57.《ネタバレ》 男やもめにしっかり娘。今度はホームドラマベースで進めていくのかとみせてやはり怪獣やっつけ隊がメインな本作 同監督の前作に続きまたしても戦う女性が主人公。思えば前作がウルトラマンの例えば恐怖の宇宙線やウルトラセブンの闇に光る目のような、 子供が主人公の一エピソードを多少取り入れたのみにとどめてホームドラマ感は薄かったのに対し 今回は明確にホームドラマパートを用意して、精神のすり減るような日々を送る主人公をサポートさせている。 ほとんど終盤までゴジラにこんなドラマいるかぁー?などと正直全然乗れていなかったのだが最後のカットで遅ればせながら本作の正体が掴めたと思った これはゴジラ映画じゃないんだ。途中で釈由美子演じるヤシロがまるで子供に語り掛けるように機龍に呼びかけるシーンがあって ??なぜ突然そんな看護師っぽい語りかけを?無骨なハードウェア相手に?と違和感があったが、生まれる前に母もろとも死んでしまった サラの弟ないし妹の魂を機龍に投影させてそういう流れになったわけか。こうなるとやっぱり比重はホームドラマよなあ ゴジラはやられ役でしたね。完全に機龍の映画。最終的にゴジラは倒せず逃がしたのに勝利宣言する面々。まだ話の途中だとはいえ楽観的に過ぎる スポーツじゃないんだから・・・お上ってこうだよねーという皮肉なんだろうなさすがに 譲歩して機龍の第一話と考えるんなら、現時点でそんなに話が盛り上がらなくても次に期待、という運びにはなるかな。でも次も心配だなあ 随分戦った後に機龍の性能を見せてやる!とか今更言い始めたり、機龍投入への総理の決断の中途半端な引っ張りシーンなど流れが今一しっくりこず、気持ちが悪かった 着ぐるみのゴジラは可愛いし、メカゴジラもアイボみたいで可愛かった 【うまシネマ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2024-05-21 19:12:40) |
56.ドラマが薄っぺらくて、無駄に湿っぽい。主役の演技はイマイチ。機龍はかっこいいのにね。カメオが多すぎるのもどうかと思うね。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2020-03-02 15:10:13) |
55.《ネタバレ》 この作品の成功の最大の功労者は、なんといってもゴジラにあります。 彼は何年も『メカゴジラ』もとい『機龍』の完成を待ってあげるのです。 そして、『機龍』が完成されると、その完成セレモニーの最中に登場し、『機龍』と戦ってあげるのです。 この完璧なタイミング。26作目にもなると大ベテラン。完全に空気が読めています。 こんなに人類の都合に合わせてくれるなんて、彼は本当に人類の敵なのでしょうか。 とまあ、冗談はさておき。1990年代の同名作品と比べ、ストーリー、ビジュアル、全ての面においてスケールアップしています。 音響効果も素晴らしく、これぞまさに特撮映画を見たという満足感に浸れます。 また、主演の釈由美子演じる茜さんが素晴らしい。 前半、ゴジラの犠牲になる隊員がいます。そのことで茜を恨む隊員がいます。責められちゃう茜。こーゆー人間ドラマの部分がゴジラ作品にしてはいけてます。 宅間伸は少々過剰演技気味な気がします。 ゴジラ松井はジョークのつもりか? アクションは良い部分と悪い部分の落差が激しいですね。 メカゴジラもとい『機龍』のアクションはなかなか良かったと思いますよ。 搭載兵器が多くて、私みたいなマンガオタクの心をがっちりつかんできます。 それに対してゴジラのアクションはやや物足りない。棒立ちで攻撃を受けるシーンなんてがっかりです。 最後に一言。 ゴジラのおたけびに暴走を始める機龍、最高でした。 まんまエヴァンゲリオンのパクリですが、パクリでも何でも、こーゆーの好きです。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 7点(2017-03-27 11:33:56) |
54.《ネタバレ》 9年も経てばメカゴジラも変わる! 今回はゴジラやモスラ、サンダ、ガイラを経ての世界。とにかく三式機龍は超カッコいい!もう男の子にはたまりませんよ!というか自衛隊って凄いな! しかも運転するのは釈由美子!いいじゃあないですか! とにかくあっさりした親子ドラマ的なモノもありますがまぁそれは置いといて、とにかく今回は特撮ですね。 平成ガメラを経て作られたゴジラはこうも違うものなんですね。とにかく視点は人間視点、仰ぐ仰ぐ。 機龍がビルに突っ込むシーンは笑いましたね、それはたしかに他に無い! ドラマはテンポ良く、メカはそれっぽく、ラストバトルも熱く、派手なアクションに釈由美子!非常に満足度が高いゴジラでした。 【えすえふ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2016-10-13 23:53:00) |
