14.アニメの「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」のほうが面白いっす。映像がチャチに見えてしまうところもあるけど、それよりもストーリーがイマイチだと思いました。福井晴敏テイストはバッチリですが(けどもうマンネリ気味・・・)。映画冒頭の、ヘリが武士越しに飛んでいくショットはメチャクチャかっこよかったですよ(予告編にもあったあのシーンですな。) ラストは、現代の世界に帰ってきたら、自衛隊の隊員たちがみんな鎧を着ていた・・・とかだったら面白かったのになー。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-06-24 00:05:47) |
13.《ネタバレ》 むかしの角川の「くどさ・くささ」を踏襲したとしたら、ぬるい!! やっぱそれを完結させるにはタランティーノもお気に入りのソニー・千葉をどこかに起用しないとねっ。旧作のかまやつさんに相当するキャラもほしかった気がする。タイムスリップ物は、その時代に残る、あるいは行った時代からこちらにやってくるキャラがいてはじめて人の「思い」が描けると思ってますから。あの愚作「タイムライン」だってそうだし、ドクター・エメット・ブラウンも残ったでしょ。しかし戦国物として、どこをどうとっても「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」にまったくかなわないというのは、結局日本の実写映画の制作者たちに想像力と緻密さがないってことの証左でもありますな。なお、タイムスリップのネタは「フィラデルフィア・エクスペリメント(実話らしいけど)」ですね。 そういえば、以後よく広まるキリスト教の年に設定したことに意味あるのかな? 【shintax】さん [映画館(字幕)] 3点(2005-06-23 13:43:20) |
12.鹿賀と北村と伊武だけは良かったかな。隊員の背景や葛藤が何にも無く、アクションもアレでカタルシスも何も無い。もう少ししっかりとした脚本が書けないのかと。角川60周年記念作品らしいけど、テレビ局の記念ドラマ以下でしょ。恥ずかしいから海外に持っていくのは止めた方がいい。それにしても、もっと粋が良くて映画で主役張れる役者って日本にはいないのかなぁ?日本は役者もドラマで満足してるトコがあるからなぁ。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 3点(2005-06-22 02:01:30) |
11.《ネタバレ》 すぐに戦国時代だけになるから途中からは余り気にならなかったんだけど、戦国時代と平成が同時並行的に時間が進んでいるかのような描写は違和感があった。後は鹿島率いる後発隊が過去にタイムスリップする際、的場が敵であるという仮想シミュレーションをしてた割には殆ど抵抗する間も無く捕えられちゃうっていう展開もなんだかな~って感じだった。小競り合いでもいいから少しは反撃して的場の方が戦略的に勝ってたならともかく、あっさり取り囲まれて捕まっちゃうし、鹿島たちが反撃に転じたら今度は的場の方が何の策も無くあっさり奇襲が成功しちゃって期待していた合戦のようなシーンが皆無に等しいぐらい。原作は読んでないけど、上映時間と予算の都合なのかな。自衛隊もPRのために全面協力してるのに、こんなんでPRになったのかな~なんて余計な心配しちゃいました。それでも少しは楽しめたのでちょっと甘めで7点です。 【北狐】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-06-21 22:56:40) |
10.《ネタバレ》 見終わってまず、う~~ん。と唸ってしまいました。脚本がまず弱い。役者も立ってない。展開が強引過ぎ。ということで最初は3点評価をつけていましたが、終盤で「誰か俺に従うものはいないか?」のところで皆が立ち上がったところと最後の敬礼でグッと来たので(かなり単純なワシ)プラス2点にしました。いずれにしても二度と見ることは無い映画だと思います。個人的には、金八先生の生徒役”チュウ”が出てたのが嬉しかったです。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(吹替)] 5点(2005-06-20 20:00:58) |
