電人ザボーガーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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電人ザボーガー

[デンジンザボーガー]
2011年上映時間:114分
平均点:6.67 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-10-15)
アクションSF刑事もの特撮ものTVの映画化
新規登録(2011-11-01)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2019-01-16)【イニシャルK】さん
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監督井口昇
キャスト板尾創路(男優)大門豊(熟年期)
山崎真実(女優)ミスボーグ
宮下雄也(男優)秋月玄
佐津川愛美(女優)AKIKO
亜紗美(女優)ラガーレッド(ミスラガーズ)
木下ほうか(男優)若杉議員
渡辺裕之(男優)新田警部
竹中直人(男優)大門勇博士
柄本明(男優)悪ノ宮博士
佐藤佐吉(男優)エレキアンデス
松尾諭(男優)役人
島津健太郎(男優)村田大臣
関智一(男優)職業安定所職員
増本庄一郎(男優)労働者
原作小池一夫(テレビシリーズ原案)
脚本井口昇
音楽菊池俊輔(オリジナル・スコア)
作詞上原正三「戦え!電人ザボーガー」/「おれの兄弟 電人ザボーガー」
作曲菊池俊輔「戦え!電人ザボーガー」/「おれの兄弟 電人ザボーガー」
編曲菊池俊輔「戦え!電人ザボーガー」/「おれの兄弟 電人ザボーガー」
挿入曲子門真人「戦え!電人ザボーガー」/「おれの兄弟 電人ザボーガー」
製作鷺巣詩郎(監修)
キングレコード(「電人ザボーガー」フィルム・パートナーズ)
日活(「電人ザボーガー」フィルム・パートナーズ)
プロデューサー大月俊倫(エグゼクティブプロデューサー)
配給キングレコード
ティ・ジョイ
日活(配給協力)
美術西村喜廣(キャラクターデザイン/特殊造型監督)
その他日活(宣伝協力)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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15.監督の名前で大幅に期待値が下がるのが功を奏してか、これが案外悪くない。

そもそもオリジナルはピープロ製作・オリジナルの時点でイロモノ感が抜けないわけで、映画の方向性としてはいいんじゃないでしょうか?
馬鹿な事ばっかやってるなぁ…という本編終了後のエンドクレジット、本編に対応するオリジナル映像が流れるわけですが…「あれ、意外と再現性高かった??」
そこも衝撃です、えぇ。
あばれて万歳さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-07-05 17:14:32)
14.《ネタバレ》 かつてヒーローものを見て育ち、今やポンコツジジイとなり、デキの良い娘と息子は立派に一人立ちしてくれた。。。そんな俺には刺さりまくりの作品でした(しみじみ)。

実は俺も井口監督とは相性があまり良くなくて(汗)ところどころ「あのさぁ~」と思う箇所はあったものの、役者陣の皆さんの好演、AKIKOと母親の会話シーンを筆頭とする涙腺崩壊要素、ザボーガーのカッコ良さ(外見はもちろんアクション、後半での空中戦も最高!)、柄本明は相変わらずこういう作品の悪役が似合う(笑)などなど結果として好印象で見終わることが出来ました。

ちなみに第一部、舞台は70年代だと思っていたのでもう少し時代感が欲しいと思いながら見ていたのですが、時間経過が25年ならばこんなもんですかね(80年代中期?)。でもミスボーグの乗っていた車だけでも意図的にもう少し時代感のある車にしてほしかったですね(個人の感想です)。

そして第二部になり、板尾さんの芝居が始まった瞬間に「うわ、きっつ!」と思ったのは事実。こんなに「いつもの板尾感」を出さなくとも、板尾さんが持っている「味」だけでこの作品に必要な「わびさび感」は出せたと思います。ラスト近くの芝居はいい感じでしたしね。せっかくの前半のテンションからのあの失速感が、ちょっともったいなかったかな。


