127.《ネタバレ》 武藤さんが活躍し過ぎで、主役が霞んでしまいました。前半がドラマパート、後半が戦闘パート。ドラマパートは、ゴジラの祖国である日本に対するリスペクトに溢れていて楽しめました。外国人が撮影する日本の、肌触りの違いが面白いです。ドラマ自体は実にありきたりで、深みが感じられませんでした。戦闘パートは、最初、暗くてよくわかりませんでした。戦闘シーンの大半が夜中で、光量が絞られていて、昼間、光が入る部屋で鑑賞すると、ほとんど判別できません。夜中、照明を消した状態で見直したら、なるほど、よくわかりました。「絶対に昼間には見ないでください。」と注意書きしておいて欲しいですね!で、MUTOの話になりますが、重量感、硬質感、速度感、スケール感からくる非生物感が凄くて、ダイナミックではあるのだけれど、リアルに感じませんでした。一方で、子作りをして子孫を残したいだけのただの小市民であることが判明し(ちょっと「エイリアン2」の既視感あり)、倒すのはかわいそうに思えてしまいました。後味があまりよくないのですよね。正直なんでゴジラがちょっかいを出したのかがよくわからないのです。随分と人間に都合の言い終わり方だと感じてしまいました。ゴジラの造形は、いままでのものよりズングリしていて、ヒグマを感じさせます。特に咆哮時の顔の動きが獣を感じさせるものでした。個人的にはゴジラに対しては生物的なリアルさを求めていないので、あまり好みではないですが、バリエーションとしてはありかなと思います。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 4点(2023-03-11 13:22:43) |
126.《ネタバレ》 冒頭はワクワクしてましたが、「これいらないんじゃ」と思うような人間ドラマ?の前置きが長すぎます。 主人公が電車内で両親とはぐれた子供を保護しますが、この後にも先にも全然ストーリーに絡まないので最初からカットでいいんじゃ……、と思ってしまった謎エピソード。 やっと怪獣らしきモノが出てきて「お、ゴジラきた?」と思ったら、ムートーとかいうバッタなのかコウモリなのかよくわからない怪獣でテンション下がり。 この辺りからずっと画面が暗くて何が何やらわからない状況が続きます。 TVの明るさMAXにしてもわからなかった。 そのうちムートーが2匹になって、終盤にいつの間にやらフラっとゴジラ登場。 せっかく真打ちのゴジラが登場したというのに画面暗いし、盛り上がりに欠ける。 んで、画面暗い中ゴジラがムートー2匹やっつけて、ゴジラばんざいで見送る登場人物たち。 うーん、あちらのゴジラは口から吐く青いブレスは、放射能がやばいって設定ないのかしら? 青いブレスを浴びたムートーの死骸や街も放射能汚染がやばいハズだよな~、とつまらないことを気にしてしまった。 電磁パルス攻撃を受けて軍の機器が使用不能になりますが、そのEMPはムートーが原因なのか、ゴジラが原因なのかもよくわからないし。 そもそも軍が使う機器ってEMP対策してるものじゃなかったっけ、とかとか。 ムートーがちゃっかり核兵器を強奪していく理由もわからんし、核持ったままムートーはゴジラと格闘してるし、よく爆発しなかったなー、とか思った。 本編よりも他に気になってしまうところが多すぎて、純粋に楽しめなかった残念な映画でした。 【みけら】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2022-09-27 23:06:43) |
125.《ネタバレ》 ゴジラファンからするとリブートと言っても別物。 1998版のアメリカゴジラもそうでしたが…海外版で作るものではないとおもいますね。 原子力や日本人俳優も絡めて基本は尊重されてますが、わざわざゴジラでなくてもいいんじゃない?が本音。 ゴジラの良さが全く出てないですからね。ムートーに対して人類とコミュニケーションも取れていないゴジラをぶつけるとか話が無理矢理すぎ。確かに神的な存在であるが、救世主ではありません。 人類ご都合主義で進む展開に違和感しかない。 |
