81.《ネタバレ》 クーデターの動機が軽く思えてしかたがない。その後の反乱自衛官たちの行動をみてると、その「軽さ」が顕著になる。それだけでこの映画は大失敗なんじゃないのか? いろんな問いかけも、伝えたいことも、センゴクさんの「生きろ」も、みーんな軽くなっちゃった。 【zinny07】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-08-21 06:57:00) |
80.《ネタバレ》 原作未読です。 少なからずの方がご指摘していますが、私も「ホワイトアウト」っぽさを感じました。 「日本とは何か?平和とは何か?国防とは何か?」というモチーフは好きですが、 ストーリーが繋がらない部分が多くあり、それがのめり込み度を下げています。 本編だけではないが、映画を見終わったときに、正しく話が繋がるよう、脚本を書いて欲しいもんだ。 容易くイージス艦が乗っ取られることと、終盤にポコポコと人が死ぬことが如何なもんかな。 出演者に関しては、そこそこな布陣。 終盤はイマイチだったが、寺尾聰が序盤ではいい味出していた。 真田広之は、熱血・暴走気味か? 吉田栄作・・・・、出てたのわからなかった。 【fragile】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-07-24 11:55:25) |
79.結構いい俳優さんが出ているのに人物描写が浅く、皆があっさり死んでいくのでもっ たいないですね。つまるところ誰と誰が、何のために戦っているのか?が全く不明で した。この作家は歴史上の人物の名前を借りて架空の物語を作る、トンデモ本作家だ と感じました。まじめに映像化するのはちょっとはばかられる内容ですね。作品には それなりのリアリティが必要だし、有名な人物の名前を拝借するのはルール違反で しょう。こういう作家が本を書いて儲けていることについて文化が低いなぁと思いま す。 【たかちゃん】さん [DVD(邦画)] 3点(2006-07-19 07:15:27) |
78.もうちょっと現実にありそうな物語を想像していたので残念。「ダイ・ハード」とか一連のスティーブン・セガール映画と同じ大味アクション映画だった。この内容で「本当の戦争」なんてセリフがよく出せたもんだ。さらに腹が立つのはイージス艦内の女の存在。例え腕利き工作員だろうがキーパーソンだろうがなんだろうが、漢の戦いにに断じて女性は混ぜないで欲しい。私は気持が一気に萎えた。それでも、今この時いっぺん観ておいて、世界地図の中のちっちゃな「この国」をじっと見つめて考える題材にはなった…かなあ…。やっぱりダメみたい。 【のはら】さん [DVD(邦画)] 4点(2006-07-06 01:30:51) |
77.前半ぐいぐい引っ張ってくれました。 如月が悪い奴と見せかけて実は……ってあたりは面白かったなあ。 アクションシーンはふんだんにあるのだと思ったのに、 案外少ないし、艦船爆発シーンもいまひとつしょぼかったようで 少し喰い足りない。 血が妙に金赤ベタだったのは演出なのかな? 演出じゃなきゃマイナスだ。 【拇指】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-06-14 15:19:49) |
76.冒頭からしばらくは緊張感あったのに、終盤に向かっていくにしたがって物語がグズグズになってくる。説明不足にしり切れトンボが重なってエンディング。 どうにかなりませんかね!!! 【かじちゃんパパ】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-06-05 15:49:35) (良:1票) |
75.船が占拠された時には日本版ダイ・ハードを期待してしまったが、やはり無理があったようだ。しかしアクション映画を苦手とする邦画にしては頑張った方かな。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-05-30 21:57:04) |
