11.空から靴が降ってきたり、主人公の家族が「靴の匂い消し」の発明に躍起になっていたり、無数の穴を掘らせる矯正施設に入れられたりと、最初はそのシュールな展開から、単なる不条理コメディかと思っていたが、少年達に穴を掘らせる行為にはちゃんと理由があるし、登場人物の繋がりや伏線も考えられていて、それなりに楽しめるものになっている。あまり感動という側面に押し付けがましさを感じない点が好印象。 ただ、どの作品にも言える事だけど、この程度の内容なら、もう少し時間を短めにして欲しいところ(90分前後)。テンポが悪くなっている場面が多々見受けられ、無駄に間延びしてしまっている。 【FSS】さん 5点(2005-01-04 00:28:17) |
【海夫の夏】さん 3点(2004-12-22 17:42:28) |
9.面白かったです。ストーリーもひきつけられたけど、少年たちが個性的で良かったです。 【Gene】さん 9点(2004-10-29 00:46:13) |
8.《ネタバレ》 見事にタイトルだけ見て「穴」間違いを起こしてしまいました。けれども、面白かったので結果オーライです。初めは「何埋めるんだろう~(ドキドキ)」とここでも間違いを起こしていたのですがホラーな期待も見事に裏切り、後味良い仕上げになっています。 【taron】さん 8点(2004-09-03 19:02:50) |
7.面白かった。伏線の消化が最後に一気にくるので少しテンポが悪かった気がするが、良くまとまってると思う。食わず嫌いしないで見てみる事をお奨めします! 【miso】さん 7点(2004-08-03 12:33:40) |
|
★6.こりゃ、おもしろかったです。穴にまつわるエピソードをスタンリー一家に伝わる呪いとからめて巧妙に描いてます。ほんと見せ方が上手いし、テンポよくストーリー展開してくのでぜんぜんタレることはありませんでした。別々の話がどんどん絡み合ってつながった時はなるほどなと感心。少年たちの好演もそうだし、エイリアン以外のシガニー・ウィーバーってのもけっこういいもんです。どっちかっていうと悪役的な扱われ方だったけど。 |
5.児童文学の映画化ということで、原作は読んでいないけどおそらく原作の良さをきちんと取り込んでいるのだろう。多少お約束的ではあっても、うまく絡ませた人間関係など伏線の使い方も良いし、友情の物語も後味爽やか。奇妙な発明に血道を上げる主人公一家とか、砂漠に延々と穴を掘り続ける少年矯正施設とか適度に現実離れした設定も魅力。 【きりんのめ】さん 7点(2004-07-20 11:09:51) |
4.シガニー老けてたなぁ。話の不思議さとか伏線の解かれ方とか色々見所は多い映画だとは思いますが、いじめの描写がやたらと出てきて終始不快感が付きまとったので0点です。すみません。 【あさしお太郎】さん 0点(2004-06-29 17:10:39) |
3.なんとなく借りてみたけど、思わぬ掘り出し物でした。ストーリーが進んでいくに連れて穴がどんどん埋まっていくのが痛快で、わくわくしました!ラストは確かにうまくいきすぎだろ~と思ったけどディズニー映画だししょうがないかな。こんなに面白いのになんで日本では劇場未公開だったのかホント不思議です! 【ジョナサン★】さん 8点(2004-06-21 15:47:56) |
2.私的には、久々のヒット作! エンディングが少し「おきまり」な嫌いがあるにせよ、それを差し引いても、ストーリーの展開が最高で、この点数になりました。過去から現在にかけて、様々な人物の人生を絶妙に伏線として張り巡らし、現在の、少年更正キャンプで穴を掘り続ける少年のシーンで、見事に展開させている映画です。 私がそうなんですが、中盤までは伏線だらけで、後半にさしかかるあたりから、「なるほど、こういうことだったのかー」と謎解きしていく映画がお好きな方には、まさにお勧め!の一本。 スタンリーとゼロの友情は、最近殺伐とした事件ばっかりニュースで目にしていたので、まさに一種の清涼剤!小さな子には、話の展開についていくのが大変かも知れないけど、ぜひ大人が一緒になって、そのあたりをゆっくり説明してあげながら見てほしい。 小学校高学年くらいなら、子供だけでも、充分楽しめるかなー?年には早すぎる映画を観ちゃう前に、ぜひこちらを観てね。 |
1.ビデオ屋へ行くとよく『穴』というタイトルの映画を何本か見かけますが、中には傑作もあれば「あれれ~?」と思うような作品もあります。そんな中でもこれは映画ファンとして満足のいく一本だと思います。つい最近まで僕も全く知らなかったのですが、実際に観てみたらかなり奥の深い子供から大人まで楽しめる良質のコメディ・ドラマであることが分かりました。どうやら日本では劇場未公開だったそうで・・・、どうしてこんなに面白いのに未公開だったんだろう?とにかくストーリーを口で説明するのは難しい、この物語の面白さは実際に映画を観てみないと分からないでしょう。それでも簡単に説明すると、無実の罪で鑑別所に送られた主人公が他の少年たちと一緒にひたすら穴を掘り続けるという話です。脱走物ではありません(一部脱走するシーンはありますが)。現在から過去、人々の交流や運命などを交えて描くアドベンチャー物とでも言ったところでしょうか。タイトルが『穴』だけにまさに思わぬ”掘り出し物”でした。 【かんたーた】さん 8点(2004-05-17 18:26:55) |