144.《ネタバレ》 ハウルが思いのほか明るい青年、主人公ソフィが地味目、というのが見る前の期待をいい意味で裏切ってくれました。ソフィの髪はどうして戻らなかったの?うーん、よくわかりません。笑えるシーンがいくつかあって、会場からもクスクス笑い声が聞こえて、こういうところが宮崎アニメのいいところだなあと思いました。個人的にもうちょっと時間を延ばしてサウロンやハウルについてもっと深く知りたかったです。いつも思うけど、宮崎さんはどうしてもナウシカが好きで離れられないんですよね。 【ネオパル】さん 7点(2005-01-30 21:06:43) |
143.深くてオレには疑問疑問の嵐でした!!でもいいなぁ宮崎アニメって!! 【はりマン】さん 7点(2005-01-25 22:57:17) (良:1票) |
142.欧米系の原作による宮崎映画ですか。画像はいいけれど何か以前に沢山作られた少年少女向け海外原作アニメを見ているようでした。「政治的正しさ」に従ってこの種の作品を作れば間違いなく海外にも売れるだろうと考えて企画したのでしょうか?今までの宮崎作品全体を肯定するものではありませんが、このような作品を作っていたら今に中国あたりの低コスト作品によって市場を奪われてしまうように思えます。倍賞、木村の声優はさすがに立派です。 【たいほう】さん 5点(2005-01-25 00:23:21) |
141. もうすでにこの作品にがっかりしたという多くの人が同じようなことを書いているのでそれについて重複するような内容をさらに語る気はないが、とにかく二時間の長さにあまりに多くのことをつめこみすぎだと思う。時間にしておそらく半ばあたり、王様の城にたどりついたあたりで、さてこれをどう収まりつけるのか心配して見ていたが、やはり心配どおりそれらの謎は放りっ放しで、軽々しい「愛してる」とか「守りたいものができた」とかそんな言葉で無理やりまとめられてしまったように感じた。 とにかくひとつひとつの行動の動機の説明が弱すぎるし、対立が設定されてもそれが安易に解消されてしまう。たとえばソフィーにかけられた呪いにしたって、アシタカへの呪いなどと同じように相当深刻な問題なはずなのに何となく解決されてしまうようなものでしかない。そんなあいまいな動機による行動に共感しろと言われてもそれはとても無理ではないか。 一方、僕以外の「がっかりした」という感想を見ていると「映像は美しかったが・・・」ということが決まり文句になっているが、それについてさえも、たとえば「もののけ姫」などと比べ、より優れていたとは感じられなかった。花畑のシーンなどにしても、いわゆる「かきわり」をカメラがパンしているにすぎない感じで、「もののけ姫」のシシ神さまの森での、草花の一つ一つが本当に生きている森に「足を踏み入れた」感じは受けなかった。あるいは魔法がはたらくときに、光が集まってフォークダンスのようにぐるぐるまわるあの表現をひとつとっても、悪い意味でマチスの切り絵を思い起こさせるものだった。 よかった点といったら、題名にもなっている「動く城」の表現くらいで、スピルバーグにおける「恐竜を動かしたい」とか「自転車を飛ばしたい」とかの隠れテーマなんかと同じように、これを撮りたいがために、無意味なストーリーをでっちあげたように感じられた。 宮崎駿というブランドを抜きにしたら5点くらいはあげられる映画ではあるが、彼のファンに「警告したい」という意味で2点をつける。 【小原一馬】さん 2点(2005-01-23 15:30:00) (良:1票) |
140.《ネタバレ》 霧がかかり、スっとその姿が現れる。霧が晴れるように、心の曇りがとれた時、近くにあったものが新しい世界となり扉がひらかれる。画面から「生きている」躍動感が伝わってきました。監督の集大成ですね。城にオコゼのヒレや鶏足の様な物がついていたり、エビの尻尾みたいな玄関に不気味な卵状の付属物。戦闘機の爆弾はゲンゴロウの卵みたいだったし、サリマンの手下は羽アリみたいだった。こういうのが好きなんで「いいぞ、いいぞ、気持ち悪いぞ!」(笑)とワクワクしました。どうみても戦闘機と城が生き生きしているし、雲の色までが情感を持っているかのような細かさで風の描写だって生き物のよう。それら自然の魂あるものたちへの愛着でアニメに命を吹きこむのが宮崎監督ならではの個性と思え、私は子供の頃の想い出とかぶっちゃって絵だけで楽しめてしまうのです。そして「生きている素晴らしさ」っていう実感がソフィーが野や山や湖を観て感動する場面の丁寧さに溢れていました。歳をとることは変わることであり、本来持っていた力がきっかけによって出るというリアルさも良いです。ソフィーは自分の判断により行動して物語が力強く進んでいくことに爽快感がありました。ハウルの魔法で装飾したお花畑は少年時代の水車小屋で過ごした寂しさと愛されたい気持ちの想いが詰まっていました。ソフィー自身も欲していたものは愛されたいことであり、孤独の声が聞こえたのかもしれません。共鳴ですね。