74.扱っているテーマはすごく面白いのに、見せ方が下手。テンポが悪く、ダルくなってきた。また、ジョンヒってなんだったのかよく分からない。原作読んでないのが悪いのかもしれないが、上映時間内に消化しきれないようなやつは出さないでほしい。ややこしくなるから・・・。最後の手旗信号のシーンは思わず笑っちゃいました。『ザロック』の似たようなシーンでは感激したのになぁ。是非ハリウッドでリメイクしてほしい作品です。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-29 23:28:06) |
73.《ネタバレ》 そこそこ面白かったが何故朝鮮人が関係してくるのかがよくわからなかった。ラスト15分の怒涛の展開には劇場で笑いが起きなかったかと心配になった。 【Robbie】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-05-28 17:59:41) |
72.「沈黙の戦艦」をベースに、「KT」を混ぜ込んだみたいな感じです。しかしどちらの要素も中途半端な感じになってしまっています。艦長の行動を起こすに至った動機が「息子を死に追いやった国家への復讐」、工作員は「祖国に革命をもたらすため」、そして艦長と工作員に対して専任伍長が立ち上がるわけですが、彼の動機が「俺の船を守る」となっています。まず艦長と工作員の動機がかみ合っていないため協力し合う「同志」とは思えず、その上対決する専任伍長は双方に対応する動機を持ちえておらず、対立構造が成り立っていません。そして最後のほうに専任伍長が「とにかく生きろ」というと、更に噛み合わなくなってしまいます。この作品が「軽く」なってしまっているのはこうした基本構造の問題が大きいと思います。あの「KT」で「1970年代、三島由紀夫に共鳴する幹部自衛官」を素材に国家のあり方を問うた阪本監督だけに残念です。 【パンツァー・フォー】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2006-05-24 10:00:18) (良:1票) |
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★71.《ネタバレ》 スティーブン・セガールの「沈黙の戦艦」よろしく乗っ取られたイージス艦を奪還すべく奮闘する男のストーリー。都市を壊滅する兵器にハラハラしながら、艦ごと沈めてしまおうとする官僚や政治家たち、国を憂い乗っ取りに加担する自衛隊の集団などが登場します。はっきり言ってどこかで観たものばかり。「ザ・ロック」「エクゼクティブ・ディシジョン」など次から次へ頭に浮かんできてしまいます。主人公の立場、如月の素性、主犯の非情さ、計画の周到さなど的確でコンパクトな描写ができなかったために、そこに時間がかかりすぎて後半が無難なものになってしまったのではないでしょうか。絵画や筆のエピソードや、主犯の動機、地球防衛軍的なありがちな本部会議室、このての映画は「どうせ、うまくいくに決まってる」という前提になるため、最も困難な状況を作り出していかないともちません。意外な伏線も必要です。日本の映画の難しいところですが、質の高いキャスティングでレベルを上げたい。しかし、それなりの人を入れ込むとセリフや露出度のバランスも考慮しなくては…。監督やプロデューサーも結局、無難な線を選んでしまったのでしょうか。「生きろ」とか普通に口にする主人公は10年以上前のキャラです。この呪縛を抜け出してほしいというエールも含めて厳しめの5点。 【やしき】さん [地上波(吹替)] 5点(2006-05-15 15:53:50) |
70.久しぶりに観た邦画。まず、映像が単調で深みがないです。そして「レッド・オクトーバーを追え」「ザ・ロック」「沈黙の戦艦」「クリムゾン・タイド」このあたりの映画を思い出しました。「ザ・ロック」がいちばん濃いかな?つまりハリウッドの軍事モノの寄せ集め、そんな感じなのよ。しかし今のニッポンとニッポン人にこんなクーデター起こす人はまずいないだろうし、その理由が身内絡みの私怨って感じなのがちょっとね。そうですねえ、人死に過ぎです。後半から5分おきくらいに次々死んでいくのはいかがなものでしょうかね。登場人物についてですが、如月クンやった俳優、若すぎだし、体格も成長過程って感じで男じゃないのよ、子どもなのよ、色気ないのよ。だから「クン」になっちゃう。真田さんはですねえ、もうカッコよすぎぃ。絵に描いたような正義の人じゃなくて、かなり庶民的、人情派というキャラが親しみを感じるのかな。