2.《ネタバレ》 ロバに尽きますねこの作品は。もうロバに始まりロバに終わる・・・そんな感じです。この作品の見所の一つは、様々な動物たちの素晴らしい演技?です。
しかし、民族紛争、息子が捕虜の身、奥さん駆け落ち、捕虜の女性との恋・・・・・とよくよく考えると非常に悲惨な状況なのに、それほど暗さが無いのもすごいですね。(音楽とユーモアと動物たちが掻き消してくれてるような気がしました。)約2時間半の作品にも関わらず長さを感じさせないのはさすがクストリッツァ監督!と感じました。
「この戦争は我々の戦争ではない」このセリフが非常に重いですね・・・・・。