だから心の奥底〔本質〕を見ることができ、強大な力に魅了されコントロール出来なくなり心を失いかけ破壊へ向かったハウルを救えたのだと思います。マルクルもカルシファーもヒンもカブも魔女もみんなソフィーのもつやさしさと強さのもとに引き寄せられました。子供の心と寂しさと喪失感が、愛やあたたかい家族を求める(時には戦う)、そんなせつない精神がベースになっているからこそ、愛情が心を救い救われるという願いのこもった伽話風エンディングと理想郷になったお城に感慨深いものがありました。●ホームコメディみたいに結構台詞が可笑しいですね。ソフィーのばあちゃんネタやハウルのきざっぷり、特に「いい男ネェ~」「カルちゃん~(アドリブかい?)」と言う荒地のばあちゃんの後半の変貌ぶりが愉快でした。とっても楽しみました。 【ひいらぎ】さん 9点(2005-01-23 01:55:27) |
139.周りのヒトビトの評価がマチマチだったので、期待と不安が入り混じったまま映画館に行った。端的に言って、面白かった!ストーリーが説明不足な感は否めないが、キャラクターたちがすごく個性的で、あの雰囲気は良い。一番のお気に入りは弟子のマルクル君。 【ガッツ】さん 8点(2005-01-22 16:42:01) |
138.“筋がわからん…?” “千と千尋”より下か? その時『待たれよ』の声が… 『考えちゃいかん』 “確かに絵は綺麗、動きもいい” って事で同点 しかし、もっと話も子供向けにしてほしいねぇ 【栗頭豆蔵】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-01-22 01:41:15) |
137.周りの友達の前評判が良くなかったので期待はしていかなかったけどすごく面白かった。キャラクターもかわいいし。疑問点を挙げたら結構でてくるけど、素直に楽しかったです! 【リノ】さん 8点(2005-01-21 01:57:09) |
136.誰かを愛することでしか、心は心になれない。 守りたい誰かの為に生きることで、人は人になる。 冒頭のソフィーの声に違和感を感じる方は多いと思うが、あれは、 あれで良いのでは無いだろうか。当時の彼女は自信もなく俯いて、 周囲の仲間と楽しむ事も出来ず、心は「年老いて」いた訳でしょ?。 見た目は若くても老いた心。その後、城の中、ハウルを想いながら眠る時は、 少女に戻ったりする。彼女の心理状態で、見た目を描き分ける所に面白さがあるのなら、 声の有り方も同じだろう。物語の後半、ハウルを愛する事で活き活きとする彼女。 しかし、後半になっても「少女の姿なのに、声が老いてる」と違和感を感じただろうか。 そう考えると、冒頭のシーンは「少女だけど老いてる感じの声」を(見事に?) 演じていたと思う。 お気に入りの台詞は「私なんか、一度だってキレイだったことなんて無いわ!」 それと、声優キムタクには賛辞を贈りたい。エフェクターかけたの?っていうくらい、 本人と声質違って、しかも役にぴったし。どんな魔法だ?。 【じょるる】さん 7点(2005-01-19 22:32:34) |
135.面白かった。若い頃のソフィーの声は残念だったけど、キムタクは見事な声優っぷりだったし、映像が綺麗。もう一度みて観てみたいと思った。掃除するシーンが何だか気持ち良くて、家に帰って掃除機かけちゃいました。 【ぶり】さん 8点(2005-01-19 22:25:07) |
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134.「千と千尋」から感じていたが、これまた、さらに「説明不足」。観客は行間を読まなければならない。これが、監督の意図するものなのか、「老い」からくるものなのか定かではないが、子供が観るアニメとしては如何なものか。ただ、はっきり言えるのは、栄華を極めた「宮崎のジブリ城」から火の手が上がったのは確かだということ。ほら・・、城から煙りが・・見えませんか、私にははっきり見える(笑)。 【STYX21】さん 5点(2005-01-19 04:10:29) (笑:1票) |
133.賛否両論ありますが、私は素直におもしろかったです。 最後まで見てもう一回見たい(シックスセンス効果と呼ぶ・笑)と思いました。 心配していたキムタクの声優ぶりもむしろ良かった。 皆さん書いているように、色彩と音楽は本当に素敵。 個人的に、宮崎アニメのなかで「千と千尋・・・」は残念だったので、この「ハウル・・・」が素晴らしい作品だったことに、とっても嬉しかったです。 【pani】さん 9点(2005-01-14 13:13:49) |
132.映像は素晴らしかったし、内容も意味不明な点が多いが、見終わった時に金返せー!とはならなかったのでまぁまぁ。ただソフィーの若い頃の声が…キムタクも他のすべての声がしっくりきてたのに、あの声だけが最後まで気になってしょうがなかった。主役だけに個人的に残念。すごい映像美なので映画で見る作品なのは確か 【マキーナ】さん [DVD(邦画)] 6点(2005-01-14 11:45:35) |
