ソルトのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ソルト

[ソルト]
Salt
2010年上映時間:100分
平均点:5.99 / 10(Review 119人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-07-31)
アクションサスペンス犯罪ものミステリースパイもの
新規登録(2010-01-03)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2017-05-30)【イニシャルK】さん
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監督フィリップ・ノイス
助監督ヴィク・アームストロング(第二班監督)
サイモン・クレイン(第二班監督)
ウィリアム・M・コナー(第一助監督)
演出サイモン・クレイン(スタント・コーディネーター)
キャストアンジェリーナ・ジョリー(女優)イヴリン・ソルト
リーヴ・シュレイバー(男優)テッド・ウィンター
キウェテル・イジョフォー(男優)CIA諜報部 ピーボディ
アウグスト・ディール(男優)イヴリンの夫 マイケル(マイク)・クラウズ
ダニエル・オルブリフスキー(男優)オルグ・ワシリエヴィッチ・オルロフ
オレク・クルパ(男優)ロシア大統領
アンドレ・ブラウアー(男優)国防長官
湯屋敦子イヴリン・ソルト(日本語吹替版)
東地宏樹テッド・ウィンター(日本語吹き替え版)
真殿光昭イヴリンの夫 マイケル(マイク)・クラウズ(日本語吹き替え版)
小島敏彦(日本語吹き替え版)
浦山迅オルグ・ワシリエヴィッチ・オルロフ(日本語吹き替え版)
原作カート・ウィマー(原案)
脚本カート・ウィマー
ブライアン・ヘルゲランド
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
編曲ジョン・キュール
コンラッド・ポープ
ピート・アンソニー
ジェフ・アトマジアン
撮影ロバート・エルスウィット
イゴール・メグリック(第二班撮影監督)
製作ウィリアム・M・コナー(製作補)
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮リック・キドニー
ライアン・カヴァナー
マーク・ヴァーラディアン
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特撮フレームストアCFC(視覚効果)
美術スコット・チャンブリス(プロダクション・デザイン)
レスリー・E・ロリンズ(セット装飾)
ニーナ・サクソン(タイトル・デザイン)
ヘアメイクジョン・キャグリオーネ・Jr
辻一弘(アンジェリーナ・ジョリーの補綴メイクデザイナー)
編集スチュアート・ベアード
ジョン・ギルロイ
録音スコット・ミラン
グレッグ・P・ラッセル
スタントエリック・ノリス(スタント・ドライバー)
その他リック・キドニー(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ピート・アンソニー(指揮)
あらすじ
イヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)はCIAの優秀な分析官。 しかしある日、彼女が尋問した謎のロシア人密告者は驚くべき供述を始める。 「アメリカでのロシア大統領暗殺のため、ロシアは優秀なスパイを長年にわたり潜入させている。その名は"ソルト"」 二重スパイの嫌疑をかけられたソルトは、CIA本部を脱出する。
ネタバレは禁止していませんので
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119.《ネタバレ》 2重なのか3重?なのか。アメリカ人は殺さないし主人公がロシアのスパイのまんまなわけがないので3重だろうということはわかるんだが、上司はどこまで知っているのか?グルなのかどうか?等々モヤモヤしながらの鑑賞が続く。改心?した理由は夫との愛情ある生活で骨抜きにされて、マジメなCIA職員として生きて行こうと覚悟を決めたからってことでいいのかな。露大統領暗殺偽装は、忠誠心を疑われているので、拉致された夫救出のための演出なのかと。等々、ストーリーは少々わかりにくいとはいえ、ノンストップアクションは見ていて飽きないし、最後まで緊張感が継続して楽しめる。
東京50km圏道路地図さん [地上波(吹替)] 7点(2022-08-23 12:40:54)
118.《ネタバレ》  うーん。こーゆー映画で後味が良くないっていうのはどーもなー。
 その過程において理不尽だったりフラストレーションが溜まったりするのは別に良い。その分あとで盛り返してくれるのであれば問題ない。ですがこの物語は早々にその芽を摘んでしまいます。
 イブリン・ソルトの最優先事項は愛する旦那の救出。そのためのプロローグの北朝鮮救出エピソードではないんでしょうか。実際あれで私はソルトというよりソルト夫妻の幸せを願うようになったわけです。短いエピソードですがラブストーリーとして良かったと思います。
 だとしたら、あんなに早く旦那を始末してしまうっていうのは完全に映画として失敗だったように思うのです。
 それはソルトにとっての最終目標にすべきだったんじゃないでしょうか。
 例えば、『核ミサイルと旦那、どっちを選ぶ?』みたいな展開にもできたと思うんです。
 愛する夫が殺された挙句、その復讐まで早々と終わってしまいます。
 仕方なく旦那を殺すしかないシナリオになっちゃったのなら、せめて復讐のカタルシスを感じさせてほしい。旦那の死もあっさりなら復讐もあっさりで、その後の展開なんてどーでもよくなっちゃいました。
 それに、ロシアの大統領を狙うのは、夫の命を救うためだからわかります。
 じゃあ夫を失い、復讐も果たしたソルトはいったい何をモチベーションにスパイを続行したのか。その流れも動機も理解できず、この辺から自分の気持ちは映画から離れてしまったのでした。
 ストーリーが面白い、面白くないという以前にあまり好きじゃないです。
 でもそれでも最後まで見せきるテンポの良さと、立体的かつスピード感のあるアクションは良かったと思います。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-11-21 16:11:08)(良:1票)
117.《ネタバレ》 切れ味のあるアクションは見応えがあって良かった。
人は平気で殺すけど、わんこを大切にするところでソルトの好感度が上がった。
前半は旦那さんを助ける為の行動ということで納得だけど、後半はかなり強引。
最終計画の詳しい任務内容を教えず同行させる意味がわからない。
信じてたなら計画を教えておくべきだし、信じてないなら同行させるべきじゃない。
長年準備してきた2人が潜り込めたのはわかるけど、ソルトが変装で潜り込めるのはセキュリティ甘過ぎ。
バレたら計画は台無しだし、何も知らないソルトがどう行動するかなんて不確定要素が多過ぎる。
ソルトを囮に使う計画なら、囮になるように事前に命令しておくのが当たり前だと思うよ。
最終計画という割には、いろいろとずさん過ぎて呆れ返る。
あと、大統領が気絶してても本人確認が出来ちゃう認証システムは見直した方がいい。
顔とか、声とか、複数の認証を組み合わせた方が安全だと思うよ。
大統領を襲ったテロリストをその場で射殺しないSPも心が優し過ぎる。
爆弾でも仕込んでて自爆してたら大変なことになってた。
ソルトが寝返ってて良かったとしか言い様がない。
ロシアの計画もアホだし、アメリカのセキュリティもアホなので、いい勝負になって盛り上がった
そんな無理矢理なシナリオはどうかと思うけど、深く考えなければそこそこ面白い。
もとやさん [インターネット(吹替)] 6点(2021-05-21 22:38:59)(良:1票)
116.《ネタバレ》 それなりに楽しめた。作戦の記憶が戻ったソルトの第一の目的は夫を救うことのみ。
それだけのために前半は駆け抜けた。ただなんの目的でロシアの諜報組織は夫を生かしていたのだろうか?
わざわざソルトの目前で射殺したのかよくわからない。この辺は脚本の甘さだと思う。映画だから必然性が
ないことの連続ではあるが、あるように演出して欲しい。また諜報組織のアジトもショボいというか70年代?
昔ながらの古い工場跡地みたいなのはいい加減止めたほうが良いと思う。もうそれ演出としては-120点だよ。

