10.イギリス貴族版「花より男子」みたいな話。そんな感じでストーリーはベタだけど、恋する人々の描写や、キャラの描き方が巧い。恋愛だけに関わらず、普段の生活で多くのものの焦点を鈍らせるのが自分の持つプライドと、世間が持つ偏見。自分は好きだけど、そんな自分を許せないというプライド。自分は好きかもしれないけれど、周りが嫌いと言っている偏見。この二つから自然と嫌いという方向に向いてしまう。どちらも自分にあるものなので、主人公二人の気持ちが大変理解できる。今回はキーラ・ナイトレイが素晴らしい。「ベッカムに恋して」のような元気な女の子の役が似合うと思っていたけれど、こういうお姉さまみたいな役のが合ってるのかも。何があるかわからないから恋愛って、スリリングで面白いんだね。 【こばやん】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-01-23 22:14:40) |
9.面白かった><!ダーシーさんが素敵w。キーラが綺麗。なんかもうそれだけで十分。最初はキーラ演じるエリザベスを、なんて強気な嫌な女だ!!って思って嫌いだったんだけど、後半は大好きになりました。英国は綺麗だなぁ・・。 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-01-23 21:51:07) |
8.資産や階級で恋愛を捉える人々、そしてその世界に、哀しさこそ感ずれども、とても共感には至らなかった。いっそ、物語の舞台をロンドンなどの大都会に絞り上流階級の愛憎劇として描いた方が、せっかくの衣装なども映えると思うのだが・・・ 【wood】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-01-21 15:46:05) |
7.古典の原作があるようですが、女性に夢を見せるハーレクィン・ロマンス的な作りの映画です。男性とのお付き合いや結婚などで想うところアリの女性が観たら、何かヒントを得られるんじゃないでしょうか。面白いカメラワークのところもあります。でも、イギリスの田舎やら古城やら素敵な風景を使った画も、美しさの面で言うとイマイチのような気がしました。素材だけではなんともならないのですなあ。でもって割と高得点なのは…Mr.ダーシーがすごくカッコ良かったからです。良い夢見させてもらいました。 【のはら】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-01-19 19:07:50) |
6.キングコングをみにいったとき、 なんでかこの映画の予告編でぼろぼろ泣けてあの日は水分不足でした。んで、今日やっと見てきたんですけど…すごい切ない映画でした。お互い、なんかすれ違ってばっかりで。でもなんか少女漫画みたいにウジウジしてないしあの空気はすごく好感もてました。ていうか映画の雰囲気はすごくすきなんだよねぇ。あと主役ふたりもイイし、あと父親のドナルドサザーランドもやさしいお父さんてかんじですごくいいかんじ。ハマリ役。だけどだけど、やっぱりちょっと二人とも冷めてるんだよね…いってること矛盾してるけど。とくに最初のダーシーさんの告白!「率直にいうと…」とかラストでも「ぼくは前とキモチはかわらないけど…○`@×*▲*~君のきもちがかわらないんならぼくはあきらめる!!!」みたいなかんじで、なんか曖昧だと思うし、そんな前置きとか代名詞とかいらない!!!!!もっと情熱的に愛してるっていってくださぁーいって思っちゃうからあたしはイギリス紳士むいてないなぁ。笑 キスシーンも微妙になかったし!! エリザベスも面と向かって愛してるっていってなくない?うーん。終わり方もちょっと微妙かなぁ。でも、風景とか建物とか家のほのぼのしたかんじ、あたしも癒されました。エリザベスがブランコでくるくるまわってるとこのシーン、なんか哀しくて好きです。ほんと美人ですなぁ(≧ω≦)♪ダーシーさんはべつに特別かっこいいわけじゃないのに、なんか頭からはなれない。。どうしよう(笑)ところで、名前わすれたけど妹と結婚した大佐、オーランドブルームにそっくりだった。笑 あとグリーンマイルのパーシーもでてて、わらいそうでした。 【ギニュー隊長★】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-01-17 21:48:44) |
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5.田舎の美しい風景に癒されました。キーラ・ナイトレイが綺麗でした。パイレーツ以来久々のハマり役って感じです。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-01-17 00:29:01) |
