43.くだらない映画です。 もしこの映画が真実なら僕は2001年に何の魅力も感じなくなってしまう。 なんであの素晴らしい作品続いて、このような説明的な作品を出してしまうのか? 本当に疑問です。 問題はそれだけではなく、恐怖心の煽り方がやはり全然ずれている。 ダメだね。 【坊主13】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2005-11-04 09:39:10) |
42.もともと『2001年宇宙の旅』もこの作品と同じようにナレーションがあったのをキューブリックが公開直前に全カットしたのだそうです。それでは意味が全く解からなくなる、というアーサー・C・クラークの言葉に対しモナリザがなぜ微笑んでいるかが解かっていたら今日のように人々を魅了しただろうか、というようなことを言って意見を通したとなにかで読んだことがある。そして、観た人の数だけ答えがある、とも。観客たちがそれぞれ思い、考え、そして漠然とだけど導き出した答えがすべて正解ということ。なのにこの『2010年』は私が無い頭を振り絞って出した答えにあっさりとダメダシをくらわせやがった。だから私はこの作品を『2001年宇宙の旅』のある人が導き出した答えのもとに作られた続編、と位置付けている。そうみると、「あぁ、この人、なかなかするどい見解だなぁ」と思うわけです。..と文章にしてみて今気付いたのですが、これっておもいっきり負惜しみじゃないですか! 【R&A】さん 6点(2004-12-08 12:36:46) |
41.俺はこの映画を続編や別物の映画としてではなく、前作の補足という位置づけの作品としてみました。実際、特撮はすごいものの、説明的で冗長な会話ばかりで、作品単体として見て楽しめるものではありませんでした。 【A.O.D】さん 6点(2004-12-04 09:01:59) |
40.前作に比べてとても分かりやすくて良かったです。これを見ることで前作もわかりやすくなるのではないでしょうか。ラストの二つの太陽は印象的でした。 【ジョナサン★】さん 6点(2004-09-20 21:15:26) |
39.意味がよく分からなかった2001年に比べ、こちらは分かりやすくメッセージを伝えてくる。宇宙でソ連とアメリカの宇宙飛行士が協力して脱出しなければならない時、地球では両国は敵対関係になりそれを宇宙空間にまで拡大しようとする。モノリスが増殖して木星は大爆発し太陽ができる。こういう壮大な宇宙の中で、小さな地球上での争いごとなど愚かしい、みんなで平和に暮らせというメッセージと二つの太陽というラストは印象深い。 【キリコ】さん 7点(2004-09-14 18:05:15) |
38.チャンドラ博士と人工知能HALとの別れの場面が白眉です。 皆を助けるために自身を破壊する命令を受けた時どうするか? 生き延びたいと嘆願するか、あるいは錯乱するか、不公平だと抗議するか、 腹癒せに反撃するか。 HALは使命を全うするために自己犠牲も厭わず理性的に対応しました。 一方人間(チャンドラ博士)は、自分たちだけ生き延びようとする事に欺瞞を感じ、 HALへの憐憫の気持ちから後先考えず「僕も残ろうか」とつい 言ってしまう。HALにはこの人間的な気持ちが理解できたのかな? 【amicky】さん 7点(2004-09-12 22:14:03) |
37.前作“2001年宇宙の旅”が哲学的あるいは芸術的作品で有るのに対し本作2010年はストーリーに重点を起き内容が判りやすくなっている。当然続編として“2001年”のような作品を作っても、2番先陣で有れば、評価され難いことは判っているし、あれはスタンリー・キューブリックだから許されたのである。その点から評価すると何も考えずに楽しめるので、これはこれで良いと思うが、2001年で見事に表現されていた無重力空間の宇宙を表現するような画像がショボイように思われた。又、地球外生物が要るような表現も、ボウマンの形を借りて表現しているがこのような手法はその後、コンタクトに使われているし、コンピュター“HAL9000”にも感情があるような表現はこの後、A.Iなど多くのSF作品で用いられている。そうかんがえると、派手さは無いが以後のSF作品に多くの影響を及ぼした作品ではないだろうか。この後原作としては、2061年、3001年と続くらしいが、20年経った今も映画化されていない(出来ない)事を考えると、いかに2001年が偉大で、その続編2010年を作った、関係者達の勇気に拍手を送りたい。 【みんてん】さん 8点(2004-09-05 16:49:36) |
36.前作のように首をかしげながら観るような映画ではなく、大衆娯楽的な映画になっています。純粋にハラハラドキドキの宇宙探索を楽しめました。かなりSF映画らしいSF映画ではないでしょうか。 【リトルバード】さん 7点(2004-08-20 22:57:25) |
35.ど文系SFの「2001年」より面白かった。なぜツァラトゥラストラなのかも,ちょっと分かった気がする。気がするだけ。2061年を省いて,3001年を映画化して欲しい。 【malvinas】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-08-10 08:17:09) |
34.前作のファンから言わせると、「安易なパート2もの」に見えなくもありません。でも、映画としての“親切度”は遥かに上です。ラストで「ああ、なるほどね」と思えるので、一本の作品としての完成度は低くないです。 【金子淳】さん 7点(2004-07-25 17:53:21) |