53.例によって、1954年の第一作以外の作品は「無かったこと」になってます。しかし「無かったこと」になっているのは、本作に登場する人々にとって、であり、我々にとってはむしろ、第一作以降の諸作を観ていることが前提になっている、とも言えます。何しろ、ゴジラがどう強くどう怖いのか、といったことは特に描かれず、「ゴジラくらいみんな知ってるよね」とばかり、ゴジラが当たり前のように登場します。こういう省略が、本作においてゴジラがイマイチ「目立たなくなっちゃってる」原因でもありましょう。もうひとつの原因が、力点がメカゴジラの方に行っちゃってて「ホラ今回のメカゴジラはカッチョいいでしょう」という作品になっちゃってる、ということにもありますが。ただ、こういう割り切りのお陰で、前作『大怪獣総攻撃』で大仰になってしまった路線が、昭和ゴジラの軽いテイストに戻り、気楽に楽しめる作品にもなってます(いや勿論、大仰でも結構だし、本作は「戻り過ぎ」というハナシもありますが)。メカゴジラ「3式機龍」をカッチョよく仕上げた割には、ゴジラとの戦いは、取っ組み合いやらジャイアントスイングやら、プロレス系の懐かしき昭和のノリ。残念ながら、いまさら何でこんな昭和テイストなことをやりたいのか、(“釈由美子”など他の部分とのアンバランスもあり)正直、よくわからないんですけれども。機龍が異常をきたすエピソードなどはなかなか新機軸で、「対」でも「vs」でもなくこりゃ確かに「×」だわい、と思わせるものがあるのですが、その後まったくエピソードが伸びないのが困ったもの(この設定、ホントに必要なのか?)。と言う訳で、イマドキ風のメカゴジラに、昭和風の怪獣対決を登場させたところで、だいたいやいたいことは終わっちゃった、というような作品でした。そうそう、第一作ゴジラ以降は無視されている代わり、過去、別の怪獣には日本が襲われたことになってるのが、これまた昭和な味付けといいますか。モスラとか、サンダとかね。いやガイラか。いややっぱりサンダかな(⇒ガイラです)。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-10-21 00:07:24) (良:1票) |
52.釈由美子が隊員としての現場経験があるようにはまったく見えない。宅麻伸が有能そうにはまったく見えない。隊員の皆さんも、閣僚の皆さんも、緊張感がありそうな人が1人として存在しない。そりゃ、こんな人たちに国防を任せていたら、何でもないことでも大ピンチになるでしょう、としか言いようがありません。制作者はやる気があったのか? 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2014-08-16 02:16:57) |
51.《ネタバレ》 ◆沙羅は妊娠中の母親を亡くしてから、命というものに人一倍敏感になった。眠り草を母親代わりに話かけている孤独な面がある。茜は天涯孤独の身。「自分は求められて生まれて来たわけではない、つねに戦って自分の居場所を勝ち取って来た」と思っている。沙羅は言う。「この子(機龍)もちゃんと生きているのよ。どうして仲間のゴジラと闘わなければならないのかって、きっと思ってる。水爆でゴジラを産んで、今度はゴジラのサイボーグ。一番悪いのは人間よ。大人は命の大切さをみんな言うけど、本当はそうじゃない。誰もこの子をことを可哀そうと思わないでしょ」茜が答える。「慥に機龍は生きているわ。あいつも私と同じ。求められない命。産まれてきたことさえ疎まれて、本当は生きてはいけない命だった」沙羅は「生きてちゃいけない命なんてあるわけないよ」と反論する。 ◆戦闘中、命がけで闘っている茜の姿を見て沙羅は願う。「あかねちゃん、死なないで」 ◆茜は機龍にシンパシーを感じる。「機龍、お前にはわかるよね。お前と私は仲間だってこと。さあ、そろそろ行こうか!」倒れた機龍の中で気絶しかかる茜を目覚めさせたのは,仲間の笑顔と茜との握手のぬくもりだった。孤独ではないと気づく茜。「機龍、私に力を!」茜の精神と機龍(初代ゴジラ)の精神が共鳴する。 ◆戦闘が終わって茜が沙羅に言う。「あなたに力をもらったわ。皆からも力をもらったわ。生きてちゃいけない命なんかない。あなたの言葉を信じてみるわ」沙羅ももはや眠り草を持っていなかった。命のダイナニズムを受け入れ、少し大人に成長したのだ。 【感想】命に関して深く考えさせられる内容を含んでいる。「生きてはいけない命」とはゴジラのことでもある。人間の科学の暴走が生みだしたゴジラ。そのゴジラを殺さねばならない人類の宿命。どんな命も大切と考える子供の純な心。仲間を死なせてしまったというトラウマを抱える女自衛官の執念。そしてゴジラとの戦いで多くの命が散ってゆく。良いテーマだと思うが、全体の構成として十分活かされていない。重いテーマに踏み込んでいないのだ。沙羅の父親が機龍の開発に無関心だったりするのを見れば分る。彼は「命」より、娘と一緒にいることや茜の気を引くことに終始関心が向く。惜しいと思う。父親をリンクさせれば感動作になっただろう。このシリーズの売り物である破壊シーンや戦闘シーンに特に見るべきものはない。 【よしのぶ】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2010-10-14 23:58:36) |
