【アルテマ温泉】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-03-15 00:52:26) |
313.最初から最後まで楽しめた。日本の描写も全く違和感がないかと言われればウソになるが、よく出来ていたと思う。渡辺謙が話題になったけどやっぱりトム・クルーズの映画。彼の映画ではトップ・ガンの次に好きな映画になった。 |
★312.観たときに鳥肌立ちました。節々に感じさせるトム様的演出がなければ・・・。ラストとかね。 【粉】さん 7点(2004-03-13 20:20:18) |
311.《ネタバレ》 単に巨費を投じた大作ではなく、トム・クルーズ以下、製作者側がしっかり日本のことを勉強し、敬意を払って製作した事が十分に伝わってくるので、それが何よりも嬉しい。日本役者陣も本当によく頑張ったと思う。異国の者が作るのだから設定上の細かな相違点は仕方がないが、敢えて言わせてもらえば、なんの説明も無く、いきなりあの勝元の英語のウマさは白けた。例えばオールグレンと出会った当時はカタコトで、徐々に上達するといった設定の方がリアリティがあると思う。あとラストはやはり勝元らと共にオールグレンも死んだ方が良かったのでは?で、あの通訳(グレアム?)が勝元の村に行ってENDみたいな・・・・・やっぱり主役が死ぬとハリウッドらしくないかな(笑) 【トニー】さん 9点(2004-03-13 15:44:25) |
310.《ネタバレ》 意外と面白くてびっくり。でも好きかと聞かれたら、好きじゃないです、ってはっきり言える。そんな映画でした。きっとすごくいっぱい日本のことも勉強して、脚本も練って、美術も凝って(美術は特に素晴らしかったと思います)、きちんと作り上げてるのはわかるんです。でも好きかって言われたら、好きにはなれない。なんでしょうね。うまく言えませんが、武士道って絶対にこういうことではないと思うんですよ、僕は。この映画で描かれる武士道って、どこかで滅びの美学、みたいなものにすり替わってる気がするんです。そしてすり替わってしまった武士道が、自己犠牲を美化してて、何かに殉じて死んでいくことを称揚している気がするんです。それって全然武士道ではないと思う訳です、僕は。武士道って、そんなことだと履き違えるからこそ、滅びてしまった概念だと思うんですよね。いかに生きるかをがむしゃらに突き詰めていったはずの考えを、滅びていくものへの哀惜みたいなものに巧みにすり替えてしまうことへの違和感が最後まで拭えませんでした。滅びる事への限りない哀惜はたとえば、「ワイルドバンチ」(最高に好きな映画です)みたいな形でしか現れないと思うんですよ。つまり何かに殉じて死ぬなんて何の意味も無いばからしいことだ、そんなのわかってる、それでもそれを全部わかった上であえてその醜さにに踏み込んでいく。滅びていくことってそういうことだと思うんです。この映画で肯定されて、美しく描かれているものって、大げさかもしれないけど、結局、アメリカが振りかざす正義とか、アルカイーダやオウムやパレスチナのテロリストが振りかざす正義につながってしまうものだと思うんですよ。美しさと正しさを、それと気づかずに混同してしまうことはやっぱり僕は違うと思う。まあ、そんなでかいこと言わなくたって、細かく言えば笑っちゃう突っ込みどころ満載なんですけど、この映画。いや、しかしトムクルーズ。彼がいなきゃこの企画自体成り立たなかったんでしょうけど、それにしたって、彼のポジションはあくまで狂言回しなんだから、それに徹して欲しかったです。チューすんなよ!小雪ちゃんと!最後も予感で終われよ!顔で終わんなよ!それじゃただのスター映画だろ!結局この映画のほんとのサムライは渡辺謙さんでも真田さんでもなく、日本一の切られ役、福本さん(ボブ!)だったなあ。そう思っちゃいます。 【am】さん 5点(2004-03-12 23:48:26) (良:2票) |