それにしてもエンドロールでのオリジナル映像の確認で、この作品の原作リスペクトっぷりに改めて感動。アッパレ!
幻覚@蛇プニョさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-03-21 11:59:54)(良:1票)
13.《ネタバレ》  熱血漢の主人公が、パートナー(番組名のキャラクター)と二人三脚で悪を打ち砕く…私にとってザボーガーは【ダイヤモンド・アイ:後述します】と並ぶ異色の二大ヒーローもの。
 この映画版の劇場公開当時「糖尿病を患う中年男になった大門は…」という某TVの宣伝コーナーを見た瞬間、私は悲しみのあまりチャンネルを変えました。「ザボーガーはそんな物語ではないだろう?!どうせ、往年の作品を【素材】としてだけ取りあげ、後は監督の【作家性】とやらで全くの【別物】にしてしまったのだろう…ザボーガーは、ウルトラマンなどに比べてマイナーかもしれないけど、約1年続いた作品であり、当時、一定の支持があったからこそ残っている作品のはず。もう少し、当時、子供だった私達の世代の気持ちも大切にしてほしい。せめて、当時の主題歌をバックに、現在のセンスを活かしてオープニングを再現するなど、オリジナルをリスペクトした場面を盛り込んでほしい」と思い、それっきりになっていました。
 これが早合点と知ったのは8年後の2019年の年末。偶然、映画版のオープニングを観る機会があったのですが感激しました!「電人ザボーガー、GO!」と命令する大門のポーズや口調を目の当たりにした瞬間「今は亡き、山口暁さんが生き返ったの??」と思うほどの再現度!主題歌は新録のようでしたが変にアレンジせず、子門真人さんに負けず劣らずの正攻法の歌いっぷり!まさに私が上述した【オリジナルをリスペクトしたオープニングの再現】に他ならなかったからです。
 これは観よう!…と思いつつ、レンタル店で借りられたのは2月になってからでした…以下、他のレビュアーさん達の文面に目を通した上で投稿します。

 特に第1部ですが…TVをリアルタイムに観た世代か否かで、印象がだいぶ変わるんだな…と思いました。エンディングにTVのオリジナル映像が流れますが、我々リアルタイムに観た人達は「おお!この映画では、当時のテイストを本当に見事に再現していたんだな!」と感激するでしょうし、一方、若い世代の人達には「何?これ…元々がこれか…」と失笑ものかも…井口監督は、それらを見越して、昭和40年代の生真面目・熱血テイストを誠実に再現しつつも、微妙にコミカルな演出を加えたのかな…と思いました。何故なら、純粋に生真面目に演出したとして、若い人達に「これはギャグだよね」と笑われてしまったら、井口監督は勿論、我々の世代にとっても、とても悲しいですから…。結果としては、真面目に観て下さった若い方々には(否、リアルタイムの方々にも…)色々な反響があるようですけど…。
 第2部は、まさに井口監督の真骨頂。「我々も歳を重ね、大門同様、身体にガタが来ちまったよ…理想と現実の違いも思い知らされてるよ…それでも根っこは腐っちゃいないんだぜ!」という熱い思いが私にも蘇りました!おそらく井口監督の狙い通りでしょう。なお、アキコがサイボーグとしての宿命から解き放たれるコンセプトは映画版のオリジナルですが…【ダイヤモンド・アイ】の最終回に似ている気がしました。単なる偶然なのか、井口監督も観ていて意図的?無意識?に取り入れたのかも…と思ったりしました。
 
 さて採点ですが…感激ぶりだけなら10点ですが、観る人により印象が大きく変わるようなので、当サイトの採点基準である【見た後、率直に面白かったぁ…って言える作品】として8点を献上します。なお、私は当作品を【リメイク作品のお手本】と感じましたが…後続作品は「往年の再現をした後は、自分の作家性で、幾らでも別物にして良い」と形骸化しそうな気がします。アニメも含めて昭和の子供番組のリメイクは、今後、控えてほしいな…と思います。