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32.《ネタバレ》 前作の哲学的な要素が殆ど消え去っているため、前作を崇める方々からはイマイチ教評価のよくない作品ですが、前作の難解な世界が把握できなかった自分としては、作品の質とインパクトでは敵わないにしろなかなか良く出来た続編だと思います。これといって惨事も起こらず淡々と話が進んでいきますが、激しい演出無しで静かな音響によって作り出された宇宙空間はどこか居心地がいいとさえ思いました。前作で残った謎も上手く解消されていると思いますし、個人的に、HAL9000とチャンドラ博士との別れのシーンが、ある意味での犠牲愛を表現するもののように思え、実に感傷深いシーンであると思いました。そしてこの作品が出来たのは丁度冷戦真っ只中。その中での人々が抱いていた平和という願いを、気取ることなく実に自然体で描いているのにも好感が持てました。 |
31.原作者のアーサー・C・クラークはハイアムズから本作の脚本の共同執筆を打診されますが、「2001年宇宙の旅」で命を縮める思いをしていたため、これを断ります。このためクラーク監修のもと、ハイアムズが脚本を書き起こしました。本作(映画)では、国家間の戦争と平和が大きなテーマとなっています。しかし、それをメインに置くあまり、宇宙、生命、未知への好奇心が伝わりにくくなっています。前作やクラークが描く「2001年宇宙の旅」シリーズ4作の魅力は、われわれがまだ目にしたことのない宇宙、テクノロジーの執拗な描写にありました。フロイトのナレーションが過剰で、シーケンスを減らすために無理矢理入れている印象を強く受ける点も、「2001年宇宙の旅」のファンから本作がなかなか受け入れられない理由であるように思います。 |
30.傑作の続編としてのイメージを感じないSF映画。かなり判りやすいストーリーに、なるほどと納得できます。しかし、そこが欠点になって、評価を下げているのかなあ。哲学的と言うのが、判らないと同義語になっているからなあ、この世界。多少、理解しがたいように作って、観客に考えさせないと傑作にならないのも、考えものですね。 【パセリセージ】さん 7点(2004-06-13 21:16:05) |
29.続編ということで、どんなものかと思っていたんですが、いたって普通の映画になってしまいましたね。前作の世界観は持っていないので、単体の作品として見た方がいいかもしれません。後半に盛り上がってくるまで、退屈でしょうがなかったです。 |
28.《ネタバレ》 前作とは違ってとてもシンプルでわかりやすい映画ですね。ただ、良い具合に謎が残っている点は個人的に面白かったです(例えば小型宇宙船に乗ってモノリスに近づいていったロシア人がどうして遠くに飛ばされてしまったのか、とか)。前作で濃厚に漂っていたミステリアスな雰囲気(と言うより全編謎だらけ、という感じでしょうか)を、娯楽作品的に生かしていて(と僕は感じたのですが)、見ていて飽きませんでした。ラストも中々感動的で良かったです。 【マーチェンカ】さん 7点(2004-04-16 17:21:56) |
27.2001年を見たあと、続編も見ようと思ってすぐ借りてきてみたが、なんか印象薄かった。 【Shott】さん 7点(2004-04-06 19:44:52) |
26.「2001年宇宙の旅」は小さい頃観たけど、ひたすら眠かってん。だから、それの続編やって理由でこの映画は敬遠しててん。だいたい2001だろうが2010だろうが2004年の俺の人生の旅が無茶苦茶やのにこんな映画観てられるか!ボケ!って思てたんやけど、最近モノリスの正体が急にどーしても知りたくなって、この前レンタルしたった。普通におもろいよ、これ。緊迫感あるし色々なところでドキドキさせてくれるし、結局モノリスの正体はよくわからんが、モノリスがモノだろーがリスだろーが、この際どーでもええわ。最後のシーンなんてちょっと感動してもーたで。2010年までがんばって生きよって思たもん。それに2001もまたちゃんと観たくなったし。ただ2001が元々好きな人は、みんながゆーよーにちょっとアレかもしれん。 【なにわ君】さん 7点(2004-04-01 04:04:52) |
25.続編で沢山の説明がついてきた感じ。しかし、メッセージは明確に表現されたおかげで、想像力は必要無いものになってしまったような気がします。2001年のガイドとしての意味合いとしては良いかも。 |
★24.《ネタバレ》 見た当時、冷戦真っ只中。NHKでも『核の冬』をドキュメント放送していましたね(誰に話し掛けているんだ)。モノリスの御心(?)に因る木星の太陽化、エウロパの地球化、そして第三次世界大戦の回避(あまりに人間の争いがちっぽけな事を揶揄している!)、見た当時の溢れる涙に素直に『10点』献上。ごめんよ木星、貴方が爆発してやっと気付く人間・・・。モスクのそびえる空に、世界各地の空に「太陽二つ」の映像が、人間世界の一体を感じしみじみ来ました。ただこのレビューで拝見してモノリスが英語を送って来てはどうかとは私も同感です。抽象絵文字を通訳機械を通してるとはなりませんかね(惜しむらくは)、英語ででもこのメッセージは重要で大好きなんで→Use (these world) togeter・・・in peace.・・・平和が一番です。 【lala.】さん 10点(2004-03-18 14:29:01) |