65.《ネタバレ》 酷いやつらにズタボロにされた科学者の復讐劇。という設定だけだと、さも陰惨で暗~い映画のようですが、ときおり飛び出すC級なとんでも演出に笑わせられたり、妙なB級の空気感はニヤニヤしちゃいます。 そんでもって意外とアクションは派手なので、エンターテイメントとしては、ソツがないです。そのせいでこの映画はホラーなんだかSFなんだかアクションなんだかわけわかんないものになっていて、見るときは戸惑ったが、妙に印象深い映画として心に刻まれた気がします。顔をほいほい変えていく様は、フェイスオフやルパンやアンパンマンを彷彿とさせられました。 どっちがホンモノだ!てのを大真面目にやってくれたのでとてもおかしかったです。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-11-21 02:01:29) |
64.《ネタバレ》 意外と面白い。日本的なアメコミの主人公像っていうのは、非現実的な肉体能力を持って悪人を一方的に陵辱する、っていう感じだろうとおもうがこれはそういう感じではないのが良い。異星人だったり怪物だったりという主人公ばかりがアメコミというわけではないので、そう言う意味では特異というわけでもないのでは、とも思う。 普通の人が(実は漫画的非現実的な化学力をもってはいるが)陥れられ、肉体的にさらに弱くなりながらも頭脳的応戦をするというプロットに秀逸さを感じるが、いかんせん映像的な嘘くささがきちんとB級映画というところまで昇華できなかったのではないかと感じた。 実際は子供の頃観たとき、絵的な良さというのを感じることができなかったのが残念だったのは当時こういった話に興味が無く、紹介されてみるに至る段階で嘘くささを受け入れられず「なんだか面白くなさそうだ」というバイアスが掛かってしまっていたためだろうと思う。 着眼点が現代的でストーリー的にツボを押さえているため、これそのものをもう一度みたいとは思わないにしろ、万が一サムライミ自身によるシリアス系リメイクをされることがあれば是非観てみたい気がする。 【黒猫クック】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2009-05-31 01:22:44) |
63.《ネタバレ》 「ピンクの象をくれ!ムッキー!!!(ぐるぐるぐるぐる~怒りで噴火)指ぽきっ」とか「排水溝をじっとみていろんなことを思い出す感じでぐるぐるぐる」っていうところが印象的です。18年前ってこんなに安っぽい映像処理しか出来なかったかなあ。なんか大林監督の「house」のような妙な感じがあります。。。リーアム・ニーソンの大男っぷりに1点+ 【蝉丸】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-10-13 21:05:12) |
62.うーん。これがアニメなら許せてしまうんでしょうが、実写だとどうしてもツッコミを入れたくなってしまいます。それでもダークマンの誕生まではテンポがよく、ある程度楽しめましたが、ちょっと後半ズルズル気味でした。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-16 19:47:39) |
★61.《ネタバレ》 悪の組織に殺されかけて、痛みを感じぬ体を手に入れた。しかし腕力は常人なみで、変身に時間制限はあるけれど、そんな時には頭脳で応戦。ピンクの象さんが大好きで、少し短気な所もあるけれど、愛する女にゃめっぽう弱い。観た人からはちょっとした笑いをいただき、愛した女に別れを告げ、今日も人ごみに紛れ込む。その男の名は、闇のヒーローダークマン。かっこよすぎです。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-27 17:22:46) |
60.《ネタバレ》 ダークマンねぇ・・ フーん ダークマンねえ・・・ 【3737】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-08-29 21:50:02) (笑:1票) |
59.観たのはだいぶ前ですが、面白かったです。スパイダーマンはまだですが、観たくなってきました。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-25 18:11:47) |