*備考 ダイヤモンド・アイについて *以下、【アイ】と表記。DVDを再見して明記します
 放送期間は 昭和48(1973)年10月~同49(1974)年3月。一方、ザボーガーの放送開始はアイの終了直後の昭和49(1974)年4月。小学生だった私は「アイは終わって残念だけど、他のチャンネルで似た番組が始まったぞ」と嬉しくなったものです。主人公は正義感に溢れるルポライター。パートナーのアイは、主人公がはめている魔法の指輪から召喚される精霊。敵は、前世で欲望に執着するあまり怪物化し現世で悪事をはたらく【前世魔人】。主人公とアイは主従関係でなく、愛と正義の思いで結ばれた友人として描かれています。また精霊といっても万能ではなく、主人公がアイを助ける場面もあり【共に戦う】というコンセプトが好きでした。ただ子供心に「オイルショックで、作るお金が足りないんじゃ…」と心配したことも…。現在、再見しても私は好きですが、若い方々には、ザボーガー以上のインパクトがあるかもしれません。ただしリメイクは控えて…
せんべいさん [DVD(邦画)] 8点(2020-02-24 11:59:46)(良:1票)
12.《ネタバレ》 原作は知りませんが、井口作品である事を知り視聴。
もうずっと笑って見ていました。オーバーな演技に、聞き取りにくい台詞。謎のセクシー要素。最高です。
ですがアクションシーンもとにかく多く、特に一部はめちゃくちゃ濃いですね。特撮はとにかく気合いが入り様が尋常じゃないですね。見ていてワクワクが止まりませんでした。ザボーガーの技がいちいち面白くもカッコいい!あんなに変に見えたザボーガーの造形が最後にはとても頼りがいのあるロボに見えて最高でした。
約2時間の長尺でありながら、とてつもない濃い物を見させていただきました。
えすえふさん [インターネット(字幕)] 7点(2016-07-21 17:27:38)
11.《ネタバレ》 『電人ザボーガー』リアルタイム視聴世代です。いやぁ、笑った、笑った。
昭和のザボーガーのような設定、デザイン、敵との戦い、セリフ回し……
それらを現代では、真面目にやるだけでコメディになるんだよなあ。
だから、シナリオは今回の映画そのまんまで、役者たちの演技を「熱く真面目」にやるだけで、もっともっと笑えるシーンがいっぱいになるのではないか、と。
逆に、笑わせようとしたシーンが安っぽくしちゃってるように、私には思えます。

個人的には『ロボコップ』のリメイクよりは良作か、と。
伊達邦彦さん [DVD(邦画)] 7点(2016-03-21 02:45:39)(良:1票)
10.オリジナルをリアルタイムで鑑賞していたおっさんです。
スタッフの「ザボーガー愛」に涙腺が・・・
オリジナルのリスペクトぶりがハンパない。
ま、井口監督のB級テイストはサービスってことで。
観る人を選ぶタイプの作品であることは間違いありませんが、個人的には大満足です。
とんちゃんさん [ビデオ(邦画)] 8点(2014-04-06 20:50:19)(良:1票)
9.みんな、真面目過ぎ(笑)、ピープロの特撮ってだけであたしなんか感涙しているのに、不真面目だとか、B級テイストに作りすぎとか、宇宙猿人ゴリは、良かったとか(あ、言ってない?)。
元々ピープロ自体が円谷プロや東映、東宝とは違った独特の特撮を作ってきたのだから、あたしは、このぐらいの作り方が正に合っていると思うんだよね(というか、元の番組はもっと凄かったし)。それに多少のギャグを折り込みながらも、キチンとザボーガーという特撮シリーズの面白さを盛り込んでいる訳じゃないですか、それも当時と全く同じテイスト…というか、特徴的な部分をより強調して見せてね。当時の子供にもトンデモに見えてた筈、とおっしゃる方も居ますけど、やっぱりそれは、今の情報過多な時代だからそう思える訳で、当時の子供達にはそんな事を考える余裕のある子供は少なかっただろうね。近年、昔のアニメや特撮の映画化が沢山ある訳だけど、どれも今の時代背景やSF考証に合わせたりするばかりで味気ない映画が多いけど、こうして、30年以上前の特撮を当時の感覚に限りなく近くリメイクして見せたという点で評価したいですね。
奥州亭三景さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-08-19 23:09:19)(良:1票)
8.うーん。みなさんとは違って不真面目に観た感想としては、もっと2部を厚くして欲しかった。
板尾さんのだめっぷりがもっと観たかった。
前半はもちろん面白かったから、そのままでも映画として成り立っただろうけど、クレジットに板尾さんが先に出てたらもちろんそっちに期待するだろうよ。
せめて6:4くらいでいいから板尾さんを立てて欲しかった。
 
