104.濃くて見終わった後にどっぷり疲れる映画でした。主人公のエイダに共感することはできなかったけど、アンナ・パキンはうまいと思いました。 【ジョナサン★】さん 7点(2004-03-16 16:46:53) |
【モチキチ】さん 7点(2004-03-13 00:17:44) |
102.何ていうか、どっぷりと漬かってしまう内容でした。深いんです。 【ヒロヒロ】さん 8点(2004-03-11 01:49:52) |
101.《ネタバレ》 ホリー・ハンターがこんなにキレイな人だったとは今まで気付きませんでした。音楽がとにかく素晴らしくて耳に残りました。ピアノのキーを取り引きに使うというのに共感できず、何だか悶々として見ていたのですが、それでも余韻の残るストーリーでした。 【無雲】さん 7点(2004-03-10 00:15:03) |
★100.《ネタバレ》 理解は出来たけれども、ちょっと後味が悪かったのでこの点。 文化的な環境・洗練された空気の中で生まれ育ち、おそらく不倫の末未婚の母になったはじけ気味のヒロインが、じめじめした新天地で俗と野蛮と保守に触れる冒頭は不安に満ちている。ヒロインの夫は共感できる愛すべき人物に描かれてはいるが、・ヒロインの心ともいえるピアノを浜に放置・勝手に売る、この2つの所行により、他ならぬヒロインに愛される資格を失う。ところで、いかにも胡散臭い英国人通訳がピアノを購入し、レッスンの名目でヒロインを自宅に通わせたのは、最初は愛でも肉欲でもなく、体の一部を不当に奪われた彼女への同情ではなかったか。いずれにしろ、ヒロインは彼のおかげで再びピアノを得た。ピアノを取り戻すためならエーンヤコーラ。この後、ピアノ>allだった彼女が愛>ピアノに変化する経緯をあれこれ言うのは野暮。結婚したものの全く愛されない夫は哀れだが、ピアノ=妻の心を「え、俺いらないもん」で捨てたり売ったりできる価値観では、ヒロインとは所詮相容れない。 【味噌】さん 7点(2004-03-04 17:58:45) |
99.ホリー・ハンター(母親役)とアンナ・パキン(娘役)は確かこの作品でアカデミー賞を獲ったと思います。ハーベイ・カイテルも素晴らしい役者だし(個人的に好きなので)、サム・ニールも今回だけは(好きな人スイマセン)そこそこ芯に迫った演技を見せてくれました。重厚なイメージで撮られている作品で、スチェワート、ベインズの異なる形で表現された“愛”が交差する展開には切なさを感じずにはいられない。これで何故アカデミー賞作品賞じゃなかったのか不思議なのですが、相手が「シンドラーのリスト」だったのですね。とは言え、作品賞を撮っても不思議ではないぐらい格調の高い素晴らしい作品だと思います。 ただ、少し生々しすぎる傾向が有るのも事実ですね。 |
98.物語としてはそれなりに面白かったけど、登場人物の心情がイマイチ描ききれてないように感じた。特にエイダが何故そこまでベインズを愛するようになったかが、ちょっと理解出来なかった。 【Fuzz】さん 6点(2004-02-29 19:04:05) |
97.《ネタバレ》 ホリーハンターの演技がすごすぎる!指を切断されたときの表情は言葉に表せないほどだ。あとは浜辺にすてられたピアノを、主人公が見下ろすシーンがすごく好き。 【神風】さん 7点(2004-02-28 18:40:13) |
96.《ネタバレ》 ピアノを海に捨てる時、主人公自分から足絡めてたんだねぇ・・・気付かなかった。 どうりで海の中での行動が理解できなかったはずだ。 主人公の女の人はホリー・ハンターの熱演も伴って、女の私から見ても凄く魅力的だった 【ヒョー$】さん 6点(2004-02-28 11:08:12) |
95.交換した敷地を渡したくないために無理矢理レッスンに行かせようとしたり家の下に忍び込んだりするだんなの行動が理解できなかったので、好きな人と一緒になれたことに普通によかったな~と思いました。 発音の練習をべインズに見られて恥ずかしそうにしている主人公がかわいくて、キスしたあとの二人の幸せそうな表情が印象的です。 「女でいること」に共感できました。 【はなこ】さん 7点(2004-02-28 02:18:38) |