とは言うものの、全体的にはサクサクダンジョンは進みイライラする事もなくラストを迎え、悪人はちゃんと
成敗され、スパッと終わってくれるので後味は悪くない。あれ結局CIAに懐柔されてるってことだよね。
身内を騙すためにソルトをひっぱたいたんだよね。
hibari_21stさん [インターネット(吹替)] 6点(2021-05-03 13:17:12)
115.《ネタバレ》 女性版ジェイソン・ボーンと言った処でしたね。この映画
ただ、ボーンシリーズほどの緻密な構成では有りませんでした。
序盤で「この男があやしい」と思いましたが大当たり。
黒幕の存在は、もう少し工夫して最後まで分からぬようにして欲しかった。
アンジェリーナ・ジョリーの主演なので観ましたが、少しがっかり。
TerenParenさん [インターネット(字幕)] 6点(2020-12-03 02:48:01)
114.《ネタバレ》 いや、面白いよ。
アンジェリーナ・ジョリーにアクションやらせて心躍らないわけないもの。
今回はトゥームレイダーとは一味違う、現実的な立ち回り。さすがキレてんなあ。
黒髪に染めた時の目つきなんて、もう完全にアサシンだもんね。
でもね、完全なミス・キャストでしょ。
リーヴ・シュライバーが出て来た時点で、こいつが悪役だなってわかっちゃうじゃんか。
しかも冒頭シーンに奴は出てくるんだよ。
リーヴ・シュライバーじゃなかったら、最後まで読めなかったのになあ。
そこまではロシア人の徹底ぶりに戦慄してたんだけどなあ。
やっぱりお前か!
が残念だが、自分がケリをつけるってボロボロになりながら啖呵を切るアンジーに加点。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-11-22 20:17:58)
113.アクションの面白さはあるが、全然感情移入できない。続きはwebで、みたいな終わり方も気に食わない。
海牛大夫さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-07-14 21:55:19)
112.《ネタバレ》 内容やオチがベタではあったものの、展開が早いし、二転三転して面白かったです。非常にシンプルですし正統派。
逆に言えばヒネリがないし、新鮮味がないです。昭和の映画っぽい。
Keytusさん [インターネット(字幕)] 7点(2019-04-27 00:57:59)(良:1票)
111.《ネタバレ》 最初から最後まで息をつかせぬめまぐるしい展開で、見終わってもああ面白かったとは
言えず、消化するのにはしばらく時間がかかりました。
やや現実離れしているとは言え、娯楽作品としては十分楽しめたと思います。
私なりの解釈では、
① オルロフの狙いはウィンタースによる米国核兵器での中東主要都市への攻撃
② ソルトはその為の陽動作戦と偽装工作に利用されただけ
③ ソルトは夫マイクの献身的な愛情に良心が目覚めロシア大統領を暗殺する指示  
  には従う気はなかった。
④ しかしオルロフが現れた事で作戦決行を知り、夫の身の危険を察知し、拉致され
  たと知ると彼を救出するためにはロシア大統領暗殺を偽装するしかないと考えた
⑤ ホワイトハウス襲撃もオルロフの計画の内で、ソルトを利用して大統領に核兵器
  のボタンを準備させ、後はウィンタースが最終行動を行う筋書きだった

