129.1日平均5~6本のペースで喫煙している愛煙家です。その視点から見るとこの映画、タバコに火を付けるタイミングが実に絶妙。気まずい空気になった時、話しだすきっかけを作りたい時、考える時間が欲しい時、あの「ガサガサ(煙草取り出す音)→シュポッ→フーッ」っていう一連の動作が実にいい「間」を作っているのがよく分かります。この映画の面白さはこの「間」にあると言っても過言ではない。イイ映画です。ちなみに僕もラストのアレは不要派。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-29 18:28:08) |
128.煙草がめっちゃうまそう。あんないいおっさんのいる煙草屋が家の近くにあったらいいのにな~煙草は吸わないけど暇さえあれば毎日行っちゃいそう。 【ネネ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-25 21:14:45) |
127.何年かに一度のクリスマスのお供にしたい作品です。のんびり観るのにちょうどいいと思います。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-22 17:50:02) |
126.こんな映画がツタヤで500円で売っているとは(今はどうか知りませんが)!! |
125.お手頃サイズというか、それこそ煙草のように「ちょいと一服」的に観て心を癒す、入り込みやすい映画だった。ちょっと綺麗すぎる感もありますが。 【丹羽飄逸】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-01 17:46:00) |
124.《ネタバレ》 ○シネフィルセレクションにて鑑賞。○役者の力をまざまざと見せつけられた作品。役者達から様々なストーリーが語られるが、聞き入ってしまう(その意味で、ラストの再現シーンは不要だった。直前のハーヴェイ・カイテルの語りで十分)。○地味ながらコメディ要素も秀逸。お礼を断っておきながら、次のシーンでレモネード空のグラスが3杯も並んでいたり、親に子が告白するシーンで応援に来た2人があっさりやられたりと。○そもそも高級葉巻を水気のある洗面所の下なんかに置くかね(笑) 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-08-29 20:48:44) |
123.この映画、一般的にとても評判いいのに、世の喫煙に対するイメージはどんどん悪くなっていくばかりですね…。なんでだろう?画面からは「匂い・臭い」や「煙たさ」が感じられないからか…。もうちょっとスマートに吸えたら、ちょっとはもりかえすかもしれませんが。さて、本題。この映画には、さりげなく何気ないように、日常の中にいろんな事件がちりばめられています。事件といっても当人にはとても大きなことのはずなのに、実はたいしたことないんじゃないかという大きな気持ちにさせてくれるのです。おじさんの何事にも動じないところに安心感があるのかもしれません。そして、タバコとカメラという、少し前のレトロな感じもいいのでしょう。スピードがゆったりで、そこには人と人とのつながりが(あやふやなものではなく)確固とした形となって現れる。そして何事も継続することの力と、人を思いやれることの素晴らしさ。今の時代、いろんなものがあふれて、いろんな選択肢があって、いろんな娯楽がある。ひとつのことを阿呆のように続けていくことの凄さと難しさ、そしてなにげないことこそが庶民の素晴らしい力だったりするわけで。何でも発受信できて、モノや情報に囲まれている今の暮らしにはない(かといってその生活に戻るのはとても勇気がいる)、おとぎ話が描かれていました。 【元みかん】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-25 13:36:27) |
122.特に話しが盛り上がるでもなく、またちゃんと話しにオチがついているわけでもないのだが、心に残る作品。素直に良かった。 【miso】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-07-16 23:34:27) |
121.《ネタバレ》 決してハッピーエンドに転ばない、人と人との間に物凄いリアルを感じました。孤独な深い悲しみの中に、鈍いけれど確かに光る、人との淡いきずな。本当の孫ではないとわかっていながら、自分を訪ねてきた人物の嘘に甘える孤独な老婆と、オーギーのつかの間の幸せな時間に涙が溢れました。この映画に出会えてよかったです 【サイレン】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-05-22 22:17:31) |
120.いろんな小話があっておもしろかった。毎日同じ場所を写真に撮るって、ちょっとまねしてみたくなりますね。ハーヴェイ・カイテル好きになりました。 【ジェイムズ・ギャッツ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-05-05 20:57:21) |
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119.《ネタバレ》 大都会の街角とそこに行き交う人々の人間模様…この映画評がそれだけで片づけられるなら元も子もないですね。まずは騙されたと思って観てみませんか? みんな心の傷を背負って必死に生きる…そんな教訓の押し付けでもなく、たばこ屋の主人(ハーヴェイ・カーテル)と売れない小説家(ウィリアム・ハート)の二人の愛煙家の友情を軸に、都会に生きる老若男女を見事に交錯させています。ヒーロー・ヒロインの登場がない普段の生活リズムを映画にした異色の作品ですから、確かにしばらく退屈します。しかしそれは意図だったのでしょうか。途中までの単調感のおかげで、最後のモノクロ無声劇場が大いに引き立ちました。都会の喧騒にかき消されそうに生きる中年男性が、ひょんなことから、社会で最も弱い組合せである「老女」と共有した時間と空間…独居老人に頬ずりされて戸惑うハーヴェイの顔といったら本当に滑稽で、老婆がちょい悪おやじを呑んでいるようにも見えました。孤独死と隣合せの老婆に偶然与えられた、同じく冴えないおじさんからの大きなプレゼント…「イノセント・ウェン・ユー・ドリーム」の曲と相まってどんどん心が熱くなり、笑っていたのに大粒の涙が溢れ始めて私は操縦不能になりました。そしてエンドロールの「煙が目にしみる」を口ずさんで余韻にも浸ったなら、あなたは日常生活に隠れる心温まる場面にちゃんと気づく人ですね。 【元締・虎】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2006-04-17 21:32:18) |
