19.《ネタバレ》 以前DVDで観た時はランダムに変わる時間経過に少し疲労を感じたが、テレビ放送されたものを改めて観ると何故かスンナリ入り込むことができた。長い映画だが、セリフも含めて全て覚えていた。 ボクサーのマルセル・セルダンの死を知らされて「愛の讃歌」が流れてくるシーンはちょっと残酷。何回観てもこのシーンだけは胸が痛くなる。ベタかもしれないけど「愛の讃歌」はエンディングで使って壮大な終わり方にしたほうがいいのではと思った。この終わり方はちょっと淋しい。でも上品で最高のセリフと演出、ピアフ本人も満足してくれるでしょう。 【クロエ】さん [地上波(吹替)] 8点(2009-01-04 16:01:16) |
18.久しぶりに名演技を観た!って感じです。最近はあまり新しい作品を観る機会がなくマリオン・コティヤールが主演女優賞を受賞していることは知りませんでしたが、 納得です。波乱に満ちたエディット・ピアフの人生を見事に演じきっているマリオン・コティヤールは圧巻です。 【MINI1000】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-12-15 12:35:49) |
17.《ネタバレ》 マリオン・コティヤールがオスカーをとったときに流れた映像でピアフそのものだったので良くできた伝記映画なんだろうなと思っていたのですが、映画を見ているとピアフになりきっているのに、マリオン・コティヤールならではのかわいさが見えていて微笑ましかったです。ピアフのイメージはわがままで恋愛遍歴で知られる大歌手でしたが映画のピアフは良い意味でマリオン・コティヤールのピアフ。ちょっといじらしかったです。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-10-01 05:24:32) |
16.《ネタバレ》 超大傑作。様々な時代に飛びまくるのが成功している。最愛の恋人が死んだのがわかって、泣き泣き叫び、逃げるように部屋を出ると、次の瞬間、大観客の前でステージに立ってるなどという大胆、かつシュールなカット。更にラストの編集は見事。 人生は走馬灯。人生は夢まぼろしという言葉を想起する。様々な想い出が交錯する走馬灯の中、彼女は死の床で「昔にはもう戻れない」と呟く。しかしそれでも彼女は歌う。良いことも悪いこともあったけれど、今の私には同じこと。後悔はしない。今一度0からスタートしようと。そんなラストソングNon, Je Ne Regrette Rienが胸を打つ。 感涙。 40代50代以降の人に見て欲しい映画。若者にはこの凄さがわからないかもしれない。 ピアフを演じたマリオン・コティヤールはアカデミー賞主演女優賞をとったが 全く異論はない。凄まじいまでの演技力。 日本の女優ではここまで演技できる人は見当たらない。 【うさぎ】さん [地上波(字幕)] 9点(2008-09-08 22:59:33) (良:1票) |
15.マリオン・コティヤールの演技に圧倒されました。これはオスカー獲ったのも納得です。内容は感情移入があまり出来ず長く感じました。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-08-24 19:47:33) |
14.《ネタバレ》 子供時代・少女時代の街や田舎の映像がきれい。極貧・薄幸な少女が町の歌い手から始まって大歌手として名声を手に入れるまでの姿と、さまざまな不幸・失恋、苦悩を描いた作品。エディット・ピアフの生涯を多少下調べしてから見るとわかりやすいでしょう。後半の老けぶりはやりすぎの感も。ロックでいえばジャニス・ジョップリンと同じタイプの人生です。 【エンボ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-07-06 19:45:56) |
13.伝記ものというのは、主人公のキャラクター性や展開のドラマ性が一定程度保証されているというアドバンテージを有しているはずなのですが、この作品は見ていて面白みがありませんでした。過去と現在の行ったり来たりは人生の軸をぶれさせていますし、ゆらゆら揺れるカメラも、かえって作品の焦点をぼかしています。何よりも、人間関係や事件関係にとらわれすぎて、歌うということそのものに対する彼女の喜び、誇り、哀しみ、苛立ちという感情がほとんど表現されていないのがよくない。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-05-29 23:34:37) |