58.《ネタバレ》 なぜ彼の作品にはいつもブルース・キャンベルが出ているのだろうか?? そりゃ「スパイダーマン」のほうが有名だし人気があるのはわかる。 なんといっても主役。トビーマグワイアとリーアム・ニーソンでは・・ でもストーリー的にはこちらのほうが優秀だと思う。 この独特の暗さ、ホラーSFには欠かせない。 これぞサム・ライミ。私は飽きもせず変わらない手法を使う監督が好き。 手術シーン、えぐい描写、ホラーなのに受けようとするコミカルさ。 そしてラストのかっこいいけど寒いセリフ落ち。 どれをとってもサム・ライミ。 スパイダーマンであることを誰にもしゃべってはいけない。 ダークマンであることももちろんね! 限られた人間の独特な救われない暗さにまだ、恨み執念まで加え、 さらに不思議なこっけいさが哀しい。 スピルバーグと並んで好きだなぁライミのホラーは。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-07 07:49:12) |
57.ピンクの象でキレる主人公が笑えました。あとは高層ビルでのアクション・シーンは本当に高さを感じました。さすがサム・ライミという作品です。 【ジム】さん 6点(2005-03-29 20:25:07) |
56.《ネタバレ》 ヒーローものと言えばそうとも取れるが、そこはサム・ライミ、まっとうなヒーロー像では終わるはずもなく、全編に漂う文字通りの“ダークさ”が身に染みる。それは映像的な暗さというよりも、人間の精神的な闇であると思う。ラスト、結局失ったものはもう取り戻せないで去っていく主人公の姿が印象的だ。随所に見られるセンスの良いB級演出にもサム・ライミらしさが出ていて楽しめた。 【鉄腕麗人】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-02-07 15:30:42) |
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55.自分がこれを始めて観たのは恐らく小学生の頃だったと思います。ウチの父が結構好きで何回か一緒に観ていた覚えがあります。そして先日このビデオをみかけて一気にその頃の思い出が蘇りました。パッケージの裏を見ただけで「あ!これだ!」とわかりました。そして懐かしさの余りつい手に取りすぐに家で観ました。結果・・・最高でした。もちろんそれは゛懐かしさ゛と言う点でです。作品としても十分楽しめましたが、若干の非現実なところと、演出の2点で自分の中では合わなかった。あと最後のヘリでのアクションシーンは何故か過去の記憶が全くない。前半の博士が死に掛けるところ辺りは恐ろしく鮮明に覚えていたというのに・・・謎だ! 【フージー】さん 8点(2005-01-25 23:17:05) |
54.《ネタバレ》 これ、タイトルの印象や、ライミ監督で「スパイダーマン」のレビューでこの映画がよく出てきて比較されていたので、てっきりそれみたいなアメコミヒーロー物なのかと思っていたけど、そうじゃなくて、純粋!?な復習劇アクション映画だと思った。アメコミっぽい雰囲気はあるけど。凶暴になって復讐に燃える主人公は、1作目のスパイダーマンの敵キャラとどこか似てる気がした。関係ない人を傷つけないで、自分を見失わず人間の心を無くさないでいるところが違っているけど、ダークマンも、あとちょっと一線を越えてしまうと悪になりうるキャラという感じ。でも、凶暴性がましたといってもあくまで普通の人間なので、自分の姿が醜いために、最後にヒロインと別れて世間からも自分の姿を隠し、自ら「ダークマンと呼んでくれ」なんて言うのはすごく切なくて哀れだった。一方で、キツツキのおもちゃの起爆スイッチや、爆発で主人公が吹っ飛ぶところや、像のぬいぐるみがもらえなくて怒るところ(でも怒るのは正しいと思う)などB級っぽいところはおかしくて笑えた。 |
53.サム・ライミは現代のハワード・ホークスかとすら思ってしまう。とまで言ったら褒めすぎだろうか。『スパイダーマン』シリーズのエッセンスがここに既に凝縮されている。しかしフランシス・マクドーマンドはどう転んでもヒロインになるべき女優ではないと思うのだが。 |
52.クロウと続けてみたせいか全然面白くなかったです・・・主人公にヒーローとしての 身体能力がなかったのがちょっと・・・B級面白がれるセンスなくてスミマセン・・・ (ビデオ) 【なみこ】さん 3点(2004-09-18 12:57:03) |
