87.高評価につられてみてみたが、余計なセリフを廃した独特な雰囲気で、最後まで魅了された。 ずっと張り詰めた緊張感のある映画は苦手で、もともと無闇に人がたくさん亡くなるのも好きじゃないのでこの点数になったが、最後までどうなるかまったく読めない展開ばかりで、サスペンスとして大成功している。 主人公の男と女の関係も場面場面で絶妙に変わったりするところも面白い。 ラストの展開もどうなるかまったく予測がつかないなか、良い終わり方をしていたと思う。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-07-17 18:03:37) |
★86.《ネタバレ》 本作の少し前にはボニー&クライドという、罪を重ねながらの男と女の逃避行モノがあっただけに、 本作を初めて見た時にはボニー&クライドを思い出しながらの観賞となってしまいましたが、 その中に描かれる男と女、クインシー・ジョーンズのクールな音楽、マックイーンのクールなカッコよさ。 それだけでなく本作は女の方もカッコいいんです。 内に秘めたる意志の強さを感じさせるアリ・マッグローの表情、その目ヂカラ。 マックイーンと見事に渡り合っている。 どう考えても2人は破滅に向かっているとしか思えない。 しかし。最後に出会ったおっさんとのラストのやり取りがいい。 ずっと張りつめていた作品の空気を最後の最後に緩める。 ニューシネマの時代にあって、それに抗うような真逆を行くラスト。 これもまた反骨の人ペキンパーらしくていいのではないか。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2024-05-13 18:12:19) |
85.《ネタバレ》 “The Getaway”『逃走』。高校の頃でしょうか?テレビでスティーブ・マックイーンのアクション映画が立て続けに放送されました。'80年代のアクション俳優に比べ、ジョークを言うでもない寡黙なマックイーンは、これはこれで男臭くてカッコいい俳優でしたね。 そして本作のドクは銀行強盗犯と来たから、刑事モノに見慣れた目には、ちょっと異色のアクション映画でした。 この歳になって観ると、アクションシーンより、ドクとキャロルの絡みの方に注目してしまいます。今回の計画の際、ベイノンと関係を持っていたことを知ったドクの怒り様。運転が乱暴になって、怒りのビンタ。そりゃ気持ちはわかるけど、自分でベイノンの所に行かせたのに。キャロルもドクの為を思い、割り切った作戦として関係を持ったのに、やりきれない気持ちを抱えて、ウジウジしてるドクに、子供っぽさというか、男の幼稚さを感じました。 ショットガンで警官を撃退した後、キャロルがバックで急発進してドクをビックリさせるのも、キャロルの面白くなさ(ドクの自分勝手さに怒ってる感)が滲み出ているようで、良いシーンでした。 幼稚さと言えばルディもです。クリントン夫婦を人質にやりたい邦題。車中のスペアリブの投げ合いなんて、自分から始めたのに気に入らないと怒鳴り出す。ガキ大将の典型です。フランと寝るときもわざと夫のハロルドに見せつけるのも、子供じみた性格の悪さを感じます。 フランはよく解りません。自分たちが殺されないようにルディに合わせてたんでしょうけど、どこかからストックホルム症候群になってしまったんでしょうか?最初はきっと、ルディから無事に(ハロルドと猫とともに)逃げるチャンスを伺っていたんだと思います。 そのハロルドも抵抗することもなく、フランに怒りをぶつけるでもなく、アッサリ自殺を選んでしまうのは、今の状況もこれからの人生も、もう耐えられなかったんでしょうね。苛められっ子の末路のようで悲しい。 当時はアメリカン・ニューシネマ真っ盛りの時代。更に逃避行と言うと悲しい結末が定番ですが、清々しい結末。アンチ・ヒーローながら、ハッピーエンドという組み合わせが却ってよかったです。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 6点(2024-03-17 23:50:26) |
84.これは面白い。今までスティーブ・マックイーンの作品をいくつか見てきましたが、これがベストかも。予備知識ゼロだったので、どう展開するのかまったく読めず。また絶体絶命と思えるピンチが何度もあって、そのたびにサラッとくぐり抜けてしまうあたり、なかなか堪能させてもらいました。奥さんとの関係が一筋縄で行かないところも、物語に厚みを感じさせてくれます。 それにしても気の毒なのは獣医師。なんの落ち度もないのに巻き込まれ、おそらく人生で最悪の日々を過ごします。これほど残酷なシーンを、それも軽いタッチで撮れてしまうこの監督は鬼です。いや鬼にならなければ、面白い映画は作れないということでしょうか(一応褒め言葉です)。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-09-28 03:47:16) |