しかしオルロフはここまで周到綿密な計画を立てておいて、ソルトの良心の目覚めには
気が付かずあっさり殺されてしまうほど鈍感だったのだろうか。彼女が夫婦生活を
優先させる為に内勤に変わろうとしていたことはウィンタース経由知らされていた
はず。当然彼女の自分への忠誠心に疑念を持ってしかるべきなのに気が付かなかった
そんな鈍感な人間に長年に渡る計画を実行できるのだろうか。ここでもまた“恐ろしいほど
冷静沈着な黒幕が、最後には情けないほど無様に殺されてしまう”というお決まりのパターン
にいささか興ざめしました。

またホワイトハウスでソルトは一体何をしようと思ったのだろうか。同僚が暴走して
殺されてしまい自分も追い詰められてしまったのは分かるが、なぜ大統領を地下の
作戦室まで追いかけて行ったのかは不明。そこから脱出すべきではなかったのか。
テッドの最後の計画を知っていてそれを阻止しようとしたのであれば分かるが、どう
みてもテッドがスパイだと気が付いている様子はなかったと思います。

最後の中途半端な終わり方は続編を作る意図が見え見えだと思ったのですが、彼女との
契約がうまくいかなかったのでしょうか。
キムリンさん [地上波(吹替)] 6点(2019-04-16 20:42:26)(良:1票)
110.《ネタバレ》 とにかくアンジェリーナ・ジョリーがかっこいい。スリル感があって見応えする作品。
ゆっきーさん [DVD(吹替)] 7点(2018-05-02 14:08:40)
109.《ネタバレ》 最早ハリウッドいち女スパイ役が似合う女優、アンジェリーナ・ジョリー。派手過ぎる顔立ちは、決してスパイ向きとは思えませんが。さて、ストーリーの方は二重スパイの嫌疑をかけられた主人公の逃亡劇をメインとしたサスペンス。そもそもハズレの少ないカテゴリーではありますが、ミスリードが上手く、それでいてヒントもフェアに出されており、脚本は上質だったと思います。展開にメリハリもありましたし。ただしヒロインの無敵感は、やや過ぎたかもしれません。これなら、エイリアンVSプレデターのノリでイーサンハントVSイヴリン・ソルトもアリじゃないかと思ったりします。
目隠シストさん [CS・衛星(吹替)] 7点(2018-02-15 00:23:53)(良:1票)
108.《ネタバレ》 音声英語、中国語字幕での鑑賞、、、細かい部分まで読み取れなかったけど、二転三転する展開は楽しめました、actionも決まってましたね、続きそうな終わり方だったけど続編あるんかな?

