240.映像、役者、音楽、全てにおいて良かった。しかし、自分の名誉や利権の為に人を殺すという内容が合わないのか、終盤のビトーが死んでからの、マイケルの復習には目を背けたくなる部分もある。普段血生臭い映画を見てもそれほど苦にならないが、ゴットファーザーは現実味が有って駄目でした。逆にそれだけ奥の深い映画なのかも知れません。 【みんてん】さん 7点(2004-06-29 11:57:04) |
239.マフィアものながら常に納得して見ているから面白いのだと思う。マフィアの世界うんぬんとか殺しがどうとかと言うよりも映画としての出来が良いので血なまぐさかろうが重かろうが長かろうが苦にならないのだろう。飽きがきそうなところでの話が上手く切り替わるところやゆったりとした音楽など作り手の上手さに脱帽せざる得ない。そして、この映画で忘れていけないのが俳優人の卓越した演技力だろう。随所に見られる名言に決して言葉負けしていないし、その場その場での状況にあった表情、眼力、緊張感などを見事に演出している。どんなに素晴らしい脚本でも演技する方が駄目なら駄目な映画であり、その逆もまた駄目な映画であるのに対しこの映画は両方ともで最高点だからこそ面白いのである。 【taron】さん 10点(2004-06-26 22:37:10) (良:1票) |
★238.これを超えるマフィア映画は今のとこないだろう。 【ゲソ】さん 10点(2004-06-23 03:18:34) |
237.東劇でデジタルリマスター版を観ました、古臭さは全くなし、非常に満足。 登場人物は多いけどキャラクターにそれぞれ特徴があるし、すんなりと頭に入る混乱もしない演出と脚本は見事。 冒頭とラストシーンだけでも震えるほどの感触。 劇中でのドンの存在感ははっきり言って神がかっていた、オーラがある、死に方も意外と好き。 血で血を洗う抗争と憎しみの連鎖。 愛するものを失ったドンとマイケルの対比が良かった。 息子を失ったドンは戦う意欲を無くし、本当に愛していた妻を無くしたマイケルは感情を失くし逆に復讐の鬼、冷酷な殺人マシーンとなる。 妻にも躊躇はしながらも嘘をつき、最後は少しは開かれていたはずのマイケルの心の扉が完全に閉まった所でのラスト、本当に素晴らしい。 運命というか、マフィアの家に産まれついた宿命によってマイケルの翻弄されていく生き様が何とも言えない。 【六本木ソルジャー】さん 10点(2004-06-22 21:57:45) (良:1票) |
236.《ネタバレ》 暗殺のシーンは洗練されていて魅力ですし、洗礼式のシーンもゴッドファーザー(名付け親)になった事を2つの意味で対比させていて素晴らしいのですが、やはりこの映画はただの娯楽映画、というより人間ドラマとして見たほうがいいでしょう。ソニーの軽率な一言からコルレオーネ一家に起こる悲劇と一家の愛憎劇と言う見方が出来ました。ソニーとビトーの死は悲劇的でしたが、とくにビトーの死はもうゆったりした生活を送れていたはずだったのですが、悲しみに満ちていました。マイケルの変化には目を見張りました。イタリアでの経験が彼に対抗組織に対する憎しみを抱かせたのだと思います。 【マイカルシネマ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2004-06-20 18:30:42) |
235.《ネタバレ》 成長の物語として見ました。アルパチーノの変わり具合がすごかった 【ムート】さん 8点(2004-06-19 19:25:49) |
234.ソニーかっこよすぎ。ソニー最高。ソニーまんせー。ゴッドファーザーはほんと傑作です。 【映画界の貴公子】さん 10点(2004-06-12 20:07:06) |
233.《ネタバレ》 なんか異様な雰囲気を持ってる映画だなぁ。特に最初のパーティー?の場面のマーロン・ブランドの存在感は凄かった。 この映画の終わり方は好きだなぁ。 【夏目】さん 7点(2004-06-12 12:58:14) |
232.おもしろさが感じられなかった。睡魔との闘い。またいつか挑戦します。。 【Piece】さん 1点(2004-06-11 23:07:59) |
【かじちゃんパパ】さん 10点(2004-06-11 08:34:43) |
