72.《ネタバレ》 たぶん私の中でのスピルバーグ監督作としては、今のところ
最低点です。見てて金かけてるんだろうなあ・・と思った作品は、未知との遭遇以外はつまらない。SFのお金とはまた違う。
なんかこの人は、お金かけると無駄がある。誰か忠告しないと
やばいよ。特典を見るのが楽しみなんで見ましたが、セットって
言ってもほんとの遊園地くらいの大きさだし、しかも時間何ヶ月
もかけてるし・・ロビン・ウイリアムスはすごく満足げでした。
でも違う。ある意味ピーターパンって夢ですから、もうちょっと
どうにかならなかったのか。ロビンは似合ってないからコメディになっちゃってた。マイケル・ジャクソンの怒るのもうなづけるけど、今となってはマイケルがやるのはかなり危ない。
このてのドタバタ劇は、ロバート・ゼメキスのほうがうまい。
(1941の脚本書いてたくらいだし)つまり、E.T.のギャグは笑えるけど(酔っ払いE.T.とか)フックじゃ笑えない。
今回だけはだまされないぞ!?と、感動光線を遮断する努力をした。でも、ネバーランドに行ったロビンが、食事中討論になり、自分を取り戻しかけるあたりから(この映画いいんじゃない?)
と、勘違いの波に飲まれそうになった。洞窟のシーン、あそこは
まじで泣きそうになった。あの展開ならそのまま行けば、いい映画だったのに・・(パパになることが僕の夢)と気づくロビーは、バカボンのパパみたいに(そうだパパなのだ~!?)と言ったか言わないか、飛ぶのですよ・・感動させるか笑わせるのか、はっきりしてもらいたい!やはり中世衣装は苦手でしたが、スピルバーグのコメディセンスはもっと苦手。昔は絵で笑わせることができたのに・・この映画ってでも面白いところがある。
洞窟の中のクマのぬいぐるみ。A.I.?それと、マギー・スミスが老け役で出てましたが、ジョン・ウィリアムズの派手な音楽とともに、ハリー・ポッターを思い出した。いや、曲似てるって。
ディズニーのピーターパンの実写版を撮ってほしかった。
と思ったら、2004年上映。監督は違うけど、美形の男の子がやるみたい。ピーターパンの初恋がテーマらしいが、どうも恋に落ちたシェイクスピアにしてもロミオとジュリエットにしても、私にはあわなそう。中世衣装ですから・・あと、舞台劇って感じになり、歌いだすともうだめ。