33.《ネタバレ》 ひどい境遇、ひどい世界に生きる生徒達。私にとっても先生にとっても想像を絶する。私にとって一番感極まったのは映画のちょうど真ん中で、クラス全員が飲み物を取りながら自分の境遇を述べる辺りだった。そこがピークといえばピーク。その後はまあそうなるよねって事が多く意外性はなかった。 最後に近づくに連れてっきりまた誰か撃たれて死ぬのかと思ったがそういう悲劇は起きなかったのでよかった。 今週の気づいた事: 真珠はいつもいっしょ 【ほとはら】さん [インターネット(吹替)] 8点(2023-07-14 14:46:28) |
32.どこまで実話なのかわからないが、ちょっと話がデキスギで全体的に盛り上がる部分もあまりないので、映画としての面白味はそんなにない。もっと様々な問題や葛藤があってもよさそうだが、当事者も健在なので映像化が難しいのかもしれない。 |
31.そんなにうまくいくのか?って思って観てたけど実話でした タイトルの通り「書く」ことがキー。 日本の学園ドラマと似てるところは多いですが、「言葉」に関する態度は全く違います。 言語化しなくても心が通い合うことを理想と日本人が考える一方で、映画の中の生徒たちは自分の気持ちを言葉に綴っていく、これが「言文一致」なのかと納得しました。 日本語の書き言葉は、どうしても自分の気持ちとの乖離を感じます 普段から「書く事」に対して意識を持っている人には、是非見て欲しい映画ですね 【amicky】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-04-10 10:41:33) |
30.私生活まで犠牲にして人種も育ちも思考も違う生徒をまとめ上げるなんて並大抵のことではないだろう。 日本でいえば金八先生が教師ドラマで有名だが、金八でもここまでできたかどうか…。 ヒラリー・スワンクの演技もいいし、教師がどんな生徒も見捨てない神髄に感動の余韻が残る。 |
29.実話とはいえ、不良生徒たちたが素直に新任教諭に耳を傾ける展開が薄っぺらい。 題材教科書に「アンネの日記」を使うところからは面白くなった。 前半は退屈だったが後半から感情移入できるようになった。 5点にしようかと思ったが、私の大好きなヒラリースワンクに押されて1点上乗せ。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-20 13:20:50) |
28.最高です。滅茶苦茶なクラスが、「ラインゲーム」をして、お互いを知ることで変わっていく様は胸があつくなりました。 生徒に、新品の本を自費で配る先生、そして新品の本を受け取り喜ぶ生徒たち・・・。すばらしぃ。 音楽、演出もすごくクールでかっこよかったです。最後の集合写真がみんないい笑顔で最高なんだなぁ。 【へまち】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2017-12-04 16:14:10) |
★27.序盤はクラスの雰囲気が最悪で、ちょっと怖い。 アメリカだとこれくらいの荒れ具合は普通なのかなとか思って見てた。 正直言うと、こんなやつらに関わりたくないというのが第一印象。 でも、少しずつ変化が現れて、やっぱり子供なんだなぁって愛着が湧いてくる。 そういう演出にまんまと嵌ってしまったので、あとはクラスの一員になった気分で感情移入できました。 アンネ・フランクどころか、ホロコーストすら知らないような子たちがアンネの日記を読んだらどうなるのか、その反応はとても興味深かったです。 多少は脚色もされてるだろうけど、実話の破壊力は凄まじいね。 感動で涙するというよりは、いろいろと考えさせられる深味のある作品でした。 あと、どうでもいいことだけど、いつになったら盗んだバイクで走り出すんだろうと思ってたけど、そういう作品じゃなかった。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 8点(2016-01-24 13:49:06) |
26.《ネタバレ》 期待してなかったところもあったからか、最後までしっかり観ることが出来ました。ただまぁなんかいろいろ好都合な場面あったり、オランダから来た人?(あのアンネさんの支援者さん?)が、学校全体じゃなくこのクラスの子しか会わないの?とか、やたら自腹切ってたり、別に仕事を二つしたりとよーく考えれば違和感あるよねコレ。あの先輩先生たちを悪――く描いてるのもどうなのかなぁ。ちょっと残念な部分もあったとオモイマス 【Kaname】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-01-05 20:19:18) |
