11.《ネタバレ》 映像の力がそもそもあまり強くない上に、BGMがないシーンなどは少し観ていてきつい、寝そうになる。ブルースに合わせてアンナ・カリーナが踊るシーンも長過ぎる。最後も唐突過ぎる。実験的な映画なのか? 「なぜ芸術? 美 それが人生」というフレーズだけは良かった。 【なす】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-11-29 20:59:51) |
10.よく使われている色々な文字広告の看板の前で立っているシーン。キスをしたあと相手の吸っている煙草の煙を吐き出すシーンなど好きな映像もありましたがモノクロの良さを感じさせる美しさはあまり感じられず、ストーリー的にも斬新さにどっきりすることもなかったです。見た時期を選ぶ映画かもしれないです。 【omut】さん [インターネット(字幕)] 4点(2017-03-05 03:03:00) |
9.あっけなさというのがこの監督の重要な要素。ラストもそうだけど、初めて客をとってしまうところも、それらしい逡巡や決意の表情やらを見せず、出来事は不意に訪れる。街頭でのドンパチも、観客が「なんだなんだ」と戸惑ってしまうような仕掛け。観客に対する親切が紋切り型を作ってしまい、出来事を遠ざけてしまう、ということなんだろう。出来事は常に隣り合わせに起こり、ある種の自由の感覚がある。流動していくものを肯定する気持ち。人はいつも不意に状況の中にいるんだ、って。冒頭ヒロインのシルエットにタイトルが被さってるんだけど、音楽が中断しつつ流れる。音楽の中にゆったりと浸れない、沈黙が緊張を強いる。出来事が不意に起こるように、今続いているものが不意に消えることもあるってことか。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-02-11 10:25:06) |
8.期待のほどではなかった。なんだか自主制作の紙芝居を見せられているかのようだった。 ただ、嫁さんをさも魅力的に見せる撮り方している点でいえば、監督として旦那として流石のもんだな なんて思えたが。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-03-22 21:44:04) |
7.ゴダールの中では、一番分かりやすかったが、古いのだか、新しいのだか、フランス的なのだか、アメリカ的なのだか、はたまた日本的なのだか、分かりにくい作品だった。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-11-23 23:58:17) |
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★6.《ネタバレ》 ヌーヴェルヴァーグとかは勿論のこと、予備知識はなるべく入れずに観るようにしているのですが、この映画の一番最初でキャストとスタッフのクレジットがアンナ・カリーナの横顔の上に載せられているのを見て、何て斬新なオープニングなんだと衝撃を受けました。 ストーリーが章ごとに区分されて進む形式やこのオープニングクレジットなど、これがヌーヴェルヴァーグ的な表現なのかどうかはわかりませんが、今のこの時代に観ても十分に驚きを与えうる映画だと思います。 必見はアンナ・カリーナが「裁かるゝジャンヌ」を観ているシーンで、劇中で涙を流すジャンヌをアンナ・カリーナにオーバーラップさせる演出。このセンスはもう最高。 また、手紙に自身の特徴を書いているときに立ち上がって身長を測っていた姿がとても可愛らしく、手を広げて測っているときに顔が指で押されてフニャっとなってしまっている時の表情がたまらなく好きですし、「右を向くのも自分の責任、不幸になるのも・・・」と、哲学的な会話が展開されるのもゴダールらしい味が出ていていいです。 最後に銃で撃たれて悲劇的な結末を迎えるところや、全体的なストーリーが自分好みではないところが残念でしたが、客を楽しませるために「面白いストーリーを作ってみました」みたいなわざとらしい話を聞かされるくらいなら、こういうストーリーの方が何倍も楽しめると思います。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-08-11 23:03:48) |
5.《ネタバレ》 パリは娼婦の街でもある。何不自由ない若い主婦が、満たされぬ日常からの逃避をもとめて街娼に身を染める。彼女もまた「昼顔」。マダム・ゴダールであったアンナ・カリーナは美しいが結末も「勝手にしやがれ」と変わりなく、彼の他の破滅型映画と同じに虚しい。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-12-07 00:33:32) |
4.ゴダール作品の中では、珍しく好感が持てる作品でした。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-20 23:50:21) |
3.ゴダールには珍しくしっかりと物語を語っていると思う。ゴダールの演出はやっぱり好きだ。 【アンダルシア】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-07-01 05:17:41) |
2.結婚して子供もいる若くて綺麗な女が、ちょっとした不満やちょっとした欲によって人生の罠にはまり、どんどん落ちていく様を淡々と描いていきます。前作『女は女である』とは一変してアンナ・カリ-ナを自然体で映し出す。突然の無音はサイレント映画を思い起こさせます。そういえば、作中,ヒロインが映画を観て涙するシーンがありますが、その映画はサイレント映画『裁かるゝジャンヌ』。未見なのでいつか観てみたいです。私が古典や古い名作と言われる映画を観る理由は、新しい映画をもっと楽しむためです。引用された作品を観ていれば、それだけで楽しみがひとつ増えるんですから。特にゴダール作品は、過去の作品(自分の作品も含めて)からの引用が結構多い。そしてまた、ゴダールを観ることによって、これから観るその後の新しい映画がより楽しめるに違いない。これだから映画はやめられない。でも困ったことに、未見の映画が多すぎるなあ。 【R&A】さん 6点(2004-04-06 11:18:23) |
1.物語があるから好き。ゴダールはこの映画でカリーナはの愛を全身で表現している。 【さち】さん 8点(2003-05-11 21:51:02) |