通な人向けの映画を興行的にするための策だったのかもしれないけど、せっかくだからもちょっとお笑いやって欲しかったな。
 
意外と正統派ヒーローものだった。
おっさんだけでビールのみながら観るといい映画。
おでんの卵さん [DVD(邦画)] 6点(2013-06-02 21:10:53)
7.《ネタバレ》 笑いの構成としては、一部が前フリで二部がオチ。ところが一部が、単独で十分に面白いのです。すでに笑いとして完成しています。こうなると二部の立つ瀬がありません。単に悪ふざけ。『ごっつええ感じ』のコントを観ているような気分でした。それでも終盤の盛り上がりはなかなかのもの。観終えてみればトータルバランスは取れていたように思います。不思議な魅力を持った映画でありました。それでは、まず一部の感想からまいりましょう。何と言っても、石川遼似の青年大門・古原靖人が素晴らしい。まさしく熱演。生真面目な演技だからこそギャグが際立ちます。元グラビアアイドル山崎真実は、ミスボーグの悲哀を見事に体現していました。二人の“全力演技”が茶番に魂を吹き込んでいます。人間とサイボーグがまぐわうシーンなど、もはや正気の沙汰とは思えませんが、ジャンルを超越した“訴えかける何か”があったのは間違いありません。二部の方は前述のとおり、コントと何ら変わりませんが、ザボーガーの戦闘シーンは『アイアンマン』と見紛うほどに素晴らしいものでした。冗談抜きで、ザボーガー格好良かったです。それにしても佐津川愛美は役を選びませんね。若手女優NO1のオールラウンダーかと。正直諸手を挙げて褒めてよいものかどうか戸惑うのですが、これが『片腕マシンガール』の井口監督の味。クセになりそうな自分が怖いです。一部が8点、二部が6点、間を取って7点の採点です。
目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-10-27 19:53:54)(良:2票)
6.《ネタバレ》 私が産まれる以前の作品なので、オリジナルは未見です。ウルトラマンでも仮面ライダーでもないほぼ忘れ去られていたヒーローを復活させるという企画に関心を持ったので鑑賞しました。。。
ザボーガー登場からテーマ曲までの演出は完璧。バカバカしくもカッコいいヒーローものの醍醐味をわずか数分で再現しており、鳥肌が立つほど興奮させられました。しかし、そこからはグダグダ。終始くだらないギャグでお茶を濁していて、ただの一度も映画が引き締まることがないのです。映画中盤においては、それまでΣ団を倒すことこそが正義だと信じてきた大門に迷いが生じ、そのために愛するミスボーグとザボーガーの両方を失うという劇的な展開を迎えるのですが、その場面すら真剣に描かれていないという有様。失意からもぬけの殻となっていた中年大門が、わが子との出会いによって再びガッツを取り戻すという後半部分に至っては完全にコントとなっており、この映画は演出のやり方を根本的に間違えています。。。
この映画、必要な駒は揃っています。70年代風の雑なデザインを引き継ぎながらも、適度な修正を加えてピカピカな姿で蘇ったザボーガーは充分にカッコいいし、CGと実写を組み合わせた変形シーンは驚くほどスムーズです。若き日の大門を演じた古原靖久はコメディもアクションもできて、おまけにダサイ決め台詞も様になっているという奇跡の逸材だったし、山崎真実と佐津川愛美は女優としてかなり恥ずかしい役柄ながらこれを全力で演じていて好感が持てます。大量のイベントを捻じ込みながらも終始スムーズにまとめられた脚本の質も高く、スタッフ・キャストは素晴らしい仕事を披露しています。だからこそ、根本的に方向性を間違えた演出が残念で仕方ないのです。。。
そんなことを考えながら映画を観ていたのですが、エンドクレジットで流されるオリジナル版の映像を観てビックリしました。オリジナルは本作以上にバカバカしいのです。70年代の子供向け番組なので大した作品ではないだろうとは思っていたのですが、ラストで目撃した光景はそんな予想をも遥かに下回るトンデモないものでした。リアルタイムで観ていた世代は、子供心にも「これは変だ」と感じていたはず。ならば本作のわざと外した演出もあながち間違っているとは言えず、これはオリジナルを観ていないと映画の評価はできないなと思いました。よって無難に6点。
ザ・チャンバラさん [DVD(邦画)] 6点(2012-08-16 10:19:42)(良:3票)
5.《ネタバレ》 井口昇の才能と70年代特撮が、ここまで相性が良いとは思わなかった。