124.《ネタバレ》 壮大な悪夢を見ているような映像はたしかに凄かったのですが、いったい何が起こってるのかほとんど理解不能でした。渡辺謙が「ゴジラは《調和》の怪獣だから殺さないでくれ」と言い出したときは「おいおいおい…」とツッコまずにはいられない。調和もなにも、ゴジラが2、3歩あるくだけで世界が滅びそうなんですけど…。(ラストサムライが「武士道のためなら村人を犠牲にしてでも戦う」と言い始めたときにも「おいおいおい…」と思いましたけどね。それと同じくらい意味不明な妄言だったと思います) アメリカ人ってのは、日本人が意味不明なことを言うと「なんかスゲーッ!」って感じるのかしら? ラストシーンでは、ゴジラが米国民たちの喝采を受けながら海に去っていきました。まるで西部劇に出てくるさすらいのガンマンみたいに。はたしてゴジラにとっての《調和》とは、生態系を守ることだったのでしょうか? それとも、人間社会を守ることだったのでしょうか? 善玉生物を利用して悪玉生物を駆逐するという発想は、きわめて人間的な価値観にもとづくものです。それは《調和》というよりも、人間が生存するための《戦略》ですよね。わざわざ僧侶みたいな日本人を登場させて禅問答をしなくても、アメリカの軍人に「ゴジラを利用してムートーを倒そうぜ」と主張させれば済む話だったと思う。 ちなみに、この映画は、初代ゴジラにも最大限のリスペクトを払ったらしいけど、「米ソの水爆実験は怪獣を殺すためのものだった」という話が出てきたときにも、やっぱり「ん??」ってなりました。初代ゴジラの視点が捻じ曲げられているし、現実の核実験をフィクションのなかで正当化するのはいかがなものでしょうか? 映像的には8点ぐらいつけたいけど、あまりにもワケが分からないので6点。 【まいか】さん [地上波(字幕)] 6点(2020-06-22 18:46:46) |
123.ゴジラに特別思い入れがあるわけではないが、なんとなく懐かしい気分に浸れたので自分にとってはまあまあのリブートだった。やっぱりゴジラは他の怪獣と戦わなきゃね。一方、家族の物語は尺稼ぎといったところ。ブライアン・クランストンのような名優の起用が逆に勿体なさに繋がってしまった。続編はもうちょっと評価が高いようなのでそちらに期待。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-04 15:34:37) |
122.《ネタバレ》 ゴジラ対キングギドラ?が封切られるので、復習。 サリー・ホーキンス出てたんだ! とか、 エリザベス・オルセンだったのか! とか、今見ると、ジュリエット・ビノシュ以外も豪華キャスト。 虫酸が走るのは、ムトーが核弾頭?を口移しするシーン。 いや、それは気持ち悪い。これは徹底的にやっつけるしかない。 で、口開かせて放射能攻撃。 痛快。 豪快なゴジラ。 これなら、ヤンキースファンも納得のゴジラだったんじゃないかな。 |
121.映画館で観るにはちょうどいい、娯楽作品..可もなく不可もなくっていう内容..日本人としては、前作ハリウッド版とは明らかに違う、直立二足歩行のフォルムに戻ったことだけが、唯一の救い(顔は違うけどね).. 【コナンが一番】さん [地上波(吹替)] 5点(2018-04-08 09:29:11) |
120.《ネタバレ》 久々に鑑賞。やはりこの映画は『平成ガメラ』と『未知との遭遇』Remixに見える。 原発事故の裏にある謎を追うあまり孤立し疎外されるジョー・ブロディのキャラは、もろUFOの謎にとり憑かれて孤立する『未知との遭遇』のロイ・ニアリーで、そう思って見ると同じ描写だらけだと気付く。立入り禁止区域に侵入し汚染がないとマスクを脱ぐ。政府機関に尋問され自説を否定されるが一人の学者(渡辺謙=フランソワ・トリフォー)だけが理解者となる。 主人公フォードの息子撮り方もバリー少年のそれと同じでクライマックスの後に母と再会するシーンもまんま。砂漠に船=ジャングルに潜水艦。等々きりがない。 怪獣関連は、ほとんど『平成ガメラ』。コジラの設定からして地球の守護者のようで、ラストでゴジラを見る人類のまなざしは完全にレギオン襲来やイリス覚醒と同じ。ムートーの設定も空飛ぶ脅威ギャオス、電波系レギオン、光る魔物イリスの特徴をミックスしたもの。 ゴールデンゲートブリッジのスクールバスはドナー版『スーパーマン』のオマージュだろうが、子供達を(偶然だが)守ったようにも見えるという絶妙な演出は樋口真嗣監督が『イリス覚醒』の渋谷シーンで少年を守ったように見える演出のトレースだろう。他にも船上から海中の巨大怪獣を見るカットなど ビジュアルの引用はまだまだ沢山。 だからと言ってギャレス・エドワーズ監督を批判する訳ではない。 よく日本の優れた怪獣映画に学び、それを実践して全体を手堅くまとめ上げ、レジェンダリー版ゴジラを怪獣映画の王道として確立させたと評価している。次作、次々作が楽しみで仕方がない! 【墨石亜乱】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2018-01-24 03:29:05) (良:1票) |
