万引き家族のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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万引き家族

[マンビキカゾク]
Shoplifters
2018年上映時間:120分
平均点:6.38 / 10(Review 93人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-06-08)
公開終了日(2019-04-03)
ドラマ犯罪もの
新規登録(2018-04-07)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2022-06-04)【イニシャルK】さん
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監督是枝裕和
キャストリリー・フランキー(男優)柴田治
安藤サクラ(女優)柴田信代
松岡茉優(女優)柴田亜紀
城桧吏(男優)柴田祥太
樹木希林(女優)柴田初枝
池松壮亮(男優)4番さん
緒形直人(男優)柴田譲
森口瑤子(女優)柴田葉子
蒔田彩珠(女優)柴田さやか
山田裕貴(男優)北条保
片山萌美(女優)北条希
柄本明(男優)川戸頼次
高良健吾(男優)前園巧
池脇千鶴(女優)宮部希衣
黒田大輔(男優)JK見学店店長
松岡依都美(女優)根岸三都江
笠井信輔(男優)ニュースキャスター
毎熊克哉(男優)日雇い派遣の管理者
脚本是枝裕和
音楽細野晴臣
撮影近藤龍人
製作石原隆〔製作〕
ギャガ
フジテレビ
配給ギャガ
美術三ツ松けいこ
衣装黒澤和子
編集是枝裕和
あらすじ
東京の片隅の今にも崩れ落ちそうな古家に住む家族。家主である老女と息子夫婦。夫婦の長男に嫁の妹。一家は老女の年金に息子夫婦の少ない収入で細々と暮らしていた。そして足りないものは専ら父子が万引きをして来るというアウトローな暮らしぶりだった。ある冬の日、万引き帰りの父子が近所の団地の廊下にしゃがみこんでいる幼女に気付き、ほうっておけずに連れ帰ってしまう。その女の子は親の虐待を受けていたことが判り、そのまま長女として育てることに。貧しいながらも一家は家族の絆を深めながら平穏に暮らすのだが、あるきっかけでその生活は一気に崩れ去ってしまう。そして一家の陰の部分が明るみに出されていく。是枝裕和監督によるヒューマンドラマ。カンヌ国際映画祭のパルムドールを始め数々の映画賞を受賞。
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73.《ネタバレ》 万引も良くないが、虐待はダメ、絶対。虐待犯の親に鉄槌を下さないところが甘い。
息子はパチンコ屋の車から盗まれたというが、「夏の炎天下の車から子供が救い出される」シーンぐらいないとちょっとわかりづらい。
ところで、あの家、自分の実家にすごく似ていて、なんだか昔を思い出しながら見たので、ストーリーに集中できなかった。
チェブ大王さん [地上波(邦画)] 3点(2020-02-04 23:47:11)
72.《ネタバレ》 疑似家族、犯罪家族だけど、本当の家族よりも温かい絆で結ばれている、という様を描くのはよいが、さすがに金づちで車のガラスを叩き割って盗みをするような父親では、祥太も逃げたくなるだろう。
エンボさん [映画館(邦画)] 7点(2020-01-28 23:23:13)(良:1票)
71.万引きは絶対いけないことなんだけど、それに、ビールとか旅行とかしてるんだからきちんと暮らせばそれなりに生活できているはずなんだけど、でも、そういう価値観とか善悪の判断だけでは計れない世界があって、普段は観ないふりをしているって事なんですな。
万引きなんかしていたあの父親?は少なくとも、2人の子供たちを、一時的にも救うことが出来たわけで、私にはそれが出来たかどうか。
あの男の子と女の子、あの後どうなるんだろう。
木村一号さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-01-26 14:51:50)
70.《ネタバレ》 この現代の日本には、働きたくても働けない人、犯罪を犯してでしか生きていけないと思い込んでいる人。そういった方々がある一定数いるのは頭では理解しているが、感情としてはそれを認めたくない自分がいる。どうしても公的支援が必要な人はいるのだろうとは思うけども。だからといって犯罪を犯して良いわけではない。被害者のいない犯罪なんてないのだから。現代の日本が抱える貧困や家族の問題を描いた作品ではあるが、答えは何一つ示されてはいない。胸が痛くなる作品である。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-01-02 03:52:56)