118.《ネタバレ》 血が流れず銃撃戦もない、穏やかで静かなパルプフィクション・ハートウォーミングストーリー(時間軸は動かしてません)。最後はいらない、に一票。今思ったけど、スモーク=それぞれのいろんな人生、という等式が成り立つのではないか。魂の重さは量れるわけだ。登山家はなだれに遭った父に再会し、少年は蒸発していた父に再会した。たんたんと流れているけれど深い。こういう映画もある。山場という山場はないけれど、何度か見たくなる、味わいのある作品。 |
117.なんなんだろうこの気持ちは。淡々と進んでいくんだけど、淡々としてない。迫真の演技、あたたかい音楽、心しめつける台詞。心にそっとなにかを置いていってくれるようなとてもとても素晴らしすぎる映画でした。 【アンリ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-01-12 00:09:11) |
116.《ネタバレ》 最初に見たときは、やたら緩いテンポとシークエンスごとの一様な長さに面食らったのですが、実はその緩さこそがこの作品のミソだったのですね。忙しいばかりのようなNYの一角にもこのような空間が確保されているという描写が新鮮です。ハーヴェイ・カイテルとウィリアム・ハートも、この作品世界にぴたり合っています。●再見して気づいた点。カメラがほとんど動かない。それはそのまま、都会の片隅で街角の人々を見続けてきた主人公の視点そのものでもある。親子対面の哀しくも妙に可笑しい一幕の後、全員で当たり前のようにしれっとピクニックに行っているのが、さらに可笑しい。全体のトーンとして、「わびさび」という言葉がこれほど似合う映画も珍しいと思う。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-31 14:01:30) |
115.この映画、『大脱走』の壁キャッチボールと良く似てる。タバコを吸ってることに変わりはないんだけど、ケムリを吸うタイミング、吐くタイミング、灰皿にトントンと灰を落とすタイミング、タバコのシーンが全部ちがって見える。唸らされたのは、5000ドルの損害をラシードに問い詰めるときのオーギーの吸い方。気まずいよー(焦)。(さて、このバカをどうしたもんか)というオーギーの口からどんな言葉が出るのかドキドキしてしまう。一方、小説家がラシードに楽しそうに話すときの吸い方は、広がるケムリのように話を膨らませる効果がある(ように見える)。数々のエピソードは、けっこう、ずーんと重い話ばっかりなんだけど、役者の表情だけでも演じることは不可能ではないはず。さらにトドメの一撃で、タバコをスパスパ(`Д´)y─┛~~ 、またはフゥー…(´ー`)y─┛~~ てな感じで吸ってる。タバコって、不安になったり、ストレスを感じた時に吸うと落ち着くんですよね。このシーンは不安なのか、昔を懐古しているのか、後悔の念で一杯なのか、登場人物たち(オーギーの娘?とか)の表情だけでは計り知れない部分を、”しぐさ”で思いのたけを演出する意図があるな、という印象を持ちました。実は僕自身はタバコを吸いません。以上の解釈で間違ってたら、すいません。いや、今のすいませんは吸いませんではありません。すいません。 |
114.いい映画と面白い映画は違いますよね?大きな起承転結もなく、ただ淡々と時間が過ぎて行きます。でも観ていて心地いい!そんな映画です。 【レッドホーク】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-13 01:10:07) |
113.特に大きな山場もなく、かなりたんたんとしていて、劇的な展開もない。なのに、後味がよく、いいもの見た感じがする映画。それぞれのストーリーが大局的に見たときにいい具合に絡み合い、決して他のストーリーのじゃまをするこもなく、いやみがない。それは、おそらく、見る側に無理に感動を強要させず、余裕のある作りをしているからだろう。純愛映画ものと言われている映画の持つ、見る側への強要に飽き飽きしていた僕にとって、この映画はかなり画期的な映画でした。今後もこのような映画を見て行きたいですね。 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(吹替)] 9点(2005-11-03 23:12:38) |
112.《ネタバレ》 とにかく好きです。ヘビースモーカーがタバコを吸うように何度も何度も観返してしまいます。ラシードはポールという偽名を使い父親と再開を果たし、ルビーはオーギーの娘だと真実とは分らないことを言い、娘を救う。オーギーも孫だと嘘をつき、おばあさんに最後のクリスマスを楽しませた。そしてたとえオーギーのクリスマス・ストーリーが作り話だったとしても書けない作家ポールを助ける事になる。皆が嘘をつき、それがうまい具合に運んで行くというおかしさ。クリスマス・ストーリーはもちろん、氷漬けになり息子より若くなった父親の話、タバコの煙の重さの話、4000枚の写真の話など一つ一つの小話も素敵です。ゆっくりした時間の流れ中で、じっくり味わうように観たい作品です。オーギーみたいなタバコ屋さんが近所にいたらいいのになぁ。・・・オレは吸わないけど・・・。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-11-02 17:40:55) (良:3票) |
★111.《ネタバレ》 そう、写真はゆっくり見た方がいい。
個人的には、最後の「再現フィルム」は、無い方が良かった。 【tj】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-01 09:25:05) |
110.TUTAYAで「ゆったりと流れる至福の時間」(だった気がする)のコーナーにあって見てみた。その通り、ゆったりとしたなんとなくまぁるい印象を受ける映画でした。タバコがすごく吸いたくなった。ああいう風に、タバコを本当においしそうにたしなめる大人に憧れます。 【織姫】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-30 01:23:52) |