50.《ネタバレ》 26作目。またダメダメシナリオに戻ってしまった。 人間側のドラマがあまりにも上辺だけの薄っぺら過ぎて説得力が無い。首相とか閣議とか出しておきながら、なんで、感情をコントロールもできない奴が精鋭部隊で個人的イジメがあって、最後に仲直りなんていう、ドラえもん並みの展開をメインに据えてくるわけ?もう少しまともにしてよ。 DNAコンピュータにゴジラ細胞使ったのは、ゴジラの叫び声で暴走するためだけの伏線で、DNAの塩基を変えるんなら、最初からゴジラ細胞である必然性何もないし。 最後もゴジラが逃げて行っただけなのに、あの喜び様は無いでしょう。必殺兵器が効果ないことが判ったんならもっと深刻になってよ。 社会ドラマにするなら人間の行動はもっと論理的であるべきだし、個人的人間ドラマにするなら、多少感情的でも心理描写とか葛藤とかをもっと深く突っ込むべきで、ゴジラとの闘いが社会的問題なのか個人的問題なのかさっぱりわからんグダグダシナリオ。 子供受けを狙って判りやすくするために安易にシナリオを幼稚にするのは、かえって子供を馬鹿にしてるんじゃないの?子供に判りやすいことと、大人の鑑賞にも堪えうることを両立させるという考え方はできないんだろうかと思ってしまった。 ゴジラとメカゴジラの闘いも、明らかにガンダムとかエヴァのパクリっぽいし、またまた意味の無いプロレスシーンが出てくるし、特撮見せたいがための意味のない戦闘としか感じられない。必殺兵器の破壊力が頼りなんだったら、それを使うまでのプロセスにもっと説得力を持たせて欲しい。 特撮とCGのレベルも、技術的には落ちてはいないが、あまりにも突っ込みどころ満点のシナリオのせいで、迫力が全然生かせてない。 前作がかなりハイレベルだっただけに、粗ばっかり見えてしまいました。 【nobo7】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-07-01 01:22:43) (良:2票) |
49.《ネタバレ》 自衛隊の中に巨大生物に対する特別組織が出来ていた。釈由美子はその隊員だが、ゴジラ戦で同僚を死なせたとして現場を干され、敵討ちと自らの再生のためゴジラ撃退に執念を燃やす。演出の問題か、大根なのか、釈由美子の表情が3つくらいしかないです。しかもほとんどが思い詰めた難しい顔。せっかくだから、もう少し晴れやかなシーンを作ってあげても良かったのでは、と思いました。メカゴジラの製作過程を詳しく描いているあたりが過去にはないくだりだったけど、確かに「エヴァ」っぽいですな。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-12-23 03:30:28) |
48.エキストラとして参加したので、自分の出ているシーンを確かめるために鑑賞した。ゴジラシリーズはそう滅多に観ないので、評価のしようがないのだが、まぁこんなもんでしょって感じ。釈ちゃんが頑張っていたから5点かな。結局、2回繰り返してよく観たが、自分のシーンは使われてなく、ゴジラファミリー入りは失敗に終わった(悲) 【Keicy】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-01-21 20:33:25) (笑:1票) |
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47.「メガギラス」の手塚監督が再登板した本作。何といっても最大の功績は、メカゴジラを機龍というキャラとしてリファインし、歴代のメカゴジラに勝るとも劣らない怪獣として生み出したことだ。そのため、映画全編に渡って機龍のカッコ良さが沁み渡り、主人公・家城茜のストーリーとシンクロさせることで悲しみを表現しているのが実に上手い。また本来主役のはずのゴジラが脇に重んじているように見えるが、同族である初代ゴジラが50年の時を経て再生して蘇るという設定を作り出すことで同時にゴジラのキャラクターを浮き出させているのも良く出来ている。上映時間の短縮に伴い内容がかなり圧縮されたきらいがあるが、逆にそれが効果的に働き、最後までテンポ良く見れる。特撮もここまでやれば合格点だろう。間違いなく新世紀ゴジラシリーズの最高傑作である。 【ドラりん】さん [映画館(邦画)] 10点(2006-12-20 00:36:43) |
