2.《ネタバレ》 あくまでも「助手席には一般の女性」と元彼兼現彼(?)にかばってもらえるだけのことあるなー、の岡本綾ちゃんが出ています。
竹内結子ちょいポチャ版●~*の彼女が玄関でしゃがんで靴と一緒に彼を見上げて送ってくれるんですよ。右手の指輪が窓(鏡やった?)に写るんですよ。こんな五輪真弓の歌に出てくるような健気で愛しい人いたら本妻は諦めてしまいます(笑)。
・・ということで、岡本綾ちゃん、タイムリーな面でも(?)ハマリ役でした。
演技力はまだ十分じゃないかもしれませんが、私はこの 顔も薄め・役いつも幸薄めな、
うすうすオカモト(●~*。ほんまごめん。)綾さんが大好きです(TV版いま会いもよかったし。)。
こたびは私生活で売名の機会を得てしまったけれど、これまでよく間違えられたプロゴルファー女王綾子さんのように大きく活躍されることを願います。
/さて、本作。(↑綾ちゃん欄、長いがな。すませーん)
スリップ屋さんのスリップタイムは見事にぐちゃぐちゃ。地下鉄のゴオーーー音がせっかく盛り上がった感情を見事にちょん切ってくれます(いと冷める。ついでに常盤ちゃんが’お時’さん、ってしゃれかいな)。
登場人物の辛さや選択もどっちかいうと古臭いです。
なので古臭い私の胸にはグッとくる場面がたくさんありました(はあっ?笑)。
家族関係に苦労した熟年以上の男性や、やむを得ず不倫なさっているカップルさんには
染みるかもしれません。お父さんに会いたくなるかもしれません。
同じく父親への愛憎(らしきもの。たぶん)を描いた「ゲド~」では手しまちゃんの「テ竜の唄」(←違う。でもネタバレ。笑)が
よかったですが、本作の サ竜、違う、Salyuさんの歌も心を震わせられました。(小林さん♪奥さんに歌わせてーな、とMLLファンな私は思ってましたが、撤回します。Salyuさんの声、暗い地下に合ってせつなく響くわ。「プラットホーム」っていう歌ですって。)
でもこの映画、お隣国で作られたらこっち負けですわ、と正直なとこ思ってます。ほな。