特に、足りないスキルを根性でカバーしたCG効果が素晴らしく、バカバカしかった。最近スカしたCGで悦に入っている曽利文彦あたりには、見習ってほしい。
aksweetさん [DVD(邦画)] 8点(2012-08-02 00:18:21)
4.TVシリーズは見たことがないのだけど、序盤の異常なほどのかっこよさに感動しました。
チェンジ、ザボーガー、ゴー!!とか、決め台詞がいちいちかっこいいですね。
リメイクされてかっこよくなったのか、元々かっこいいのかはよくわかりませんけどね。
途中から脱線というか、コメディ色が強くなるけど、これはこれで面白かったです。
2話目は完全にコント。
ちょっとやり過ぎの感アリ。
1話目の基本まじめで、要所にコメディをぶっ込んで来る構成の方が面白かった。
あと、エンディングでオリジナル映像が流れるけど、なかなかの再現度だったように思います。
機会があればオリジナルの方も見てみたいと思わせてくれる作品でした。
もとやさん [DVD(邦画)] 6点(2012-05-09 17:43:24)
3.《ネタバレ》 仮面ライダーを大真面目に見るタイプの自分としては、こんなふうな下らないギャグを途中に入れてくる演出にイラッとする。
片腕マシンガールで、この監督のセンスは嫌だと思ってはいたのだが、一旦挫折した中年ヒーローという設定にちょっと惹かれるものがあって、期待してみてしまったのだが…。そういう部分があまり深く描かれておらず、実際にはかなり簡単に、戦いに戻ってしまっていて…一言でいうと、「もっと真面目に作れ!」って事だろうか。
ところで、自分は本放送時に何回か見たはずなのだが、トランポリンで横向きに回転(側宙っていうのかな)していたのを見て、そればっかだなと思ったのを覚えている。エンディングに出てくる昔の映像を見ると、随分いろいろな部分をリメイクしたんだなと、思わされる。昔ハマった人には、分かるのかも。でも、薦めない。たぶんガッカリするだろうから。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 4点(2012-04-08 01:46:50)
2.《ネタバレ》 何かもったいない気がするんですよね。せっかくのリメイクを、何故わざわざこの監督独自のB級センスに合わせなければならないのか。そりゃ、元々のオリジナルがB級炸裂なシロモノであったのは間違いない訳ですが、その再現をするだけでなく(今日的なリニューアルなんて一部のCGを除いて殆どされていません)、この監督ならば当然とばかりにエログロも盛り込んで、好事家専用の、対象がごくごく狭く閉じた映画にしてしまったような状態で。見ていて楽しかったりもするのですが、それは決して真正面から楽しめているのではなくて、何か負というかネガティブというか、それを楽しめている自分を自嘲的に笑うような状態。作る方も見る方もそれでいいんか?とは思います。板尾さんは例によって薄~い演技しかしませんが、それはうらぶれた中年という設定に合っているものの、やっぱりそれでいいんか?と。まあ、もっとも私がこの映画に抱いた不満の大部分は、女サイボーグ、女悪役軍団、巨大化女子高生なんて美味しいネタに対してこの程度のダッサいやっすい味付けしか出来ない事に対する憤り、って感じですかねぇ。もったいない。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 5点(2011-11-13 21:54:43)(良:1票)
1.オリジナルは多少知っている程度で特撮モノはだいぶ長い間見てないですね。この作品の噂は知っていて、今さら『電人ザボーガー』ってどうなんだろう、と思ってましたが、知り合いから前売り券を貰ったので観に行きました。 OPのシグマとミスボーグの暴れっぷりからタイトルバックと主題歌、最初のバトルへの流れからして昭和特撮らしい熱さが全開で素晴らしい!特撮を見て育ってきた日本男児なら、この初っ端でニヤニヤしっぱなしでしょう。抜群の音楽、主題歌と止め画のカット割りがマッチしていてテンション上がりましたよ。主題歌、挿入歌はオリジナルのカヴァーですが、やっぱ昭和のアニメや特撮の曲は燃えるモンがありますね(良い場面でオリジナルもかかります)。 全体の3/5はあったような青年期が特に良かったです。青年期の大門を演じた古原靖久はゴルフの石川遼クン似ながら、「電ッ人ッ!ザボ~ガ~ッ!ゴ~ッ!」という熱血な掛け声や無駄に力が入ってる熱い口調、見得の切り方、アクションが様になってて「良いねぇ(笑)」と思ってたら『炎神戦隊ゴーオンジャー』という戦隊モノに出演してたそうでなるほどな、と。熟年期の大門役の板尾はあまり好みな人じゃないので、なんで主演できるんだろう?、と思いつつ見てましたが「喪失と再生」がなんで、完全負け組の枯れた役をやるにまぁアリなのかなとも思ったり。でもダウンタウン系の番組でコントをしている板尾に見えてしまうんだよなぁ。難点を上げれば監督の好みらしきグロとギャグがちょっと観る人を選びそうかな。まぁそれを引いてもオリジナルへの愛に満ち溢れている作品ですね。エンドロールも絶対に見るべし。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 8点(2011-11-01 22:31:15)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
416.67%
516.67%
6426.67%
7533.33%
8426.67%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 9.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review2人
5 感泣評価 7.50点 Review2人
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