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230.マフィアもの映画?、いやこの映画は、息の詰まる気迫を感じさせる壮烈な家族愛の物語である。現代人には希薄になった、何かが、この映画にはあります。父と子、兄弟と家族、同胞と敵、信頼と裏切りが、人間と人間の間に見え隠れするのです。重厚な中に、マーロン・ブランド、アル・パチーノの迫真の演技、音楽も俊逸。しばし酔える映画です。 【杜子春】さん 10点(2004-06-09 08:31:50) (良:1票) |
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228.《ネタバレ》 全編において血なまぐさばかりを感じる中、ドン・コルレオーネが孫のアンソニーとトマト畑でふざけあっているシーンに唯一”明るさ”を見出せました。 なんだかんだと”家族”という共同体は自分にとってかけがえの無いものだと教えてくれた気がします。 【tetsu78】さん 9点(2004-06-04 23:32:05) |
227.この作品は、物語性、配役、音楽が素晴らしいというのはよく言われていることですが、特に、マフィアの残虐性というか、日常とかけ離れた異常な面を、日常の普通の出来事と対比させて際立たせるというところが見事だと思いました。特に、ラストのマイケルの大粛清は圧巻です。 コッポラはゴッドファーザーⅡではマイケルとビトーを対比させますが、それもまた見事なんですよね。 【デューク】さん 10点(2004-06-02 15:43:17) |
226.内容・映像・美術・音楽・キャスト全てが超一流。マフィア映画だからといって敬遠しないで是非見て欲しいと素直に思える。素晴らしい作品です。 【PAD】さん 10点(2004-06-02 01:26:57) (良:1票) |
225.んー、これが単純にマフィアの構想を描いたのではなく、それを通じてのマイケルの成長過程がテーマだとしたら、シシリーから帰還した後半はかなり急ぎすぎな感じがします。あのラストの妻との微妙な距離感は、ゴッドファーザーになったことで、マイケルは「血の通っていない」人間になったと言いたかったんでしょうか。ただ、あの象徴的な教会のシーンはいいですね。ちょっとあざといですけど。 【虚学図書之介】さん 9点(2004-05-24 17:29:32) |
224.うわー、これ面白れー。なんてものではなくて、じわじわとした味わいのある映画だと思う。マーロンブランドをはじめ各々の役者の静かで熱い演技が楽しめた。特にロバートデュバルがかっこいい。が、なんで暴走族のクラクションになってしまうのか理解できない。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2004-05-17 08:10:10) |
223.ただ、マフィアの抗争を描いてあるだけだったら面白くないのだが、マイケルの成長の過程、ファミリーの人間関係の描写がすごくいい。 【MS】さん 10点(2004-05-15 01:13:55) |
222.《ネタバレ》 アル・パチーノ、やっぱりいいですねぇ。最初はおぼっちゃまくんのようなポーッとした顔、自分が父親を守ると決意する頃はキリッと引き締まり目に力が宿る。そして、すべてを取り仕切るようになる終盤はますます凄みのある表情へと三段階の変化を見せてくれます。1本の映画でこんなに顔を変えられるなんてほんとすごい。それにやっぱりイイ男です。映画の内容は、少しわかりにくいところもあったけど、よ~く考えてみたりもう一度観直したりすると理解できそうです。 【きょうか】さん 8点(2004-05-13 15:19:01) |
221.GWなのでⅠ~Ⅲを9時間ぶっ続け鑑賞、改めて面白さを堪能。Ⅰは”情熱・若さ”であり清廉なベビーフェイスのマイケル、彼が父を守ると誓った瞬間から、決意に満ちた鋭い男の顔に変貌、ラストでドンになった時にさらに自信に満ちた顔、すごいです。若き日のアルパチーノが可愛く、カッコいいが、やっぱりドン・コルレオーネ=マーロンブランドの圧倒的な存在感に参ります。 【亜流派 十五郎】さん 9点(2004-05-05 21:05:57) |