115.コーエン兄弟作品、好きな一本。独特な世界が広がっている。個性はぞろいの俳優陣、はずれがない。娘(みたときは5歳)は大のお気に入り。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-07-07 11:44:54) |
114.出てくる人物、台詞含め、世界観全てがジョークのような、でも観終わった後はなんだか勇気づけられる。この感覚はこの映画でしか味わえないのでは。 噛みあわなすぎるやりとりや、雰囲気だけで充分楽しめる作品であるが、初見時は少し話が入り組み過ぎていて分かりづらかった。でもこの映画の実際重要なところはそんな入り組んだストーリーではなく、どこまでも滑稽でダメダメな人間達を楽しむところにあると思う。イチイチ癖のあるキャラクターたちの言動はある意味かなり洗練されており、乾いていて突き抜けている。 個人的には夢のシーンと、「ジーザス」、ラストがツボでした。 人生に行き詰って心が重くなった時は、この映画観てホワイトロシアン呑んだら、少し心が軽くなるかも。 「適当」って最高なのかも。 そんな風に思わせてくれる映画です。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-16 19:44:31) |
113.登場人物がそろいもそろって奇妙奇天烈!コーエン兄弟はコメディの方が私の好みにあいます。ミュージカル演出“ガーターに落ちて”は最高です。ただ人によっては好き嫌いがはっきり出る作品だと思います。コーエン兄弟のコメディは、B級映画と割り切って何も考えずに彼らのテクニックを楽しむのが正解でしょう。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-14 01:05:27) |
112.意外と面白くない。という感じでした。 コーエン兄弟が好きという前提で、独特の映像が好きで、不可解な内容がたまらない、という人じゃないと厳しいでしょう。 コーエン兄弟、わりと好きなんですが、周期的な物なので盛り上がってないときにたまたま借りてきたこれは正直惰性で最後まで見た、という感じでしょうか。 決して完成度が低いわけではないので、見るときの自分次第です。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-09-01 01:51:27) (良:1票) |
111.もっと軽いコメディものかと思ったら、笑うところもないし意外と重め。しかも、結構展開がだるくて山場もない。あまり面白くなかった。まだコーエン兄弟になれてない頃に見たからかな。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2008-07-24 16:55:39) |
110.《ネタバレ》 ジョン・グッドマンが好きなのでレンタルして見ましたが、よく分からない映画だった 【かさぶた】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2008-02-19 20:35:20) |
109.《ネタバレ》 なんとなく松本人志が好きそうな感じを全くの無根拠に覚えました。別におっさんの素足が満載だから、というわけじゃありません。僕は別にはまりませんでしたが、「大好き」という方がいても不思議な気はしません。ゆるゆるすぎる感じが快感、というのはほんのちょびっと共感できます。確かに適当な映画ですが、適当に撮っていてはこういう映画はできなかったとも思います。ジュリアン・ムーアのモードと映像芸術家が電話で爆笑するシーンはめっちゃ笑いました。 |
108.《ネタバレ》 吹き替え版の方が面白かったです。 ストーリーはいらないですね。3人のしゃべりだけで良かったw「お前の敷物はションベンまみれ」は強烈 【あらひろ】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-08-16 00:24:19) |
107.ジョン・グッドマン、うざいな~。でもこういう人っているよね。ブシェミ、間が悪すぎ。こういう人もいるいる。ジョン・タトゥーロは…ちょっといないか(笑)出てくる奴ら、みんなダメ人間。 最高です。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-07-26 22:12:40) |
106.かつては一番好きな映画だと公言していたこの作品。 しかし、今観ると随分とすっとぼけてますね。 かつての自分は単に駄目人間を愛する向きが強かったんでしょうね(今も好きですが)。 まさにラスト、カーボーイが言うように。 どんな人間でも生きていけるというのを活写してくれるだけで希望が見えてくるんですね。 高田純次を見ているような心地よさがあります。 かつて愛した作品ということで甘めの採点。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-07-14 20:23:35) (笑:1票) |
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105.流暢なメロディーに乗せて転がるタンブルウィードに、もう始めっからやられてしまいました。そのオープニングに違わず、本編も実に滑稽で、デュードを筆頭に愛すべきダメダメキャラクターのオンパレード。ほんと、出てくる人がみんな強烈な個性を発揮していて面白い。ジプシーキングス“ホテルカリフォルニア”にのせて登場する“ジーザス”ことタトゥーローなんか、その素性ともども最高に粋ななさけなさがありました。キューピーのような大家とか、執事を演じたフィリップ・シーモア・ホフマンのデュードへの対応に苦慮する演技も絶品でした。グッドマンやブシェーミにいったてはもう本編でお楽しみください。兎にも角にも、コーエン兄弟独特のブラックなユーモアとジャンルに縛られないバーウェルの選曲にサイケでカントリーな映像美で彩られた最高に粋な男達の物語です。 【カリプソ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-25 01:23:25) |