83.《ネタバレ》 「俺たちに明日はない」的なバッドエンドを予想していたら、まさかの逃げ切り成功。幾多の困難をくぐって収縮されていく夫婦の仲に共感いたしました。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 8点(2022-05-11 23:12:01) |
82.《ネタバレ》 スティーヴ・マックィーンかっこいい! この一言に尽きますね。 ルディの悪キャラも作品のスパイスとして機能しています。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-19 21:26:05) |
81.《ネタバレ》 昔、リメイク版はテレビで一度だけ見たことがあったのだが、オリジナルである本作は今更ながらに初めて見た。そのリメイク版の内容をすっかり忘れていたせいもあるのかもしれないが、とくになんの先入観もなく最後まで見ることができたし、面白かった。銀行強盗の夫婦の逃避行を描いているが、ただのサスペンスアクションというだけに留まらず、この夫婦がその逃避行の中で関係を修復していくというラブストーリー的な側面があり、そのドラマがしっかりと描かれていて、サム・ペキンパー監督の人間描写の緻密さもあって、かなり見ごたえのあるものになっていて、もちろんアクションもみどころなのだが、このドラマ性の高さだけでじゅうぶんに堪能できる映画だった。主演のスティーブ・マックイーンが演じるカーターも絶対的なヒーローという感じではなく、自分を刑務所から出所させるためとはいえ、妻がほかの男と寝たのをいつまでも引きずっていたりするところ(なんかわかるなあ。)など、人間的な弱さもちゃんと描いているところがいいし、もちろん、演じるマックイーンはカッコよくもあるのだが、決してカッコいいだけではない彼の魅力を感じることができる。一方の妻のキャロル(アリ・マッグロー)は、そんな夫のためならなんでもするという芯の強さを持った女性に描かれているのが面白く、そんな二人が追手から逃げる逃避行はもちろんだが、自然とこの二人の関係修復のドラマのほうに目が行ってしまう。ゴミ収集車に閉じ込められるというまさかの展開だが、これがきっかけでこの夫婦の関係が修復に向かうという意表をついたドラマのクライマックスがなんとも秀逸で、ゴミ捨て場が舞台なのにこのシーンが非常に美しく撮られているのはやはりペキンパー監督の演出の巧さだろう。また本作ではカーターとキャロルに対比するように追手側も細かく描かれているのも特徴的で、車を運転させるために人質にされた獣医の夫婦が追手の男に同道することになるのだが、真面目そうな夫に対して妻はいかにもバカそうに描かれているのが印象的であるが、耐えかねた夫が自殺したあと、その妻があっさりと(ストックホルム症候群でも起こしたかのように)寝返る展開は意外性があり、死んだ夫に対して気にも留めないあたり、実はしたたかな女なのではと勘繰ってしまう。その後のこの妻のホテルのフロントでの言動はすごく悪趣味極まりない。このホテルのフロント係など脇の登場人物たちも良い味を出しているが、やはり最後に出てくるトラックの運転手とのやりとりがこれまた秀逸で、バッドエンドでもおかしくない物語なのに、このやりとりがあるおかげでその後のカーターとキャロルに明るい未来を感じることができる後味のいい終わり方になっているのも良かった。 【イニシャルK】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-11-30 00:28:42) |
80.《ネタバレ》 内容はあまり好きではないけど最後まで飽きずに観れた。 好きじゃない理由は強盗が主役で悪事を働いてそのまんま逃げ切るまでの話な所。 散々周りを巻き込んで自分たちだけはうまく逃げおおせるのは駄目ですね。 昔のアメリカは警察の収賄が常習化してて悪者のイメージがあるから こういう映画でも成り立つ部分があるのかもしれない。 いずれにしても悪事を働いた奴が得をして真面目に働いている人が損をする映画は嫌いですね。 飽きずに観れた理由は緻密な人間描写がすばらしい。 演出もオープニングからおしゃれで名作感半端なかった。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 6点(2020-05-17 15:14:47) |
