ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

[ザスーパーマリオブラザーズムービー]
The Super Mario Bros. Movie
2023年上映時間:92分
平均点:6.80 / 10(Review 35人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-04-28)
公開終了日(2023-09-06)
アクションSFコメディアドベンチャーファンタジーシリーズものファミリーゲームの映画化CGアニメ
新規登録(2023-02-05)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-03-11)【イニシャルK】さん
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演出三間雅文(日本語吹き替え版)
クリス・プラット〔1979年生〕マリオ
チャーリー・デイルイージ
アニヤ・テイラー=ジョイピーチ姫
ジャック・ブラッククッパ
キーガン=マイケル・キーキノピオ
セス・ローゲンドンキーコング
宮野真守マリオ(日本語吹き替え版)
畠中祐ルイージ(日本語吹き替え版)
志田有彩ピーチ姫(日本語吹き替え版)
三宅健太クッパ(日本語吹き替え版)
関智一キノピオ(日本語吹き替え版)
武田幸史ドンキーコング(日本語吹き替え版)
楠見尚己クランキーコング(日本語吹き替え版)
浦山迅カメック(日本語吹き替え版)
間宮康弘スパイク(日本語吹き替え版)
木村昴(日本語吹き替え版)
原作任天堂
作曲布袋寅泰"Battle Without Honor or Humanity"
ジョルジュ・ビゼー"Habanera"
フェリックス・メンデルスゾーン”Midsummer Night's Dream, Op. 61 (Wedding March)”
挿入曲a-ha"Take On Me"
AC/DC"Thunderstruck"
ジャック・ブラック"Peaches"
製作クリス・メレダンドリ
任天堂
配給東宝東和
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12
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15.例えば、お気に入りのアーティストのコンサートに行ったとする
最高のパフォーマンスに感激して満足して帰る
そこには教訓も蘊蓄も何もない
ただただ快楽があるだけである

これはそういう作品である

しかしそれは映画」なのか?
そういう人がいると思うが
はるか昔、そういった映画はたくさんあった
むしろ思想やら問題意識なんかが映画に必要になったのは最近のことである

なのでこの作品は特に新しくはないし
特異なものでもない
邦画の歴史の中ではそれなりに定着した感のある
「アイドル映画」ってジャンルがあるが
それに近いものであろう

