32.雰囲気は引き込ませるものがある.主人公が赤ん坊を育てる気持ちになる心理描写が欲しい. 【noji】さん [地上波(字幕)] 4点(2009-05-08 04:53:36) |
31.《ネタバレ》 人間は将来の希望がなくなると心が死んでしまいます。このツォツィやその仲間、土管に住んでいる子供たちはその日のことだけで精一杯。だから、残虐な行為もやっていけるのでしょう。ツォツイが赤ん坊を育てることで優しさを取り戻すことに救いは感じられてほっとしたのですが、舞台設定に対する元々の先入観(同情や恐怖)があまりに強く、本作の力はあまり感じられませんでした。もっと丁寧に描いてもらえればよかったと思います。 【飴おじさん】さん [地上波(字幕)] 4点(2009-05-06 15:31:58) |
30.微妙ですね。少年は犯罪者だし、子供を両親から奪っているわけだし。話も中途半端な終わり方だと思います。思ったほど起伏がなかったという印象です。 【たかちゃん】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-04-24 16:15:29) |
29.《ネタバレ》 豊かさや、貧しさってのは、生きるってことと関係があるのだろうか、 車椅子のじいいさんに、ツォツィが尋ねるんだが、なんていったんだったかな 、びしっとは心に響かなかったな。たしか、太陽を感じるためだとかなんとかって言ってたんだが。この映画って、何を言いたいのだろうか。うーん。これもうまくは汲み取れませんでした。貧困や差別ってのは、映画では、体感できないんでしょうかね。現地に行くのが一番感じるんだろうね。 やっぱり映画ってのは、こういう興行的でないほうがおもしろいですね。 【杉下右京】さん [地上波(字幕)] 6点(2009-04-15 07:07:52) |
28.倫理とかを履き違えていてイラっとくるところもありましたが、それも監督の意図なんでしょうね。偶然会った赤ん坊の母親が印象に残っています。それと、ラストは劇場版がベストだと思います。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-03-24 22:22:41) |
27.《ネタバレ》 自分が父親に可愛がられなかった分、強盗に入った先の見ず知らずの赤ちゃんに嫉妬をしたのか、人間の本来持つ子供への愛を感じたからか分かりませんが、車内の赤ちゃんを置き去りにしなかったのは、結構早い段階で優しい目に変わったツォツィらしい行動なのかなと勝手に納得してしまいました。 勿論ツォツィは2人殺してるし1人は下半身が不自由になってるし、車も盗み赤ちゃんも誘拐だから、最後に赤ちゃんを返して涙を流しても許されるわけではないけれど・・・。どこか悲しげな表情のツォツィに同情したくなる部分も持ってしまったり。 DVDに入っていた別バージョンのエンディングだと、赤ちゃんを返した後、胸元からミルク瓶を取り出した際に警官に撃たれて死亡。もう1つは同様に肩を撃たれてその後に逃亡という形でしたが、手を挙げてそのまま終わりという、最も希望を持たせる形でのエンディングであれは良かったのではないでしょうか? 赤ちゃんを返すと腹を決めたツォツィが、おっぱいを分けてくれた女性にお金を渡そうとしたり、ホームにいる足の不自由な浮浪者にお金を渡したり、顔を殴った仲間の1人に謝ったり、縁を切ると言った仲間にお金を渡したり。それって彼なりの清算であり謝罪であって、純真な赤ん坊とのふれあいの仲で、少しずつ本来ツォツィの持つ心の優しさみたいなものが呼び起こされてきたかなと思って救われました。 95分なのでこじんまりとした印象や、登場人物の心理描写が丁寧に書ききれていない気もしましたが、非常に治安の悪い国においても何らかの希望が描かれるべきが映画だと思っているので、結構心に強く残りました。良作だと思います。土管で暮らしているみなしごが何とも切なかった・・・。 |
26.まーまーの映画かと思います。 生まれや環境のために不良となった少年が、誤って赤ん坊を誘拐してしまった事による心情的な変化を描いています。 母親の子どもに対する無償の愛の深さに、不良少年は心打たれていくって物語(だと思う)。 素材は悪くないと思うんですが、なんとなく物語がぶつ切れ感があり、掴み辛い。人によって感じるところがだいぶ違うんじゃないかな? 【ぬーとん】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-02 02:34:17) |
25.世界最悪の犯罪都市といわれるヨハネスブルグ。昼間でも殺人・強盗は日常的。赤信号でも車を止めるとギャングに襲われることがあるので事故の恐れがなければ停止しないのが常識であるという、日本人には想像も出来ないような国である。そのスラム街で育った子供達にとって犯罪は身近なものである。ツォツィも根っからの悪ではなく、そういった環境が影響していたのがよくわかる。罪を犯した事は悪い事には違いないけど、彼らだけを責める事は出来ない根深い問題だと感じる。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-09 23:31:52) |
24.《ネタバレ》 全体的にもの悲しい映画でした。 強盗や殺人のシーンでは派手な演出も観るものを驚かせるような奇策も戦略もなく、ただ単純に銃やナイフで脅すだけ。それが余計にリアルで、ハリウッドのアクション映画であるような特別なスキルを持った人とは違う、普通の人間がやってるという印象を強く受けました。 最後はややうまくいきすぎな感じもありますが、少し希望が見えるあの終わり方で良かったんだろうと思います。 【Trunk】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-09-09 12:40:09) |
23.《ネタバレ》 南アフリカ・ヨハネスブルク。アパルトヘイトの爪跡が今も残る社会にツォツィ=不良と呼ばれるその少年は、ある日、奪った車の中にいた生後数ヶ月の赤ん坊と出逢い・・・。なかなか有り得ないと思うが。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-07-27 08:59:45) |
