200.ただ素直に感動する映画ではないと思います。この映画を観て「この先生最高!生徒達も含めてなんて感動する映画なんだ!」って思ってる人はちょっと見方が違うのでは(ケチつけてるわけではないです)。 厳格な規則に縛られ、個性も尊重されない学校にやってきたキーティング。そこの生徒達はもはや学校の操り人形のよう。キーティングが彼らに教える風変わりな授業。けれど生徒達は次第に「自分」を見出そうと反抗したり、積極的に行動したりする。一人の人間として新鮮なものになろうとする姿には感動する。けれどなあ、キーティングはあまりにも自分の考えを押し付けすぎではないか?映画を観てる間、ずっとそんなモヤモヤがあった。生徒達を解放しようとするのは良いけど、規則が一番みたいな考えの生徒達にいきなり「死せる詩人の会」や、型破りな授業を行っても、生徒達が混乱する事ぐらい分からなかったのか?。そのせいかどうかはよく分からないが、キーティングと父親に挟まれ苦しむ生徒もいたんだし。 私は小説版も読んだのですが、断然小説の方が良かったです。なんというか映画という「動く映像」を見せたおかげで、文字の美しさが消えてしまった気がしてならないんです。ロビン・ウィリアムズといい生徒達といい・・・映画版は心情を伝えるシーンが乏しく意味不明! 一度小説を読んでみるのをお勧めします。 |
199.ロビン・ウィリアムスが気になりだした頃に観た映画。でも、主役扱いの割には意外と出番が少なくてちょっと不満だった記憶が。実質の主役はトッドやニールをはじめとした生徒達でしょう。みんなそれぞれ微妙に顔立ちが似ていて、最初は見分けるのに苦労しました(苦笑)。皆さんが言われているように、ラストで全員机の上に立たなかったのが良かった。あれで総立ちだったらいかにも映画的で逆に白けただろうから。 【ライヒマン】さん 7点(2004-06-19 22:47:27) |
198.なんかすごくコメントが書きづらい・・・。きれいにまとまっているのかもしれないけど、この作品にすごく引き込まれたというほどでもない。確かに、教科書を破ったり、席を立ったり、詩の内容だったり、印象に残るシーンは色々とあったんだけど、そのシーンが目立っているだけですごく思い入れができたわけじゃない。あの先生はすごくいい先生なのかもしれないけど、この映画であの先生がなぜあんな行動のとるのかわからないし、先生の性格などもいまいちわからない。僕が中高生の頃もあんな感じの先生と出会ったけど、その先生の性格やたまに見せる投げやりなところなどを見て、やっぱり普通の先生と同じかとがっくりしたことがある。逆に第一印象がいまいちな先生のその性格や取り組みを知って尊敬するようになった場合だってあった。要は映画の中の先生には人間らしいところがなかったような気がした。最後に涙を流したところぐらいしか人間的じゃあなかった。人間が人間を愛さず、どこを愛せばいいのか。生徒達は先生の人間を愛したのかもしれないけど、僕にはそれができなかった。というか、わからなかった。僕には一番後ろの席に座っていた悪がきのほうがよっぽど人間らしく、昔の僕らしく、共感でき、愛すことができた。こんなことをいっていても最後はウルウルきてしまいましたが・・・ 【野次られLOW】さん 6点(2004-06-12 19:09:34) |
★197.感動して泣いてしまいました。素晴らしき青春ものだと思います。イーサン・ホークがまだまだ若いですな。 |
196.高校の時観て、親に観てもらいたくてしょうがなかった。結局、観てくれなかったけど・・・ 【ゲソ】さん 9点(2004-06-02 01:16:16) |
195.《ネタバレ》 泣きました。書いてらっしゃる方も多いですが、 最後にみんなが席を立たないからいい。実際自分があの先生に指導を受けるとなると、自分は嫌だと思った。自分をさらけ出すのが苦手だから。 【しずく】さん 8点(2004-05-27 16:06:50) |
194.青春してますね、ホント。笑いあり、涙あり、怒りあり、後味も凄く良かったです。人生には様々な困難があって色んな壁にぶつかっていくことも、自分たちの外の世界、それも知らないような生徒を優しく包み込んでそして彼なりに教えてるんです。人間性とか、人間っぽい人間、そんなシンプルイズベストでいまを生きていく・・、こんなグレート・ティーチャーがほしいモンですね。 【PPOSSTU】さん 9点(2004-05-15 20:23:10) |
