12.《ネタバレ》 本当にご苦労様。これだけの大作をほぼ同一キャストで成し遂げた偉業には拍手を送らざるを得ません。確かにシリーズ中には面白くないと思ってしまうパートもありました。しかしシリーズを通し、一本の作品と考えるとこれほどの名作は少ないと思います。今回特筆すべき部分はやはりスネイプ先生の存在。パート1から常にハリーを目の敵にしていたその意味があんな儚い想いにあったとは・・・。ホグワーツでの戦闘シーンではあんな小さかった子供たちがたくましく育ち、果敢に闇の魔法使い達に立ち向う姿に感動してしまいましたね。原作を読んでないので、ところどころ良く分からない部分があったのは、「読めよ」という製作側の意図でしょうか。分かりました読みます。あと可笑しかったのはダニエルラドクリフは学生の役をしてるより、ラストの十数年後の役をしてる時のほうがしっくりきてましたねw 【関白宣言】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-08-02 14:28:42) (良:2票) |
11.ハリーポッター、初めて劇場で観ました。10年目にしてやっと、しかも3Dで。すごかったなあ。 ストーリーについては、全ての謎が解けていくって感じだったのでしょうが、原作読んでいないのでピンこない場面もありました。がしかし、今までずっと怪しげな雰囲気を醸し出していたスネイプにこんなに感情移入させられ、迫力ある映像を堪能できただけでも観に行った価値は十分にあったと思いました。10年間続くって本当にすごいなあ。 【バディバディ】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-07-31 16:31:55) |
10.《ネタバレ》 なんだかんだ言って、終りましたね。10年が長かったのか短かったのか。薦められて読んだ賢者の石に始まり、同時に映画を待ち望みながらの10年でした。あんなに小さな3人も今やロマンスのゴシップが飛び交う立派な大人になりました。まるで自分の子供の成長を見るようでした。映画は原作との差異や、独自の世界観の表現の手法など。監督、スタッフの違いによる細かな違いなど意見も様々でした。 でも、いいじゃん!よくもここまで同キャストでやれたものです。これだけでも映画史に残る名作と言えると思います。ハリーが、ロンが、ハーマイオニーがこんなに躍動し深く考へ行動して、はらはらどきどき十分見てる我々を楽しませてくれました。ここに、映画の醍醐味が有るのではないでしょうか! ロードオブザリングにも書きましたけど、全てのスタッフの映画への愛が結集、結実した結果に感謝と賛辞をお送りしたいと思います。 お疲れ様でした!! 最後に、始まりとシンクロするホグワーツ急行の発車を待つホームにはロンとハーマイオニーの利口そうな娘が、ハリーとジニー夫婦には新しい学校に不安でいっぱいな息子のアルバス・セブルス・ポッターが、お父さんから二人の偉大なホグワーツの校長の名がついているから、うまくやれるよ。と言われています。 おじさん泣いちゃいましたよ。 それと、ドラコの家族もいたことが、なにかこれからの魔法界の良き未来が読み取れました。 よかった!! 【としべい】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-07-21 13:07:07) (良:3票) |
9.《ネタバレ》 とにかく無事にすべての物語が完結して良かった。 ただ、本作に関して言うとPART1と2に分けたなら、もっと話を盛り込むなり、盛り上げる演出をするなりできたんじゃないかなぁと思います。 このPART2ではスネイプの過去からのエピソードが印象に残りました。 1作目から通じてスネイプ役のアラン・リックマンの存在感は見事。 それと較べると後半の作品になるにつれてハリーたち3人の存在感が薄くなっていったのが残念でなりません。 【かずろう】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-20 22:10:42) |
8.PART1は退屈でしたがPART2や結構楽しめました。 ラストは、ん?そんなので良いのか?って感じでしたが、そこそこ迫力もあり退屈しなかったのでまぁ良かったのじゃないでしょうか? 先生方かっこよかったです^^ 【ぬーとん】さん [映画館(吹替)] 7点(2011-07-18 01:01:22) |