25.悪くはないけど、オリジナリティがないのが残念。 |
24.《ネタバレ》 およそ学園モノというと、パターンはだいたい決まっています。中には嘘くさくて見るに耐えない作品も少なくありません。しかし、この作品は良かった。「ホロコースト」の意味さえ知らなかった生徒たちが、「アンネの日記」に出会って世界を知り、意識を変えていくあたりは、なかなかリアリティがあります。たしかに本には、そんな効果があるかなと。それと、やっぱりH・スワンクがいい。リング上で闘っていたときより、ずっとイキイキしていました。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-04-28 23:51:24) (良:1票) |
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23.《ネタバレ》 自動録画されていたのを鑑賞、チラ見したタイトルから、イージーライダーみたいなのを想像してしました、ライターなのね^^;、とても良かったですが、こちらの評価は思ったよりも低めで、見方によっては、過程を端折り気味で分かりにくく浅いかもしれませんね。ラインゲームだったかな?のシークエンスで、先生も含めて自分基準でしか見えていなかった視点を、相手基準で視野を広げるきっっかけになっている演出が良かった。少しずれますが同時期に顧問の体罰を苦に自殺したバスケ部員の事件があり、命を絶ってしまった子に対して「根性が足りない」とバッサリな感想を多々見かけます、そういう一面もあるとは思いますが、10代の悩み、リーマンの悩み、金持ちの悩み、それぞれあると思うのです、体罰をしていた顧問も長年やってきたことなので、そういったことに鈍感になっていたんじゃないかと思います(個人的には体罰完全否定ではないです)私の中ではダブって見えたので、鈍感にならないようしたいのと、もし気が付いたなら蓋をする様な事はしたくないなと思います、でも現実的には見なかった事にしちゃうんだろうな。。。 【ないとれいん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-01-10 08:59:48) |
22.《ネタバレ》 まったく期待しないで見たが、いつの間にか正座し真剣に見入ってしまっていた。環境が悪く、日々生きていられるだけでラッキーみたいな子供たち、勉強なんて、級友なんてその人生には屁の足しにもならないというような子供たちに、希望を持つことを教えてくれた先生の話。いや教えたのではなく、考えるきっかけを与え、それに気づいた師弟の話。感動ポイントがたくさんあった。特に良かった一つは、ラインゲーム。向かい合わせでの一触即発ムードから、お互いを少しだけ「見る」ようになった子供たちは、間違いなくそこで何かを感じていた。そして亡くなった友人に敬意を述べる。少し洗脳的な手法かもしれないが、彼らが心を動かされた瞬間だった。その後ノートを全員が提出したのも(いきなりちょっと出来過ぎだが)嬉しい。がそこに書かれた内容はどれも切ない心の叫びだった。あとひとつ、アンネの日記のミープ・ヒーツを招いたとき、エスコートを志願した彼の純粋なまなざしが何とも素敵。皆大人ぶって悪ぶってはいるが、まだまだ純粋でかわいい子供。語りたい。表現したい。そして理解してほしい。先生は特別なことをしたわけではなく、彼らを普通の子供、生徒として扱っただけ。それが生徒の心にちゃんと響いたのが結果としてとても嬉しい。ハッピーエンドで本当によかった。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-05 14:29:33) |
21.起こった出来事の表面をなぞっていっただけのような感じで、なぜそれが起こりえたのかということについての掘り下げが浅すぎ。ラップの挿入曲に韻をつけた訳を当てていった訳者の方の頑張りは見事だった。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-09-05 23:33:04) |
【ホットチョコレート】さん [地上波(字幕)] 6点(2012-09-05 06:33:49) |