119.《ネタバレ》 コジラって正義の味方だったんですね。すっかり忘れていました。しかし人類のために戦うことに、どんなメリットを見出しているのでしょうか。 それにしても、他の方も指摘しているとおり、とにかく後半は画面が暗くて何が何だかわかりません。一瞬、テレビが壊れたのかと思ったほどです。察するに、ケンワタナベとか、ブライアン・クランストンとか、ジュリエット・ビノシュとか、どうでもいい役どころにムダに高額な役者を使い過ぎて予算が足りなくなったんじゃないでしょうか。暗がりで戦わせれば街並みも背景も大量のエキストラもいらんと。 結局、ゴジラの断片がところどころでゲスト出演することを除けば、例によって家族愛を高らかに謳い上げた何のヒネリもないド定番パニック映画でした。よくもまあ飽きもせず。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2017-11-19 01:45:39) |
118.《ネタバレ》 導入部は「あれ?意外と悪くない?」などと思っていましたが、父親が退場してから急速につまらなくなりました。というか、前半の親子二代のああだこうだが、後半に全然つながってないじゃん。あと、ゴジラがことごとく登場した瞬間に出番を切られるとか、暗すぎて何をしているのかさっぱり分からないとかいうのは他の方に同感ですが、それに加えて、カットごとで周囲との大きさ比が全然違っているのも気になりました。ジュリエット・ビノシュの動員という功績に4点。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-11-09 03:06:35) |
|
117.98年のエメリッヒ版よりは格段にいいと思います。 いろいろツッコミどころはあるが、オリジナルへのレスペクトも感じられる。 良心的だなと思ったのは、アメリカが投下した原爆は間違ってたという前提で撮っていること。 この公平な視点は監督がイギリス人だからか・・・・・・ 【ひろみつ】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-10-22 19:34:58) |
116.《ネタバレ》 「暗くてよくわからん!」これが第一印象でしょうか。 でも、日本のこれまでの正義の味方ゴジラシリーズと比較した場合、それらの流れを踏襲しつつも、さすがハリウッドと言っていいなかなかの出来になっていると思います。 シン・ゴジラと比較した場合どうか。超強力核ミサイルで木っ端みじんといういかにもアメリカさんらしい解決策を試みるのですが、こんな作戦が海軍提督(ハリウッド映画のほとんどの場合は大統領が登場するわけですが。。。)の判断でポンっと決まってしまうかのような描写。この結論に至るまでにどれだけの人が関わり、どれだけの手続きを経なければならないのか、或いは逆に、そんなことをしていて緊急時に対処できるのか、といったところに、シンを観る前なら思い至らなかったでしょう。そして、シンでもやはりアメリカさんは核ミサイルで解決しようとするのですが、「この状況であればアメリカはそうするだろう」と納得させられてしまうだけの説得力がある緻密な設定とシナリオ。そもそものゴジラという存在へのアプローチの仕方(決して正義の味方ではない)。 どこをとっても、私としてはシンには遠く及ばないという感想を持つと同時に、「シン」の意味をより一層理解できた気がしました。 【マー君】さん [DVD(吹替)] 6点(2016-09-23 12:48:58) |
115.《ネタバレ》 エメリッヒ版は未見だが、それと比べればオマージュは感じられる。 が、構成はやっぱり地球の守護神ゴジラが敵の怪獣を倒しに行くという、往年のシリーズらしい範囲内で終わっていく。 そこに至るまでがちょっと退屈で、溜めに溜めてこれではどうしても物足りなさを感じてしまう。 核の向き合い方にしても、もう少し踏み込んで欲しかったと思わざるを得ない。 |