もちろん「アイドル映画」には箸にも棒にもかからない作品も多かったが
この作品はかなり出来がいいと思う。

銀幕の国民的スターってのがいなくなって久しいが
その復活がたまたまゲームキャラだった、ってだけの話である
るねさん [映画館(字幕)] 9点(2023-05-13 19:19:25)(良:2票)
14.一言で言うと説明不足の映画です。なぜ土管が異世界に繋がっているのか?あのブロックは何なのか?キノコを食べるとなぜ強くなるのか?なぜキノコやゴリラの王国があるのか?なぜ亀が世界を支配しようとしているのか?ゲームの時点でそういうものだからこれでいいのだ、いちいち考えるものではない、第一説明していたらテンポが悪くなるじゃないか。マリオを知らない人間はいないと言っても過言ではないのですからこのアプローチも十分通用します。しかしこうした細部の設定を考証することで作品に奥行きが生まれると思います。それに考えてみてください、私たちはそもそもいったいマリオたちの何を知っているというのでしょうか?ただゲームをプレイしているだけでは多くのキャラクターたちの内面や世界の成り立ちまで理解することは難しいはずです。ゲームをプレイするのではなく、物語を鑑賞するという体験の強みは個々のキャラクターの理解をより深めることができるという点にあるのではないでしょうか。今までゲームでは描かれてこなかったマリオたちがブルックリンで暮らしている描写をわざわざ入れたのもそのためでしょう。マリオの嫌いな食べ物や家族構成をいったいこの映画を見るまで誰が知っていたのでしょうか?クッパはなぜ弾き語りをするのか、コング族はなぜカートを製造しているのか、残念ながらこれらの要素は脈絡もなく唐突に出てくるのでキャラクターたちの理解を深めるというよりはむしろ違和感を感じさせるものです。ただキノコ王国でピーチ姫がプリンセスとなったきっかけが語られるエピソードはとても良いと思いました。オリジナルのゲームで感じていた違和感を解消させるものです。やりすぎると1993年の実写映画版のような作品になるとはいえ、あのキャラクターやゲーム中の要素は実はこうだったというような設定の深掘りがもうちょっと欲しかったです。あっそういう意味では青甲羅の彼は最高でしたね。
Сакурай Тосиоさん [映画館(吹替)] 5点(2023-05-11 23:38:55)
13.《ネタバレ》 90分間、可愛いキャラクターたちが元気に明るくスクリーン内で上を下への大騒ぎで見せ場も多く、お話がテンポ良く進む。あっという間に終わってしまって、もっと見たい!と思わせる楽しい作品だった。キノコ王国での特訓(ボニー・タイラーの曲はスポ根によく合う!)やドンキー・コングとの試合での、何度やられてもめげずに挑戦してクリアする下りは、ゲームを楽しんだ自分と重ね合わせて見られる良いシーンだった。虹ロードのカーチェイスシーンも同様で、家族や友人とゲームを楽しんでいるような感覚で緊迫した場面だがワクワクしながら見られるシーンだ。ピーチ姫がバイクを駆る姿がカッコよくて印象的。ここでの作戦失敗(挫折)とマリオとコングの「親に認めてもらえない」事への共感といった”お約束”シーンを湿っぽく描写せずにサラッと流し、速攻、脱出に成功するところが良かった。クッパの悪者っぷりやピーチ姫への一途な想いも突き抜けていて、当然のようにマリオたちを応援したくなる。悪に染まった境遇や葛藤など、これまた”お約束”のない勧善懲悪モノに映えるよい悪役だった。 音楽は大仰でやり過ぎに感じる部分もあるけど、全体的には原曲をよくアレンジしていたと思う。クライマックスのスターを取ったところはグッとくるものがあった。オープニングのクレジットで宮本氏の名前があって安心して見られた。キャラ設定や世界観など壊されずに済んだのはきっと氏のおかげと思う。吹き替え声優について事前情報無しでみたので不安だったが芸能人吹き替えがなく満点。3D効果は、1回や2回は飛び出すくらいあるかなーと期待したが平凡だったので残念。
リンさん [3D(吹替)] 8点(2023-05-10 23:48:08)(良:1票)
12.《ネタバレ》 10歳の息子と観賞。アトラクションを体感したような感じ。思っていることを詰め込んでもらって満足です。クッパのピアノと熱唱が耳に残る。ピーチィ~、ピーチィ~・・・
ラグさん [3D(吹替)] 7点(2023-05-07 14:23:49)(良:1票)
11.《ネタバレ》 日本を代表するテレビゲームの映画化。ストーリー、背景映像、音楽、効果音などゲームの世界観を忠実に再現。我らがスーパーマリオ、クッパに捕らえられた弟のルイージを救うため、ピーチ姫、キノピオと共に大冒険。まずはシバかれながらもドンキーコングをナカマにしちゃう。そして、マリカーでお馴染みのカートに飛び乗ってレインボーロードを突っ走り、クッパ城へ。キノコを食べてデカになってもクッパに敵わねえ。兄弟でスター状態でクッパ撃破。ゲームをしていた頃を想起し、存分に楽しめた。傑作。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 8点(2023-05-07 01:57:24)(良:1票)
10.休みが一日だけ一致した娘と共に鑑賞。
その昔家族5人で熱中したスーパーマリオ64。
大迫力映像に魅入り無敵モード音楽に鳥肌。
大満足で劇場をあとにして二人で思い出話に花を咲かせたひととき。
製作に携わった皆様に唯々感謝であります。
The Grey Heronさん [映画館(吹替)] 9点(2023-05-05 19:44:04)(良:2票)
9.マリオってキノコ嫌いだったのね。
TERUさん [映画館(吹替)] 7点(2023-05-05 19:40:09)(笑:1票)
8.マリオについて観たいと期待したものを全部観せてくれる、そんな映画です。スーパーマリオをよ~く知っている人々が作ったんでしょうね。
次郎丸三郎さん [映画館(吹替)] 10点(2023-05-05 14:48:49)(良:1票)
7.《ネタバレ》 シンプルに楽しい映画でした。
おそらく老若男女問わず楽しめます。
途中80年代の洋楽が挿入歌に使用されたのが地味に良かったです。
jst3さん [映画館(吹替)] 10点(2023-05-05 07:15:24)(良:1票)
6.《ネタバレ》 米批評家サイト「Rotten Tomatoes」で良くなかった批評家のスコアを大きく上まる観客の高評価を得たと知り、映画館に観に行くことにしました。久しぶりに満員御礼のシアターでしたね。
90年代はマリオゲーム三昧だったので、かなり期待値が上がっていたのですが、感想としては【可もなく不可もなし】でした…。やっぱり子供の頃にゲームで楽しんだ身からすると、序盤の家族描写や日常生活描写は違和感を感じちゃった。<マンマミーア>を連発するのもいまいちだったし、やっぱり一番はクッパの乙女な描写が続くのも違和感しかない。あの<ピチピチピーチ>歌唱パートは寒気がしました。BGMはオリジナルをブラッシュアップしたものが使われており、最高でした。エンディングのBGMラッシュが一番上がったかなぁ。色々と書きましたが、任天堂の次回作があればまた観に行きたいです。世界を舞台に戦えるコンテンツを持っている任天堂を応援しています。
はりねずみさん [映画館(吹替)] 5点(2023-05-03 23:11:11)(良:1票)
5. 
今日はマリオの映画に。

――ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023)

いや、想い出すのは1993年の「スーパーマリオ/魔界帝国の女神」だ。
あの映画のクッパ大王を演じた「デニス・ホッパー」が、痛烈で切なくも悲しさを誘ったけど、今回のマリオを観てる最中も「もう、これからは…どんな造形でも出来る時代になってるだろうし、魔界帝国の女神みたいな映画は難しくなるんだろうな…」なんて考えてしまった…きっと、この予感は当たるだろうと思う。
勿論、俺は懐古主義じゃない(だろう)し、新しいモノでも、とんでもなく素晴らしい作品は沢山あるし、きっと発生してゆく。
けど、若干だが「ファンブル(失敗?)から生まれる美しい物」ってのも存在する訳で…そういうのも全く無くなってしまうのかな、と若干寂しくなってしまった。

さて、そこで本作の感想を…

納得できた”冒険浪漫”だった。
いい意味で”マリオによる、あの兄弟らしいドラマ”と思う……うん。
きっとマリオが好きならば、シーンの各所に想い出が刻まれていると思うので、観た人間ならば文句はないんじゃないかなーと。

ただ、実は……俺はマリオはあまりプレイしていない人間。
勿論、小学生の時からドンキーコングとかマリオ・ブラザーズでは遊んできた…一種「マシーンのツール的に触ってた」感じで。
そして「マサオとコージ」のパクリゲームでも駄菓子屋で遊んだ。
けど(パクリは別として)スーパーマリオで遊ぶ事はあっても「心を割くほどにハマった事は今まで一度もない」人間なんだよね、俺は。
なので、もう映画のシーンを観ながらも「懐かしいなぁ~…」と思うに留まったくらい。

けど、本当に良作とは思うよ?

そして、そこまで映画に嵌り切っていない理由は……俺はファミコンで遊んでが居たが、メインで遊戯したのはPCのゲームばかりだったからだろう。
なので、ファミコンで「ドラゴンクエスト」も、「ファイナルファンタジー」もシリーズ通して、何本かは遊んだけど…ほぼほぼハマった覚えがないってのが俺の状況。
でもでもでも、何本かはクリアはしてるし、どっちも最高レベルで面白いのは(自分なりに)知っているし把握もしてる。

例えるなら「リアル」が凄く好きだったから、「ファミコンよりもPCゲーム」に傾倒し「プラモよりもガレージキット」に嵌ってた…そんな自分だったな、なんて思い出してしまった。

そこまでファミコンで遊んでなかった俺でも「マリオ・ブラザーズ」というコンテンツは「ゲーム」は勿論、「映画」でも頑張って、成長し続けて欲しいタイトルだなぁ…マジで。

出てくるキャラの活かし方…キノピオもドンキーコング、そしてピーチ姫も魅力的だった。
何よりもマリオとルイージの描き方が素晴らしい。
ちょっとアホ兄弟っぷりを発揮しながらも「仲の好い兄弟」が最高だな、と思った。