12.マリオン・コティヤールは素晴らしい演技力でした。マリオン本人の顔とか体つきとか全然違うのに、ピアフ本人の映像と間違える程素晴らしかった。彼女の人生のなかで一番衝撃的なマルセル・セルダンの墜落死を大々的に焦点を当てるのではなく、彼女の人生の中の1ページのように作っていることが、余計に胸を打ち、辛くなった。 【さら】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-12 14:11:52) |
11.ピアフについての予備知識なしで見ました。日本で言えば美空ひばりという感じなんでしょうか。大体予想どおりの展開でしたので(こういう人は凡人とは違う波乱万丈人生を歩む事は事前に承知)、大きな感動とか驚きはありませんでした。映画の出来としては悪くなく、まぁ良かった方だと思います。時間軸が進んだり戻ったりするのもさほど気にならず。主演のマリオン・コティヤールは「プロバンスの贈り物」で凄く綺麗な人だなという印象でしたが、今回はメークで別人となりピアフになりきっていました。特に晩年のピアフはまだ40代ですが、70代くらいかと思うくらいやつれていました。マリオン・コティヤールについてあまり知らなくて、容姿だけが売りの女優かと思っていたら大間違い。迫真の演技で、アカデミー賞主演女優賞受賞は妥当かもしれません。ピアフについて知識や思い入れがあればもっと楽しめる映画でしょう。 |
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10.映画全体としての印象を一言で表すならば「バラバラのまま組み込まれたパズルのピース」。少し駆け足な感じはあったにせよ、個々のエピソードに関してはしっかり描かれていたと思います。だけどあまりにも時系列をいじくりすぎてそれらのエピソードが一つの物語として成り立っておらず、映画としての全体的なまとまりは悪かった印象です。それでも、見終わった後に確かな満足感が残るのは、音楽の素晴らしさと、マリオン・コティヤールのまるでピアフが乗り移ったような・・・・・という表現さえも陳腐に思わせる素晴らしい熱演のおかげに他なりません。若かりし少女時代から、死が目前に迫った晩年まで、エディット・ピアフという人物をまさに怪演とも言える全身全霊の演技で演じきる姿には、まさに「『女優魂』を見せて貰った!」という感じです。最後にマリオン・コティヤール。アカデミー賞主演女優賞、おめでとうございます。m(_ _)m |
9.本人については「知ってるつもり?」程度の知識しかなかったのですが 非常に良い映画でした。 ピアフをよく知らなくても女性なら感動しちゃう方は多いと思います。 純粋なひとりの女性の物語としてもいい映画だと思います。 映画が終わってから娼館の女性たち、父と旅する10歳の少女時代、街で自由に歌う10代・・と色んな光景が浮んできて、「人生を観たな・・」と思う映画でした。 しかし47歳で亡くなっているということに驚き・・。 【グレース】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-02 00:42:20) |
8.マリオン・コティヤール目的で観たのに、あのかわいこちゃんはどこにも出ていません。ピアフのドキュメンタリー映画の様でした。「エディット・ピアフ」という金字塔は、それ程のリアリティーとクオリティーでなければ表現するべきでないというフランス人の責任感が良く表れていましたね。マリオンに拍手を! 【ちぇぶれもん】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-26 18:06:14) |
7.エディット・ピアフのことを全く知らずに観た私の第一印象は、わがままな性格と変な眉毛。映画を観終わってもそれは変わりませんでした。歌と愛に全てを捧げた生き方は純粋に凄いなと思いましたが、彼女に魅力を感じなかったので最後まで感情移入できませんでした。それでも主演のマリオン・コティヤールの熱演ぶりは素晴らしかったし、愛の賛歌をはじめとしてピアフの歌声は鳥肌ものです。そこだけでも観る価値はあったと思いますが、事前に彼女のことを知ってから観ていれば作品に対する理解がぐっと深まったのかなと思います。 【Trunk】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-01-17 23:04:50) |