キャリア組ではない仙石の経験から得た知恵と「それはいけないことだ」という単純明快さがいいです。ジャパン・アクション・クラブのアイドルぽいデビューのころには想像もつかなかった現在の真田さん、ほんとにいい役者になりましたね。それと岸辺一徳よ、この人GS時代タイガースでギター弾いてたんだよねぇ、個性派の脇役として貴重な俳優になりましたね。中井貴一の役どころなんですが、いなくてもよかったのでは?・・・平和ボケでいいじゃん、平和ボケのどこがいけないのよ。本当の戦争?私そんなもん知りたくありません。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-13 17:43:37) |
69.《ネタバレ》 うーん。。。なんだろうなぁ。。。 前半はホントかなり面白いんだよね。 ぐぐぐーっと引き込まれる。 「日本人の戦争認識」や「自衛隊の存在理由」、「平和というものの形」、「祖国を愛する想い」等々、骨太な主張が見られて、かなり昂揚感があるんですけどね。 で、せっかく心地よい緊張感を持って引き込まれたと思ったら、この事件の全貌が見え始める後半どんどんしょぼしょぼになってしまうんだよねぇ(^^; そういう意味でかなり残念な映画。 副長やヨンファ達の人物背景が説明不足すぎるよね。 副長の「動機」ってそんなのなの? これだけの一大事を起こすには弱いよ(^^; それに、いきなり「父さん」って一体なんなんだよ~(^^; ヨンファの「想い」は一体どんな形のものなの?、単に日本人を憎んでるだけの人なの?(^^; 副長に付き従った幹部連中にも「崇高な意志の強さ」が感じられないし(^^; ヨンファの部下達もなんだかヨワヨワだし(^^; クライマックスに向かうにしたがって、どんどんスピード感が落ちてしまうし。 「そんなちんたらやってていいのかよ」とツッコミいれたくなった(笑) 前半のテンションがかなり良かっただけに、ほんとに悔しい映画でした。。。(^^; 【とっすぃ】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-05-10 04:50:36) |
68.肝心の爆発シーンがスローモーションって駄目だろ!!そこが見せ場なのにスローにしたら迫力ないじゃん。他はまぁ意味不明な点が多い。本読むのがしんどかったから映画観たのに。でも邦画としてはまぁ良く出来てる方。あと何か真田さんの台詞が全部説教くさかったかな。 |
67.《ネタバレ》 久々に見た、日本映画、全体的には、映画っぽく、とれるようになったんだな、と、思える仕上がりだけど、なんだかなあ、船の中見たくて、つい、映画みてしまったが、操舵室が、破壊されるシーンは、ワウワウの放送ではなかったが、実際の映画でも、撮ってなかったのかな、結構、ワンシーンで、説明しようと、色々なカットをいれていたようだが、なんかねえ、中井の悪役、よかったですよ、でも、全体的に、悪役の方が、弱すぎ、なきがします、ボーダンジャケットまで、着ているのに、ばたばたやられる、ありえないよね。それも、一人の若者に。ラストサムライにでていた、艦づけ、選任伍長だっけ、彼らしい演技だけど、この映画でも、韓国映画の迫力には、追いついていないような気がする。いつから、こんな映画しか、日本は、作れないようになったんだろう、伝わらないよね。韓国映画、ちょっと前の日本のテレビドラマの良さを取り入れた、すたいる、そして、アメリカ映画風な味付け、ただ、韓国の言葉がすきじゃないので、あまり、韓国映画も見れないんだけど、たまに、見ても、韓国映画の方が、良く品が、多いような気がする。映画って、本当に素晴らしいと思う。最後に後ろ姿を描いた絵がかった。あと、艦長の息子は一人、二人?、ちょっと疑問が湧きました。だれか、教えてください。 【yasuto】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-05-08 03:38:45) |
66.《ネタバレ》 わたしゃ、いつも、日本映画界総出の映画をみせられている気がする。 もっと、差別化できなのでしょうか? 水中キッスは、意味不明なので止めるべきだろ!! 原田美枝子を見られ、かつ、真田のファンなので7点です。 【オドリー南の島】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-02 14:36:56) |
