9.見終わった後、ある一つの出来事を思い出した。それは数ヶ月前、ずっと前から気になっていた子に、やっとの思いで自分の思いを伝えたときのこと。帰り道で「バイバイ」と優しく挨拶された時から、ずっと気になっていた女の子・・・・。しかし、勇気を振り絞って告白したにも関わらず、彼女の返事は「NO」だった・・。今までは、もうそれで終わりなのだと思っていた。一つの片思いを失ってしまった自分は、「見つかるかどうかも分からない」新たな出会いがあるまで、友人たちにどんどん恋人が出来ていくのをただ一人孤独で見つめているしかないのだと。でも、それは違う。この映画が教えてくれた。そう、恋愛において最も大事なのは「恋愛の結末」ではなく「一緒に過ごした思い出」なのだ。そうなんだ。僕にも、彼女との思い出は数多くある。体育祭での遠距離走で一緒になりあきらめかけていた僕を彼女が励まし応援してくれた事、文化祭でお互いにリーダーとなりパートナーの関係として一緒に頑張った事、テストの点を教え合った事、初めて自分から彼女に挨拶した時の事、そして初めて彼女をデートに誘ったときの事、彼女とのデート・・・・。それらの数々の「思い出」が色褪せない限り、お互いの胸の中にはいつまでも”Etarnal Sunshine(永遠の輝き)”が降り注いでいるのだと・・・。そんな恋の思い出を蘇らせてくれた本作は【まるで恋をしている時のような】喜び、悲しみ、楽しさ、残酷さを味わうことが出来た、最高に幸せな一本でした。 |
8.こんなにジム・キャリーがせつない演技をするなんて知らなかった。感動しすぎてまだうまく感想が書けない。そのうち書き直します・・・ 【snow】さん 10点(2005-03-19 21:04:13) |
【たま】さん 8点(2005-03-19 19:10:08) |
★6.カウフマンによる脳の中に入り込み映画第二弾。思い出を消しつつ愛の再確認をするが、動き出した負の歯車は止まらない。切なさともどかしさが冴えるいいお話でした。 【モチキチ】さん 8点(2005-03-01 04:22:06) |
5.《ネタバレ》 恋愛の苦しさを知る人なら、誰もが一度は考えてしまう記憶消去。そんな実際には出来ない空想の話をユーモアを交えてうまく表現した作品です。単なる恋愛映画には満足できないっていう人にはかなりお勧め。そんな自分にとっては最高の恋愛映画かも。。。 この映画、トリック系の映画のように見えて、奇天烈な話をオーソドックスに描いてる映画だと思います。至る所に伏線はちりばめられてますが、あっと驚くオチが用意されてるわけでもなく、作り手も敢えてオチを隠すようには作ってないです。そういうところを期待して観ない方がよいですね。ただ、記憶消去とい題材のため時間を遡るという手法をとっているので、頭は刺激されます。ケイトの髪の毛の色に注目して観ると、よりすっきりするかと。記憶を、消去しながら遡って行くに連れて、消してしまいたい嫌な思い出が消されたくない大切な思い出へと変わっていき、やっぱり消すのなんて嫌だとジタバタし始めるジムの姿には、笑わされながらも胸にくるものがありました。そんな微妙な心理を斬新な映像で実にうまく表現してます。 別れてしまい傷心の人、長く付き合って倦怠期の人、今が一番楽しいであろう人、恋愛をする気満々の人、どの人が観ても感じることがある映画ではないでしょうか。そんなに刺激はないので口説きたい人を誘っていってみると、恋愛話に盛り上がっていい雰囲気になれるかもしれませんね。 |
4.どうなんでしょう。ジムキャリーとケイトウィンスレットの演技は見応えありますが、自分はケイトウィンスレットの役柄が好きになれません。やはり彼女は落ち着いた高貴な女性が一番合うと思います。でもこの映画での役柄をやったことで、アカデミー賞にノミネートされたというのも事実でしょうけれど・・・。 【珈琲時間】さん 5点(2005-02-18 09:49:08) |
3.《ネタバレ》 頭の悪い自分は最初見たとき内容の半分ぐらいしか理解できなかった。二回見てやっとほぼ理解できた(と思う)。消えていく記憶から手を取り合って逃げるシーンがとても印象深かった。そして、記憶がなくなっても結局再び巡り会う。そんな二人の運命に「そんなにうまくいくものか」とも感じたが、まぁ映画の世界なので、それは不問とします。ジム・キャリーのシリアスな演技も新鮮であったのでちょっとおまけの8点。 |
2.《ネタバレ》 題名で、なんとなく最後の落ちが予想できてしまったのが、残念。最後の落ちは、お互いにばれないほうがよかったかなぁ、と思った。でも、それじゃ、また同じ破滅に向かう結末になっちゃう。今度こそ、うまくいきますように・・って感じでしょうか。 【ちひろ】さん 7点(2004-04-24 12:46:35) |
1.《ネタバレ》 ま、全体のストーリーとしては「うーむ。。。」という感じですが、いくつかの点で非常に面白かった。(1)まず映像表現。時間と空間が、記憶がなくなっていくとともに歪んでいく表現がとても印象的だった。(2)ケイト・ウィンスレットのアメリカ口語の発音や言い回し(普段の彼女はイギリス英語)に、女優魂を見た。(3)なんといっても、シリアスなジム・キャリーの新境地!なかなかいい演技してたんではないでしょうか。台所で子供になっちゃうシーンは笑えた! 追伸:カウフマン!アカデミー脚本賞、おめでとう!!! 【あまね】さん 7点(2004-04-22 02:39:27) |