145.異常性格者が異性を監禁するという傑作サイコ・サスペンスであるワイラー作「コレクター」(65)の、男女を入れ替えた逆バージョンとも言えるのがこの映画。となると見所は監禁する側とされる側との息詰まる駆け引き、そして狂気に満ちた主人公アニーを演じるキャシー・ベイツの怪演技。監督はあの瑞々しい映像が鮮烈な印象を残す「スタンド・バイ・ミー」「恋人たちの予感」のロブ・ライナーなんですが、今作での作風はかなーりどぎつくすこぶる“お下品”。とくにラストのクライマックス、アニーがあのオソロシイ形相でポール(ジェームズ・カーン)に襲いかかり、「このチ◯ポ野郎! !」(たしか字幕では)と極め付けの台詞を発するシーンがインパクト大。(もっとも当の本人は楽しんでこの怪演を披露したに違いなく、スタッフ一同、ウケにウケたと思われるが。) くどくなりますが、未だにこの映画を思い出すとアニーの「この◯ンポ野郎」と発するシーンがバーンとまず真っ先に脳裡に表れますね。まーお下品もさることながら、一度見たら忘れられない映画には間違いありませんです、ハイ。 【光りやまねこ】さん 7点(2004-10-16 11:31:55) |
144.《ネタバレ》 作家とそのストーカーが織り成す閉鎖的な空間を描いた設定も面白いけど、やはりキャシーベイツの演技に尽きる映画とも言える。 このキャラクターであってもアカデミー賞主演女優賞を受賞できたのもうなづけられる。 時折、豹変するシーンは迫真な演技だったし、無茶苦茶な要求をするシーンも演技というより完全に成り切っていた。 一番笑ったのは、ワインをこぼされた後のジェームズカーンのがっかりした顔だったなあ。 怖さの中に多少のユーモアがあるのがこの映画の良さかと思われる。 自分の作品に二回火をつけるシーンがあるが、これが正に作家と読者の戦いと言えよう。 作家の魂である作品を気に入らないからと言って火をつけろと要求する読者と、その読者の生きがいであり、また自分を救ってくれたと感じていたミザリーという作品に、待ち焦がれたラストを書き上げた後にその復讐のために火を放つ作家…凄まじい攻防としか言いようがない。 |
★143.こんな女いたらホント震え上がるよなぁ。でも最近では、こういう心を持った人間もそう珍しくないんだよね・・ やっぱりストーカー行為をする人っていうのは絶対的に自分の世界の事しか考えることができず、興味のあるものに対して常識では考えられない程の執着心を見せるんだなあ・・・ってこれを観て実感しました。でもまぁ、それよりストーカー役の女優の演技の恐怖が先行して、観てる最中はそれに圧倒されっぱなしでした。もう本物のストーカーも真っ青の演技っぷりで。 そういえば、作者が読者の世界に引きずり込まれる、っていうとマウスオブマッドネスの逆バージョンで多少通ずるとこあるという感じなんだけど、ミザリーでの引き込まれる世界はもっと狭くて暗い世界。で、仮にそこから抜け出すことができたとしても永遠に付きまとうものなんだ・・・いやぁホント震え上がるよなぁ。 【ホーラン℃】さん 9点(2004-09-24 01:24:16) |
【太郎】さん 7点(2004-09-15 16:09:38) |
141.キャシーベイツはすごい。原作のが怖いけどそれを引いても10点。 キャシー塚本の元ネタ(分からない方は気にしないで) 【ムート】さん 10点(2004-09-13 22:43:52) |
140.今にして思えば“ストーカーもの”の先駆け?主演女優賞納得の鬼気迫る縁起がいいです。でも俺だったらこんなオバサン殺して逃げます。 【金子淳】さん 6点(2004-08-05 18:32:13) |
