177.傷を持ち、完璧ではない馬主、調教師、騎手、そして馬。それが出会い、奇跡が生まれる。だからこそ人の心を打つ。馬でも、例えばスポーツ選手でも、スーパースターには強いだけじゃない何かがあって、そんな実話ならではの迫力に負けました。そして時代背景として興味深かったのは、大恐慌ってバブル崩壊なんてなまやさしいものじゃない状況で、未来が今よりも良くなると少しでも思えなくなったら、人は希望を持って生きてけない・・・そんな中で生まれたスターがシービスケット。「時代」の大きな流れみたいなものを考えさせられました。みなさんおっしゃるように編集はかなり気にはなりましたが、レースシーンの迫力、馬の美しさに時間を忘れてしまいました。ただ、レッドの両親がどうなったのか、あと、あの借りた20ドル?何に使ったのか気になる。原作未読ですので解った方いたら教えてください。 【ETNA】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-23 17:53:23) |
176.実話物として考えると凄いドラマともいえるが、映画としてみるとなんとも物足りない。 できすぎた内容には脚本化がもっと色をつけて欲しかった。 「あっそう よかったね。」という感じで終わった。 【Jane.Y】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-10-28 08:09:38) |
175.実話であるという安心感からか、勝手に感動を期待していたせいか、悪い映画じゃないんだけど、ちょっと物足りないという作品でした。 前半は多少退屈でも必要なわけですが、我慢してみてきたはずのそれぞれの人生のバックボーンが後半部に充分生かし切れていないとか、シービスケットが、どれほど大衆に夢と希望を与えたかが描き切れていないとか、それぞれのプロットが不完全な印象を受けました。 どうも私は場主にも調教師にもジョッキーにも大衆にも感情移入しきれず、いいハナシなんだけど…と思いながらもおいてけぼりにされた気分。 しまいには「あー、これ競馬自体にあんまり興味がないからなのかなぁ」と自分を責める始末。 多彩なカメラワークで魅せるレースシーンやトビー・マグワイアの熱演などは素晴らしく、それだけに惜しい気がする。(それでも観終わって久々にダビスタやっちゃった) 【poppo】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-30 20:06:33) |
174.《ネタバレ》 フィクションならありえない構成(挫折と再生を繰り返す)ですが、実際にあった話ですからね。とりあえず感動的な内容ですし、「何度でもやり直せる」というテーマとしては最適な題材。 ただ、美談に仕立てすぎな気も・・・。 実際は金絡みの話なのだから、こんな清々しい人物ばかりじゃないのでしょうね。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-09-30 03:51:34) |
★173.後半は非常に面白かったのだけど、それまでの道筋が少々退屈過ぎた感が否めませんでした。もっと省略していい、その分もっと後半部を丁寧に描いて欲しかった。 【kinou】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-05-24 21:17:00) |
172.前半は退屈で失敗したかと思ったんだけど、後半は涙、涙で感動しました。 【憲玉】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-10-14 20:30:11) |
171.競走馬のドラマは熱く長い。それを最初から最後までやろうとしたのは間違いだと思う。一見テンポ良く物語が進んでいるようだが、ハッキリ言って大雑把にポンポン飛ばしているだけで全く物語として構成されておらず、感情移入できない。登場人物も、馬に命かけてる感じが全く伝わってこない。ただ淡々とやっているだけのお気楽映画。編集がひどいの一言に尽きる。 【えいざっく】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-09-24 11:21:11) |
170.“ディープ・インパクト”を彷彿させる。心温まりいい映画だなあと感じる作品。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-09-11 15:03:19) |
169.競馬の事はさっぱりわからない私は、単なる「映画」としてそれなりに楽しめました。 【Miranda】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-08-04 22:26:33) |
168.まず、シービスケットというタイトルでありながら、Seabiscuitが主人公でないのが致命的。馬主と騎手と調教師、そこにSeabiscuit、という展開が最後までつまらない。Seabiscuitの存在は常に人間の脇に置かれたままで、最も盛り上がるはずの、偉大なるビッグレッド、Man o'Warの直仔War Admiralとの頂上決戦、ピムリコスペシャルも、映画の中のワンシーンでしかない。SeabiscuitとWar Admiralが血統的に運命の対決であることには、まったく触れられていない。翻訳ミスが多く、競馬好きからすると、???と思わせられるのも地味に痛い。サラブレッドの薄い皮膚の質感まで伝わるような、今まで観た競馬映画の中で最高のレースシーンだったので、そこは大いに評価するが、ストーリーは平均以下。原作のほうが格段に上。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-29 01:03:24) |
