フリーズ・ミーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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フリーズ・ミー

[フリーズミー]
2000年上映時間:101分
平均点:5.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
サスペンス
新規登録(2011-04-24)【R&A】さん
タイトル情報更新(2024-03-01)【イニシャルK】さん
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監督石井隆
キャスト北村一輝(男優)広河昇
松岡俊介(男優)野上祐介
鶴見辰吾(男優)小島篤
竹中直人(男優)馬場実
井上晴美(女優)山崎ちひろ
飯島大介(男優)
脚本石井隆
音楽安川午朗
撮影佐々木原保志
製作仁平幸男
ケイエスエス
日活
プロデューサー石井隆
配給日活
編集川島章正
照明安河内央之
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3.暴力とエロスの石井ワールド。
暴行犯三人のクズっぷりを、北村一樹、竹中直人、鶴見辰吾が好演。
井上晴美もベリーショートに豊満な体を晒して熱演しているが、哀しみを帯びた狂気を感じさせるには少し足りない感じ。
同じ石井隆監督の『ヌードの夜』での佐藤寛子にも同じことを感じたが、そこまでの演技を求めるのはたぶん酷なのだろう。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 5点(2013-02-01 01:14:04)
2.《ネタバレ》 画面に映し出される『フリーズ・ミー』のミは右肩上がりの鏡面文字。凍らされるのは、私ではなく、あなた。彼女が殺した男たちのことです。でも、タイトルは通りでもある。彼女は自分自身の心をも凍らせた。思考停止。感情氷結。全ての事柄を一時停止するための冷凍保存です。それでも彼女は、当初遺体をバラバラにするつもりでした。ちゃんとノコギリも買ってきた。しかし、遺体を処理する事で自身が犯した罪と向き合うことに、彼女は躊躇したのでしょう。でも一時停止はいつまでも続かない。遺体が溶け出したように、彼女は感情を取り戻しました。一歩踏み出した先は、未来ではなく自身を終わらせること。彼女は逃げ切れませんでした。弱いヒロインを井上晴美が好演しています。そのたくましい体躯は、戦う力を感じさせるもの。戦えるのに、戦わない。そのもどかしさが、観客自身に問い掛けます。あなたはこんな時、戦えますか?戦っていますか?と。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 6点(2012-05-04 19:50:05)
1.《ネタバレ》 性的に虐げられ人生を狂わせてゆく石井作品お馴染みのヒロインではあるけれど、女は名美ではなく、そして名美を想う村木も不在。そこに男と女の哀しいドラマはない。これは名美的な悲惨な境遇の女を軸に繰り広げられるコメディと言ってもいいかもしれない。『ヌードの夜』ではサスペンスフルに機能した死体遺棄が、ここではひたすらブラックユーモアであり、このブラックユーモアとして存在する死体たちこそが映画の主役でもある。もちろんコメディといっても笑えるという意味ではない。レイプ描写は生々しいわ、暴力は凄まじいわで到底笑えない。しかしこの三人の男たちのどこかぶっとんだ怖さもやはりコメディなのだ。ナイスバディな井上晴美が薄倖には見えないというのもこの映画を名美の物語から遠ざけているところなんだけどもちろん確信犯のはず。そのかわり石井ワールドにある昭和的なるものが平成的になっちゃったって感じ(?)に若干の物足りなさを感じる。
R&Aさん [DVD(字幕)] 6点(2011-05-09 15:26:06)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 5.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5133.33%
6266.67%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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