と言うドラマ)。脚本家はこの本を元ネタにしたのかもしれないと思うほど、よく似た内容だったため、これを先に観ていた私には全く新鮮味を感じることができなかったのが痛かった。そしてそれを抜きにしても、あのラストが微妙すぎて、何だか消化不良で終わってしまったのが悲しいです。腕時計が切れて車と一緒に落ちていったシーンがあったから、あれが生かされるとばかり思っていたのに・・。あの時計ちぎれるシーンはいらないのでは(^^;;それに、モートが自分の錯乱ぶりに気が付いてから、ちょっと淡々と進みすぎたなと思います。もっとあの部分は丁寧に描いてほしかった。モートの人格があっさりと消滅しすぎて、観ている方はついていけなかったです。・・とまあ結構酷評になってしまいましたが、この映画はサイコ的なものに疎い人の方が純粋に楽しめるのかもしれない・・と言うことで、可もなく不可もなくと言うところで。・・それにしてもイイ男はぼさぼさ頭でもぼろぼろの服着ていても、似合うものなのですね(笑) 【深海】さん 5点(2004-10-24 23:00:42) |
★7.《ネタバレ》 まあキングの原作の映画化ということで、だいたい予定通りで予想通りの作品に仕上がったといった感じ。 デビッドコープの初監督ということで期待していたが、良くも悪くも無難な仕上がり。万人向けの映画になってしまっている。 脚本家として高い地位があるんだから、もう少し個性を出したり、冒険をしてもいいんじゃないか。せっかく監督やるんだから。 一方、デップは相変わらず小技を多用しながら、いい演技をしていたと思われる。 彼が演じてなければ、どんなにつまらん映画になっていたことか。 しかし、多重人格のネタばらしのシーンはもっとうまく演出して欲しかった。 デップ本人がもっとコンフューズしてくれないと、観客もコンフューズできないだろう。 その一歩手前でいきなりネタをばらされてしまった印象、デップもすんなり受け入れているのがやはり問題。 一体何が起きているのか誰も分からないというようにしないといけない、他のレヴューを見る限り丸分かりだったようなのでそれはマズイだろう。 順序を変えた方が良かったんじゃないか。 自分が多重人格と気づいた後に、妻を殺しているが。 妻が殺された後に、自分が多重と気づいた方がもう少し衝撃が強いと思う。 肝心の小説ももう少し丁寧に扱った方が良いだろう。観ていてもどういう内容の小説がイマイチ伝わりづらい。 渋谷で映画を観たのだが、観ている最中にでかい地震が二発ほど来て、結構観客がざわついていた。 ちょうどクライマックスに差しかかっている所に地震が来たので、思いっきり揺れながらも必死に映画を見るという体験だった。 たぶん、この映画は自分にとっては内容よりも地震があったという印象しか将来残らないだろう。 【六本木ソルジャー】さん 6点(2004-10-24 04:02:39) (良:1票) |
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6.《ネタバレ》 私は原作読んでいないんですが、途中からストーリーがバレバレ。脳内革命ものは飽きましたね。やはりスティーブン・キング原作の映画化は難しい。 【たま】さん 4点(2004-10-23 20:21:05) |
5.《ネタバレ》 結局2重人格かぁ…って感じです。何となくそんな予感をしながら、でもそんなであって欲しくないと思って観てましたが…でもやっぱりそうでした。でも、ジョニーデップの"不潔マン"な感じはとっても良かったです。ストーリーは私的にいまいちでした。 【ぷりん】さん 5点(2004-10-22 12:59:13) |
4.《ネタバレ》 結局二重人格・・・。ちょっとがっかり。コープ監督がキング原作のラストをいじってるらしいが内容に合わせてわざとしたってことなのか否か。暗い。 【モチキチ】さん 4点(2004-10-19 04:20:39) |
3.ホラーなのに結構笑えた。服装や髪型、潔癖症で動物好きなところなどジョニー扮する作家の生活ぶりがおもしろく描けていると思う、ストーリーもおもしろかったけど映画自体よりもそれが気に入った。 【いざ、ベガス】さん 7点(2004-07-31 06:50:47) |
2.まさにジョニー・デップらしいB級さ満点映画でした。そろそろこういうのはデップの演技どうこうじゃなくて、彼のファンにしか受けなくなるんじゃないのかなぁという予感がします。スティーブン・キング原作だったのですね。それもらしいといえばらしいような。ストーリーは可もなく不可もなく、でした。 【るいるい】さん 5点(2004-07-11 03:03:02) |
1.《ネタバレ》 ジョニーディップらしい映画でした。寝癖満点のかわいらしいジョニーが見れたし、パイレーツもいいけど、やっぱりこういうマニアックな映画が彼には似合うと思う。内容的には、どっかで聞いたことあるようなストーリーだったけど、まーそれなりにびっくりして面白かったです。最後のグロッサリーストアーでの彼の不気味な感じがたまりませんでした。 【ブルックリン】さん 7点(2004-06-03 07:58:17) |