4.油ばっかりギトギトのファーストフードみたいな最近の電気紙芝居映画に食傷気味な私は「アタマも心もカラッカラだぜぇ」って状態でしたが、この作品は久々に映画を心から楽しむ嬉しさを感じ、いつまでも映画館の椅子に座り続けていたいと思いました。コスチュームものというと、それだけでゲンナリしちゃう私だけど、ジェーン・オースティン原作となると話は別。「他愛もないふた昔前の少女漫画の如き乙女の恋物語」ではありますが、何故か毎回身も心も委ねちゃう。しかも今回はテクニックが饒舌で、言葉と言葉、視線と視線の演技がするりするりと流れるカメラワークの中にきっちり織り込まれ、シネスコの額縁を駆使した風景が、さりげない仕草が、その背景にある人の心を溢んばかりに描出してゆき「これが『感情表現』ってヤツだよ、判る? ○○。」ってカンジ(色々問題あるので伏字)。「男は王子様たれ!」という乙女ちっくワールドの確固たる主張もまた、一つの正論であると思うのでした。それにしてもキーラ・ナイトレイのちょっと濃い目な美しさがまた、このベタベタな世界に綺麗にハマっているのですわぁ。「首が魅力的な女優さん」というのも珍しいです。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-01-16 22:46:04) (良:1票) |
3.私はプライドを持ちすぎた為に失敗した経験があります。 【たま】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-01-14 20:46:52) (笑:1票) |
2.《ネタバレ》 「ラブアクチュアリー」が大嫌いなので試写会が当たってネットで調べたら同じ制作者と知って引きましたが、こちらの方が楽しめました。ラストのご都合主義に変わりはなかったけれど、納得するシーンがいくつかありました。容姿がいまひとつなので男に相手にされないと気がついている主人公の友人が、似たような女に相手にされそうもない男性を結婚するに当たっての台詞「ロマンスなんて私には一生縁がないけど結婚をしたかった」がシビアでした。自由恋愛の当たり前になった現在のひとつの結婚の形だと思います。映画を見ているときにふとジャニス・イアンの「17歳の頃」が聞きたくなりました。ストーリーよりも、ところどころに映し出される田舎の美しい景色と音楽に癒されました。 【omut】さん [試写会(字幕)] 5点(2005-12-27 14:31:28) |
★1.《ネタバレ》 誘われて行った試写会にて。男としての「プライドと偏見」に基づいた独断を少しばかり。
この映画はラブストーリーですが、デートムービーではないです。カップルではなく「『ブリジットジョーンズの日記』をおもろいと思う女性」にオススメしたいです。「ブリジット~」もこの作品も原作は同じですが(「ブリ~」は原作を現代風にアレンジ)、前者はコメディ・こっちはラブストーリーという決定的な違いがあります。しかし狙っているターゲット(独身F1層?)は同じかと。で、独身M1層に属する俺にとってはどうだったかというと、おもしろみもなにもないただ苦痛な映画でした。
一言で言い表すと、「色狂いの一家が目の色を変えて金持ちの独身男性を探す映画」です。登場人物はみんなどこかマイナス方向にズレているように描かれていて、魅力に乏しいです。ヒロインとヒーローも最初は例外ではなく、皮肉屋のヒロインが、金持ちだが愛想の悪いヒーローのことを一方的に誤解し毛嫌いします。
一方でヒーローはヒロインに惚れるのですが、残念なことにその理由は明らかにされません。で、最後はお約束どおり、誤解が解けて晴れて婚約!に至ります。しかしその動機は「金持ちのヒーローは実はいいやつだったということに気付いたから」でしかなく、ふたりが惹かれ合うに至る繊細な描写はほとんどなされていません。あくまで「金持ちであること」が婚約の前提にあるため、「金持ちでええやつやったら誰でもええんかえ」と、自分にとっては感慨深いものではなかったです。
「ラブアクチュアリー」の製作者が絡んでいるだけあって、複数の登場人物を集約させてストーリーを展開していく流れはなかなかでしたが、そのせいで世界が小さくなってしまい、前述のように設定もよくないので感情移入するには至りませんでした。こういった少女マンガのようなデキた話にどこまで首をつっこむことができるか、がこの作品の評価のボーダーラインではないでしょうか。
というわけで、4点です。上映後、ハンカチを持って目を腫らしている女性を見て「やっぱりここまで温度差が違うもんなんやなぁ」という実感を持てた、という意味ではいい映画でした。
【追記】キーラナイトレイのうなじには10点をあげたいです。 【708】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-12-15 01:23:20) (良:1票) |