309.渡辺謙はよかったし、戦闘シーンも迫力があって面白かった・・・けど、手放しで賞賛できないのは、やっぱり微妙な違和感から来るものでしょうか。とくに最後の信念だけで突っ込んでいくという闘い方は侍というか日本人を勘違いしていると思うんだけど。もう少し賢く戦ってほしかった(笑)。「柔よく剛を制す」っていうのもあるのになぁ。どうしても太平洋戦争や「神風」のイメージをかぶらせるし、きっと外国人はさらにそうなんだろう。前半の森(なぜかバナナの木みたいなのがはえてましたが(苦笑))での戦闘シーン(特に馬にまたがった侍が現れるシーン)はとても美しかった。あと、ここまでできる子役が日本にいたのにびっくり! |
308.日本人をよく理解してる面は良かったけど、面白い映画ではなかった。アメリカは侍ブームというより刀ブームなんでしょうね。 【モチキチ】さん 5点(2004-03-10 09:53:19) |
307.《ネタバレ》 謙さま、オスカー残念だったけど、本当に素晴しかったですね。あのトム様を喰ってましたよね!謙さまの登場シーン、そのまま切り取って壁に飾りたい位美しかったです。そして、トムがサムライ魂をどんどん吸収していくあのくだりが最高に好き。そうトムが剣術をマスターし、坊やがなついていく村でのシーンです。戦闘シーンは私には迫力がありすぎてドキドキしました。後日撮影秘話で、謙さまが出演の皆に怪我をしないように気合を入れていたと聞いて、ますますカッコいい~と感激しました。また観たいです。 【らふらんす】さん 8点(2004-03-09 17:01:07) |
306.最後まで諦めず、戦い続けたサムライたちの魂の強さが伝わってくる作品でした。人間というものは、出会う人たちや環境によって、それらに影響されながら成長していくものだということを改めて感じました。そしてとにかく渡辺謙がすごい!!まさにサムライですね!!でも、最後がなぁ・・・。惜しかったです。 【りっちゃん☆★】さん 7点(2004-03-08 19:22:27) |
305.ストーリー、時代背景がどうのこうのって言うよりもサムライ魂、武士道とは何かという作品。私もサムライ魂が欲しいと思った。 【ロロトマシ】さん 7点(2004-03-08 16:38:07) |
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304.日本のことをよく勉強しておるのお・・・褒めてつかわそう。途無来須(トム・クルーズ)の殺陣もあっぱれじゃ。(ラストバカ殿様) ・・・さて真面目に戻って、この作品について英語のレビューサイトを見たところ、中に「勝元の叛乱の理由がわからない。」というのがありました。作中で主人公オルグレン大尉が手記の中で明確にしている年月日をからもわかるように、このストーリーは1877年の西南戦争と西郷隆盛をモデルにしています。上記のアメリカ人とは異なってこの映画を見た日本人のほとんどは西南戦争が起きた年を覚えていなくても西南戦争は知っていてそのせいで作品のストーリーにすんなり入っていけたと思います。でも、どれだけの日本人が西南戦争の本当の理由を説明できるのかは疑問です。少なくとも私は「征韓論に敗れたから。」なんて理由は納得できません。だから登場人物の大村(=岩倉具視?)が近代化に名を借りて私腹を肥やしていた、という大胆な仮説を採用してストーリーに肉付けしたハリウッドの製作者は偉いと思うのです。 【かわまり】さん 7点(2004-03-06 10:20:37) (良:1票) |
【たまごくん】さん 8点(2004-03-04 20:54:39) |
302.《ネタバレ》 アクションは迫力があって、エンターテインメントとして楽しめました。ただ、「大村」が(特に後半)ただの薄っぺらい「悪役」になっちゃったのは減点。あの時代に「近代化」という夢にとりつかれた日本人としてちゃんと描ければ、「サムライ」との対比も単なる「善玉・悪玉」じゃなくて、一つの時代の価値観の対立として、もっと深みがでてきたと思うのですが・・・。「大村」をちゃんと描けない点に(彼には、アメリカ人はエキゾチックな魅力を感じないんでしょう)、ハリウッド映画の限界が見えちゃった気がしました。 【ころりさん】さん 5点(2004-03-04 10:58:39) (良:2票)(笑:1票) |