51.《ネタバレ》 元々、あまりこういう「復讐モノ」って好きじゃないんです。「復讐させるための初期設定(暴行・殺人等)」が見ていて痛々しいし、悪党をやっつけていく過程も、それが憎しみの産物である以上、スッキリ感もありません。 また、爆発でほとんど焼失したはずのパソコンやら人工皮膚製造機(?)を、外もまともに歩けず、金も人手も無いであろう彼がどうやって調達したのかといった部分に、かなりご都合主義的な部分が見られます。シリアスな復讐劇な分、そういうディテールには気をつけるべきではないでしょうか。 他にも悪役側が「小悪党」といった印象で、まったく魅力が無いのもマイナス。建設中のビルの上に連れて行くのも意味不明。普通に殺しておけば良いんじゃないの?ラストでも、ワイヤーにぶら下がって来る見え見えのダークマンの蹴りを、避けもせずあっさり喰らうというシーンにも呆れます。 好きな人には申し訳ありませんが、良くも悪くもアメコミの実写版です。「スパイダーマン」もそう感じましたが、やはりストーリーのレベルが低いと言わざるを得ません。 【FSS】さん 4点(2004-09-08 13:32:21) |
50.期待以上に面白い。スパイダーマンが、ダメな人でもぜひチャレンジして欲しいです。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-08-19 20:15:18) |
49.キャプテン・スーパーマーケット!スパイダーマン!ダークマン!・・でもやっぱスポーンですかねっ・・!え?(笑) 【★ピカリン★】さん 5点(2004-07-08 22:26:51) |
48.まだ好き放題やってた頃のサム・ライミの悪ノリが炸裂する映画です。冒頭のシーンから悪ふざけの固まりで、「武器を捨てろ」と言われて素直に従うのはいいんですけど、銃だけでなくヌンチャクやアイアンクロウが転がってるのに注目。義足がマシンガンになってるアイデアもナイスですが、その義足の男がマシンガンを撃つ時には片足でピョンピョンしてるのもいいですね。そして話題のピンクの象はもちろんのこと、敵を落とし入れるべく、デュランに化けて悪さをするダークマンの姿も最高です。コンビニ強盗をして、防犯カメラをにらみつけながら「俺の名前はデュランだ」。化けてる最中に本人と出会ってしまうあたりも大爆笑でした。その時のダブルデュランの表情や、困惑する手下のリアクションが最高なんですよ。こんな感じでのびのびとやってたサム・ライミですけど、「キャプテン・スーパーマーケット」を頂点に悪ふざけに疲れたのか、その後は大人の仕事をしてますね。「ダークマン」のファンとしては、それまでいっしょにふざけてた友達が、受験勉強で遊べなくなったようなさみしさがあります。 【ザ・チャンバラ】さん 8点(2004-07-08 19:16:21) (良:4票) |
47.《ネタバレ》 まさに執念と孤独のヒーロー。この映画も始まりから終わりまで引き込まれました。なんたって監督がサム・ライミだもんね。悪玉のラリー・ドレイク、この人は演技以上に顔だけで俳優やっていけるでしょうね。それくらいインパクトあります。ダークマンの魅力は何といっても、ヒーローもんにありがちな完全無敵のキャラではなく、弱点も併せ持った人間臭さと自分に対して苦悩する部分だと思うんです。とくにラストの彼女との別れのシーンはまさに苦悩。悲しくもあり、かっこよくもあり、ちょっとスパイダーマンに似てますが、こっちの方が先ですからね。人込みに紛れて、再び顔を変えたダークマンのラストのセリフ、かっこよすぎます! またダークマンは映画制作側にとってはかなり融通のきくヤツなのです。なんたって顔の皮膚を変幻自在に変えられるので、続編で同じ俳優使う必要なし!なのですから。 |
46.サム・ライミ演出のケレン身がたっぷり堪能できる、私にとっては愛しの一本です。 最初は暇つぶしで入った映画館でたまたま観たに過ぎなかったのですが、その後何回テレビで観ても面白さが褪せない。それでもってビデオを購入いたしました。 それにしても、スパイダーマンといい、この映画といい、ヒロインがイマイチ・・・なのは、監督の趣味なんだろうか?でも、それが妙にB級テイストを醸し出しているんですよね。 【東京サンダ】さん 9点(2004-03-30 21:55:07) |