65.《ネタバレ》 (平和とは戦争と戦争の隙間にあるもの、 それでいいと思っている) という岸部一徳のセリフはよかった。 過去現在未来どの時代にも意義があり、 ただ自分がどこにいるかが問題なだけで・・ 日本を守るとかたいそうな内容でもなくそういう話なのである。 そこに熱い熱血漢の真田広之が抵抗し自分のあり方を主張するのだが、 これが本来の昔からの日本人の正義なのかもしれない。 ただ演出がハリウッドのアクション映画のようで、 そのわりには全体のキレが悪くつながらない。 なぜ真田広之は律儀に名乗ってから再入船するのか、 これってヒーローものなのか??ととまどった(爆) 派手に人が死んでゆくシーンだけはやたらと小気味良い。 それも違和感があった。 まあ「レッド・オクトーバーを追え」のような映画は作れるわけがないんだけど。 総理が出てきてからの中半がとにかくたいくつ。 なぜ人間ドラマになると切れが悪いんだろうか。 そこで先ほどの岸部一徳のぽつりとしたセリフがよいのだ。 中井貴一が好きなので観たんだけれど、 外見的にはOKだけれど(日本人に見えない) 内面を描けていない。 野球観戦と家族の写真だけのシーンではやってることの意味がない。 テロリストなんだからもっと祖国の思いとか演出しないと、 ただでさえ複雑で日本人に馴染みのない題材なのに・・ その分寺尾聡への時間はあったので、 こちらはわかりやすいと思う。 登場人物でよかったのは、寺尾聡、中井貴一、岸部一徳くらい。 もっとクールで深刻な大人っぽい作品を期待していた・・ 冒頭が日本の行く末や日本の盾の話だったので。 真田広之の役は織田裕二でも変わらないと思うし・・ 日本の戦闘SFというのを観たかったんですが・・ ああどうせアメリカのお世話になるんだろうなぁと観てて、 そうなったら東京湾は被害を受けるから、 いやそれよりも目の前には発電所がなぜかあるし・・ 後半忙しすぎ中半たいくつで無駄前半ネタばらしすぎ。 真田広之がブルース・ウィリスのダイ・ハードしちゃってるし。 中井貴一はゾンビのように復活する執念の役なのに過去や祖国の演出がない。 【アルメイダ】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-04-23 13:07:03) |
64.同じ福井晴敏原作の『ローレライ』よりは遥かに重厚で見応えがあったんだけど、皆さんおっしゃられてるように非常に説明不足。この物語のキモとなる如月と宮津、そしてヨンファとジョンヒのバックグラウンドがあまりに希薄で「何故ここでこうなる?」「このシーンの意味は何?」って思える部分が特に後半で多々見られて残念だった(特にジョンヒは一体何しに出てきたんだ?)。仙石をヒーローとして見せようとするあまり、一介の先任伍長に過ぎない彼が突如B・ウィリスばりの大活躍をしたり、彼との戦闘シーンになると工作員が途端にショボくなるのも大いに疑問。で、肝心の「亡国」に関する問いかけも結局十分に突き詰められることはなく、仙石の「とにかく生きろ!」って台詞だけで何となく締められてしまっている感じがする。なんとも尻すぼみな印象が拭いきれない作品でした。 【とかげ12号】さん [DVD(邦画)] 3点(2006-04-23 12:07:08) |
63.《ネタバレ》 原作は面白いんだけど、これは・・・「原作を映像化して、無理やり2時間にまとめてみた」ってだけの作品。真田さんの手旗信号シーンには思わず失笑してしまいました。 【wins1980】さん [DVD(邦画)] 3点(2006-04-22 11:39:27) |
62.それほど悪いデキではないとは思いますが、如月と女性工作員の関係、ヨンファと女性工作員の関係など、何がなんだかよくわからないままぼかされてしまったり、すっきり腑に落ちない感覚は残ります。原作はどうだったのか知りませんが、仙石もいまいちヒーローというには中途半端なキャラクターだったりしますし。これでは日本版「ザ・ロック」としか形容できません。劣化コピーにはギリギリ一線でなってはいないと思いますが。 【K】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-12 11:45:44) |