14.2回目2021.10.31:7点:なんと既に鑑賞済な事をすっかり忘却しており、普通に最初から最後まで観てしまった。そして今回は面白かった。自分の脳が一番怖い。たぶんまた忘れる軽いテイストの映画。 ////// 1回目2012.11.11:5点:オープニングの逆さま映像には期待してしまったけれど、映画館で見るレベルではなく、テレビスペシャル的な…『世にも奇妙な物語』クラスに感じた。悪魔が優しすぎるしね。でもほぼ知らない俳優人だったのでオチも想像つかず暇つぶしにはなりましたのでこの点。 【movie海馬】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-11-11 15:49:47) |
★13.《ネタバレ》 オカルトなので 人間以外が行う「なんでもあり」が許容できる人ならば あと+2点で7点ぐらいだと思います。 普通のミステリーだと思って観ていて人間以外が出てきて興味が一気に削がれる人も多いはず。 【虎王】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-09-25 01:55:47) |
12.《ネタバレ》 本作は、シャマランが書き溜めてきたアイデアを若手クリエイターが映像化する「ザ・ナイト・クロニクルズ」の第一弾。これまでシャマランは自分のオリジナル脚本を他人に委ねることがなかっただけに、本作の出来がどうなるのかは気になっていたのですが、幸いなことにこの試みは成功しています。。。 内容は「お天道様は見ていますよ」といういつものシャマラン映画なのですが、若手クリエイターの力によって、これまでとは一味も二味も違う作品に仕上がっています。従来シャマランが不得意としてきた悪人の描写が充実し、サスペンスホラーとしての奥行きがしっかり出来ているのです。シャマランは悪人よりも善人の描写に力を入れる監督なのですが、一方、本作の監督を担当したジョン・エリック・ドゥードルは善人にほとんど関心を示していません(ラストでは善人に救いがもたらされるのですが、その救いをほとんど描かずにさっさと映画を切り上げてしまうという有様)。それに代わって「正常に見えていた人間が、実は悪人だった」という点の描写に力を入れたため、サスペンス映画としてちゃんと面白くなっています。。。 本作の構成は独特で、オカルトと犯罪ミステリーという相反するはずの二つの要素が食い合うことなくうまく共存しています。犯人は悪魔であることがはっきりしているのに(そもそも、タイトルが『デビル』だし)、その前提でもなお犯人探しのミステリーを成立させてしまった脚本力・演出力には脱帽なのです。抜群の発想力・構成力を持っているものの、監督としての引き出しの少ないシャマランと、勢いのある演出はできるものの、ともすれば緻密さに欠ける若手クリエイターが、お互いの短所を補完しあうことで作品を完璧なものとしたようです。本作は興行的にも成功した様子なので、「ザ・ナイト・クロニクルズ」の第2弾にも期待です。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-09-02 02:31:25) |
11.《ネタバレ》 刑事の家族を殺した犯人がいるのは読めた。 感想は なんじゃこれは です。 【ミッド】さん [CS・衛星(吹替)] 3点(2012-08-28 14:35:17) |
10.《ネタバレ》 怖くないし退屈。期待はずれでした。 【civi】さん [DVD(字幕)] 3点(2012-08-01 20:57:56) |
9.都市の空撮をひっくり返して見せるオープニングカット。「デビル」と云うタイトルが前提にあるので、悪魔はひっくり返って飛ぶんだと妙に感心しておりました。得体の知れないものの主観視線がイメージされて、単純な演出だけど効果的です。そう言えば「デスノート」の悪魔もひっくり返って飛んでいたような…。あれは死神か…。本編ですが、面白かったです。最後にもう一度捻るのかと思ったらとても行儀よく終わりましたが、ホラー・サスペンスとして緊迫が続く展開が好感でした。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-14 14:28:37) |
8.緊張感はあります。でも。伏線は拾いきってるんかな?あまり完成度は高くなかったように思います。 【Yu】さん [地上波(字幕)] 6点(2012-07-10 23:09:41) |
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7.始めから後半まではドキドキワクワク、オチはあっさり。 一応意外な結末と言えなくもないが、もう一捻りあれば高得点だったなあ・・・ まぁオチを除いて全体としてつまらなくはなかったのでこの点数。 【たんたかたん】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-04-24 00:44:37) |
6.《ネタバレ》 邦画の『悪夢のエレベータ』に影響されたのでしょうか。ロケーションといいオチと言い、けっこう似通っている気がしました。個人的に面白かったのはエレベータ内での犯人探しとラストで刑事にもつながってくるオチでしょうか。「そうくるんだ」という驚きはありましたね。 そこが良かった点で、逆に言えばそこまでの映画でした。途中で女性がお尻を触られたフリをする振りとか、老女がロビーでカバンを置き引きしたくだりとか、結局何にもつながっていかない前置きがずいぶん蛇足に感じました。ラストまでそれが何につながってくるのか気にしていたほうとしてはとても待ちぼうけを食らった気分でした。ミステリーっぽい雰囲気を作りたかったのでしょうが、そこはマイナスと言わざるを得ません。 あとは普通。怖すぎず、怖なさ過ぎないホラー映画でした。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-04-23 20:26:28) |