69.《ネタバレ》 訳有りで集まった擬似家族を描いたドラマは、これまでも見たことはあるので特に目新しさは感じなかったけれど、とにかく役者が良い。ストーリーにも惹かれるものはあるが、消化不良の部分は残る。
是枝監督は全部をわかりやすく伝えようとは描かず、あえて観客の想像の余地を残しておく。
そのためクドさはなく粋に見えるメリットはあるけれど、もう少しわかりやすく伝えてほしい部分はある。
少年が何か呟いたけれどそれが何かわからない、といったようなところは印象には残るけれどスッキリしなくて気持ちが悪い。
お婆さんが何のためにお金をためていたのかも描かれてはおらず消化不良。
要はどこまで描くか監督のサジ加減の問題だと思うが、個人的には若干不親切に思える。
飛鳥さん [地上波(邦画)] 7点(2019-12-27 22:01:06)
68.《ネタバレ》 3人の給料と年金がありながらの万引き行為が情けなく、幼い子供にやらせているのが許し難く腸が煮えくり返る。0点
道徳心(死語ではない筈)無き絆が崩壊するという意味に於いての犯罪描写なのかもしれないが、犬畜生にも劣る実の両親を思うと疑似家族の日々の営みに感じた温もりに冷や水浴びせられてしまった。
初めて観た安藤サクラの演技力に+2点、どこか郷愁にかられた室内セット装飾に+1点
The Grey Heronさん [インターネット(邦画)] 3点(2019-11-29 01:50:09)
67.《ネタバレ》 血のつながりってなんだろうね。6人とも全員が血縁の無かった擬似家族。でも、互いを思いやる気持ちが各々にあって、人間のコロニーとしては理想的だったと思う。
この家族、存続してはダメですか。そりゃオヤジが頼りないとか色々突っ込みどころはあるけれど。昨今の児相の機能不全を考えると虐待されてる子を攫ってきて勝手に保護するのはもうアリなんじゃないのかな。社会全体で認めてしまえばいいのに。そして家庭教育の至らなさがあれば、柄本明のような近所のオヤジがびしっと諭してくれる、そんな社会の方が好きだ。
でも現実は、嘘家族は解体で上の子は施設行き、幼い子は虐待親の元へ戻される。先入観から一歩も出ない意地悪婦警に信代が詰問されてる時、ワタシも信代と一緒に泣いた。悔しくて。「(子供は)あなたのことをお母さんと呼びましたか?」そんなこと言うな。実母なんかより、よっぽど母親だったんだ。
今作は、邦画でも最高峰の演技を見られる作品でもあります。樹木希林の初枝婆ちゃんはアッパレなまでに食えない存在でした。孫娘(擬似)の水着はせっせと試着させたうえ万引き(!)、パチンコ屋で隣のドル箱をつらっとガメて、さらには夫を略奪した家庭(一世代下だけど)へ温厚カツアゲ。まさに年季入り、奥が深い。希林さんを失った喪失感はハンパないけれど、安藤サクラのような若手がいるということは、日本映画界にとってとても幸せだとも思うのです。
tottokoさん [地上波(邦画)] 9点(2019-11-19 17:02:33)(良:2票)
66.《ネタバレ》 樹木希林があんな風に完成するとは。見事だった。
音楽も少なめで良い。細野晴臣に依頼したのは大正解だったのだと思う。
日常の会話のトーンそのままで会話を収録しているところが非常に良い。
安藤さくら、リリーフランキーについては、確立した評価に異論がなく、本作でも遺憾無く発揮されていた。
「誰も知らない」でその監督力を見せつけられて以降の是枝裕和の作品にはやや期待外れのところがあったが、
「いつもうまくはいかねぇよ」と言うことなのだろう。
誰かが、本質を追求していってくれなければ邦画は終わると危機感があったが、
こうやって力のある監督が牽引して行ってくれることが分かって安心した。
よこやまゆうきさん [インターネット(邦画)] 8点(2019-11-12 14:56:45)
65.《ネタバレ》 種々の映画評でも前半があまり良くないのは、前半の主人公達の生活ぶりがあまりに普通の道徳観から離れていて共感できない、感情移入できないからだと思います。
これ多分監督の狙い通りで、前半はとにかく暗めの画面設定になっているのもそのせいでしょう。ところが一家で海に行く場面あたりから場面が急に明るくなって、さらに死んだ「ばあちゃん」を埋めちゃうあたりで「付いて行けないピーク」に達してから、その後警察に捕まってからの展開は普通の人達にも理解可能になり、病院や留置場での画面設定が明るめになっている。後半徐々に家族の謎が明らかにされて行く段階で、やっと観客が少し感情移入できる状況になって、前半の非道徳的ないろいろが「一方的な道徳や倫理観で仕切れない所もあるよね」と考えさせるという作り方なのでしょう。監督としても万引き家族的生き方を「良い」と推奨する気はさらさらなく、「決まりきった道徳観に一石投じる」という作りに映画の専門家達が好む要素を含んでいたのかもと思いました。私としてはあまり好きな映画ではないかな。