79.とてもペキンパーらしい一本。といっても、ペキンパーの代名詞”暴力要素”はさほど強くないです。この監督さんは人物の描き込みが丹念な作り手でもあるのです。彼の手により立ち上がる人間ドラマの濃密なこと。”追っ手”である殺し屋側のディテールをこんなに細かく撮るバイオレンス映画はあまり見かけません。崩壊する獣医夫婦の顛末は悪趣味で残酷で、ペキンパー臭が強烈に漂います。 もちろんメインで描かれるのはマックイーン演じるドク・マッコイとその妻。マックイーン起用で目くらまし効果になってるけど、ドクのキャラはそれほど理想のヒーロー型じゃない。妻の(戦略)不貞をいつまでも引きずり、水鉄砲をイタズラしてくるガキにキレ、荷物を上げてくれという婆ちゃんには舌打ち気味。(ちなみにここで披露されるマックイーンの腕力がまたかっこいいんだ) むしろ「竹を割ったよう」なのは奥さんの方で、「あんたを助けるためならテキサス中の役人とだって寝るわ」と言い放つ。対してドクは「テキサスは広い」とかへんてこな防戦一方で、埒の明かない口論の末「別れる」とかってヤケになる。二人ゴミまみれになりながら、「何なのいつまでもうじうじして」と嫁に一喝され、「もう忘れる。約束する」とちょっとしゅんとなるマックイーンはほんとにキュートで、いやショットガンを構える姿はもちろん満点のかっこ良さなんだけども、”ダメな部分”もちゃんと見せるその愛嬌が彼の魅力だよなあ、と改めて思ったりしました。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-08-07 00:54:00) |
78.《ネタバレ》 銀行強盗から始まって、身内の裏切りに合い、女と逃避行という映画の王道的な作品だが、十分堪能出来た。追手が相当強烈なキャラであったり、後半の悪者との銃撃戦はさすがマックィーンと思えるくらいカッコいい。最後の終わり方も恐らく逃げ果せるのかなと、思わすところが良い。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-08-09 11:47:37) |
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77.《ネタバレ》 いきなり鹿のアップからのストップモーションで、映画が始まって1秒でサム・ペキンパーの映画だと分かる演出が粋だ。中身はと言うと、銀行強盗で奪った金を持った男女の逃避行という縦軸に、問題を抱えた夫婦の再生の物語を横軸として進んで行く。個人的にはこの男女の関係の回復と言うテーマが今ひとつピンと来ないというか、あまり感情移入できなかった。ここには、男女の物語を絡ませる事で単なるコテコテのアクション映画にならないようにしようと言う、シナリオ担当ウォルター・ヒルの工夫が伺える。しかしやはりペキンパーの映画には、良い意味で女っ気ゼロのコテコテなアクション映画を期待してしまう自分がいた。クインシー・ジョーンズの音楽はクールでかっこいいスコアもある反面、所々でちょっと浮いてしまっているような場面があった。 |
76.《ネタバレ》 この作品はマックイーンがカッコいいだけの映画に留まっていない。医者の夫婦との対比の影響が大きかったのか、逃げているうちに主演の二人を応援してしまっていた。 最後の建材運びのオヤジとのやり取りが好きで、二人の未来が穏やかなものになることを予見させられた。 何事も上手くいかない二人だったけど、最後に良いオヤジに当たってハッピーエンドで後味が良かった。 【さわき】さん [地上波(字幕)] 8点(2016-09-06 18:16:53) |
75.ゴミにまみれるシーンや国境越えの緩さが印象的。盗んでいいのは銀行の金、殺していいのは悪人だけ、愛ある男女は裏切らない、こんな味付けされると、ただの犯罪映画もそこそこ共感してしまう。逃げまくるマックィーンもとてもクールだった。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-08-30 23:05:55) |
74.スタンダードな映画。この手のの作品としても、ごく普通(?)に展開していく。 それでも、この最後のシーンをずっと観ていて気持ちいい感じは何だろうかと思う。それで加点したくなる。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-08-28 18:03:33) |
73.いくつかのレビューを拝読して初めて、この映画が男女仲を扱った映画なのだと知りました。全くそのことを意識することなく見終えてしまった自分は、まだだま子供なのですね。40代毒男より。 【マー君】さん [DVD(吹替)] 5点(2015-04-04 12:04:17) |
72.《ネタバレ》 犯罪ロード・ムービーの形を借りているが、本質的には、妻が不貞で夫婦中に亀裂の入った夫婦が、再び絆を取り戻してゆく話。妻が不貞を働いたのは、裏取引で夫を刑務所から出すための方便。頭では理解できるが、心では消化できずに妻を愛しているが許せない夫の感情の揺れが主題。カットバックを多用した刑務所での息苦しいまでの抑圧された場面、刑務所を出て、あまりの自由さにとまどい、自分を取り戻すまでの場面が丁寧に描かれるのもそのため。逃走の緊張と夫婦間の緊張の相乗効果が、映画を魅力的にしている。ゴミ収集車に閉じ込められるというアイデアは秀逸。二人は自分たちをゴミのようにしか感じられないところまで転落したが、落ちるところまで落ちたことで今度は上昇に転じる。汚れたことで心の虚飾が払われ、歩み寄ることができたのだ。妻の傷を気遣う夫の姿はけなげだ。