5.《ネタバレ》 密室はミステリーの大定番。とりわけエレベーターは私たちの最も身近にある密室の一つです。数多くのミステリーやサスペンス映画に採用されてきた優秀な舞台設定。エレベーター自体が人を襲うなんていうブッ飛んだホラーもありましたが(邦題『悪魔の密室』又は『ダウン』)。密室形成が簡易であること、高所に吊るされている不安定な状況、形状から来る閉塞感といった長所を有する反面、その極狭のフィールドゆえ展開や可能性が限定されるという短所も併せ持っています。優秀な作品は洩れなく長所を活かしていますし、イマイチな映画は短所を克服できていない印象があります。本作の場合は、後者に該当すると感じました。本来は正統派のオカルトホラー。サプライズを狙った映画でない事は明白ですが、それでも人間犯行説が早々に潰されてしまうのは脚本上の欠点であると考えます。例えば、“ある女の殺害をカモフラージュするために仕組まれた連続殺人だ!”との推理が披露されますが、それを納得する観客はいません。わざわざ故障中のエレベーター内で殺人を敢行する必然性など皆無なのですから。そういう意味では、このウィークポイントを補えるアイデアがあれば、傑作に化けた可能性はあると思います。基本となる物語の骨格は骨太でした。結末はシャマラン監督らしく人間愛を感じさせるもの。あの男に対する赦しは、主人公自身に対する赦しでもありました。復讐大好き韓国映画では、あのような結末は望めないでしょう。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-01 22:51:12) (笑:2票) |
4.糞映画認定します。ただオチだけが気になるだけで最後まで観てしまった...そのオチも非常に残念な感じなってさらにB級度に拍車をかけている。 【映画】さん [DVD(字幕)] 2点(2012-02-28 03:18:38) |
3.観る側の知的好奇心を擽る術に長けた絶妙なバランス。 登場人物の描写や演出面にも手抜きがなく、中堅どころの作品にしては、 クオリティーは高い。 刑事が真相を解明するあたりから俄然面白く、物語にぐいぐい引っ張り込まれました。 ただ、タイトルは安直過ぎだと思います。 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-12 03:21:05) |
2.《ネタバレ》 う~ん、、、最初の逆さまに映し出される街並みの映像から 「お、これはちょっと期待出来そうだな」とは思ったものの、 見終わった感想は自分にはそりの合わない作品だなと思っちゃいました。 誰が犯人なのかという、サスペンス的な要素と悪魔というオカルトを融合したような内容で、低予算なりには頑張ってるしオリジナリティもあるかなとは思うのですが、結局のところ、ああやって悪魔の仕業なんだと言ってしまえばどんな設定も許してしまうようなね、それだったらなんでもアリじゃないの。話の巧みさがなくなっちゃうじゃないの、て思うわけです。 まぁ、この映画の悪魔は、悪い奴っていうよりも人を悔い改める為の使いみたいな感じで、ラストも救いのある終わり方でその点には好感は持ちましたけどね。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-01-28 19:18:35) |
1.《ネタバレ》 逆さま映像から始まる。カメラは見えない何かを追っているかのごとく、奇妙な動きを繰り返し、問題のビルに照準をあわせピタリととまる。その瞬間、ビルから人間が落下。ついにデビルがこのビルに狙いを定め、「仕事」を開始したことを表現している。アイデアは最高だった。密室エレベーターの中で、人が次から次へと死んでいく怪奇現象、その現象を監視カメラを通して、なすすべもなく見つめる部外者たち、彼らの声はエレベーター内には聞こえるが一方通行となっている。この絶妙な設定により、刑事による素性調べが抜群に面白くなった。刑事がビル内を走り回って彼らの素性を調べたら、なんと被害者全員が罪を抱える人たちだった。ここで観客はだれが犯人なのか?と焦燥感を覚えるだろう。しかしである。シャマランゆえに、犯人探しがテーマではない。「デビル」という怪奇現象をメタファーとして表現することに重点が置かれているのだ。それを私なりに解釈してみる。エレベーター内の人間たちはこの世の縮図だ、人は外見では判断できないが、誰もが罪を抱えて生きている。自分に罪がないと思っている人間がいますか?いたら手をあげてください。はい、素直に手をあげてくれた人、あなたは間違いなくデビルに秒殺されます。「悪人」がデビルの標的にされたのではない。罪に無自覚な者が標的にされたのだ。デビルの魔の手から逃れた男は、己の罪を自覚した─。ゆえあの刑事は赦しの感情が芽生えた─。もし、誰もが己の罪を自覚して生きれば、もっと他人にやさしい世の中になっている、違いますか?私はそう思う。映画の究極のメッセージはここに濃縮されている。赦しの本質はそこにある。宗教的な言い方をすれば、罪を背負って生きていく決意をした男の命が救われたのだ。そしてラスト。映像は逆さまから元に戻る。この映像のみでデビルが去ったことを暗示させている。いかにもシャマラン風味。想像こそ映画の醍醐味だと改めて感じさせてくれる。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-01-27 22:05:49) |