バウンティフルへの旅のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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バウンティフルへの旅

[バウンティフルヘノタビ]
The Trip to Bountiful
1985年上映時間:106分
平均点:7.10 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(1987-04-17)
ドラマ戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-07-17)【Olias】さん
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監督ピーター・マスターソン
キャストジェラルディン・ペイジ(女優)
ジョン・ハード(男優)
レベッカ・デモーネイ(女優)
カーリン・グリン(女優)
リチャード・ブラッドフォード(男優)
ケヴィン・クーニー〔男優・1945年生〕(男優)
ピーター・マスターソン(男優)
原作ホートン・フート
脚本ホートン・フート
音楽J・A・C・レッドフォード
撮影フレッド・マーフィ
製作ホートン・フート
配給日本ヘラルド
美術ニール・スピサック(プロダクション・デザイン)
衣装ゲイリー・ジョーンズ[衣装]
録音トム・フライシュマン
字幕翻訳戸田奈津子
その他マイケル・ハウスマン〔製作〕(サンクス)
アン・ロス〔衣装〕(サンクス)
アラン・シャピロ(サンクス)
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【クチコミ・感想】

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20.《ネタバレ》 悪い映画ではないのだが、嫁から義母への言葉の槍がグサグサ刺さって見ているこっちが辛くなる。映画としての感想も渋くなろうと言うものだ。家出する気持ちはよくわかる。あれじゃあ幸せになれないよな。
ほとはらさん [インターネット(字幕)] 6点(2024-11-11 18:05:12)
19.《ネタバレ》 高齢の母親が居る立場の人は本作を平常心では観られないだろう。
寂しいけれど、ほんの僅か希望も感じさせる静かな秀作。 
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-08-08 15:05:19)
18.《ネタバレ》 郷愁を扱ったヒューマンドラマ。
お婆ちゃんが主演。
非常に優等生的な内容で、見ていて安心感はある。