139.キ○ガイと生活することがいかに怖いことかを教えてくれる、「シャイニング」と並ぶ傑作です。なんと言ってもキャシー・ベイツですね。怖い、怖すぎるよ。カーンが目を覚ますと枕元に立ってて、雷ドカーンのシーンでは飛びあがりました。この存在感、熱演があってこそ、リアクション芸人カーンさんの顔芸も光るというもの。とはいえ、冒頭、事故に遭ったカーンを救助するシーンでは、豪雪の中、カーンを担いで歩いてましたよね。この姿が雪男みたいで、「女性なのになんで男を担いでるんだ?」と思いましたよ。 【ザ・チャンバラ】さん 8点(2004-08-01 10:53:10) |
138.いまさらながらですが、はじめて見ました。おもしろかったです。キャシー・ベイツはかなり怖くて、すこしシャイニングのジャックニコルソンを思い出しました(こっちのが怖いけど)作家のおじさんがしゃべるたびに、アニーが何を言い出すか?とドキドキさせられました。アニーみたいな奴、今の世の中結構いるんだろーなー |
137.いろんな意味でもう見たくない作品。こ、こわいよう~~~こわすぎるよう~~~。でも原作本読んだらもっともっと怖かった・・・・映画の何倍も怖かったです! 【MK】さん 8点(2004-07-18 17:43:58) |
136.これ以上、怖い映画を知りません。あの作家は運が悪かったというだけでは、到底済みません。あのおばさんはやり過ぎどころの騒ぎじゃありません。異常の世界です。 |
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135.怖っ!怖いよ、キャシー・ベイツ!狂った人間に打つ手なしの追い詰められる恐怖にどきどき。 【rexrex】さん 8点(2004-06-23 19:08:00) |
134.《ネタバレ》 一見ふつ~のおばさんに見えるアニーが実は・・・・・。恐い、恐い、恐い。キャシー・ベイツの演技恐すぎ。 【Miranda】さん 7点(2004-06-23 19:05:47) |
133.《ネタバレ》 見る前は、ものすごく怖い映画だと思ってたけど、見てみたら確かに怖さはあったけど、普通に面白かった。最後の方の足をハンマーで折るとこは、斧で折る(切る)って聞いて、スゴイ恐ろしいなぁって思った記憶があるんだが、あれは小説の方だったのか。 【夏目】さん 8点(2004-06-19 22:31:06) |
132.”欲を知る”とは簡単なようで難しいことですね。 【tetsu78】さん 7点(2004-06-19 02:11:09) |
131.かなり原作に忠実。脚を折るシーンが痛そうだった。 【マックロウ】さん 6点(2004-06-18 18:37:57) |
130.キャシー・ベイツやばすぎ。シャイニングのジャック・ニコルソンとかなりいい勝負だね。これをみた後も、キャシー・ベイツの怖い顔がなかなか頭から離れなくて、そんくらいやばかった。また足折られるシーンも痛々しくて忘れられない。 【rainbow】さん 9点(2004-06-17 19:12:57) |
129.キャシー・ベイツが憎々(肉々)しい!オタクキャラの不気味さがよく体現されていた。天晴れな演技力。 【やすたろ】さん 7点(2004-06-16 00:18:53) |
128.キャシー・ベイツも怖かったが一番怖かったのは実社会にこういう人が絶対に存在していると思わせてしまうこの作品だった。 【ゆきむら】さん 8点(2004-06-15 03:47:56) |
127.キャシー・ベイツの演技は完璧!!突然殺人鬼が現れて人を殺す類のビクッとする怖さではなく、徐々に観ている者を心理的に圧迫していくといった感じか。そしてその心理的圧迫と比例するように自分がミザリーの世界にのめりこんでいくのが分かります。もしキャシー・ベイツではなかったら、こんな怖さを味わうことは出来なかったと思います。 【ジェダイの騎士】さん 7点(2004-06-06 23:19:19) |
126.内容的にはそこまで怖くないけど、キャシー・ベイツの凶変ぶりはこえぇーー!! 【アンナ】さん 7点(2004-06-03 17:45:13) |