河内カルメンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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河内カルメン

[カワチカルメン]
1966年上映時間:89分
平均点:7.50 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(1966-02-05)
ドラマモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2003-12-14)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2013-05-06)【ESPERANZA】さん
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監督鈴木清順
キャスト野川由美子(女優)武田露子
日野道夫(男優)武田勇吉
和田浩治(男優)坂由彰
佐野浅夫(男優)勘造
川地民夫(男優)高野誠二
桑山正一(男優)不動院の良厳坊
松尾嘉代(女優)雪江
柳瀬志郎(男優)「ダダ」のマネージャー
嵯峨善兵(男優)斎藤長兵衛
伊藤るり子(女優)武田仙子
野呂圭介(男優)源七
原作今東光「河内カルメン」
脚本三木克巳
音楽小杉太一郎
作曲池田正義「ふるえる指」/「燃える恋の炎」
挿入曲野川由美子「ハバネラ」
撮影峰重義
企画坂上静翁
配給日活
美術木村威夫
編集鈴木晄
照明河野愛三
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【クチコミ・感想】

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8.《ネタバレ》 さっき『肉体の門』の方でも仄めかしましたが、まず今作の野川由美子さんってナンか一瞬信じられないレベルのド級の美人に(何故か)見えちゃってまして、一方で内容も内容とてモ~「悪ふざけ」に近いって遊びっぷりで、演出もまた(善きにせよ悪しきにせよ)実に監督の「クセ」が超・強力に出捲っちゃってますし、また他方では中盤に一発野川さんと佐野浅夫さんの(諸々と)また意味分かんないケド意味分かんない位に凄い(全力で笑えて全力で泣けちゃうって)超絶演技の名シーンも在ったりして、ま~た正直「ナニこの映画???」と思ってしまって已まれなかったすよね。重ねて、先の『肉体の門』と点数の前後は付けておくのですケド、率直にそのコトに意味とゆーのはほぼほぼ無いのです。興味と機会と暇の在る方は、万難を排してでもご覧くださいませ。
Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 6点(2024-09-07 01:50:19)
7.完全に清順マニア御用達な映画。

強い女性が主役の映画なのだが、途中からストーリーを追うのが馬鹿らしくなるほどのぶっ飛んだ内容。舞台美術めいたセット。襖を開ければ無数の照明が迫り出してくる。広角レンズで極端に誇張したショット。突然出てくる忍者。次々に繰り出される自由すぎる発想。実験的な試み。もはや異常すぎて逆に面白い!
ヴレアさん [DVD(邦画)] 7点(2014-12-13 19:46:16)
6.《ネタバレ》 原作を読んだことはありませんが、この内容、文章ではこんなに楽しくできないでしょう。つまり本作には映画ならではの楽しさが詰まっているのです。野川由美子さんの魅力が十分に引出されているのはもちろんですが、例えば、露子が同性愛のモデルの先生に部屋に閉じ込められ迫られるシーンで、男が助けるためドアに体当たりしようとすると、悲鳴が聞こえドアがパッと開き、露子が何食わぬ顔して颯爽と階段を降りてくる…。この軽快さ、快活さが、本作の全てを象徴していると思います。
ミスター・グレイさん [DVD(邦画)] 8点(2010-03-01 18:14:00)
5.「悪名」の今東光の原作を鈴木清順監督が映画化した風俗映画。ストーリーだけ見ればドロドロした内容なのだが、テンポのいいストーリー運びと清順監督のスタイリッシュな演出のおかげで、変な言い方かもしれないが、暗い映画のはずなのにとても楽しく見られた。野川由美子がバイタリティーあふれる主人公を熱演しており、すごくかっこよかった。主人公が使う河内弁の響きも「悪名」の勝新と同じくとてもいい。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 9点(2007-11-26 02:22:05)
4.《ネタバレ》 これは内容としてはかなりドロドロした内容も、作品全体の雰囲気がミュージカルぽくて、暗さをあまり感じない。主演の野川由美子の可愛さ、抜群です。あの関西弁も良いです。好きな男に対し、とことん尽くすのに裏切られ、それでも最後まで愛し抜く女のどこか悲しさ、やるせなさが伝わってきます。どんどんどんどん可愛くなっていくのが観ていてよく解る。こういう女に男は弱いもんです。男の心の中を覗いているような野川由美子の演技の凄さに、そして、この映画、大阪のあの街の雰囲気、橋から見えるギラギラした川の映像も凄くリアルで、人間がそこにいるって感じが十分伝わってきます。タイトルにもあるカルメンの音楽もこれまた合っている気がする。
青観さん [DVD(邦画)] 8点(2007-09-14 21:19:56)
3.やっぱり清順はかっこいいなぁ
アンダルシアさん [映画館(字幕)] 7点(2007-07-01 05:21:56)
2.野川由美子が売られ、愛に破れ、暗い状況ながらも明るく活き活きと生き抜いてゆき、カラダ一つで成り上がる。そんな彼女の支えは家族の幸せ、そんな最後の心の拠りどころを失った彼女はより逞しく生きてゆくんでしょう。
亜流派 十五郎さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-03 20:27:22)
1.鈴木清順作品初めて見た。「女子が生きてくのに困る事はあらへん」そんな映画。野川由美子が美人でとてもかわいい。関西弁の響きもいい感じ。
バカ王子さん 8点(2004-01-18 07:31:50)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 7.50点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6112.50%
7337.50%
8337.50%
9112.50%
1000.00%

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