★6.エディット・ピアフさんは、愛に生き命を懸けた人だったのだなと、胸にじ~んときました。 物語にすっかり入り込みました。
ピアフ役のマリオンさんは「Taxi」に出ていた綺麗な方と知り、またまたビックリ! そのなりきりぶりは賞賛に値します。 素晴らしい。
もう一度浸りたい作品です。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-01-14 15:02:10) |
5.《ネタバレ》 主人公の人生は痛いことだらけです。母親には捨てられるは、目が見えなくなるは、交通事故にあうは、恋人は死ぬは、舞台で倒れるは、クスリ漬けになるは、世の中の痛みをすべて背負っている人生です。これをマリオン・コティヤールは見事に演じ切っています。この映画は傑作だと思います。 私は、この映画のスタッフで「美空ひばり物語」を作ってくれ!と思いました。 【爆裂ダンゴ虫】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-11-11 23:10:13) |
4.私にとってエディット・ピアフの歌は、1,2曲聴くぶんにはとても良いと思うものの続けて聴くとなんかしんどくなってくる。ピアフの不遇な生涯が歌ににじみ出ているせいなのでしょうが、この映画を見るとそのことが再認識されました。そんな不遇な生涯を映画を描いた作品なだけに見てて辛い映画であろうことは予想してましたが、ピアフ自身の問題点もこれだけ描かれていると感情移入もできず、やはりあまり後味はよくないですね。 ピアフを演じたマリオン・コティヤールの演技が素晴らしい(完全にピアフになりきっていて、その前に見た「プロヴァンスの贈りもの」とはまったく別人で全然気づきませんでした。)だけに逆に見ての辛さを強める結果になってます。おまけに時間軸が飛びすぎるので、登場人物の対応を取るのがたいへんなのも余計疲れる原因になってます。ピアフに興味のある人は一度は見て良い映画でしょうが、朝っぱらから見ると一日中暗くなってしまうので、なるべく夕方以降見た方が良いでしょう。 【はやぶさ】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-11-03 21:45:44) |
3.《ネタバレ》 ゴメン、ピアフが野沢直子にしか見えませんでした(汗)エキセントリックで好感の持ちにくい人物像をそのまま描いてあるのはある意味凄い。困難を乗り越えた彼女の強さを賞賛している作品だとは私は思いません。孤独や歌に縋るしかない弱さをあえて描き、弱さを持った一人の人間として見つめる作品だったんじゃないかと。 |
2.《ネタバレ》 エディット・ピアフの一生を描いた作品。彼女のことを全く知らず見たため、音楽の良さとか知っていたらもっと違っていただろう、と思う。コンサート前に一人部屋に鍵をし、不安に駆られる表情とか、飛行機事故で友人を亡くし絶望にくれるところなど、主演女優の演技が大変すばらしい。人間的な側面をよく描いている。しかし、あの顔を画面ドアップで見るのはちときついものがあった。 【やぶからスティック】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-10-10 12:46:40) |
1.正直、時間軸をいじりまくったのは多分大失敗。いまいちいつがいつなのか分らない。あと、少し時間たってからの友達とか、え?この人誰だっけ?って感じで、誰が誰だか分らない。文句つけまくりの脚本だけど、主演のマリオン・コティヤールは本当に上手かった。彼女の演技はオスカー級では?と思った。でも如何せん、時間軸が・・。音楽も、どうせなら「愛の讃歌」をちゃんと一回流してほしかったなぁ・・。エンドロールとかで。結構期待してたけど、エンドロールはなーんにも流れなくって、少し悲しかった。まぁでも「愛の讃歌」は邦題だしね。。。。 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-10-08 20:41:05) |