46.アニメと特撮の演出が混ざって、悪い部分だけ現れてしまったような映画。けど暴走した機龍はもっと見たかった(笑)。 【ゆうろう】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2006-01-05 09:19:34) |
45.怪獣映画に理屈は不要。軽い気持ちで見てみれば、進歩している特撮技術で派手なドンパチ楽しめる。しかも釈ちゃんの熱演がイイ!「いくよ、機龍!」のキメ台詞が、かなり自分にはキましたよ。ただ釈ちゃん中心の自衛隊い重きを置きすぎ。主役のゴジラがおいてけぼり。そこがちょこっと残念ね。 【ダブルエイチ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-01 22:53:33) (良:1票) |
★44.前作が以外に面白かったので、これも見てみたけど面白くね~。メカゴジラもダサい。特に後ろに背負ってるミサイル?みたいなん、チープさもろでてるし。人間ドラマも音楽もホントに最低。個人的に手塚監督面白い作品作れないんじゃないの??って思ってましたけど、期待通りでした。でもゴジラ好きだから大甘の3点献上しちゃう俺って・・。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 3点(2005-11-22 22:57:14) |
43.機龍暴走までは傑作だったのだが…。とにかく「惜しい!」というしかない第26作。ゴジラの骨で作ったメカゴジラが暴走して人間に襲いかかる。まさに半世紀越しの「ゴジラの逆襲」である。これってまさに第一作製作時の「人間が自然に復讐される」というテーマそのものであり、当然、映画の後半は人間が自らゴジラを作ってしまった(もしくは蘇らせてしまった)ことに対してどう向き合うのかがテーマになるはずである。しかし本作はそこをプログラムの書き換えだけでスルーしてしまった。全く意味不明。思い出すだけでも残念でならないです。 【とかげ12号】さん [映画館(吹替)] 5点(2005-11-04 22:32:51) |
42.《ネタバレ》 釈さんも含め最高。平成以降の最高作です。 【yu-mi】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-06 16:16:46) |
41.評判通りゴジラの影が薄いですね。冒頭からいきなり出てきた理由は何だったのか。 ちょこっと暴れては帰る、の繰り返しで目的がよくわかりませんでした。 この映画の為に体を鍛えたという釈さん目当てで借りてみましたが、制服関係以外は 特に印象に残るものはなかったです。メカゴジラ作る時もわざわざ初代の骨を使わなくても100%メカでいいじゃんとか、こんな展開だったら操縦もリモコンじゃなく初めから乗り込めばいいじゃんとか突っ込みの嵐でした。音楽は良かった気もするけどいつもこんな感じなんですよね。これからはテレビ放映だけ待ちます。 【ひろほりとも】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-13 12:48:40) |
40.メカゴジラは4作目となる。なぜ今更こんなものを作ったのだろうか。幼稚な思想の脚本で、セリフなど低レベルでイデオロギーとしても認められないようなレベルの映画であり駄作である。 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 5点(2005-08-01 11:32:15) |
39.メカゴジラ4度目の登場。今回は初代ゴジラの骨を使って作られたとかいう設定だったかな。忘れた。メカゴジラ中心に話が展開するため、ゴジラが完全に脇役なのはちょっと異色かも。「ハム太郎」が同時上映になったことで上映時間が90分になった分、展開も早くなっている。劇中ハムスターが登場したのにはちょっと失笑してしまった。金子修介監督の前作に比べると出来は普通だが、ミレニアム以降のゴジラ映画ではわりと楽しめる。 【イニシャルK】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2005-04-06 21:57:52) |
38.テレビでやってたの見たけど、やばすぎだと思った。ゴジラの動きとか躍動感がなさすぎ。カメラワークもひどい。CGの使い方も悲惨。本当に退化してる。釈由美子とか超微妙。感動できない。その上、なんかエヴァの影響受けてオタクっぽい作品になってるし。ゴジラの良さは硬派なんだけど、子供向けみたいなところが好きだったんだけど。終わった、本当に終わった(泣)。 【りょう】さん 2点(2005-01-02 17:40:57) |