7.《ネタバレ》 Part1に比べたらはるかに良かったです。特にスネイプの色々な思いが回想される場面は実は今作での一番良い場面だったんじゃないかな。だけど、やっぱりこの映画はかなり問題も多いかな、という印象を受けます。例えば、今回に限ってはハーマイオニーがやたらとロンに敬意を払っているのだけど、その経緯がこの映画で表現されていないから、なんで急に、という印象が強くなると思います。同様にラストで描かれる後日談などは、重要な役回りをしたキャラを補完できていなかったりするのだけど、これって原作みてる人にも映画でしかみていない人にも不満が残ると思うんだよね。尺の問題で原作の全てを入れられないというのは理解出来るのだけど、このぐらいは数カットで対応できるでしょう。あたし自身がハイ・ファンタジー好きだから言う訳ではないけど、指輪物語がジャクソンによって映画化されるときに、完全な物が出来るとは思っていなかったのだけど、開けて見れば、完全では無い物の、十分な迄のものが出来ていたんだよね。ハリーポッターは残念ながらそこ迄には至らなかったですね。原作のファンも、映画好きからみても、何かしら不満が残る様な映画だし、映画シリーズだったと言う気がしてなりません。役者としてはやっぱり、今回はアラン・リックマンに尽きますね。全体でもそうだけど、彼の徹底した悪役ぶりが今作で効果を見せたと思います。 【奥州亭三景】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-17 14:13:26) (良:1票) |
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6.派手な映像効果などは目を惹かれましたが肝心の物語は、薄くて軽いですね。やっぱり児童書なのでしょうがないですが、大人の目には耐えませんでした。 【アフロ】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-07-17 00:22:19) |
5.《ネタバレ》 「パート1」から一転して息付く暇もないくらいの忙しい展開。ホグワーツが戦場となるスペクタクル感や過去作の名所旧跡巡り的な趣きはありましたが、ストーリーは分霊箱を探し出して壊す単調の繰り返しで、謎解きや心情の掘り下げなどの描写が一様に浅い。ニワトコの杖の持ち主が実はハリーだったというあたりは、最終作らしい盛り上げを演出できる要素だっただけに勿体無かった。シリーズ全体の話になるけど、原作を読んでいる者としては一作として満足に映画化できた作品は無かったというのが実感です。どの作品も駆け足でエピソードをなぞって行くばかりで、誰にも共感できない。本作のスネイプの記憶が最も感情移入できるシーンだったかもしれない。しかし、10年もかけて出演者の成長を物語世界とシンクロさせて見せたシリーズは記憶にありません。ハーマイオニーに初めて女性の色気を感じたのは「アズカバンの囚人」でした。劣等生の代表だったネビルの最終作での活躍は、背丈の伸び自体が演出でした。あるいは、マクゴナガル先生は最終作まで出られて良かったなぁ、とか。私はそんな楽しみ方をしていましたし、シリーズとして意義があることだと思います。初作で小学生だった人も本作では成人している訳で、もし主人公たちと同年代でこのシリーズを追えたら格段に興味が増しただろうと想像します。新作を観るたびに不満が先行するシリーズでしたが、再見したらディティールを楽しめそうな予感もあります。5年後くらいにまた、まとめて観ようと思います。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-07-16 11:32:07) (良:2票) |
★4.《ネタバレ》 今回の点数は、全部のハリーポッターに捧げるために付けた点数です。10年もの間、よくも続けてこられたものだと関心しました。このシリーズの映画の特徴は、原作者が映画監督を決めているところにあります。つまり、原作通り映画を作らないと作らせないという、とてもまれにみる不思議な映画なのです。本の原作と映画の脚本というものは、違った方が面白い物が出来ると私も思います。ただし、逆に原作は面白いのに、映画はつまらないというものも数多くあります。もちろん、逆もあります。このハリーポッターシリーズは、原作者の力が強く、本と違う内容のシナリオを禁じました。賛否両論はあるでしょうが、これだけヒットしたという事は成功したと言っていいでしょう。私は日本語の原作も読み、英語の原作も4巻まで持っています。そういうものにとっては、解らないことは何もないのです。逆に本を読んでいない人には解りずらい事は多々あると思います。今回の映画では、スネイプのハリーの母への純愛の表現が足りてません。また、死を乗り越えられるという3つの秘宝も、どう働いているのか、さっぱりわかりません。本当は3つの秘宝の魂が融合してハリーを生き返らせる場面を作るべきで、その時にヴォルデモートは自分の杖が偽物だと気が付くようにした方がスジは通ります。この作品を1巻から構想して作った作者は、すごいの一言です。感謝と尊敬の念を込めて、この点数を贈りたいと思います。 【matan】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-07-16 05:39:54) (良:4票) |