131.深そうすぎて不明点多いが、すてきなラブストーリー。魔女宅+ラピュタ。キムタクは予想以上だった。もともと宮崎映画の声優さんって声の表情が平坦な印象だからか。 【●えすかるご●】さん 6点(2005-01-11 01:08:37) |
★130.声優や映像などを考えると全体的にまあまあ良かったようにも思うが、ストーリー、特に最後のハッピーエンドの展開がいまいちだった。あんなことで終わらせれるような戦争だったのか?伏線なしで実はカブが重要人物でしたってなんだそれ?城を動かすんつもりだったのならなぜ壊したのか?気づけば荒地の魔女が仲間になってましたでいいのか?結局何が言いたかったのか?など分からないところも多い。あと、若いときのソフィーの声がすごく年寄りじみてるように感じたし、あの犬(ヒン)はちょっと狙いすぎではないかと感じた。最近の宮崎アニメにはよくあういうキャラクターが出てくるような気がするが、受けを良くすることやグッズとして売り出すことが目的なのかなあ。ただ、ヒンはともかくマルクルはよかった。 |
129.さすがジブリ作品と言った感じです!! 映像の綺麗さ、音楽のよさは最高です! そして、ストーリー的にもとても面白かった。しかし、酔っ払ってみたとはいえ、宮崎駿の本当のメッセージみたいなモノがわかりませんでした。ですから、是非あと、数回は見てみたいです。 【シュシュ】さん 7点(2005-01-10 02:08:14) |
128.これは、ラブ・ストーリーですね。 本当は清楚できれいな少女なのに、美貌の母と妹を持ったせいで、根深い容貌コンプレックスを抱えるソフィー。 若い娘としての自分は無価値であり、家族の中でも帽子作りという職業においても、自分は華やかな存在を支える「裏方」である、と自分を諦めているようなソフィー。 その彼女の孤独が、冒頭の帽子作りのシーンで、すごく上手に表現されています。 また、ハウルも同じ。 「美しくなければ生きている意味がない」と、本当は自分に自信がない弱虫のハウル。「ハウルは弱虫でいいの!」と、強く戦う男を目指すハウルではなく、弱虫のままのハウルを受け入れるソフィー。 二人がお互いをお互いの姿のままを受け入れる、それが「愛」ってやつなんだよね。そうこの映画は言っています。 冒頭でソフィーの深い孤独に気づいた人なら、呪いの意味も彼女が若返ったり老けたりする理由も理解できたでしょうし、ファンタジックなラブ・ストーリーとして、純粋に映画を楽しめたんじゃないでしょうか。音楽も美術も、舌を巻くような素晴らしいものでしたし。 ただ、「ナウシカ」「もののけ姫」系列の作品をジブリに期待している観客は、点が辛くなるのもわかります。そういった観客向けに戦争をからめたのかもしれませんが、かえって逆効果だったような。ラブ・ストーリーならば、あの大団円で八方まるく収まるラストシーンもいいのですが、話を国や戦争に広げたせいで、まるすぎて気が抜けるラストになってしまいましたね‥‥それが、ちょっと残念です。 でも、テーマが壮大でないからといって映画として価値が低いなんて事は全くないですし、随所に小さな破綻が見られるとはいえ、やはりセンシティブな少女や少年の心理の表現は卓越していると思います。 最近の映画は、テーマや説明をそのまんま台詞で言わせてしまう”わかりやすい映画”が多いのですが、本来、表現とはそういったものじゃないわけで。観る側の想像力を膨らませるような、心の琴線にそっと触れてくるような、そんな豊かで表現的な作品だと思います。 【りりらっち】さん 7点(2005-01-07 21:05:51) (良:1票) |
127.他人の原作を映像化したということが消化不良になった最大の原因じゃないのかな、と単純に思った。確かに解りづらいところが多いし、説明不足だけれど、それを補ってあまりあるくらい動く城の姿は美しくて、複雑で.........とにかく良かった。ソフィーが妹の店に向かう途中、坂越しに見える海沿いの町の景色の美しさにも鳥肌が立った。ハウルの後ろに見え隠れするキムタクの色気にも、今回ばかりはノックアウトされた。何よりも大好きだったのは「待たれよ」と重々しく言っているわりにはひたすらとぼけているマルクルの変身ぶり。そして、帽子を作るだけの人生を過ごしてきたソフィーが、初めて見た美しい湖を前につぶやく言葉に、少しばかり泣けてしまった。 【showrio】さん 8点(2005-01-07 01:11:40) |
126.なんか過去のジブリ映画のよせ集めって感じ。 【よっふぃ~】さん 6点(2005-01-06 18:59:20) |
125.結構ご都合主義的な部分はあるけど、それを加味して面白かった。随所に「おっ」と思わせる演出がちりばめられている。そして音楽がとても良い。目玉焼きがおいしそうだった。 【アンソニー】さん 7点(2005-01-06 18:20:53) |