★114.《ネタバレ》 ハリウッド版『ゴジラ』というよりは、ロボットの出ない『パシフィック・リム』な印象です。予想通り怪獣の質感がリアル過ぎて、和製怪獣映画特有の侘び寂びはありません。もっとも『ゴジラ』ブランドに郷愁を感じていない私のような一般客からしてみれば、全く問題ありません。これだけのスペクタクル映像を頂戴できれば充分に御の字です。人間の力が全く及ばぬ結末のつけ方は非常に好みです。 【目隠シスト】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-08-10 22:51:11) |
113.《ネタバレ》 以前のハリウッド版とは違い、オリジナルゴジラと日本へのリスペクトが感じられる本作。しかしズバリ言って渡辺謙の無駄遣いというか。(形見の時計のシーンは抑えた演出でちょっとジーンとしましたが…)いやあ、それにしても今回のゴジラはマッチョでしたね~(笑)顔も強面だし、なんだか東映ヤクザ映画みたいな匂いまでもカンジました。特に最後のムトーの倒し方は最高!(生首ぶら下げて勝ち誇る様もイカす!) そして今回強く感じたことは…パラシュート降下中に見るゴジラのシーンを筆頭に、何度も繰り返される煙の中にスローモーション気味に見え隠れする幻想的なシーンに一種の“厳かさ”を感じました。まさに“ゴジラ神話”とでもいいましょうか(個人的には『マッドマックス2』でのオープニングとエンディングのマックスを連想しました) ところで… 街中に現れた2体の怪獣が雄と雌で、街中で出会って「繁殖するんだわ!」ってそれ『大日本人』の“匂うの獣”!?するとゴジラの立ち位置は…ああ、だから今回のゴジラはムキムキマッチョだったんですね!(違) 【幻覚@蛇プニョ】さん [地上波(吹替)] 8点(2016-07-30 13:30:08) |
112.いろいろひっかかったり、首をひねりたくなるシーンもあったけれど、観終わった感想はただただ、「アメリカの皆さん、日本のキャラクターをここまで愛してくれてありがとう」 という一言のみ。日米にとっては腫れ物に触るような核やら放射能やらのイメージを、平気でしょって歩くゴジラが、なぜこれほどまでに世界で受け入れられるのだろう? 【tony】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-07-30 00:54:50) |
111.《ネタバレ》 ハリウッド版のゴジラが公開される!と聞いた時、マグロばっかり食ってるやつを思い出したのですが、今回はきちんとゴジラでした。 日本で原発事故が発生し、長年の封印されていたところにはなんと怪獣が!…と夢あふれるスタートだったのですが、そこにいたのがなんとゴジラではない!? 実は鑑賞前に情報をなるべく仕入れずに行くのですが、ムート―が出てきた時には正直驚きました(いい意味で) 今回は人間vsゴジラだと思っていたのでまさかの敵怪獣出現に興奮。ただ、よかったのはここまで。 そこから長い。とにかく長い。 まずゴジラが全然出てこない。スポットはどちらかと言うと軍人中心。 んで、やっとゴジラ出てきた!と思ったらダイジェストで戦闘シーンカット。フザケンナ!!! その軍人たちの作戦も何か微妙。 まあ、電子機器がぶっ壊されるから鉄道やら人力やらでなんとかするしかないのは分かるんですが、雑というかなんというか。 結局核に頼っちゃうところがアメリカだよなぁ…。 もっとゴジラを見せて欲しかった。 せっかくの怪獣バトルも暗すぎて何が起きてるかよく分からなかったし。 それでも、シン・ゴジラが制作されるキッカケ(かは定かではないけど)になった点はありがとう、と言わざるを得ない。 【HIGE】さん [映画館(字幕)] 6点(2016-07-13 11:33:16) |
110.《ネタバレ》 怪獣映画なんだから、パシフィック・リムみたいに、ゴジラが猛烈に暴れているのを見せろよ!! 変な寸止め演出なんかするな!!こんなんで評価が高まるとでも思ったのだろうか。フラストレーション溜まって、後味悪し。ダメだ、この監督。 |