19.《ネタバレ》 かなり期待はずれの印象。全体的に浅いというか、なぜ生徒たちが一致協力して団結するようになったかの描き方が弱いので、最後まで感情移入できなかった。 そもそもあれだけマイナスの境遇ばかりの生徒がいるクラスが本当に存在したのか? 教科主任が絶対悪として描かれたり、主人公のプライベートが盛り込まれているのも腑に落ちない。 ボソボソしゃべる主人公級のラテン系女の子も魅力を感じず。 いくつかの感動させるエピソードと主人公教師の演技は素晴らしかった。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-09-04 23:00:21) |
18.《ネタバレ》 なんとか最後まで観れましたがアメリカの教育現場の実情がわからないので、これがいいんだか悪いんだか正直よくわかりませんでした。 まぁ一応事実に基づいた作品のようなので、ある程度は本当の出来事なのでしょう。 多くは人種問題が根底にあるようなトラブルを抱えた生徒がほとんどで、熱血先生の献身的な指導で、現実に疲れきって冷めていた生徒たちが203教室(彼らの学級)をホームと思うようになり成長していくという物語です。 その過程では熱血教師夫婦のすれ違い、教科主任の妨害?などの問題こそ起りますが、生徒と教師の関係はほぼノートラブルで進みます。 さすがにこのあたりは独善的な印象は否めませんでした。 いろいろな人種が渦巻くアメリカではこれぐらい『目指すべきモノ』が一つのほうがまとめやすいのかもしれませんが、なんともバランスに欠いたような気持ちの悪いものを感じましたね。 あげくに進級にあたってクラスがバラバラになることを危惧して、学校に圧力をかける件はどうなんでしょう?個々の心の成長がまるでできてないじゃないですか。 気に入らないものは変えていくのもいいですが、自分も変わる柔軟性があればもっとよかったのになぁ。 まぁ、そんなことで文句言っちゃったら、わたしのレビューも独善的なんですけどね! 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-01 12:44:20) |
17.実話を映画化したものらしい、教育熱心な女の先生のお話。 あまりにも学校の環境がひどすぎて、これは大変だなぁとしょっぱなに感じたんだけど、 内容自体はほぼ金八先生と同じ。さすがにこの流れを2時間で収めるには無理があるようで、 どうしてもご都合主義を感じてしまうのは致し方ないよね。 演出は映画らしい工夫がなされていて、作品の出来自体は悪くないかと思う。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-07 05:39:46) |
16.生まれた時から貧困や差別で、生きていく事に夢や目標を求められない生徒たちが徐々に心を開いていく様子は、正直ウルッとした。ヒラリースワンクも素敵だった。結局、彼らも大変な人生を送っているが、戦争中、もっと悲惨な状況で生きてきた人生の先輩に直接触れたというのが、良い経験になったのでしょうね。教室が「家族」になっていった彼らはこの頃の仲間が親友として、社会に巣立っていくのでしょう。こういう「家族」が出来ていく映画って面白いと思う。いつまでも残って帰ろうとしない場があるなんて素敵だ。今の日本でこういう場を求めるとしたら、どこになるのだろうか?受験地獄の学校、競争社会の会社、そして離婚の多い家族。案外、テレビの「しゃべり場」や、魅力ある歌手のコンサート、そしてネットなどがその代わりになるのかもしれない。実話ってことは、こういう先生がいて、3年4年まで引き続き、その先生が教えると言う決断をした教育現場の判断が実際あったってことだ。そういうところは日本にいて、羨ましく思う。 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-02 14:17:59) |