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167.《ネタバレ》 まず、直感で8点。ストーリーの構成がマイナス1点。3人をすべて最初から説明する必要があるのだろうか?自動車で大成功を収めた大金持ちのハワーズがなぜ落ちぶれてさびしい暮らしを送っているのか?トムはなぜ殺されるはずの馬を助けようとしたのか?ジョニーはどうして片目が見えないのか?3人のうち1人だけでも後半まで引っ張ってもいいのではないだろうか。すべてを実直に均一で紹介をしたため、シービスケットと出会うまでに30分以上もかかってしまい、そこまでのモチベーションがなかなか持ちにくい印象を受けた。しかし、それぞれが名優。一度説明してしまえば後は何も描かずとも彼らが見事に行間を埋めてくれる、監督はそこに賭けていたのだろう。邦画の場合もこのケースが多いが、この映画のいいところは、そのマイナスを補っても余りある名シーン・名セリフが中盤から登場する。地味ながら一般市民の代表的な存在のDJはもちろんだが、ライバル騎手ウルフが特に素晴らしい。役を演じたゲイリー・スティーヴンスは殿堂入りも果たした本物中の本物のジョッキーであると後に知るのであるが、ヘンリー・フォンダの雰囲気漂う誠実さはとても素人とは思えない。間違いなくこの作品をさらに高めているのだ。ラストのレースシーンのスタート前や騎乗中の行動や言葉は何度見てもこみ上げるものがある。その他、ジョニーの欠陥を知って憤怒する調教師が、逆にハワーズの一言に納得するあたりは、絶妙なバランスの人間関係である。そして何よりレースシーンがすごい。ベンハーのレースシーンを髣髴とさせるカメラアングルは必見!対抗馬と並び、目が合った瞬間のシービスケットのダッシュは思わず「うおおー!」と唸るほどの興奮だ。そしてラストのジェフ・ブリッジスが勝利に狂喜乱舞するのではなく虚脱したようにへたり込む仕草が素晴らしい。心の底からレッドとシービスケットを心配し、そして見事再生する命の輝きを目の当たりにした人間の真の反応だ。プラス2点!1年に1回は見たくなる作品に久々に出会った。 【やしき】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-08 19:41:42) (良:2票) |
166.この映画のどこが良いんだ?かなり期待を裏切られた作品 【ラスウェル】さん [ビデオ(吹替)] 3点(2006-04-27 12:25:01) |
165.感動しませんでした。馬は良かったんだけど…。 【バイオレット】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-02-05 00:28:45) |
164.まあいい映画だなって感じでした。それぞれ影を持った男が一頭の馬から希望をもらう。実話の映画化は今までハズレが多かったですが、初めて楽しめました。 |
【Pepe】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-06 00:50:36) |
162.疾走する競走馬の美しさ、その美しさを見るだけでも一見の価値アリ。ヤサグレ馬のシービスケットを成長を、やはり恵まれない境遇の若き騎手の成長に転写し、ダブらせて描くことによって、ワカリヤスイ成長記として描いたのが成功、物語の基本的な軸は「騎手の成長の物語」のハズなんですが、それでもナゼか、「馬の成長物語」を観たような気になってくる。どんな馬でも(つまり、どんな人でも)、必ず誰かの役に立ち助けとなることができる、というメッセージ性がクリアに示されており、故障し殺される運命にあった馬が調教師に命を救われ、後に、気難しいシービスケットをなだめる役をこなす、なんていうエピソードがうまく物語を支えています。というわけで、判り易い分、例えばラストなどには「オイオイそんなんでいいのかよ」と思っちゃう都合のよさを感じたりもするのですが、この映画は、そこに至る経緯と、それを描く圧倒的な映像、これが重要なのであって、もうラストはどう終わってもよかったのかな、と。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-06 23:01:17) |
161.《ネタバレ》 レースシーンのカメラワークは最高。ところどころの台詞やシチュエーションも素晴らしい。ラストのゴールへ向かう視点からのフェイドアウトは感動的。……などなど、「名作」のスパイスはたくさん詰まっているのに、作品としては「まあまあだなぁ」止まり。何か大きく欠けている部分と、大きく無駄な部分があるような気がした。 【zinny07】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-13 05:10:22) |
【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 1点(2005-11-01 22:10:21) |
159.《ネタバレ》 映画を見るときに「感動」や「涙」は求めていませんが、中野翠のいうように「やられた」感のある作品です。うまい。要略すると「傷物でもよいのじゃ」と言いたいわけでしょうが、これを人間に表現させようとすると、わざとらしくなって難しいよね。そこを、「馬」は、わけもなく納得させてしまう。しかも、何頭かを使い分けて撮っているというのに。はっきりいって、トビーはこの作品においては、「居るだけ」。べつにどこが悪いわけではないけど、目立ったのは、初めてビスケットに会いに行って、「おまえなんかこわくないぞ」といっているところだけ。 いちばん印象に残っているのは、スミスが朝もやの中でビスケットを発見するところです。セリフもすっかり暗唱できます。ビスケットは、初対面のスミスに「何じろじろみてやがんだ。てめー、何様のつもりじゃ」(パブロン訳)と言って、メンチを切ったのでした(馬だけど)。ここが私のいちばんの泣きのポイントなんですけど。変ですか。クレジットの本物ジョニーの写真を穴のあくほど見てしまいました。トビーには悪いけど本物にはかなわない。ビスケットと本物ジョニーはグレイト。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-01 21:13:13) |
158.TVのCMを見てから、これはいい映画っぽいと思い見た映画。やはりよかった。ここでの評価は高くはないが、自分の中ではこの点数。1つの映画に泣き所が3箇所くらいあった。確かに前半はだるい場面もあったが、これは良かった。 【ばっじお】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-29 01:24:36) |