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22.やたら今どきな音楽が垂れ流されるが、お話は古臭い。貧困が生み出す諸悪という今さらな図式を声高々に謳いあげているにすぎない。それでも赤ちゃんの可愛らしさは世界共通にして不変なのでその無垢なるものに癒され、突き動かされる悪童の行動を見守ってゆくことは、ありきたりであっても心地悪いということはない。むしろオーソドックスな展開を評価したいくらい。だからこそMTV風な音楽が鬱陶しい。あと、この映画の評とは関係ないけど、これを観て一番思ったのが、非道な犯罪者が赤ちゃんに心動かされるというお話自体が日本じゃ成り立たなくなっているということ。犯罪者がうるさいからと赤ちゃんを床に叩きつけるなんてことが現実に起こっている国。この作品によって、日本が病んだ国なのだと思い知らされたような気がする。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-06-26 13:53:09) |
21.ツォツィがラストで見せた表情。優しくて悲しげな顔は、見ててホント辛いものがありました。 【ライトニングボルト】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-06-10 16:00:37) |
20.「遠い夜明け」からウン十年・・・。 白人の警官が裕福な黒人の女性に「奥さん!下がってください!危険です」なんて低姿勢になってることにちょっと、時代を感じた。でも主人公とそのグループの貧しさ・土管で暮らす10歳にもみたない子どもたちの多さも現実の南アなんですね。 土管に暮らす少年少女が助け合って・明るく暮らしている様子は救いだったが、ツォツォイが悪くなったように悪い社会に組み込まれて行ってしまうのかな・・・。赤ん坊を育てている若い未亡人が優しく包容力があり大人ですね・彼女が色んな人を救った話だと思いました。 【グレース】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-05-19 17:02:16) |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-22 08:32:02) |
18.《ネタバレ》 以前、この国の昼間の明るい市場の中で3人の若者にナイフで襲われたことがあるので映画の冒頭のシーンは怖かったです。この映画のヨハネスブルクは現地の人でも歩くのに用心しているという場所で犯罪は日常茶飯事です。不良だったツォツィが襲った車に残されていた赤ちゃんの面倒を見ているうちに生活を改めていくという話ですが、現実はもっと悲惨な気がします。こういう映画だと最後に主人公が改心したころに殺されて終わりだというパターンが多いので、この終わり方はホッとしました。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-25 02:27:53) |
17.作りは凄く良いと思うんですが、どうにも90分では尺が足りていない感じがしました。主人公の背景や感情の変化の経緯などの描写が不十分で、主人公に感情移入させることができていないように思えました。もう少し丁寧さがあれば傑作になりえたかと。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-22 14:26:42) |
16.ちょっと邪道な見方かもしれませんが、なじみのない国であることもあり、映像が非常に美しいということが一番印象に残りました。 ストーリーはちょっと強引な気もしますが、現実があまりに悲惨な世界では、映画ぐらい少しは希望を持たせないと駄目なんだろうと邪推します。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-21 15:38:06) |
★15.《ネタバレ》 ツォツィの表情に惹き込まれました。『3年B組金八先生』第2シーズンの最強キャラ、加藤優(直江喜一)を彷彿とさせる風貌。瞳の奥に、諦めと深い悲しみが見えるよう。人を傷つけたときに一瞬だけ見せる不安気な顔。赤ん坊を眺めているときの温かな眼差し。彼がどういう人物なのかよく分かる。ツォツィは赤ん坊に自身を重ねることで、長い間おざなりにしてきた自らの心と向き合うことが出来ました。本当の自分は何を欲しているのか、何が必要なのか。赤子を両親の元に返す時に流れた涙。それは心の扉が開いたしるしだと思います。自分も一緒に泣きました。本作で素晴らしいのは、主役に限らず役者の技量が総じて高いこと。乳飲み子の母、太っちょの親友に“先生”、赤子の両親。みな台詞に頼ることなく、その心情を観客へ届けることに成功しています。外国人の自分にも伝わってくるのだから本物だと思う。シンプルでコンパクトな構成ながら、大満足の作品でした。一つ引っかかるとすればラストカット。尻切れトンボで、もう1センテンス欲しいと感じます。DVD特典の解説によれば、別のエンディング案もあったとのこと。確かに他の結末に比べれば後味はいいです。自分も監督の選択を支持します。ただ、意図して創り出した余白ではなく、結果的に余白が出てしまったような稚拙さも感じます。編集で尻を切るのではなく、このエンディングのためにもう一手間かけたら、もっと素晴らしかった。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-14 19:48:14) (良:3票) |
14.なんで旦那さんに捨てられて赤ちゃんと2人で暮らしてる人の方が良い暮らしなのでしょう?ちゃんと仕事してるから?うーん・・・。 赤ちゃんにコンデンスミルクっつーのはどーなん? 早すぎませんか? それにしても、出てくる人出てくる人が個性的な顔の人ばかり「この人達本当に俳優?」って疑問がずっとあったのですが、見ているうちにそれぞれが愛らしく思えてきました。 【さら】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-30 13:24:27) |
13.そもそも自分のことだけ考えてやりたいことをやる頭もよくない悪いやつというのに共感を覚えないので、そんな主人公が赤ん坊を手に入れてどう変わろうと全く理解できない。 【HK】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-27 12:56:40) |