ともあれ、マリオの未来は、きっと明るい。


そう信じたくなる”冒険浪漫”でした。


.
映画の奴隷さん [映画館(字幕)] 7点(2023-05-03 02:30:25)
4.《ネタバレ》 大絶讚の嵐なので観賞。
映像は見事だけど、内容としては可もなく不可もなく無難な感じのエンタメ作品で、革新的な要素やストーリーの意外性などは皆無であり、予告編が本編のダイジェストと言っていいほど。予告以上のものを期待していたので個人的に楽しめなかった。スローで見せるギャグ演出がくどい。
また、囚われており救いだされるのが臆病なルイージで、国を守るために勇ましい姿を見せ、マリオを鍛えるのがピーチ姫というフェミ配慮?が引っかかった。
eurekaさん [3D(字幕)] 6点(2023-05-01 21:48:57)
3.映画が終わり、ホールが明るくなると子供たちの声が聞こえてくる。
「あーたのしかった♪」

米批評サイト・ロッテントマトで、観客と批評家で評価が二分している本作。
メッセージ性も深みもなく、ストーリーに捻りがあるわけでもない。
批評家受けの"そういう造り"にできないわけでもないが、ゲームの世界観が壊れるリスクもある。
監督の思想が入って、大炎上した名作ゲームの映画化が近年あったからだ。

「保守的すぎる」「幼稚」と言われようが元の世界観を大事にし、王道エンタメに全振りしているわけだから、
深みや捻り、ましてやポリコレ配慮を求めるのはナンセンス。
その答えが記録的大ヒットに繋がっている。

ただただ御託は並べず、童心に帰って子供たちと一緒に遊園地のアトラクション感覚で
「あーたのしかった♪」
と一言述べて終わるレビューがあっても良いだろう。
それこそ観客が本来求めている映画のあるべき姿であり、それ以上は要らない。

いっそのこと、アカデミー賞で作品賞を取ったら面白いかもね。
だって、「その年で一番、最も大衆に支持された映画」なのだから。
Cinecdockeさん [3D(吹替)] 8点(2023-04-30 20:56:01)(良:2票)
2.《ネタバレ》 一つ言えるのは、これホド迄に「何をやるべきか」とゆーのが明確で、かつソレをやっておけば(ソレをやっておいたダケで)また絶対に大成功=大儲けできる、という映画なんて他に無いですゼ!ってコトなのですね。で実際、本作ではその「やるべきコト」をかなりの精度でチャンとやれて(取り込めて)いて、だからフツーに大成功・大絶賛(・超絶興収)ってのが実現できてしまってる…のだと。その意味では、ある意味実に「無難でつまらない」映画だな~とも思いますよね(否、映画自体が無難でつまらない、とゆーコトでは微塵もねーのですよ)。

再度、映像・アクションはフツーにハイ・クオリティの範疇だと思いますし、キャラ・世界観なんかも(根本的には)説明不要なモノばっか…なのでまずは非常に分り易い・入って来易いし+テンポも好くなるダケ好くなってるし、かつそーいう設定的なモノの映画(=ストーリー)への落し込みもごく手堅く進めて「変な失敗(=勇み足的なモノ)」なんて無かったし、ただ一方で(部分的には)少し「遊んでみた」という程度のアレンジも有るには有った(=工夫が全く無くはなかった)し、んで結論、その意味でもごく無難に大成功してた作品だな、と思います。特にファミリー・子ども向けには超・超・超・超…手堅い作品だと思うので、連休のお楽しみにはピッタリかと(是非々々)。

しかし、一応、その中に突き抜けて好かった点(≒予想以上or予想外に好かったモノ)とゆーのは、在ったか無かったかで言えば無かった「寄り」かな…てのと、あと少しダケ(備忘的に)言っておきたいコトがまた在りましたので、ソコも含めるとこの評価かな…という感じすね。以下、その指摘は箇条書きにしておきます。