193.切ない気分になります。あんな学生時代をおくりたかった…。 【たま】さん 7点(2004-04-28 13:34:48) |
192.《ネタバレ》 キーティングは、生徒に何を強制しているわけでもない。彼がしていることは、生徒の内面とか、素養とか、情熱とか、方向性を引き出すこと。もっといえば、それを自分自身で確立することの重要性を自覚させること。だから、父親の命令にすべてイエスと言い続けてきたニールは、いざというときに「自分がしたいこと」が存在しないことに決定的に気づいてしまい、必然的に死を選ばざるをえなかった。見えなければ、模索を続けたまま青年期を終えることもできるのですが、先々まで走りすぎてしまったが故の悲劇です。そして、事の責任をとったキーティングは、自分の指導理念や技術にもまだ不足点があったという、ある意味では新たな道(目標)を見つけたからこそ、何も言わずに去ったのではないかと思います。そんなことも今頃になって分かってきました。また、今になって見ると、自分の中のニールは、トッドは、キャメロンは・・・といったことも考えてしまう作品でもあります。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2004-04-10 03:46:54) (良:2票) |
【ボビー】さん 7点(2004-04-06 17:10:25) |
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【kasumi】さん 6点(2004-03-29 23:21:18) |
189.《ネタバレ》 当時鑑賞した時、私は18歳。彼らと同じ年頃という事もあって、そりゃあもう感動しましたよ。ま、久しぶりに見ると当時ほどの熱い感動は弱まったのかもしれないけど、やっぱり大好きな作品だなあ。ニールが自殺という選択肢を選ばずにはいられなかった状況と感情、それを受けた両親、友達、キーティング先生、学校側の対応やショックの大きさはそれぞれみんな異なり様々で、それがまた悲しみを倍増させて。そんな事を客観的に見られる歳になったのは良くもあり、悪くもあり・・・。映画ってホント生き物で、見る者のその時の環境や精神状態によって、その都度違った顔を見せてくれるじゃないですか。だからこれからもこんな作品をもっとずっとずっと見ていきたいなと思ってしまう。更にこの作品は映像がとても美しく、恋する少年(名前忘れた)が自転車で丘を下るシーンや、トッドが雪の中を走って行くシーン、その他にも印象的で美しい映像がたくさん出てきます。原題もとっても素敵。 【ちゃか】さん 10点(2004-03-25 17:54:06) |
188.可もなく不可もなくって感じです。ああいう生徒たちの体験には正直共感が持てるし懐かしいのですが、映画的には何かが欠けていたような気がしてなりません。生徒たちが主役の映画だと思うのですがもっとロビン・ウィリアムスの存在感が欲しかったです。そうしたらもっと感動できていたはずではと感じずにはいられません。ところでイーサン・ホークが若かったというより幼かったのには驚きました。 【ゆきむら】さん 5点(2004-03-17 02:40:28) |
187.青春映画?木っ端恥ずかしいけど羨ましくもある。先生メインより生徒メインだったのは斬新かな?でももう少し先生との絡みがほしかった。 【miso】さん 6点(2004-03-16 07:30:36) |
186.一言で言えば品行方正文部省推薦映画。 生徒の性格付けは個性があるように見えて 何か結局優等生。自分の心がスレテしまいすぎてるのかな・・ とはいっても人生経験少ない若造なんだけどね。 なんだか感動の押し売りのような映画でした。 衝撃的な後半もなんだか心に響かなかった。 ただ前半のマッタリとした雰囲気は好きだね。 あとモーリス・ジャールはやはり天才。映画音楽では この人の右に出る人はいない。自分の中では音楽が 一番印象に残っている。 |
185.《ネタバレ》 大好きな映画です。やっぱりOh,captain,my captain!というセリフが好きです。そしてイーサンが前に立たされて詩を読むところも好きです。 【みき】さん 10点(2004-03-15 01:38:31) |