rakitarouさん [DVD(邦画)] 5点(2019-11-01 23:47:56)
64.昔見た「誰も知らない」より、ずっと良かった。
「誰も知らない」は、話が進まず退屈だったし、ウソくさかったけど、こっちはいかにもありえそうな生活だし、楽しい。
やってることは万引きなんだけど(笑)。
虐待家族と万引き家族だったら、そりゃあ万引き家族の方が楽しいよね。
後から考えたら、どっちもダメだろって思うけど(笑)、映画見てる最中は気にならなかった。
まあ、風俗店での客との交流とか、おばあちゃんの死後の扱いとか、「そりゃ違うだろ」と思うシーンもあったけど、ギリギリ状態の仲良し家族をうまーく描いてる。
クライマックスからラストにかけてのまとめもうまいなあ。
最初からの「どうみても長続きしない感」からの伏線をうまーく回収して、キチンと決着をつけてる。
この家族は、自分の目標とした家族とは全然違うけど、すごくうらやましい。
まかださん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2019-10-23 00:25:04)
63.《ネタバレ》 前半の家族ごっこはダレた。
この前半のせいでかなり損してる気がする。
家族愛表現はほどほどにして描くべきことがあるだろうに…。
残り30分くらいからが本番。
この30分はすばらしい。

偽りの家族であり偽りの幸せが綻んで崩壊したということかな。
ただラストで親父が決別を告げたがバスを追いかけてしまい
男の子は振り返らず去ろうとしたが結局振り返ってしまう。
すでにみんなは本物の家族になっていたというオチなのかな。
とすると一人残された女の子はどうなるのか。
風俗の女の子も分からないし悪い意味でもやもやが残る。
Dry-manさん [インターネット(邦画)] 6点(2019-10-20 22:34:10)
62.サクラはうまい、あとが・・・
マンデーサイレンスさん [インターネット(邦画)] 6点(2019-09-23 10:57:59)
61.松岡茉優がエロ過ぎて10点付けようかと思ったけど、そういう低俗な作品では無かったので、後半はエロ目線を封印して真面目に鑑賞することにしました。
いろいろと犯罪行為を重ねてるので、警察に捕まりたくはないし、実際に逃げようともしていたけど、逮捕後の方が心が安らかになってたように感じる。
犯罪は良くないとか、堅苦しいことを言うつもりはないけど、社会のルールを守って穏やかに暮らしたいなと思わせてくれる作品でした。
もとやさん [地上波(邦画)] 7点(2019-09-12 20:21:25)
60.評価が難しいな。いわゆる万引きのシーンはそれほどなく、やはり是枝さんらしく、しっかり家族の話になってます。いちばん下の子に関して不自然な部分はあるけど、最後の方でホントのテーマがわかり、色々と納得。
nojiさん [インターネット(邦画)] 6点(2019-09-02 23:21:10)
59.《ネタバレ》 うちら的には昔から万引きの事をあからさまに万引きとは言わない。陰語使って万引けだ。だからこの場合は、うちらにとっては万引け家族というのが普通であり、だが、リリー・フランキーの事はいちいちリリー・フランケーとは言わない。それが普通。
 
3737さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-08-17 23:56:43)
58.《ネタバレ》 もうよくわかんないよ、、、むちゃくちゃだよこれ。見るに堪えない。というのが最初の90分。
残りの30分で映画として成立したのかな、と思います。
正直、エンターテインメントとしては面白くないけど、各俳優の演技は素晴らしく、見終わった後に残る問題提議は非常に心に刺さる。
しかしながら、最初の90分間のクズっぷりに心底嫌気がさしたので、点数は低くした。もう2度と見ない。
Keytusさん [インターネット(邦画)] 4点(2019-08-16 03:17:18)
57.予備知識なしでみました。とは言っても是枝監督と出演陣から内容はある程度想像してみたのだが、
まぁ想像の範囲を超えず。「つまんね」としか言いようが無い。
もちろん近所で女児誘拐して普通に生活してそんなにバレねーわけねーだろ。
とかという野暮なツッコミをする気はないですよ。そういう事じゃ無いと言うのはわかります。
でもね、底辺を寄せ集めて、なぜそんな事が起こったのでしょうか?