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94.テーブルに鍵盤の絵を描いて、それを叩いて弾いたような気になるのは、ピアノ弾きにとってはいたって普通の事です。(私は紙の鍵盤でやったことあります。大成しませんでしたが・・・)それを異常だと決め付ける夫の妻への理解不足が不幸な結果を招いたんでしょうね。ちなみに私は男です。 |
93.冒頭、青みがかった美しい映像に期待がふくらんだし、自分のコンディションも良かったはずなのに...なんか後味悪い。なぜニュージーランド?原住民?彼女の傷付きって?設定にも人物にも、最後までついていけなかった感じです。 【●えすかるご●】さん 1点(2004-02-27 03:17:09) |
92.同監督には衝撃の傑作『エンジェル・アット・マイ・テーブル』がある。それとは比較にならないほどお粗末な作品。いや並みのレベルには達しているのが、旧作があまりにすばらしかったので、やはり比較してしまい低めの評価になってしまう。『ピアノ・レッスン』の脚本を監督自身が担当していることからいっても、こちらが監督本来の実力か。顧みるに、その差はたんに脚本の良し悪しによるのではなく、『エンジェル』が「天才」あるいは「預言者」を描くことで、製作するスタッフが実力以上の力を発揮したのに対して、『ピアノ』は所詮凡庸な男女を描いているにすぎないことに関係しているのかもしれない。『エンジェル』がいかに奇跡的な作品であるかを証明するための「引き立て役」を引き受けざるをえない作品。 【バッテリ】さん 5点(2004-02-26 21:18:35) |
91.先に見た友人が繰り返していた「美しい」という言葉、私には鑑賞中一度も浮かんでは来なかった。美しいのは音楽だけ。美男美女が出てくるわけでもなく(ブ男度高し)、絵的に「美」を追求しているいるとも思えない。むしろ、グロいしエロい。ロコツだしキモい。そこにあるのは、匂い立つような人間の「性」と「生」の交尾……それでも、何かとてつもなく美しいものを見てしまったかのような錯覚に陥る、この空気感は何なのだろう…… 【中山家】さん 8点(2004-02-19 07:48:02) |
90.この時代の雰囲気や衣装が好き。娘役の子がめちゃキュート♪ 【ハルポッポ77】さん 4点(2004-02-17 13:44:50) |
89.娯楽性はちょっと低めの作品ですね。主人公にはどうがんばっても感情移入できませんでした。生理的に受けつけられなかったようです。 【K】さん 5点(2004-02-04 17:49:58) |
88.《ネタバレ》 ストーリーが思っていたのと違って悪い意味であれれ~って感じ。でも絵はキレーで好き。ホリーハンターは好きだし、海辺に置き去りのピアノを見つめるシーンや、服をくんくんしてるハーベイカイテルに手を伸ばすシーンがなんか印象的でした。 【まおあむ】さん 4点(2004-01-27 14:33:04) |
87.ダンナがかわいそうすぎ。結婚するまで一度も会ったことがなかったとはいえ、ダンナと一緒にやっていこうという努力のかけらもみせず、ピアノに執着し、○×するなんて。ラストも腹立たしい気分になるだけだった。 【駆けてゆく雲】さん 4点(2004-01-23 22:33:02) |
86.文学色の強い作品です.. 動機はともあれ、ベインズは彼女を本気で愛していた..それがすべてですね.. 秀作です... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-01-23 10:32:36) |
85.少々理解不能なところも多いですが、(例えばピアノを毎日演奏しに行った時の彼の行動....)実際、本当の愛や本当のことを知り得るのに、言葉などなくても良い! 人の話す言葉のほとんどは何ら良いものなどもたらさないと、いうようなことを主人公の言っているがその意味が全編に感じられる。人間は言葉に頼りすぎている! 全体的に野蛮な感じが漂うのもそうした動物的感性を本来人間は持っているし、そうした感性は必要なのだということを思い知らされる一作です。次いで衣装の布地の風合いが一つ一つとてもキレイで美しくつい惹きつけられてしまう。最後に言葉の練習をしている彼女の様子。あれほどまでに激しく情熱的な彼女が黒い薄い布を恥ずかしいからと頭に掛けて、たどたどしく練習をしているところがホントに可愛らしく感じられ、とても印象的です。 【ぱんた】さん 9点(2004-01-17 14:37:26) |