109.《ネタバレ》 前作より10年,ハリウッドで作成された新作ゴジラ.日本の架空の都市で原発が事故で崩壊し、原発の科学者である主人公 の母親が死ぬ。主人公とその父親は事故の原因を調べるため,封鎖された原発に15年後に侵入すると,そこには放射能を吸収する怪獣ムトーが巣くっていた… 今回,ゴジラや敵の怪獣ムトーは全てCG.CGゴジラの咆哮や放射能火炎はかなり迫力あり.ムトーとの怪獣バトルも迫力はあるが,肝心のところでモニター 画像に切り替わったりしてバトルの迫力は今一. ムトーはギャオスに似たキャラクター(オスとメスの二匹出て来て,オスは飛行しメスは卵を出産する),雰囲気的には平成ガメラの「ガメラ対ギャオス」に似ている.これはこの映画に限った事では無いが,ハリウッドのこの手の映画はCGに頼りすぎてわざとらしい映像が目立つ(間一髪で飛んでくる車を避ける等).そういうのは個人的にはもう飽きて白けるのだが… 又,冒頭の原発崩壊のシーンと、後で出てくるムトー出現により発生した津波により崩壊する街の映像は3.11を思い出してぞっとする迫力がある. 米国版らしく核の批判は全く見られない.割と躊躇無くサフランシスコ沖で広島級原爆の数十倍の威力のメガトン級水爆を爆発させる.一応日本人の芹沢博士は 止めるのだが.ゴジラ(1984)でも核を使うかどうか悩む場面があったと思うが,それに比べるとあっさりと使っちゃうね (^^; ゴジラ映画の欠かせないもう1つの主役である自衛隊は,今回は米国版と言う事で米軍海兵隊に チェンジ.基本的にはステレオタイプな描写で行け行けGOGO!である.水爆を数人で物干し竿にぶら下げて運ぶ場面は笑える (^^; ムトー相手に勇敢に立ち向かうが,武器が通常のライフル銃や機関銃なので全く効果は無いだろう.次回作では是非,対怪獣作戦を練ったり,対怪獣兵器を開発して立ち 向かって欲しい物だ. 冒頭に主人公の母親役で,レオス・カラックスの映画で有名になったジュリエット・ビノシュが出演.個人的にはお気に入りの女優なのだが,何故この映画に出 ているのか…?結構激しいフレンチ・キスを見せてくれるが,もうちょっと若い時に見たかった… 米国製映画では常連の渡辺謙演じる芹沢猪四郎博士(!)も一応最初から最後迄出演しているが,あまり役に立っていない.まあ,ただ日本の立場寄りの発言はしてくれる.次回作では是非,眼帯を付けて出演して欲しい所だ. 映像的な迫力はあるが,ストーリーが今一.次回作に期待! 【ahiru3】さん [映画館(吹替)] 6点(2016-03-28 21:09:34) |
108.《ネタバレ》 フランスの大女優ジュリエット・ビノシュがゴジラ映画に出演!!びっくりしましたけどまさかあんなチョイ役だったとは、これもまたサプライズでした。可哀想に出演シーンをカットされてしまった宝田明みたいにゴジラ映画では思い入れや縁がある俳優が特別出演することが間々ありますけど、ジュリエット・ビノシュがゴジラファンだとは到底考えられないし、なんで出演したのかは謎が深まるばかりです(笑)。 このギャレス・エドワーズ版ゴジラは、さすがにエメリッヒ版よりはマシですけどまあそれ以上でも以下でもないというところでしょうか。とにかく致命的なところはゴジラが脇役でしかないということに尽きるでしょう。敵役のムートーなる代物もわたしの眼ではギャオスのパクリとしか見えませんでした。そしてメッチャ腹が煮えくりかえったのは、あのまったく何が起こっているのか判らない真っ暗な画面!最近この手の何が映ってるのか判らない夜間映像の映画が目立ちますけど、これほど酷いのは初めての様な気がします。それも怪獣が暴れている大きな視点のシーンですから、余計にフラストレーションが溜まりました。でもスピルバーグの様な巨匠が撮った映画では、たとえ夜間シーンでもこういう現象が起こらないというのはどういうわけでしょうか。最近は技術の進歩で昔よりも手軽に暗闇のシーンを撮れるようになりましたが、考えるにこれは撮影監督の能力、ひいては映画監督自体の力量が未熟だということに尽きるでしょう。ほんとこれなら、昔みたいにレンズにフィルターを被せる“アメリカの夜”方式がよっぽどマシなんじゃないかと思います。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-01-04 22:12:54) (良:2票) |