なぜそんな行動したのでしょうか!のクイズ映画。
物語で描かれるべき主題を視聴者の感性に丸投げして考えさせられるでしょ?良い映画でしょ?
ってのももうお腹いっぱいですわ。
これが実話なら興味深く考えさせられるのでしょうが、大人の製作意図見え見えじゃ
もはや何も感じませんから。
デミトリさん [DVD(邦画)] 3点(2019-07-31 01:01:40)(良:1票)
56.色んなものを安く売ってくれているスーパーマーケットというところが、私は大好きなもんで、万引きなんかされては困るんですけどね。しかもこんな子供に万引きさせるなんて、もう、ドン引きしてしまいます。←結局、コレが言いたかっただけなのか。
それはともかく、この家族。「店においてあるものはまだ誰のものでもないもの」「万引きも店がツブれない程度ならいいんじゃない」という、迷惑といえば実に迷惑なことを仰る訳ですが、とりあえずそういう考え方らしい。で、その考え方に立つとして、では、「まだ誰のモノでもない“幸せ”」が道に落ちていたなら、それは持って帰ってもよいのではないか。これはそんなオハナシですね。持って帰っちゃっても他の誰も困らない“幸せ”。それ自身が持って帰ってもらうことを望んでいるような“幸せ”。
だけど、よその子を黙って連れて帰っちゃあ、アウトな訳です。本作においても、万引きという明らかな犯罪行為からの流れで描かれていて、間違いなくアウトな訳です。だけど。
だけど一方では、「ささやかな“幸せ”」からの流れとしても、それが描かれている。テキトーで、ささやかで、でもかけがえがなくって、なのに果敢無くて。だから、切ないんですね。
カップ麺を食べる、というささやかな幸せ。でも映画とかでカップ麺を実に美味そうに食ってるシーンを見ると、羨ましさを通りすぎて、何だか腹が立ってくるのは、どうしたことか。まあ、自分も後で食べればいいだけの話なんですけれども。
まんぷく姐さんとリリー・フランキーが愛し合うシーンの、ささやかな幸せ。股間のおでん君が映らないように、気をつけましょう。って大きなお世話。
鱗歌さん [地上波(邦画)] 7点(2019-07-30 21:28:14)
55.これまでの是枝監督の作品というと、「設定は奇抜だがストーリーが展開しない」というのが私の印象でした。しかしこの作品は、しっかりストーリーがあります。それだけでも好印象。
終盤に登場する刑事の言い分が、仮にこういう〝事件〟があった場合の世間一般やメディアの評価を代弁しているのでしょう。たしかに外形的にはそのとおりで、この家族は犯罪集団でしかありません。しかし案外、疑似家族として精神的に支え合い、それなりの幸福感を味わっていたというギャップがおもしろいところ。こういうギャップは、世の中に多々ありそうです。
ただし「万引き」を生業としている理由や、それぞれが〝メンバー〟に加わっていく経緯や時系列がよくわからず。その部分だけ、最後までモヤモヤしました。
眉山さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-07-30 01:41:07)
54.こんな形の家族が、遠い国の話でなく身近に起こっているかもしれない。そう思いながら観ていた。なるほど、万引き家族ってそこからかぁ。血ではない何かで結ばれた家族、それが他人から見たら異常な形であっても。子どもたちの成長していく姿が、あの家族の証であればと思う。
ラグさん [インターネット(邦画)] 5点(2019-07-28 21:54:33)
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【点数情報】

Review人数 93人
平均点数 6.38点
033.23%
100.00%
222.15%
344.30%
466.45%
51010.75%
61313.98%
72627.96%
81920.43%
999.68%
1011.08%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
chart

【アカデミー賞 情報】

2018年 91回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2018年 76回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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