・映像は十分にハイ・クオリティだと思いますが、ソレでも例えば年イチとか、或いは何らか「エポック・メイキング」というレベルでは(少なくとも)なかったかな…と思います。特に、IMAX3Dで観たのですが、正直3Dとしての出来は(比較的にも)平凡だったかな…とゆーのは、ワリと明確な感覚としてありましたです。
・ピーチ姫役のアニヤ・テイラー=ジョイ嬢は、今作でもその仕事の出来自体はまた素晴らしかったと思うのです。がコレは(このキャラ自体は)もうピーチ姫ではなくって、唯々アニヤさん本人!だよな…と思っちゃったのがまた×2確かで、ソコについては個人的には少~しダケ「違和感(=ツッコミどころ)」にもなり得る程度のアレンジだったかな…と。
・あとは…まァ言わずもがな、話の中身はも~「コレしかない」というまんまマリオな話っすね。期待以下でもなく、以上でもなく…とゆーか。
Yuki2Invyさん [3D(字幕)] 7点(2023-04-30 17:23:16)
1.《ネタバレ》  アタシはゲーム好きではあるけれど贔屓がセガ~マイクロソフトというイバラの道を歩んでいるので京都のヒゲ親父はメガドライブ版『テトリス』発売中止事件以来の宿敵だと一方的に思っているわ。
 とは言え任天堂ハードもファミコン以降全て(バーチャルボーイまで含めて)購入している程度にはハードオタクでもあるのでマリオもメインのシリーズは大体プレイしてるのね。『2』は1-1で100人マリオやったってクリア無理って状態だけど初代、『3』『ワールド』くらいはクリアしてるわ。『64』以降、途中で飽きちゃうのだけど。
 ってコトで宿敵マリオの映画、わざわざ10日間限定のスーパーマリオシアターで見てきたわ(あくまでファンではないわよ、ワクワクでかけました、とかじゃないからね!)。

 さっさと結論から言っちゃえばマリオでこその映画。
 ハッキリ言ってアメリカ産CGアニメーション映画としてのデキは平凡。ここ数年の諸作品と比較してもクオリティはそんなに高くない方ね。毎回そんなに予算かけないイルミネーション作品としても『ミニオンズ・フィーバー』や『SING2』よりも野暮ったいデキよ。
 物語やエピソード、映像に特に新鮮な、そして刺激的な要素は感じられない、保守的な作りってイメージで、それはゲームとしての『マリオ』の現在の保守的なカンジが反映されてるのかしら?って気もするわ。発売当時革新的だった初代、挑発的でマニアックに走った『2』に比べると『3』以降は広い世代にアピールして間口の広い可愛らしい(媚び媚びな)ゲームへとなっていったわ。そのニオイが映画からも感じられて、ヌルいわね、って印象。
 ちょっと現代的な感覚があったのはピーチ姫が動きまくって活躍する点ね。ヘタするとマリオなんかより主役よ。助けなくっちゃならない昔のピーチ姫ポジションはルイージで、ピーチ姫は国を背負って立ち上がるわ。

 『マリオカート』や『ドンキーコング』『ルイージマンション』なんかの要素を盛り込みつつ展開する世界はマリオや任天堂のゲームに触れてきていれば楽しいし(『パルテナの鏡』懐かしかったわね)、そうでなければ短尺ながらダルめ。もっともマリオ知らずにこの映画見に行く人なんていないでしょうから、これで正解なんでしょうけど。

 ベタな既成曲を何曲も使ってしまったり、ブルックリンの配管工としての生身な人間としてのマリオ兄弟を長めに描いたり、ピーチ姫の出自を匂わせつつも全く何も解決させないあたりに疑問を抱きつつ、まあこんなモンでしょう、って納得しちゃったりするのはイルミネーションと任天堂の成せるワザってところかしらね。クッパの人間(?)性に特殊なアクセントがあったあたりでまあまあ、少しはアレだわね。
 もう少し弾けてても良かったんじゃない?とは思うのだけど。
あにやん‍🌈さん [映画館(吹替)] 5点(2023-04-29 15:44:02)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 35人
平均点数 6.80点
000.00%
100.00%
200.00%
312.86%
400.00%
5822.86%
6720.00%
7720.00%
8720.00%
925.71%
1038.57%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.33点 Review3人
2 ストーリー評価 6.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.75点 Review4人
4 音楽評価 8.50点 Review4人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
chart

【ゴールデングローブ賞 情報】

2023年 81回
主題歌賞 候補(ノミネート)"Peaches"
アニメ映画賞 候補(ノミネート) 
シネマティック&Box Office業績賞 候補(ノミネート) 

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