121.《ネタバレ》 終始面白いエンターテイメントアクション映画なのに、観た人にも様々な事を考えさせる
というのはレベル高いと思います。密売人がまるで007ばりに不死身でも(最後以外)OK!!
ディカプリオさんは一々会話の後に「~、ハ?」を付け過ぎでガラの悪い人の話し方のつもりでしょうが、不自然でした。天才役者だからもちょっと頑張ってね。
家族と引き裂かれる正直で純粋なお父さんが代表する途上国民
金に目が眩んでもっともっと、と搾取する大企業
そして何も考えず世の中に流される大部分の大衆。
記者の女性に「書いた記事を読んで、もっと人々が私達を助けに来ますよね?」と聞くお父さん、「多分、それはないわ。」と言い切る記者。
や
「おお、おそろしや、この地に石油なんて湧いてしまったらもっと恐ろしい事になるわい。」と嘆く村の老人。
など結構心に残る場面ありました。
世界の多国籍大企業の殆どは貧乏人(国)の搾取なしには実現不可能だったでしょうから、もっと世の中の人が事実を知ろうとして違った世界にいつかなるといいですよね。
金=力なので覆い隠されているのは当たり前なんですから、受身では無理だ。
他者と比べる事で幸せを感じる事を煽られて、飲まれてしまわない価値観を築かないといけません。
この映画では、形のない物が形のある物よりどれだけ大切かというのを示してますが
目の前に大金積まれて動揺しない人なんて少数です。
ああ、私も色々考えてしまった。答えは見つからないけど、考える事は良い事だと思います。リーダーや政治家が世の中を作ってるんではありません。私達、一般人が社会を作ってるんですものね。一人一人が変れば世は必ず変わると思います。
アーチャーが死ぬ時、ダイヤを布から出して笑い出しますよね。
あそこで、実はダイヤじゃなかったただの石じゃん!ってなるかと思った程
ただの石って感じでした。こんなので殺し合いって、って。
ダイヤって、一番硬いから色んな使い道がある。
メタルですが、銀は凄い雑菌殺傷力がある。銀入りバンソコのすごい事!
金はレディエーションカット力が凄いので、宇宙服などにも使われる。
世の中のアクセになった金も集めて大きな鋳型を作れば、世界中の使用済みの困った
原子力発電所を覆って守る事が出来るそうです。
人類一人ひとり、早急に本当の幸せの形を見つけないと、地球上はヤバい時期に来てますよね。