2.BLEACH第二の主人公ともいえる日番谷冬獅郎を中心に、新たなオリジナルストーリーを劇場版に持ってくるマーケティングの巧さは、いい。
が、しかし、(ほぼ)全キャラを登場させて、過剰に活躍させる演出はどうしたモノか?いや、気持ちよかったですよ?格好よかったですよ?
個人的には、金色疋殺地蔵や、「みんなにゃ内緒だぜ!?」と言いつつアッサリ卍解してしまう斑目一角、出るだけで嬉しい夜一と伊勢七緒、等々、カッコ良かったですよ?
でもなぁ。その、「数打ちゃ当たる」的な演出は、どうなの?なんか、薄っぺらなんですよね。まぁ、その「数打ちゃ当たる戦略」に、ウカツにも当たってしまった私がブツクサ言うのもどうかと思うんですが。
ファンに向けてのみ全力投球でも、名作にする気概がまったく感じられないと言うか。まぁ、前作に比べればソコソコ面白いとは思うんですが、及第点をあげたくない作品ですね。
蛇足ですが、冬獅郎、睫毛長すぎ。