1.《ネタバレ》 ケイト・ブランシェット姐様が最高過ぎるので8点。以上。
だけだと、アレなんで(それだけで十分だと思うんだけどね)、あと蛇足。
『オーシャンズ11』があんまりだったんで、『12』も『13』もマトモに見てないって状態で(BSCSでやってるのを見たような見てないような)、なのでコレもあんまり期待はできないわ、ってカンジだったのだけど、一方でブランシェット姐様をはじめ、サンドラとかアンとかヘレナとか、もうイイ女優いっぱい出てるってのはどうしたって魅かれないワケにはいかなくって。
だけどソダーバーグだしねぇ・・・って何よ、今回ソダーバーグいいじゃん!って思ったらさ、エンドロール見て初めてコレ、ソダーバーグ監督作品じゃないって知ったわ。
中身ナシみたいな映画なんだけど、女優が魅力的で、なんかゴージャスな映像です、ってそれだけで十分だったりするワケじゃん。
スリルとかサスペンスとかがほとんど無くて、計画はサクサク進んで、アクシデントはほんの少しだけ。クライマックスで一応二転三転するんだけど、あくまでプラス方向にしか転がさないんで、なんていうか、呑気な映画。
でも、そのストレスフリーっぷりはなかなか得難いモノな気もして。あえてストレスを排除して、かつ面白さを作るって、意外と難しいんじゃない? それが出来てる映画なのね。
で、なんと言ってもケイト姐様ね。これまでのカッコいいケイト姐様ナンバーワンだった『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』のスパルコ大佐を超えて、この映画のルーはカッコいいケイト姐様更新。まるでヅカの男役トップみたい。サンドラとのコンビっぷりがハマってて、これなら『オーシャンズ9』を期待しちゃえるわ。早よ次。