382.《ネタバレ》 豚が格好良いのではなく、登場人物皆が格好良い。肩の力が抜け、物語を俯瞰して眺めることが出来るようになり初めて解る紅の豚の良さ。初見の中学生のときは退屈で最後まで見るのも辛かった。そのときにはこれほど好きになれるとは思いませんでした。年齢を経るごとにじわじわと良さが解ってくる文句なしの名作です。 【kirie】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-05-21 00:03:16) (良:1票) |
381.《ネタバレ》 「大人向け」「男のロマン」…自分にとっては「くだらない」が一番ピンと来る。なんかドタバタしてて展開もベタ?もっとスマートなストーリーだと、豚がカッコよく思えたのかも知れないけれど…ちょっと最後まで豚が好きになれなかった。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-05-20 22:18:43) |
【akila】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-05-20 20:46:42) |
379.《ネタバレ》 この映画をはじめてみたのは、20歳の時でした。 その時の感想は、「バカが空中戦をやっている映画」というキャッチコピーを受けて、「バカが海の中で殴り合っている映画」というような印象が強かったように憶えています それからの20年間の中で、部類の飛行機好きな私は何度もこの映画を見て、次第にこの作品の登場人物の経緯を非常に少ないセリフと描写で説明していることに気づきます ポルコは少年時代センセーショナルに登場した空飛ぶ機械に憧れ、冒険旅行家になるべく17歳の時に初飛行までこぎつける、が、飛行機は戦争の道具としてしか用いられることがなく、フェラーリンのようにはなれなかったので、自営正義の味方という豚になる魔法を思いつく 一方、幼馴染のジーナは歌を歌うことが生きがいな少女で、その純粋で少年の心を忘れられない、マルコをずっと想い続けていたが、待ちきれず何度も結婚してしまう 飛行艇を修理した帰りのホテルアドリアーノの庭とアクロバット飛行で、鮮明に描写かれており、大人になったつもりでいるマルコとジーナの心を純粋な時代の記憶でいっぱいにします (私はそのシーンでいつも泣いてしまうのですが・・・) 宮崎監督の照れ隠しなのか、現代風のドラマチックなラストを避けたところに、なにか監督の本当の優しさも感じます、もちろん宮崎作品ではコミック版のナウシカと優劣をつけがたいほどの堂々1番な作品で、公開当時の変なキャッチコピー群がマイナス評価です(特にプロデューサーのは予告編などは劣悪でした)、もうひとつのマイナス評価は雲の平原の所での蛇足です もし、この作品がなかったとしたら、私は少なくとも宮崎監督のことをちょっと違って見ていたと思います 他の宮崎劇場作品では決して見ることのできない普通の人間としての人生の難しさや優しさを(金貨半分くれてやる--フェラーリンの道案内,etc.)繰り返し見ることによって(...)味わうことができます... そしてこの映画が飛行艇による空中戦の映画などではなく奥ゆかしい人たちの恋愛映画であることを発見します 【psw】さん [映画館(邦画)] 9点(2012-05-15 19:53:19) |
378.2012.04/17 鑑賞。アニメなのに見終わった時にはその感、無く一般映画を観た感じ。すぐに映画の世界に入り込む。アニメ作品では初めての経験。 森山周一郎 のポルコ・ロッソ、声が渋いの一言追加。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-05-07 19:02:04) |
377.初めて観た時はイマイチだったけど、歳を重ね何度か観ると味が出る大人向けジブリ。渋い豚。渋すぎる。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-04-22 04:25:59) |
376.大人になって、この作品がわかる様になった、、と、多く語られている。 公開当時、もう大人だったんで、充分にこの作品を味わっていたつもりだったんだが。。 じじぃになって、また観て‥…。。。。。 もう、参った。 …公開当時、既に”じじぃ”だったヒト達はこの映画(アニメなんて)知らないんだろうなぁ。 【GUSUTAV03】さん [地上波(邦画)] 9点(2012-04-07 06:28:43) |
375.《ネタバレ》 主人公の変身が、ストーリーの芯にはなってないですよね。人間界に愛想を尽かしたことは分かるけど、なぜ豚なのか。かっこよくなってしまうことへの照れなんでしょうな。でもこのダンディズムより少女フィオが出てきてからのほうが宮崎さんらしく感じられる。無骨な男どもが家来になっていくパターン。女たちだけの工場で木製の飛行機が作られていく、ってのは、考えてみれば宮崎さんのモチーフだらけなわけだ。見せ場としては町の水路から飛び立っていくところもいいが、やはりゆっくりと昇天していく友人たちの飛行機のシーン。亡霊飛行機たちが銀河のような流れを作って。「昇天」ってのも、『ラピュタ』のラストとか宮崎さんの重要なモチーフだった。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-02-24 10:13:39) |