184.日本の「金八先生」はどうも苦手ですが、この映画は好きなんです!どこが違うのか考え込んでしまった…「金八」では、生徒の問題がみな解決して、最終回ではクラスの生徒全員が別れを惜しむのが大抵だけど、私には金八先生はとにかくイイ先生だということと、子どもは学校に行かなければいけないのだ、ということを押し付けられているように感じる…子どもたちが、結局はみんな同じさやに無理やり収められてしまっているんです。みんな同じでなきゃいけなくて、もし金八先生に同調しない子は、それぞれ事情があるだろうけど悪い子になってしまう…。今の日本の学歴社会と同じで、日本て、いくつかの島からなり各地方の特徴があって豊かな文化を持つ国なのに、全国の全ての中3生や高校三年生が受験生にならなきゃいけないって、何だか異常なことだと思う。もっと様々な道が特別なことじゃなく普通にたくさんあってもいいのに。みんな同じにまとめられ、周りと同じででなきゃ安心できなくなり、勝者は敗者をけなすし、レールに外れた人や遅れた人たちは惨めにみられてしまう。他人の個性を理解せず、人の心もすさんでゆくし、人の多様性も無くなってゆく。そんな社会の国って日本だけだと思う…話がそれてしまいましたが、この映画で、二ールが我慢して大学に行き医者の道を進んでいれば、それで良かったと思える日が来るかもしれなかったし、キーティング教諭には責任がある、という意見も分かるけど、私はニールも先生も間違っていたとは思えないです。ニールは元々決められた道を進むことが辛く、抜け出したいと感じていて、先生に相談してアドバイスを受けたのをきっかけにそれを実行でき、結果哀しい結末になってしまったけど、もし自分がニールだったら先生に出会ったことを後悔はしないし恨みもしないな~。我慢して医者になっていたら、生活は平和だけど心の中ではいつも後悔している空しい人間になったと思う。決められた道を選ぶかそれを拒否するかは本人に託されることで、彼が本当に望んで実行した事を愚かだったと思うのなら、彼自身を認めていなくて、彼の死も惨めで意味のないものになってしまうと思う。キーティング先生は、一人ひとりの生徒を尊重する情熱的で温かい人で、彼は「みんな同じにならなくていい、自分の心を見つめ、自分という存在を見失わないで生きろ」と教えてくれたと私には思えるんです。長くなってすみません(^^; |
183.感動作と事前に刷り込まれて観ると、やはりダメだ。余り心に響かなかった、というのが正直な感想。だが、ニールの自殺とその後の展開は少なからずショックである。キーティング先生の出番が極端に減り、生徒の心理描写に重点が置かれるわけだが、大人の論理の前に何とも無力な若者たち…。無理もない。いたって現実的な、そして残酷な展開である。きっと私でも署名したであろう、そう思う自分が悲しい。私の場合、机の上にも立ちたいけど、多分立てないタイプだと思う。言葉の響きは気に入ったので、座右の銘は「いまを生きる」に決めた。 【やすたろ】さん 6点(2004-03-12 01:24:57) |
182.人が今生きている理由は?それは分からない。今私達は何とかしてこの社会に溶け込むために本来の自分を出さずに生きているのではないか。でもこの映画を見て、今この瞬間を後悔したくない、こんな人生を送るのが私達人間にとって一番大切なんだということを知りました。とても感動しました。 【映画大好き人!】さん 9点(2004-03-07 23:23:02) (良:1票) |
181.「夏の世の夢」の舞台が見たいというそれだけの動機で見た。いい映画だと思うけど、私的には心の何処にもストライクしないっす。ところで、タイトルからうすっぺらい感動モノなのかと思っていたら、全然違い、自分が原因の癖に”真相究明”を学校に依頼する親、ちょっと勘違い気味の熱血教師、そんな奴についていかないある意味卑怯な生徒たちもいて、とてもリアリティあふれる映画でした。(あふれすぎて個人的には後味が悪い)全然深い意味がなく説得力にかける自殺の動機ももしかしてリアルさの追求?十代って、意外とつまんないことで死ぬからなあ、そこらを突き詰めてみたのか。いや多分監督の意図はそこにはないと思うんだけど。ところで、ロビンウィリアムズはハマリ役過ぎてつまらなくない?・・・一ピースが大きすぎてすぐ終わっちゃうジグソーパズルといった感じ。悪人顔の人がやった方が逆に面白かったんじゃ?そう思うのはわたしがひねているからか。それと、こんなにリアリティあふれているのに死せる詩人の会にだけ致命的なほどそれがないと思う。あんな会ツマランって。 【かなかなしぐれ】さん 6点(2004-03-01 13:02:28) (良:2票) |