15.《ネタバレ》 最初に言ってしまうと、私はこういうのにノレない。 …40代まで来ると、この程度の世界観で演出されたものに感動したりウルウルしたりする感度はすでに無いってもんだ。 全体的に浅いんです。 貧乏で家庭環境が悪くて落ちこぼれの生徒。 対する捨て身の熱血女性教師。 …ダメだなあ。 人生は…そして世界や社会の90%(便宜的に。99%でも可。)は、「非熱血」的な要素で構成されている。 それを「ルーティン」と呼ぶ。人生や世の中のほとんどすべては、タラリンとしたつまらなく退屈なルーティンだ。そして人生や世の中は不平等である。それを、アイロニーとかブラックユーモアとかでなんとか味付けしつつ人は生きる。味付けでごまかしながら、死に辿り着くまでなんとか生ききる(それがどうしても嫌な人は、ドラッグやアルコールで「10%」の世界に居座り続けて廃人になるか、熱血ゲバラのように無駄死にする)。 こういう感覚がこの映画にはゼロであろう。 目には炎。人生は燃やしきるもの。熱血。ダメだ。 20代まででしょうねえ、これにノレるのは。 正直言って、30代以降の人でこの映画に感動している人は信用できない。修行が足りない。 底辺に生きる生徒に「下には下がある」ことを見せる。それはホロコーストであり、公民権運動。 ここまでヒネリがないと、かえって感心しますね。こういうのを日本では芸が無いという。 この先生はティーンエイジャーを相手にしたからうまくいったというだけのことではないでしょうか。 大人には通用しない芸風である。 それに、「10%」を出せば子供が喜ぶのは当然なので、それは安易な教育法なのであって、どっちかというと、「90%」のつまらないパートをどうやってやり過ごして生きるのかということを教えるほうが、生徒のためになるのではないか? …こう言ってみるのは、私の高校時代の教師の多くが、〝実利的な勉強の内容〟よりもむしろそれを教えようとしてくれたからだ。 そして、指摘しておきたいのは「仕事で身銭を切ったら、それは終わりの始まり」だということだ。 こんな映画に影響されて、仕事で自腹を切ったら最後、それはとめどなくなって職業そのものが続けられなくなるのは間違いないので、絶対に真似をしてはいけない。 仕事で身銭を切ってはいけない。…慈善事業でない限り。 スワンクは本当に作品選びが下手。彼女のブレーンがダメなんだろうな。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-10-10 20:39:40) |
14.熱血先生ものとしては手堅くまとまっているのですが、あまりに良い子ちゃんな仕上がりで教育テレビでも見ているような印象を持ちました。先生と生徒が心を通わせる過程は随分とすんなりいってしまい、葛藤や軋轢が不足しています。例えば、生徒がいかに先生の授業に感動して生き方を改めようと思っても、それまでの不良仲間から距離を置くことや、所属していたギャングを辞めることには相当な苦労が必要なはず。そのような現実的な葛藤があまりに少なく、先生が良いことを言えばすぐに響く性根のまっすぐな生徒ばかりであり、なんだか都合の良い美談を聞かされているような気がしました。また、彼らが通じ合うきっかけとなった日記の扱いも雑で、あれだけ荒れていた生徒達が初日から素直に日記を書き始め、「先生、読んで」と自分達の気持ちをさらけ出す展開には疑問です。「小学校5年生程度の国語力しかない」と言われた不良達が、初日からそこいらの大学生でも書けないような達者な文章を披露することも不自然。実話を元にした物語ですが、舞台となる1994年から本作が製作される2007年までの13年間で、当事者達にとって都合の良い形に思い出が変質していったのではないでしょうか。そして本作の製作陣の姿勢を疑ったのが、熱血先生と対立することとなる教科主任の扱いです。生徒の心を掴むため形にはこだわらない熱血先生に対して、教科主任は形式的にカリキュラムをこなせばそれでよしと考え、事あるごとに熱血先生の障害となります。確かにこういうタイプはどの職場にもいて、たいていの場合、やる気ある人間の足を引っ張る有害な存在となるのですが、この教科主任を完全な悪として描く本作の姿勢には賛同できません。ある行動をとる人物を一定の型にはめ、それを一方的に悪と非難することは、人種間の対立を乗り越えて互いを知り合えという熱血先生の指導にまさに反しています。確かに彼女は頭が固く、教師でありながら生徒のためを思った行動のとれない人物でしたが、本作の舞台となるような荒れた学校においては、教師を無視する生徒とは真剣に向き合わず、お役所的に授業をこなすのみとする先生の処世術も、決して否定することができません。そうした他の先生達の背景を描くことなく、一方的に悪と断罪する姿勢には疑問です。作品のモデルとなった熱血先生がこの描写を良しとしているのであれば、この先生の性根も疑ってしまいます。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 4点(2010-08-04 00:11:32) (良:1票) |