お婆ちゃんの人生の思い出を、ひたすら聞かされるので、まるで老人の話し相手をしているような錯覚にとらわれた。
でも不思議と退屈はしない。
にじばぶさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-10 00:18:32)
17.《ネタバレ》 郷愁って彼女のように辛い気持ちが高まったり死が近づくにつれ大きくなるんだろうな。少しの安らぎ得、似たような気持ちを持つ息子の今を受け入れる気持ちに触発されて余生をたくましく歩もうとする彼女の姿に勇気をいただきました。
さわきさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-02 18:23:08)
16.《ネタバレ》 人間というのは、何歳になっても自分のアイデンティティーを確立したいのですね。バウンティフルへの旅は、自分が自分らしかった時代への郷愁。けれどもそこには誰もいなくなり、親友も亡くなってしまった。つまり自分の居場所はなくなってしまったわけです。そうなって初めて、新しい一歩を踏み出すことができました。実際、自分にとって価値あるものがすべてなくなるくらいでないと、新しくやり直すのは無理でしょうね。いわゆる「リセット」です。人生のリセットというと、どうもマイナスのイメージがありますが、ここではプラスに使われているのがいいですね。こんなおばあさんでも人生をやり直せるのなら、自分はまだまだこれからと思わせてくれるのも嬉しい。最後に嫁さんが、ちょっといい人だとわかるのもいい。この「ちょっと」というのが微妙で素敵です。レベッカ・デモーネイはきれいだし、緑の衣装もあざやかで印象に残っていますが、彼女がこのドラマでどのような役割を負っているのか、そこがよくわからなくて残念でした。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-15 21:57:46)
15.日常から、逃避したいと思う気持ちは同情する。目的と執念があれば周りも応援してくれるものですね。
ホットチョコレートさん [地上波(字幕)] 6点(2011-01-13 18:42:03)
14.心温まる作品、隠れた名作を見つけてしまったりしちゃうのだから、映画って面白いし、やめられない。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-04 12:09:00)
13.あ~ なるほど、気が済んだというより成長したと言うべきか。古き良きアメリカの雰囲気が心地良い秀作でありました。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-28 22:42:28)
12.おばあちゃんの小さな冒険。
☆Tiffany☆さん [地上波(字幕)] 5点(2008-12-20 16:45:34)
11.《ネタバレ》 何といっても、日常生活で起こりうる次元での「旅」「冒険」であるのが良い。わざとらしい大事件は何も起こらず、誰もがどこかで一度は体験したようなことの積み重ね。主人公も、回りくどいことを考えているわけではなく、純粋に一途に故郷を目指しているだけ。なのに(だからこそ)どきどきする。偶然出会うレベッカ・デモーネイも、もう少し何かあるかと思わせるところであっさりお別れ。この辺の引きの加減が心地よい。それらの集積は、朝の光の中でじっくりと撮られる朽廃した我が家で美しく結実する。見る側の心の奥にあるものを掘り起こし、共感を呼ぶ作品です。紛争の発端である息子の妻がうるさすぎるのが難点(特に導入部)。ここはもう少し抑えてほしかった。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-08 01:51:31)
10.ジェラルディン・ペイジって女優さんは、どうも自分が観るような種類の映画には出演されてなかったみたいで、結局はこの遺作が自分にとっては初見という形になってしまいました。はっきり言って地味で淡々としたロードムービーです。助演、主演含めオスカー八度目のノミネーションにして初の主演女優賞、そしてその翌年惜しくも心臓発作で亡くなられたという事実を知ってから改めてこの作品を観ると、この愛らしいおばあちゃんが地味な名女優ペイジと重なって感慨深いものがあると思います。人間性善説をもう一度信じたくなるようないい映画。もっとたくさんの方に観てもらいたいっす!
放浪紳士チャーリーさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-26 11:30:38)(良:1票)
9.高齢者が、なんとかいまはもう存在しない故郷へ帰り着こうという作品です。故郷はしっかりと記憶にあり、自分の故郷はバウンティフルだと堂々と名乗れる。しかし実際にその故郷は廃村になってしまっているという二重性。この揺らぎがいろいろと考えさせてくれました。旅にもいろいろあるでしょうが、「最後の帰省が最高の旅」なのかもしれませんね。こじんまりとしていますが、なかなかの作品だと思いました。ぜんぜん雰囲気は違うのですが、さだまさしの「水底の村」という作品を思い出しました。ばらばらになった人生の糸がかろうじてまた結ばれる。これって、いささか宗教的なことばになり気が引けるのですが、「浄土」の予兆といってよいような気がします。高齢化社会を迎えるこれからの日本。この手の記憶をめぐる作品が増えていくものと思われます。結構期待しています。
バッテリさん 7点(2004-08-31 21:49:36)
8.特別何か大きな出来事があるわけではないけれど、しみじみと味わい深い作品。気持ちの合わない嫁と息の詰まるような生活から抜け出して、懐かしいふるさとへの逃避行をする主人公の気持ちがとてもよくわかります。バスが動き出した時の笑顔がとても生き生きしていました。出会う人が親切な人ばかりで自分も旅行に出たくなりますね。ふるさとには住む人もなく荒れた土地が残るだけのものでしたが、また戻る元の生活にも前向きに生きていける何かを新たに得た様でほっとします。この頃はまだアカデミー賞の選考にも納得出来ます。
WEB職人さん 8点(2004-03-13 08:47:17)(良:1票)
7.息子の嫁とうまく行かない老女の故郷への旅を描く。ファースト・シーン(タイトル・バック)の非常に美しい映画である。若い人には退屈かも知れないが、最近同窓会づいている私のような年代には、老女の何気ない思い出話にもジーンと来るものがあったりして、とても共感が持てる。また、「ゆりかごを揺らす手」で怖いイメージのあったデモーネイがこんなにやさしく美しいとは。
きりひとさん 8点(2004-03-06 09:52:07)(良:1票)
6.バウンティフルへ着いた時の朝の光、ペイジの少女のようなときめきのしぐさ。静かな静かなバウンティフル、小鳥のさえずり。朽ちようとしている家。ジェシーへのキッス。素敵な映画でした。
彦馬さん 9点(2004-03-03 21:56:49)(良:1票)
5.淡々としていて何がおきるわけでもない、でもそれが、リアルにG・ペイジ演じるおばあさんの郷愁の念が感じられ、主題がはっきりしたと思います。そういう訳でロードムービー特有の自由獲得云々ではなく、おばあさんの成長を描いているように感じた。だからこそ、最後の普段なら口論の種になりそうな約束事も笑顔で受け入れたんだと思う。アカデミー主演女優のG・ペイジの名演と心温まる物語、なかなかの作品でした。
ゆたKINGさん 7点(2004-03-03 09:16:38)
4.《ネタバレ》 全体的に切ないのですが、ちょっとした爽やかさの残る作品でした。私は「長生きする」ってだけで、凄いと思うのですが、過去への思い・郷愁・現在の生活不安等の老人の葛藤というものがよく描かれていたと思います。主人公の老女は息子嫁とは合わず、窮屈な日々を過ごす中で、自分の古き良き過去が忘れられず、思い出の地に旅に出る。でも、昔の知人は死に、町もなくなってしまって、もうそこには誰もいない。落胆するが、息子も思い出を忘れておらず、今の生活にも満足していなかった事を知る。ただし、息子は懐古することなく、現実を受け入れ、今を生きようとしている。それを知り自分も息子のように生きようと決心する。嫁へのキスシーンがその決意を表していると感じた。
東京50km圏道路地図さん 7点(2004-03-02 13:44:11)
3.大好きな映画。G・ペイジをはじめとする出演者の演技が胸を締め付ける。故郷があり、それが消えてしまった人が観ると現実と重なり感動を覚える。ペイジのラストシーンの表情、言葉に何ともいえないものがる。8度目のノミネートでのオスカー受賞も当然と思った。
ヒエルスさん 10点(2003-03-14 16:09:47)
2.感銘を与える忘れがたい作品。メアリー・スチュアート・マスターソンの父が監督した作品です。ジェラルディン・ペイジ演じるスウィートなおばあちゃんぶりはさすが。「バウンティフルへ帰りたい」という彼女の気持ちが痛いほど伝わってきて、観ているこっちも道中ハラハラしどうしでした。それを取り巻く息子夫婦や、バスで知り合う女性たちなど、どれもうそ臭さが全く無くて、良いのです。心が洗われるような気持ちになったことを憶えています。
ノブさん 7点(2003-02-01 19:42:53)
1.老人もの?に弱い私には、泣ける作品でした。ストーリー自体は、主人公のおばあさんが思い出の土地へ帰るという、結構ありがちな話ですが、登場人物にいい意味でのリアリティがあるのです。旅の途中で出会う人々はわざとらしくなく、おばあさんを理解はするけれど、さほど深入りはしないし、息子と嫁の演技も、知り合いの夫婦を見ているような自然さがありました。
クロマスさん 7点(2002-12-16 12:58:09)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 7.10点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
515.00%
6525.00%
7840.00%
8420.00%
915.00%
1015.00%

【アカデミー賞 情報】

1985年 58回
主演女優賞ジェラルディン・ペイジ受賞 
脚色賞ホートン・フート候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1985年 43回
主演女優賞(ドラマ部門)ジェラルディン・ペイジ候補(ノミネート) 

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