374.前の方も書かれているように、人間だったら嫌味に見えるに違いない主人公を豚にしたアイデアに脱帽。魔法を解くという方向に話がいかないのも○。クライマックスの空戦は盛り上がりに欠けるけど、ラピュタ同様、空の高さ・広さ・青さが実に心地よいのでまあいいやと思えます。この頃までのジブリは本当に映画館で見る価値があったなあ。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-01-30 17:55:34) |
373.《ネタバレ》 主人公が人だったら痛い映画になっていたのに、豚にすることがジブリのすごさ。爽快です。 【うー】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-12-25 18:51:30) (良:1票) |
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372.《ネタバレ》 森山周一郎さんのお声はホントに素晴らしいですね! 声質ってルックスなんかよりよっぽど説得力があるんじゃないでしょうか? かわいい?豚さんでハードボイルド!!まさにアニメでしか為し得ない良さが滲み出た作品だと思います。 【ろにまさ】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2011-11-30 23:03:46) |
371.何とも渋いアニメ。 実写ならともかく、男のダンディズムをアニメで表現したところがすごい。 主人公が豚という設定が唯一のアニメらしい部分だけど、 決してドラマチックな展開があるというわけではないので、 小さなお子さんたちは途中であきてしまうかも。 森山周一郎はもう完璧。声の渋さ、重厚さ、その存在感に、さすがはプロの声優だと唸るばかり。 下手なテレビタレントなんか使わないで、こういう人たちをどんどん起用すればいいのに。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-07-17 04:59:18) |
【HRM36】さん [地上波(邦画)] 8点(2011-07-05 16:09:09) |
【アフロ】さん [地上波(邦画)] 7点(2011-06-03 01:06:59) |
368.《ネタバレ》 完全に嵌ってしまった。 戦間期の古き良き時代。 人と人との関係が大切にされていた懐かしい日々。 アジトのラジオ,ジーナと交わす白ワインの杯,ミラノに向かう列車, ポルコがピッコロで迎えた朝の景観,ポルコのメガネなしの顔がチラリと拝めます。 そして久石譲の音楽,・・・ すべてが反則ですよ。映画のおかげで,家の経済が破綻寸前になったのは初めてです。 冒頭のTemps des Cerises... Jack LantierのCDを買いました。 赤ワインとリンゴが私の友になりました。健康に良いです。長生きしますよ。きっと。 白の銘柄はわかったのですが,誰か赤の銘柄わかりますか? イタリアを訪れました。ミラノに向かい, 列車に乗って,アドリア海に抜けました。 DVDもCDも買いました。google検索でありとあらゆるサイトを訪れました。 たしかに「いい奴はみんな死ぬ」「いい奴は死んだ奴らさ」 だからこそ生きている奴も良い奴にならねばならないよね。 愛おしい日々。人々の間の絆がその鍵だ。 それにしても世界観というか,時空の罠に嵌ってしまって抜け出せません。 反則ですよ。 【Tonto】さん [DVD(邦画)] 10点(2011-02-07 23:50:25) (良:1票) |
【たこちゅう】さん [地上波(邦画)] 7点(2010-12-26 09:46:59) (良:1票) |
366.《ネタバレ》 空賊たちが好きすぎ。宮崎駿監督作品の悪役は魅力的すぎます。楽しそうで憧れる。 冒頭の誘拐するシーンで女の子に「仲間外れにしちゃあかわいそうだろうが~」っていいヤツらすぎでしょう。 しかし「飛べねえ豚は、ただに豚だ」も名言ですがフェラーリンが豚肉を見て「飛んだところで豚は豚だぜ」と返してくれるのもいいですねえ。キャラクターを愛してやまない傑作です。 【ヒナタカ】さん [レーザーディスク(邦画)] 9点(2010-12-05 00:35:38) |
365.《ネタバレ》 豚です。豚が飛行機を操縦しております。 【ジャッカルの目】さん [地上波(邦画)] 4点(2010-08-13 23:11:20) |
364.カッコ良い豚おじさんの話。昔、見たときよりは感動できました。大人になったのかな。 【山椒の実】さん [地上波(邦画)] 6点(2010-08-12 23:52:30) |
363.飛行船で海賊ならぬ“空賊”の世界を作り出した、独自の世界観は素晴らしい。 ただ、空賊たちのハイテンションについていけず。 大人な世界を醸しながら、この子供向けのハイテンションは、年齢層を広げる狙いかもしれないが、ややアンバランスな印象。 森山周一郎の声は、クサ過ぎて意外にも違和感を感じたが、あんなかわいいコにチュウされるなんて、実におっちゃんの夢を実現したファンタジーだ。 【にじばぶ】さん [地上波(邦画)] 6点(2010-07-08 03:57:01) |