【追記】嫁がまあまあ面白かったよとのお勧めで観ました。観たことがあるような無いような感じでした、いざレビューしようとしたら、既に記載済み。。。。改めて音声、字幕の言語は大事だと思いました、字幕が読めないとふわっとした記憶になるんですね。
ないとれいんさん [インターネット(字幕)] 6点(2017-12-29 16:07:30)
107.《ネタバレ》 日本蔑視疑惑のアンジェリーナのニュースにはガッカリしましたが、それはそれとして。
ど派手アクションのトゥームレイダーに比べ、年齢を感じるかと思いきや今回もスリリングなシーンが
少なくないです。さすがハリウッドの第一人者。都合の良いシナリオの上を軽やかにトレースしていく。
子供の時にロシアから送り込まれた2重スパイという身の上で、どちらが本当の自分なのか・・
しかも、それすらも利用されてしまう筋書きの展開。なかなか面白い映画でした。
最後にヘリから脱出も果たすスーパーな諜報員は、他に誰が演じられるか見当たりません。
続編も期待させる作品ですが、アンジーが興味ないのか噂すら無いようです。残念。
グルコサミンSさん [DVD(字幕)] 8点(2017-07-06 22:48:38)
106.二転三転するストーリーがなかなかいい。
アンジェリーナ・ジョリーの演技も観ていて気持ちいい。アクション物として観るのにちょうどいい映画。
simpleさん [地上波(吹替)] 7点(2017-04-30 14:10:58)
105.《ネタバレ》 子供からのスパイ養成、二重スパイ、陰謀、裏切り、二転三転するストーリー。
スパイものとしてはスタンダードな要素がしっかり入っているものの、何か物足りない。
アンジー好きなら。
飛鳥さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-02-26 08:30:46)
104.前半、主人公の決死の逃走劇を眺めつつ思ったのは、仕事用のカバンは手提げ型よりリュック型のほうがいいかな、ということぐらい。これまで何度となく似たようなシーンを見てきた気がして、新鮮味がなかったので。
しかし後半、やたらと話がでかくなってきて、カバンどころではなくなりました。まさに絵に描いたようなドンデン返し。その唖然呆然の騙し方に、ちょっとムカつきます。
だいたいこの主人公、どこでどんな訓練を受けてきたのか知らないが、強すぎます。それに、大立ち回りの末にようやく意図が明かされるわけですが、他にやりようがあった気がします。そんなことを言っては映画になりませんが。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-02-11 02:26:39)
103.《ネタバレ》  「主人公の身辺に、もう一人ロシア側のスパイがいる」という事は、途中で察しが付くように作られていますね。
 自分は彼女の夫を疑っていた為、あっさりと死亡したのに驚き「何かと主人公を庇ってくれていた同僚がスパイ」というオチには、素直に騙される事が出来ました。
 予想が外れて悔しい思いもありますが、映画を楽しめたという意味では、こちらの方が正解だったと自分を慰めたいところです。

 それと、この手の「続編を意識したような終わり」って、どうも印象は良くないのですが、本作は何となく毛色が違うようにも思えました。
 続編を作るつもりなら「主人公の夫」「スパイとして育てた師」「同僚」と、続編に活かせそうな重要人物を三人も殺しているのが不自然というか、如何にも勿体無いのですよね。
 インタビュー動画などによると、どうやら監督さんも続編には気が乗らないみたいで、これはあくまでも「主人公にとっての始まりの物語」として完結させたようです。
 自分としては、上記の「重要人物でも必要なら殺す」という思い切りの良さが、続編の可能性を薄めた代わりに、本作の完成度を高めていると感じられましたね。

 しかしまぁ、アンジェリーナ・ジョリーという女優さんは本当に身体を張る人なんだなぁ……と、今更ながらに驚嘆です。
 映画本編を観た限りでも「これってスタントマンじゃないよね?」と思えるアクションでしたが、特典映像をチェックしたら、やっぱり本人だったみたいで、大いに納得。
 高層マンションの窓を伝い歩くシーンの迫力も凄かったですが「手錠をはめられたままで相手を絞殺してみせる姿」が、アクロバティックで恰好良くて、特にお気に入り。
 どちらかといえば、男性がアクションをこなす映画の方が好みだったりもするのですが、彼女くらいの根性を見せられると、もう「参りました」と脱帽する他ありませんね。