9.《ネタバレ》 2年たてば燃料も弾薬も尽きているのかと思えば、ヘリがいきなり対空ミサイルでやられちゃったのには唖然。これじゃあ新旧対決にならないじゃん。燃料精製までしているし。なら双方新旧入り乱れのホンキ対決になるのかと思えば、迫力のない城攻めで終わりだし。生瀬・嶋・鈴木の誰かが、鹿賀に触発されて、加担して仲間割れでもしちゃうと面白くなったと思うんだけど。俺は信長だ!核爆弾で富士山ぶっ潰す!とか鹿賀のキレ具合は結構面白くて、応援したくなるんだけど、中途半端な優しさが不満かな。もっと鬼にならないと天下は取れないよ。そもそも道三なんて信用できないんだからクビの中身ぐらい確認しろよ。テンポは悪くないので飽きずには見られますが、鹿賀が信長になっていく過程をもう少し詳しく描いてもらうと面白かったかな。 |
8.《ネタバレ》 見る前の期待値6点でした。この映画を見たことを後悔しています。筋書きから戦闘シーンまで全部ダメダメです。筋書きは大して期待していなかったが、見に行った人は、前作のように、少数の自衛隊vs多勢の戦国武将の夢の戦いが見たかったはず。しかし、まず戦争が無い。織田の大軍勢と戦うのかと思いきや、物凄い局地戦。そして、次に見せられるのが、「有事の時に本当に大丈夫か?」と思わせられる自衛隊のショボさ。本物の自衛隊員が見たら怒りを通り越して笑うだろう。「俺たちって世間ではこんな風に思われてるの?」と・・・。そう、ちょうど一昔前の外国映画の日本描写を我々が見るように。迷彩服着た自衛隊が甲冑着たお侍さんたちの背後からの奇襲で襲われる。慌てふためく自衛隊員。いやいやいや。そもそもそんな奇襲食らうところで見張ってても意味無いっすよ(泣)さらにクオリティーを下げるのが、役者たちの演技。まず、主役が全くエリート隊員に見えないのが致命的。それ以外の隊員たちはそれ以下ってことだからね。まあ日本の事情があるから仕方ないかもしれないが、自衛隊も全面協力するなら、銃の撃ち方の基本くらい教えてあげて欲しかった。アメリカの戦争映画に比べ、銃の撃ち方が素人臭すぎて萎える。マガジン一つ替えるにも、「今、俺、マガジン替えてますっ!」って言うくらい大げさ。もっと自然にできないものかしら?撃ち方も古臭い。実銃の射撃映像くらい見て研究しなさい!さらにダメなのが、CG。日本映画にCGはイラネ。映画館で見ても後乗せサクサクがバレバレなCGなんてCGの意味無いじゃん。これらの要素が筋書きのショボさと相まって、余計に自衛隊がショボく見える。というか、頭悪そうに見える。どうしようもない映画だ。迫力は前作の戦国自衛隊の1/1000くらい。ストーリーはラストサムライが全然まともに思えるくらい。見終わった後の周りの人たちも複雑な顔をしていました。せめて現実くらい強い自衛隊が見れる映画できないかなあ。朝霞の陸上自衛隊広報センターに行った方が1000倍楽しめます。 【february8】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-06-18 23:00:06) (良:1票) |
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★7.《ネタバレ》 手塚監督はゴジラ作品も素晴らしいので、期待していました。 原作者の福井春敏さんのビジョンがはっきりしているので、きりっと一本通っています。 鈴木京香さんの凛々しさが実に良い。
陸上自衛隊の戦車やヘリなど、実に見応えありました。 本物の重量感はやっぱり違います。
疑問だったのはラストの2分ぐらい。 こんな終わり方で良いのか?と思いました。 桃太郎や金太郎じゃないのですから、めでたしめでたしは無しでしょう~。 そこまではリアリティと緊張感があったのに、残念。
歴史とメカが苦手なタイプの方(特に女性)にはオススメしません(笑) 特撮好きの私は、じ~と画面に釘づけでした。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-06-16 19:59:49) |
6.《ネタバレ》 私は大好きです! 鹿賀丈史さん今も昔もカッコイイ!! 一応【ネタバレ】にチェックを入れたのですが、ほんのちょっとです・・・。 最後の帰還シーンでチラッと升毅さんが出ているような気がしたので。生瀬さんが出てるからかな?とも思ったんですが。 的場一佐が絶命するシーンがあまりにかっこ良すぎて3日前に観たのにいまだに余韻が抜けません・・・・・。パンフレット買ったら一番後ろに「Takeshi Matoba」と彫ってある「F-UNIT」のドッグタグがあしらってあって、話には登場しないけど、もしかしたら的場一佐はこれをずっと持ってたんじゃないかな、と思って更に切なくなりました。・・・・・追加します。また観に行ってしまったんですけど、神崎と的場に注目しながら今度は観ていました。戦国時代で2年ぶりに対面したときや、脱出に失敗して捕らえられたときに、お互いどんな気持ちでいたんだろうと思っていたのですが、観終わってみてハタと気づきました。「守る」という言葉は子の映画の中のキーワードのような言葉だと思うんですが、神崎だけは自分の一番守りたいものを守ることが出来ずに帰ることになってしまったんですね。悲しいです。彼女が帰還した後のことまで想像してしまって、帰り道に泣いちゃいました。 |