「傷は浅い、跡は残らない」は夫婦の絆の傷のことでもある。映画の常道をわざとはずした意表を突く展開には目を見張る。監督は「人生はささいないこと、小さな偶然によって大きく影響される」という人生観の持ち主に違いない。コイン・ロッカー詐欺師が札束を一つ胸ポケットに入れたことから、巡り巡ってドクの人相が警察に知れる。カー・ラジオが故障したことから、ラジオ店の主人に素性を見破られ、警察がやってくる。また観客を驚かすことが多い。最たるものが悪者に脅されて同道を余儀なくされた獣医の妻が夫を裏切り、悪者に寝返るところ。大した意味はないのに、ドク夫婦のパロディのようにつきまとい並列展開する意外さ。獣医は耐えきれず自死するが、おばか妻はそれを歯牙にもかけない。悪者もドクに撃たれた時、とどめまで刺されているので誰もが死んだと思ったが、生きていた。防弾チョッキを着ないと思わせた伏線が効いているのだ。この男がボスに連絡すると思いきや単独でドクを追う。ドクもドクで、どこにでも逃げればよいのに、律義に計画通りにエルパソという国境の町に向かう。案の定そこには敵の手下が待っている。最後のシーンも面白い。「一万ドルで車を売れ」「二万にしてくれ」「三万でどう」この掛け合いで夫婦の仲が完全に修復されたことがわかる。男はひょんなことで三万ドルを手に入れた。こんな事があるから人生は面白いし、いつでもやり直せる。監督のそんな声が聞こえてきそうだ。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-07-01 07:49:12) (良:3票) |
71.《ネタバレ》 スティーヴ・マックィーンがひたすらカッコイイこの映画だけど、アタシは何気に男女の微妙なギクシャク感がリアルに描かれてるところに感心しちゃったわ。 その辺の恋愛映画よりもずっとうまくオトコとオンナの根本的な違いを捉えてるっていうか。 オンナってのは惚れたオトコのためならなんでもできるのよ。 気持ち悪いオジサンとベッドインとか銀行強盗とか人殺しとか、愛する人のためならなんでもない(正当化してるわけじゃなくってよ)。 変なトコでルールとか秩序とかモラルとかにいつまでも拘るのはオトコのほうよ。 50万ドル持ってさっさとメキシコに逃げればいいのに、なんで律儀にあのホテルに行くのよ!? 黒幕ベニヨンも殺したし、さっさと違うルートで逃げればいいのにねえ。 その点、オンナは自分に正直よー。 ブリジット・バルドーを50回くらい殴ったみたいな顔した獣医の奥さん(アバズレ)なんて動物並に本能的だし(ハロルドがお気の毒…)。 …アクションやカーチェイスの素晴らしさを堪能しつつも、男と女は基本的にまったく違う生物なのねって改めて痛感したアタシなのでした。 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-22 13:21:19) (良:2票) |
70.《ネタバレ》 銀行強盗の逃亡劇を描きつつも、強く粗暴な男に魅かれる女性や気持ちとは逆の態度をとってしまうといった今も昔も変わらない共通した男女関係をうまく表現していました。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-26 13:58:13) |
69.《ネタバレ》 ふと思ったのですが、本作の前年に作られた『わらの犬』も、“妻を守り切れなかった男”の物語でしたね。本作にもまた、“妻を守り切れなかった”二人の男が登場します。『わらの犬』では他の事件が契機となってダメ男が暴走したのに対し、本作では二人とも、決して暴走することもなく、妻の過去に悶々とするばかり。そのうちの一人である、マックィーン演じる主人公の巻き起こすアクションが、本作の中心ではあるのですが、それはあくまで生き延びるための手段であって、あくまで沈着冷静。破壊衝動などによるものでは無く、よって気持ちの整理もつかない。それが、様々な危機を乗り越えていく中で、隠れたゴミ箱の中からゴミ収集車に放り込まれ、ゴミまみれになってみて、何かようやく懊悩をツキぬけたような。で、ラスト、ヒーローは栄光に包まれるでもなく、ドハデに死を迎えるでもなく、ただ静かに去っていく。寂しい。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-09-26 23:26:23) |
68.マックイーン主演のアクション映画。ややハードボイルドタッチの作りで、 マックイーンの男っぽい面構えが本作の内容にバッチリ合っている。 アクションものとしてはやや長丁場の作品だけど、劇中の二人の微妙な夫婦関係を中心に、 警察、組織、裏切った仲間が絡んできて、緊張感を途切れさせない作りになってます。 それでも一番の見所は、やっぱりマックイーンのカッコよさ。彼の魅力が全開の娯楽映画だった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-03 16:43:17) |