 脚本の細部が気になったりもしたけれど、素直に面白いと思えた映画でした。
ゆきさん [DVD(吹替)] 7点(2017-02-08 04:01:06)(良:1票)
102.《ネタバレ》 発想としては、脚本のつじつまなんかは二の次で、とにかくアンジーの格好良い活躍を撮ろう(トゥームレイダーほどお馬鹿にならない程度に)、というものだったんでしょうから、その意味では成功しています。アンジーは、走っているところとか格闘場面とか車両飛び移りとかよりも、じっと周りを窺ったり、必死で急造武器を組み立てたりしているときの方が数段格好良いのですが、制作側はそこまで見ていないんでしょうね。あと、ロシア大統領のありえない無防備ぶりには、さすがにずっこけました・・・。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-01-01 14:46:48)
101.スパイまみれの映画で、主人公のソルトの立ち位置、感情がよく理解できないまま終わった。
ラスウェルさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-12-08 15:34:54)
100.《ネタバレ》 たまたまスターチャンネルでやってたので、この映画、何も知らずに観ました(何年前か忘れましたが)

大体において映画というものは観客は主人公に感情移入する形で観るわけですが(逆に言えば、観客が視点を置くキャラクタを主人公と呼ぶわけですが)、この映画、主役のアンジ(略)の立ち位置が明確じゃないわけです。話が進むとどんどんと立ち位置が変わっていって「え、結局、あんた誰なん?」という気持ちになるのです。観客の分身のはずの主人公に最後に裏切られるような映画はわりとあるわけですが、この映画、話の途中で観客を裏切りすぎで置いてきぼりにしてしまいます。

スパイ物にはその手の「裏で実は!」系のキャラって多いでしょ?と思うかもしれませんが、それにしてもこの映画のアンジ(略)はストーリーが進むにコロコロと立ち位置が変わりすぎて(少なくとも観客にはそう見えるので)、観客が安定した視点で話を楽しむ余裕を与えてくれません。
しかも結局誰の味方なのかよくわからないアンジ(略)は画面の中で大暴れで大魔神のようにええもんわるいもん皆殺し状態ですから、もう大変です。

もちろん、スパイ物などではサプライズやどんでん返しで「主人公が実は!」というのはありなのですが、この映画のアンジ(略)は定職につかずに街で悪い事してる不良娘並みに疲れる子なので、親としては「もう勝手にしなさい!」という突き放した気分になってしまうのです。
しかもそんな不良娘がやろうとしている事は「ロシアの大統領もアメリカの大統領もやっつけて核ミサイルも発射しちゃうぞ!(ちょっと違ったかも)」という昔の007でももうちょっと地味だったよ!的なレベルですから、もう話の規模が非現実的にデカすぎて笑ってしまうわけです。
しかもその割にやってる作戦がとてつもなく雑!雑!雑すぎるのです。
この映画の登場人物(主にロシアのスパイリーダー)は自分の作戦立案能力に合わせてもっと地に足のついた作戦を考えた方がいいと思うのですが、残念ながら映画の製作サイドがそれを許してくれなかったようです。

多分この映画は(あくまで推測ですが)女ジェイソンボーンのような物を作ろうとした映画なんでしょうけど、かなり失敗してる感があります。映画の方向性をアクションに置いたようですが、その手間はシナリオの緻密さなどもっと別の方向に向けるべきだったと強く思います。

あからさまに続編を匂わせるラストなのに(おそらく映画がこけたので)続編の話が全然ないところが、他人事なのに何とも言えない物悲しい気持ちにさせてくれるのもたまらない魅力だと言えるでしょう。


【追記】どうでもいいことなのですが昨晩ステルスのレビューを書いたのですが、その登録時間が「01:24:35」。で、先ほど書いたこのレビューの登録時間が「10:24:35」。
なんと10と01が入れ替わってるだけっていう偶然のタイミング、これってなんかスパイ物っぽくて楽しくなりませんか?
…どうでもいいですか、そうですか。
あばれて万歳さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-07 10:24:35)(良:1票)(笑:1票)
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【点数情報】

Review人数 119人
平均点数 5.99点
000.00%
100.00%
200.00%
310.84%
41512.61%
52319.33%
64134.45%
72722.69%
897.56%
921.68%
1010.84%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.28点 Review7人
2 ストーリー評価 5.92点 Review14人
3 鑑賞後の後味 5.91点 Review12人
4 音楽評価 6.10点 Review10人
5 感泣評価 5.11点 Review9人
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【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
音響賞スコット・ミラン候補(ノミネート) 
音響賞グレッグ・P・ラッセル候補(ノミネート) 

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