301.渡辺謙はじめ皆、目がほんと生きていて冴えてました。戦闘・殺陣のシーンはド迫力の素晴らしい出来! 勝元の英語ペラペラは違和感があった。 【ダージン】さん 7点(2004-03-04 03:44:36) |
300.渡辺謙が助演男優賞を取れなかった理由がわかった!目立ちすぎ!主役を食っちゃだめでしょう・・・カッコよすぎ。中でも光っていたのはやっぱり「ボブ」でしょう。世界一の切られ役の唯一言葉が最後の「あるぐれんさん」(オールグレンでないところがいい)っていうのも良いし!それに答えた「ボォ~~ブ!!」(ってやっぱボブのままなのねぇ)もまたよかった!素直に面白かったです。 【だだくま】さん 9点(2004-03-02 08:58:16) (良:2票)(笑:1票) |
299.う~ん、時代考証うんぬん以前に「ダンス・ウィズ・ウルヴス」に似すぎで新鮮味が無い。日本が舞台ってだけで、よくある二番煎じのハリウッド大作のような気がするんですけど・・・。あとやっぱコレは外国人が見て楽しむ映画じゃないのかな~。日本人である僕は“素直に”楽しめませんでした。ネイティヴ・アメリカンは「ダンス~」をどう見たのかが気になった。 【トマシーノ】さん [映画館(字幕)] 5点(2004-03-01 03:03:27) |
298.《ネタバレ》 和ですね。さすがに主役なためトム・クルーズが凄く存在感をアピールしてます(トム・クルーズはそれほど好きじゃないんですけど)けど、インディアンのエピソードの時「彼らは野蛮人だ」といういかにも西洋人の観点からの発言に対し「彼らは真に勇敢だった」と認めるところが忠義を重んじていることを物語ってると思います。日本人がカウボーイになれないのと同様にアメリカ人も真のサムライにはなれないながら、それでも武士道に生きようとする姿は彼がまことの戦士という証なんでしょう。決起した侍達が「行くぞ!」の掛け声とともに村から馬に乗って駆けて行くシーンには大和魂を感じました。少し冗長だなと思うシーンもほんの少しありましたがそれでも充分に見ごたえのある映画でした。 |
297.渡辺謙かっこよすぎ。トムクルーズもかっこいい。レビュー読んでなんだかんだ考えるより今見終わっての素直な感想。かっこよかった。おもしろかった。感動した。 【はなこ】さん 10点(2004-02-28 21:54:33) |
296.確かに突っ込みどころは満載。ラストは蛇足と言って良いと思うし(「優しい」結末ではあったけど)、トムクルーズの生命力はダイ・ハード並み。スキンヘッドの侍はペラペラ英語喋るわ、武士側が美化され過ぎな感も確かにある。だけど。それら諸々の要素を加味してもなお、この作品が良作であることに変わりはないと思う。熱い生き様を晒す男たちと、それと共に存在するひどく真摯で穏やかな感情。散々言われてきたことだが、本当に本当に渡辺謙はかっこよかった。「素晴らしい」とか「傑作だ」とか、そういうのじゃなくって、見終わった後しみじみと「良い映画だったねえ」と言い合えた作品。 【凛】さん 9点(2004-02-28 00:41:21) |
295.日本人勢がとても良かったと思います。渡辺さんからは静かなる気迫を感じたし、原田さんは憎たらしい悪役を好演していました。台詞がかなり少ないけれどいい味を出していた真田さんや福本さんも格好良かったです。ストーリーは善が侍、悪が明治政府、の簡単な図式にしてしまったのはハリウッド映画ということで許しておいて、テーマが現代の日本人への深いメッセージがあって良かったと思います。全体的に見てトムとエドワードの日本への深いリスぺクトを感じました。日本人の心(本当に正しく描かれているかどうかはいろんな意見がありますが)を世界に発信したこの映画はとても価値があると思います。そこを特に評価して10点。余談ですけどトムは本当に和服が似合っていましたね。どなたかおっしゃっていましたがやっぱり前世は日本人じゃないかと思っちゃいます。身長も低いし・・おぉっとこれはタブーか!? 【666】さん 10点(2004-02-27 12:01:53) |