3.《ネタバレ》 最後の最後で真の意味で原作未読者層が捨てられた感がある。 原作を読んでいないと全く分からないようなシーンもあり、未読者層には御愁傷様としか言いようが無い。 内容については、迫力のあるシーンがそこそこあり、納得のいく演出の場面もあった。 ただ、最終作にしてはかなり盛り上がりに欠ける。 監督としては暗めの演出が好きなのかもしれないが、大団円として喜びを爆発させたようなエンディングでも良かったのでは? ピーター・ジャクソンみたいなファンタジーに情熱を傾けられる監督だったらと思うと残念である。 つまらないとは言えないが、最後に相応しい作品とは言えないだろう。 【タックスマン4】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-07-16 01:53:10) (良:2票) |
2.《ネタバレ》 原作未読。ついに最終章となったわけですが、やっぱこの監督は向いてなかったと思いますね。情報不足というか端折りすぎていて各シーンの余韻がない。シリーズを通して出ていたキャラもアッサリと死んでいくわりに、悲哀や悲壮感があまりないのは下手としか思えないし致命的。「これ入れときゃいいんだろ?」的で雑にしか映らないしブツ切りすぎて違和感があった。最後の戦いも迫力がなく盛り上がりに欠けたし、俺様の人もアッサリ逝くし強敵を倒し歓喜に沸くシーンもない。エンドロールも単調な音楽なだけで趣向を凝らすコトも無く終了。前回のpart1が148分で今回が130分。10年間積み上げてきた集大成がコレで原作ファンの人は満足できるんでしょうかね? スネイプの記憶の回想はシリーズを見てきた人にはグッときただろうし、シリーズに出てきた魔法のアイテムなどの名称が出てきたのはワクワクさせてくれたかな。まぁ良いトコもあっただけに残念な終わり。10年の歴史を加味してこの点数。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-07-15 23:22:02) |
1.《ネタバレ》 原作は日本語訳が待ちきれなくて『炎のゴブレット』以降は米語版で読んで、映画は『賢者の石』のカウントダウン上映から始まって全て初日に見て、舞台挨拶も3回行った状態な私が、冷静にこれだけを一本の映画として語る、ってのは無理っす。『ハリー・ポッター』の映画が完結するまでは死ねないね、って思ってましたが、遂に完結しちゃいました。10年、早いものです。さて、今回の映画は死人が沢山出る事もあって、シリーズ最暗。前編と違ってそんなにあちこち移動せず舞台はホグワーツに集約してゆき、全編の7割がクライマックス、みたいな状態ですが、まとまりには欠けている気がしました。何がどうしてそうなるのか、っていう流れがちゃんとできていなくて、とにかく原作の要素を繋ぎ合わせてみました、っていう。原作があまり上手でない構成なのを、映画も倣っちゃったみたい。シリーズ最短な上映時間、情感とか関係なしに、とにかくエピソードを描けるだけ描いておこうという感じで、これまでのシリーズで愛着の湧いていたキャラの最期をサラリと流し過ぎ!みたいな状態が頻発。ヴォルデモートとの最終対決に至るまでも、対決自体も、ヤケにアッサリとしたものに感じられ、最後の最後で随分と淡白な印象を受けてしまいました。それでも、よくぞ最後まで完走してくれました、と。ほぼ同一のキャストによって10年かけて7作の原作を8本の大作として完結させる、それは映画史に残る偉業とすら言えます。映画を見ている間、ずっと1作目からリンクする様々なエピソードやアイテムに、感慨深くシリーズを思い返しておりました。ラストシーンは映像と音楽が1作目にリンクしていて、大きな物語の幕を見事に下ろして。ここまで漕ぎつけてみせたのもまた、映画の持つチカラとして評価していいんじゃないかと。10年間の夢に感謝。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-07-15 21:43:33) (良:3票) |