104.《ネタバレ》 ブシェーミの遺骨撒き散らすトコがマジ爆笑!海に入ってねーじゃんって感じで笑一人一人のダメダメな感じのキャラもイイネ!!でもやっぱ一番は“The Dude”でしょ!あのやる気ないファッションに逆に憧れる笑 【たいがー】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-06-29 21:55:52) |
103.《ネタバレ》 コーエン兄弟は、近年の作家のなかでもとりたてて志の高い監督である。 卓越した構図、独特のカッティング、ストーリーの周到さ、どこをとっても一流に恥じない。一部には遊びに遊んだ、という評価を受けたこの一編は、ふざけているとしか思えない人物設定や、その場しのぎと解されがちなストーリーもあって、いいかげんに作ったのかと疑いたくもなるのだろうけれど、じじつは逆である。 たとえば、タイトルバックの映像。数人のボウラーの投球する姿が、ゆっくりとしかしあるリズムとタイミングを保ちながら映し出されてゆく。かれらは一様に肥満しており、美しさやカッコよさの片鱗もない。にもかかわらずこのリズムで何レーンにもわたって投げ続ける人々から観客は目を離すことができない。かれらの投球シーンが異様な昂ぶりをみせているのはいったいどういうことなのか。 スローモーションに続いてS.ブシューミの投球カットにつながれば、それはストライクなのだけれど、J・ブリッジスとJ・グッドマンは話に夢中でストライクなぞ見ていない。恐ろしいことにボウリングマニヤという設定の主演級3人の中において投球シーンが映されているのは彼ただ一人であり、J・ブリッジスにいたってはボールに触ることすら禁じられているかのようだ。終盤ブシューミは心臓発作で死ぬこととなるのだから、いったいこれらは何を物語っているのか。このような仕掛けは全編を通じて徹底的に張り巡らされていることを見逃してはならない。 一編はコーエン作品の中でもとりわけ卓越したセリフによって構成されている。3人が今回の誘拐の狂言の可能性について話あっているシーンではこうだ。J・ブリッジスがレーニンの言葉を引用すれば、ブシューミは「I'm a walrus」と横やりを入れる。これはジョンレノンの曲名で、レノンとレーニンとの名前の混同が人間同士の会話の不条理さを暗喩している。すかさずJ・グッドマンの怒りを買うが、かれのベトナムとユダヤに起因するエキセントリックさはそれ以上に不条理で、観客はジェットコースターに乗り合わせているかのように揺さぶられる。とりあえず疾走するセリフの数々に身をゆだねるしか方法はなさそうだ。不条理とはいえ、いやだからこそ人生の素晴らしさをじわりと体感させてくれる稀有な名作に拍手を送りたい。(07/03改訂) 【ただすけ】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-06-08 15:55:33) (良:1票) |
102.けっこう面白かったし、笑えて良かった。カメラワークが特徴的だったし、音楽もカントリー風で映画自体の設定が90年代初頭なのにレトロな感じがしてそれがまた良かった。ちょっとストーリーがややこしかった気がしたがそれほど気にさせなかった。ジョン・グッドマンが笑えたし、良かった。思いついたことを突発的にやるけどそれが失敗してばっかりなのに、どーてことないってかんじだったり、すぐにベトナム戦争の話を持ち出したり。ジェフ・ブリッジスとジョン・グッドマンがいいコンビに見えてコントをやっているみたいだった。この映画、駄目なオヤジたちの物語でグダグダな感じなのに、ボウリングがアクセントになっていて面白いと思った(多分、ボウリングをやっている時はまともで真面目で意外に上手いと思うと笑える)。 【スワローマン】さん [地上波(字幕)] 7点(2006-05-19 19:35:45) |
★101.面白くない。終始グッドマンにイライラさせられました。 【ベルガー】さん [DVD(吹替)] 3点(2006-05-17 09:31:40) (良:1票) |
100.《ネタバレ》 この映画、めちゃめちゃ好きです。何度観ても楽しめます。ビール飲みながらボーリングしたくなります。片膝立てたブシェミかわいいし、ジョン・タトゥーロのボーリングのたまの磨きっぷりといい、管理人さんのわけがわからない舞台劇といい、バカバカしさの中にもキラリと光る本人たちの本気度が垣間見れるので、そこがイイ!!人生これからも頑張ろうって気になります。 【ふぉんだ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-24 22:30:29) |
99.面白かった。ジェフ・ブリッジスの男前な役も好きだけど、これもいいって思った。 【Gene】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-02-04 22:08:01) |
98.《ネタバレ》 破天荒な人間たちによる、破天荒な人間模様。一筋縄ではいかないドミノ倒しのようなストーリーは、形があってないようなもので、一歩間違えば映画の体裁を保てないようなところを、きっちりまとめ上げるあたりが、映画人コーエンブラザーズの妙だろう。 メチャクチャなキャラクターを(ある意味)きっちりと演じきる俳優たちがそれぞれ素晴らしい。特に、グッドマン、ブシェミ、タトゥーロらは、コーエン作品の常連らしい映画世界の空気に合った息遣いを見せてくれる。 この映画は、特異なブラックユーモアに包まれた大人の寓話だと思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-08 02:58:36) |
【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-11-23 17:11:29) |
96.《ネタバレ》 テリー・ギリアムのラスベガスをやっつけろに似てます。しかしこっちはなんとなくストーリーがある感じが(沢山寄り道するが)まだいき逝ききれてない感じがしました。それぞれのキャラは魅力的で一昔前のミュージックビデオ風なのは良い感じ。但し、意味が無い事への興味の継続ができないかなー。そこいらへんが半幻想的に描かれているギリアムの方がまだ良く感じました。 【森のpoohさん】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-29 13:18:10) |