5.突っ込み所満載なのは見る前から予感してた事だから言わないけど、せっかく前作が大作なのに、1549はあまりにもスケールが小さすぎる。細かいデティールなどもなさすぎ。こんな素晴らしい題材をこんな形にしてしまうなんて悲しい。こんな作品にするなら「戦国自衛隊」と語るのはやめてほしい。 【アキラ】さん [映画館(字幕)] 3点(2005-06-13 18:55:45) |
4.《ネタバレ》 野暮を承知で書きますけど…。的場が時代を作り変えるでしょ。そうると、現代の人はみんな「なかったこと」になっちゃうから「ホール」に飲み込まれると。そうなると、タイムスリップする自衛隊も存在しなかったことになるから、的場もみんな消えてしまうのでは…? 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でマイケル・フォックスが消えかけたみたいに。まあ、いいや。それと、「世界が滅亡しそうな危機」を自分たちの実験の失敗で作り出しておいて、2年間も国内はおろか世界中にひた隠しにして、おまけに闘う上で相手とどっこいどっこいの装備で攻撃に出て(相手の装備が分かってるのに)、ボッコボコにやられて、それで「そうかあ。お前にも守りたいものがあるんだな」って、味噌汁で顔洗ってこい、って思ってしまったんですが。どうせ漫画チックにやるなら、中途半端な説教臭いメッセージなんか入れないで、第3次世界大戦を勝手に起こしちゃって、中国、北朝鮮連合軍と派手にドンパチやるとか、昔の「独立愚連隊」みたいなスカッとするアクションみたいな映画作ってください。 【しまうま】さん [映画館(字幕)] 3点(2005-06-12 21:24:45) |
3.おもしろくなくはないんだけど、な~んか古く感じてしまう、手堅いって言えばそうなんだけど、ちょっとチープな感じで絵的にあまり驚きはない、スペクタクル度で言えば前作のほうが上、福井氏の臭いは思ったよりも濃くてファンとしては嬉しかったのだが、演出の問題か?ここはひとつ金子+伊藤のガメラコンビに撮らせてもおもしろかったのではないか?ところで鹿賀丈史演ずる「的場」って福井氏の作品「12YO」の「的場」ですよね? 【るね】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-06-12 00:19:44) |
2.鑑賞中ずっと「どっかで観たことある様な軽い演出だなぁ」と感じてたら、監督は「ゴジラ」シリーズ撮ってた手塚昌明じゃないの。特撮映画というジャンルは同じでも、題材が題材なんだから、もう少しハードに演出できなかったんでしょうか(ま、キャスティングからして相当軽いんですけどね)。これじゃ全く進歩の跡が見られません。オープニングで何が何だか判らない内からタイム・スリップして、いきなり開戦という構成もどうかと思うし、もう少しドラマなりサスペンスなりをしっかり描いて貰わないと、後々説明される人間関係やアイテム(?)なんかもご都合主義的に見えてしまう。SFとかファンタジーという分野は、細部のディティールがきちんと描かれていてこそ、本筋の荒唐無稽さに納得できるというものです。という訳で、4点献上。 【sayzin】さん [試写会(字幕)] 4点(2005-06-05 00:10:20) |
1.《ネタバレ》 これはリメイクとは言わんでしょう。自衛隊が戦国時代にタイムスリップしたっていう設定だけ借りた全く別物の映画になってます。オリジナルのファンの方が観たら怒り心頭な展開かも。時代考証もいい加減っつうか、あってなきが如しのハチャメチャ荒唐無稽ぶりW。だいたい生瀬隊長、あまりに無策無謀過ぎです。まあ居直って観ちゃえば、これはこれでなかなか面白く仕上がってるアクション映画だと思います。そもそもこの種の映画に細部のリアリティを求めるのは野暮。とはいえ濃姫の寝所の抜け穴の存在意義とか、少年がいきなり戦車を操縦出来たりとか、解釈不能な訳わかんない箇所も多数。鈴木京香の役は二十年前なら、過去にタイムスリップした恋人を涙ながらにひたすら待ちわびるって役どころだったでしょうね。いやあ、女性も頼もしくなったモンです。でも過去に行ったら行ったで、もっと活躍の余地を与えられてもよかったんじゃ。北村一輝は相変わらず濃ゆい怪しげな役がぴったり。欲を言えばもっとブチギレてもらいたかったかなあ。 【放浪紳士チャーリー】さん [試写会(字幕)] 7点(2005-05-21 11:46:57) |